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EPISODE · Apr 8, 2026 · 16 MIN

ep.32~直接的なアプローチよりも間接的なアプローチ~

from Backstage M3 · host M3 Sports Therapy

痛みや不調がある際、その患部(直接的な部分)だけを見るのではなく、周囲(間接的な部分)からアプローチすることの重要性について1. 「痛い場所」が悪いとは限らない「この筋肉が硬い」と感じても、その筋肉だけが単独で悪いわけではなく、他の部位が影響し合って最終的にそこが硬くなっていることが多いと語られています。例えば、背中が硬い・痛い場合、背中だけを直接揉むのではなく、反対の役割を持つお腹の筋肉や、左右のバランスが崩れている可能性を疑うべきです。一見関係のない部位を整えることで、結果的に背中の痛みが解消されやすくなります。2. ゲームのボス戦と「画鋲」の例えこのアプローチを分かりやすく2つの例えで説明しています。ゲームのボス戦: ドラクエなどでいきなり強いボス(痛みの患部)を攻撃すると回復魔法などを使われて全滅してしまいます。まずは周りにいる手下(関係のないように見える部位)から倒してクリアにしていくのが攻略の鉄則です。ポスターの画鋲: 4つの画鋲で留めたポスターのうち1つが取れない時、そこだけを無理に引っ張るのではなく、他の3つの画鋲を少しずつ緩めることで、結果的に取れなかった画鋲も外れるようになります。リハビリでも、膝が痛いならまず股関節や足首など他の部位から回復させることで、劇的に進行が早まるとのことです。3. 周囲の筋肉(協働筋)を巻き込む階段を上る際、メインとなる筋肉(主動筋)だけを使うよりも、足首や腿を回すなどして協力して働く筋肉(協働筋)に事前に刺激を入れておくことで、使えるエネルギーの総量が増え、簡単に上れるようになります。ターゲットとなる筋肉の周囲の筋肉にも「一緒に働くんだよ」と教えることが、ウォームアップの本当の目的です。4. 1つの小さな変化が全体を変える(氷の連鎖反応)水が0度で氷になる時、すべての水分子が一斉に凍るのではなく、1つの分子が「氷になる」と決めた瞬間に、周囲の分子も連鎖的に一気に氷に変わるそうです。これは人間の体や生活習慣にも当てはまり、ダイエットなどで「1口だけ食べるのをやめる」「少し早く歩く」といった小さな変化(直接的な大きな関係はなくてもできること)を1つ起こすことで、全身の細胞がその目標に向かって一気に動き出します。直接的な問題解決(痛いところだけを治そうとすること)に固執するのではなく、周囲の小さなことや間接的な部分からアプローチしていくことが、体を変える近道(ゴールデンルール)であるのでは?と考えています

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