EPISODE · Feb 12, 2025 · 10 MIN
ボイスドラマ「桜花抄」前編
from ボイスドラマ〜Interior Dream · host Ks(ケイ)、湯浅一敏、インテリアドリーム
春は新たな始まりの季節。桜が咲き誇る中、22歳の彼女は大学を卒業し、一部上場企業のマーケターとして社会へ踏み出します。彼女の隣には、高校時代からの恋人で、大学院でAIを研究する彼の姿。学生から社会人へと変わる瞬間、彼女が見つめるのは未来か、それとも過去か——。この物語は、そんな彼女と彼が、新しい生活の中で「選ぶこと」と向き合いながら、未来を描いていく物語です。家具を選ぶことは、単なるインテリアの話ではなく、自分らしさや人生をどうデザインするかということ。春の夜、桜の下で交わされた言葉、そして二人が訪れたインテリアショップでのひととき。その先に待っている未来とは——。新たな門出を迎えるすべての人に、この物語が寄り添えますように【登場人物】・彼女(22歳)・・・大学4年間で国文学を専攻しこの春から新社会人に。一部上場企業の企画・広報担当のマーケターとして採用された。彼は高校時代から付き合っている同級生(CV:桑木栄美里)・彼(22歳)・・・大学4年生ののち、大学院の人工知能科学研究科で最先端のAIと社会のつながりを研究している(CV:日比野正裕)【Story〜「桜花抄/新社会人と新生活/前編」】<シーン1/夜桜の公園>(SE〜花見の風景)彼女: 「桜花(さくらばな)、時は過ぎねど、見る人の、 恋(こ)ふる盛(さか)りと、今し散るらむ」 ◾️BGM/彼: 「なんだい、それ?」 彼女: 「万葉集よ。 まだ散るときじゃないけど、 愛でてくれる人がいるうちに散っちゃおうかなぁって。 そんな桜の花の気持ちをうたった詩(うた)」彼: 「へえ〜。さすが国文学専攻」彼女: 「またぁ。すぐそうやって茶化す。 でもこの詩、いまの私の気分かも」彼: 「どうして?全然散ってなんかいないじゃん」彼女: 「気持ちの話よ。 私、本当は純粋にもっと大学で国文学を勉強してみたかったんだ。 でも、愛でてくれる人がいるうちに社会に出てみようかなーって思ったの」彼: 「愛でてくれる人って?」彼女: 「やだもう。ばか」彼: 「そんなんいいじゃないか。 一流企業の企画・広報部なんて、なりたくてもなかなかなれないぜ」彼女: 「そうだけど」彼: 「君の好きな国文学の知識をマーケティングに生かせばいい」彼女: 「簡単に言うんだから」彼: 「いや、ホントにいいと思う。 万葉集って去年、SNSでバズってるし」彼女: 「まあねー。 なんか、AIでビッグデータとか研究してるあなたらしい答え」彼: 「あ、そっちこそ、そうやって茶化す」彼女: 「私は尊敬してるの」彼: 「僕だって尊敬してるさ、君のこと」彼女: 「ありがとう。 ねえ、花篝(はなかがり)が灯る前に付き合ってほしいとこがあるの」彼: 「ああ、もうそんな時間かあ。 で、どこいきたいの?」彼女: 「私、就職が決まってアパート借りたんだけど、 まだ何にもない部屋なんだ」彼: 「そうなんだ」彼女: 「さ、行こ」彼: 「え、だからどこへ?」彼女: 「もう〜。いいから、きて」<シーン2/インテリアショップ>(SE〜インテリアショップの雑踏)彼: 「そっかあ。家具屋さんか」彼女: 「家具だけじゃなくて、雑貨や絵画も置いてあるから、インテリアショップね」彼: 「インテリアスタジオ。うん、確かにわかりやすいネーミングだ」彼女: 「うちの会社、リモートが多いからホームオフィスのインテリアも選びたいな」彼: 「うん、どんな感じの家具がいいの?」彼女: 「木の手触り感とか、木目の色合いとか、自然のテイストが好き」彼: 「僕もナチュラルな家具が好きだな」彼女: 「大学院の研究室にそういう意識調査するAIとかないの」彼: 「あるよ。ちょっと待って」彼女: 「あるんだー。お、タブレット登場?」彼: 「えっと・・・コロナ禍で在宅時間が増えて、 6割以上の人がインテリアにこだわるようになったんだって」彼女: 「ああ、確かにそうかも」彼: 「で、好きなインテリアのテイストは、『ナチュラル』が1位。 さすが。トレンドリーダーじゃん」彼女: 「ふーん、2位はなに?」彼: 「2位はね、『北欧風』。あとは『モダン』、『和モダン』」彼女: 「みんないいわね」彼: 「『ナチュラル』を選ぶ理由は、飽きがこなくて、落ち着くからだって」彼女: 「わかるー」彼: 「20代、30代はインスタ見て参考にしてるそうだよ」彼女: 「そうそう。私もインスタでずうっとチェックしてたもん」彼: 「で、どこまで揃えるの?」彼女: 「えっと、私の部屋、収納も少ないから、ベッド、ソファ、ダイニング、 TVボード。あとは収納できる家具かな」彼: 「全部じゃん」彼女: 「そうよー。お部屋のカラーに合わせてテイストを統一したいの」彼: 「部屋のカラー?」彼女: 「うん。白を基調にした明るい木目調の色合い」彼: 「ようし、じゃあ、この家具の森の中から、探し出そう」彼女: 「りょーかい」<シーン3/彼女の部屋>彼女(モノローグ): 結局、私の部屋は、明るいトーンのインテリアに彩られた。 壁が白、柱周りやアクセントに木目という部屋のカラー。 家具たちは、まるで最初からそこにあったかのようにしっくり佇んでいる。 ベッドは、彼が開発したAIコーディネーターのオススメでリクライニングに。 フレームの木目がすごく落ち着いていい感じ。 ダイニングは小さめのテーブル。 彼と2人で食事するのにちょうどいいサイズ。 2人のチェアは長時間座っても疲れないダイニングチェア。 ホームワーク用のデスクは、少しだけ濃い目のトーン。 オンオフの切り替えもできるから満足している。(SE〜紅茶を注ぐ音+食器を置く音)彼: 「小さいけど、いい部屋だね」彼女: 「そう?ありがとう」彼: 「家具たちもなんか嬉しそうだ」彼女: 「あら、AIの研究室にいる人にしてはメルヘンチックなセリフね」彼: 「僕はもともとロマンティストなんだ」彼女: 「そうですかー」(SE〜花瓶を置く音「コトッ」)彼: 「なにそれ?」彼女: 「花瓶よ。桜を生けてみたの」彼: 「枝を折ってきたの?」彼女: 「そんなことするわけないじゃない。 お花屋さんで買ってきたのよ」彼: 「え?花屋さんに桜が売ってるの?知らなかった」彼女: 「季節になると、桜も梅も売ってるよ。 でも、開花してるとすぐに散っちゃうから蕾の桜。 お部屋の中でじっくり短い春を楽しむの」彼: 「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」彼女: 「プッ。やだー。らしくない。どうしたの?」彼: 「僕が知ってる花の和歌はこのくらいかな。 万葉集にはきっとたくさんあるんだろうけど」彼女: 「その歌は万葉集じゃなくて古今集。 小野小町の作でしょ。小倉百人一首とかで詠まれてるじゃん」彼: 「なんか、小野小町って、君と重なっちゃって」彼女: 「それは、絶世の美女ってこと? それとも、売れ残っちゃうのを焦るとこ?」彼: 「焦ってるの?」彼女: 「焦ってません。でも、この歌は刺さったな」彼: 「え?」彼女: 「だって、以前お花見で私が詠んだ歌の真逆だもん。 覚えてる?あの歌?」彼: 「ああ。 桜花、時は過ぎねど・・・ってやつだろ?」彼女: 「そう。 桜花、時は過ぎねど、見る人の、恋ふる盛りと、今し散るらむ。 盛りのうちに散っちゃおう、っていう歌よ。 盛りが衰えていくのを悩んでいる小野小町とは対局ね」彼: 「きみはどっち?」彼女: 「私はウジウジしたくないから前者かな」彼: 「そう思った。じゃあ・・・はい」彼女: 「え・・・なにこれ?」彼: 「フレグランスランプだよ。 この部屋に合う香りってベルガモットかなって。 君の就職祝い。遅くなってごめんね」彼女: 「やだ。サプライズ?」彼: 「いや、サプライズはそっちじゃなくて」彼女: 「えーなになに?」彼: 「こっち」■BGM〜「インテリアドリーム」彼女: 「あ・・・」彼: 「僕の気持ち、受け取ってくれる?」彼女: 彼は、胸ポケットから小さな赤い箱を取り出した。 箱の中には、まばゆい光を放つブリリアントカット。彼女: 「ちょっと。こんなとこで片膝つかないで」彼: 「だって、これはセレモニー」彼女: 「じゃあ、歌で返す。返歌、返し歌よ。 『忍ぶれど色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人の問ふまで』 知ってるでしょ」彼: 「うん。聞いたことある」彼女: 「隠していた私の恋心が顔に出てしまったわ。 恋の悩みでもあるのかって人から尋ねられるほどに」 彼: 「それって、Yes、だよね?」彼女: 「もちろん」彼: 「ありがとう!」彼女: 彼は少しぎごちない仕草で、その思いを私の指にはめる。 小さな石に映るまばゆい光は、私の心を照らしていった。
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春は新たな始まりの季節。桜が咲き誇る中、22歳の彼女は大学を卒業し、一部上場企業のマーケターとして社会へ踏み出します。彼女の隣には、高校時代からの恋人で、大学院でAIを研究する彼の姿。学生から社会人へと変わる瞬間、彼女が見つめるのは未来か、それとも過去か——。この物語は、そんな彼女と彼が、新しい生活の中で「選ぶこと」と向き合いながら、未来を描いていく物語です。家具を選ぶことは、単なるインテリアの話ではなく、自分らしさや人生をどうデザインするかということ。春の夜、桜の下で交わされた言葉、そして二人が訪れたインテリアショップでのひととき。その先に待っている未来とは——。新たな門出を迎えるすべての人に、この物語が寄り添えますように【登場人物】・彼女(22歳)・・・大学4年間で国文学を専攻しこの春から新社会人に。一部上場企業の企画・広報担当のマーケターとして採用された。彼は高校時代から付き合っている同級生(CV:桑木栄美里)・彼(22歳)・・・大学4年生ののち、大学院の人工知能科学研究科で最先端のAIと社会のつながりを研究している(CV:日比野正裕)【Story〜「桜花抄/新社会人と新生活/前編」】<シーン1/夜桜の公園>(SE〜花見の風景)彼女: 「桜花(さくらばな)、時は過ぎねど、見る人の、 恋(こ)ふる盛(さか)りと、今し散るらむ」 ◾️BGM/彼: 「なんだい、それ?」 彼女: 「万葉集よ。 まだ散るときじゃないけど、 愛でてくれる人がいるうちに散っちゃおうかなぁって。 そんな桜の花の気持ちをうたった詩(うた)」彼: 「へえ〜。さすが国文学専攻」彼女: 「またぁ。すぐそうやって茶化す。 でもこの詩、いまの私の気分かも」彼: 「どうして?全然散ってなんかいないじゃん」彼女: 「気持ちの話よ。 私、本当は純粋にもっと大学で国文学を勉強してみたかったんだ。 でも、愛でてくれる人がいるうちに社会に出てみようかなーって思ったの」彼: 「愛でてくれる人って?」彼女: 「やだもう。ばか」彼: 「そんなんいいじゃないか。 一流企業の企画・広報部なんて、なりたくてもなかなかなれないぜ」彼女: 「そうだけど」彼: 「君の好きな国文学の知識をマーケティングに生かせばいい」彼女: 「簡単に言うんだから」彼: 「いや、ホントにいいと思う。 万葉集って去年、SNSでバズってるし」彼女: 「まあねー。 なんか、AIでビッグデータとか研究してるあなたらしい答え」彼: 「あ、そっちこそ、そうやって茶化す」彼女: 「私は尊敬してるの」彼: 「僕だって尊敬してるさ、君のこと」彼女: 「ありがとう。 ねえ、花篝(はなかがり)が灯る前に付き合ってほしいとこがあるの」彼: 「ああ、もうそんな時間かあ。 で、どこいきたいの?」彼女: 「私、就職が決まってアパート借りたんだけど、 まだ何にもない部屋なんだ」彼: 「そうなんだ」彼女: 「さ、行こ」彼: 「え、だからどこへ?」彼女: 「もう〜。いいから、きて」<シーン2/インテリアショップ>(SE〜インテリアショップの雑踏)彼: 「そっかあ。家具屋さんか」彼女: 「家具だけじゃなくて、雑貨や絵画も置いてあるから、インテリアショップね」彼: 「インテリアスタジオ。うん、確かにわかりやすいネーミングだ」彼女: 「うちの会社、リモートが多いからホームオフィスのインテリアも選びたいな」彼: 「うん、どんな感じの家具がいいの?」彼女: 「木の手触り感とか、木目の色合いとか、自然のテイストが好き」彼: 「僕もナチュラルな家具が好きだな」彼女: 「大学院の研究室にそういう意識調査するAIとかないの」彼: 「あるよ。ちょっと待って」彼女: 「あるんだー。お、タブレット登場?」彼: 「えっと・・・コロナ禍で在宅時間が増えて、 6割以上の人がインテリアにこだわるようになったんだって」彼女: 「ああ、確かにそうかも」彼: 「で、好きなインテリアのテイストは、『ナチュラル』が1位。 さすが。トレンドリーダーじゃん」彼女: 「ふーん、2位はなに?」彼: 「2位はね、『北欧風』。あとは『モダン』、『和モダン』」彼女: 「みんないいわね」彼: 「『ナチュラル』を選ぶ理由は、飽きがこなくて、落ち着くからだって」彼女: 「わかるー」彼: 「20代、30代はインスタ見て参考にしてるそうだよ」彼女: 「そうそう。私もインスタでずうっとチェックしてたもん」彼: 「で、どこまで揃えるの?」彼女: 「えっと、私の部屋、収納も少ないから、ベッド、ソファ、ダイニング、 TVボード。あとは収納できる家具かな」彼: 「全部じゃん」彼女: 「そうよー。お部屋のカラーに合わせてテイストを統一したいの」彼: 「部屋のカラー?」彼女: 「うん。白を基調にした明るい木目調の色合い」彼: 「ようし、じゃあ、この家具の森の中から、探し出そう」彼女: 「りょーかい」<シーン3/彼女の部屋>彼女(モノローグ): 結局、私の部屋は、明るいトーンのインテリアに彩られた。 壁が白、柱周りやアクセントに木目という部屋のカラー。 家具たちは、まるで最初からそこにあったかのようにしっくり佇んでいる。 ベッドは、彼が開発したAIコーディネーターのオススメでリクライニングに。 フレームの木目がすごく落ち着いていい感じ。 ダイニングは小さめのテーブル。 彼と2人で食事するのにちょうどいいサイズ。 2人のチェアは長時間座っても疲れないダイニングチェア。 ホームワーク用のデスクは、少しだけ濃い目のトーン。 オンオフの切り替えもできるから満足している。(SE〜紅茶を注ぐ音+食器を置く音)彼: 「小さいけど、いい部屋だね」彼女: 「そう?ありがとう」彼: 「家具たちもなんか嬉しそうだ」彼女: 「あら、AIの研究室にいる人にしてはメルヘンチックなセリフね」彼: 「僕はもともとロマンティストなんだ」彼女: 「そうですかー」(SE〜花瓶を置く音「コトッ」)彼: 「なにそれ?」彼女: 「花瓶よ。桜を生けてみたの」彼: 「枝を折ってきたの?」彼女: 「そんなことするわけないじゃない。 お花屋さんで買ってきたのよ」彼: 「え?花屋さんに桜が売ってるの?知らなかった」彼女: 「季節になると、桜も梅も売ってるよ。 でも、開花してるとすぐに散っちゃうから蕾の桜。 お部屋の中でじっくり短い春を楽しむの」彼: 「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」彼女: 「プッ。やだー。らしくない。どうしたの?」彼: 「僕が知ってる花の和歌はこのくらいかな。 万葉集にはきっとたくさんあるんだろうけど」彼女: 「その歌は万葉集じゃなくて古今集。 小野小町の作でしょ。小倉百人一首とかで詠まれてるじゃん」彼: 「なんか、小野小町って、君と重なっちゃって」彼女: 「それは、絶世の美女ってこと? それとも、売れ残っちゃうのを焦るとこ?」彼: 「焦ってるの?」彼女: 「焦ってません。でも、この歌は刺さったな」彼: 「え?」彼女: 「だって、以前お花見で私が詠んだ歌の真逆だもん。 覚えてる?あの歌?」彼: 「ああ。 桜花、時は過ぎねど・・・ってやつだろ?」彼女: 「そう。 桜花、時は過ぎねど、見る人の、恋ふる盛りと、今し散るらむ。 盛りのうちに散っちゃおう、っていう歌よ。 盛りが衰えていくのを悩んでいる小野小町とは対局ね」彼: 「きみはどっち?」彼女: 「私はウジウジしたくないから前者かな」彼: 「そう思った。じゃあ・・・はい」彼女: 「え・・・なにこれ?」彼: 「フレグランスランプだよ。 この部屋に合う香りってベルガモットかなって。 君の就職祝い。遅くなってごめんね」彼女: 「やだ。サプライズ?」彼: 「いや、サプライズはそっちじゃなくて」彼女: 「えーなになに?」彼: 「こっち」■BGM〜「インテリアドリーム」彼女: 「あ・・・」彼: 「僕の気持ち、受け取ってくれる?」彼女: 彼は、胸ポケットから小さな赤い箱を取り出した。 箱の中には、まばゆい光を放つブリリアントカット。彼女: 「ちょっと。こんなとこで片膝つかないで」彼: 「だって、これはセレモニー」彼女: 「じゃあ、歌で返す。返歌、返し歌よ。 『忍ぶれど色に出でにけりわが恋は ものや思ふと人の問ふまで』 知ってるでしょ」彼: 「うん。聞いたことある」彼女: 「隠していた私の恋心が顔に出てしまったわ。 恋の悩みでもあるのかって人から尋ねられるほどに」 彼: 「それって、Yes、だよね?」彼女: 「もちろん」彼: 「ありがとう!」彼女: 彼は少しぎごちない仕草で、その思いを私の指にはめる。 小さな石に映るまばゆい光は、私の心を照らしていった。
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ボイスドラマ「桜花抄」前編
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