EPISODE · Apr 26, 2024 · 7 MIN
Sunazawa Newsletter Vol.099
from Sunazawa AI Radio · host Sunazawa
気がつくと今年も1/3が終了します。皆様いかがお過ごしでしょうか。個人的には、年初に計画したドイツ語の習熟は目的に到達せず、3ヶ月続いたノート週間もいまはやめており、読書量は漫画入れなければ35冊程度と、想定よりも遅いペースで進んでいます。言い訳じみて聞こえるかもしれないけれど、やはり言語も習慣もアウトプット、つまり行動を伴わないと学習は促進されないし、簡略化のためにいくら行動を細切れにしたところで、行動しなくなればそれまで。やっぱり実行を続けないことには何も得るものがないということを、日々感じてる。でも、気がつくと苦もなく続けられている習慣もある。そのうちのひとつが、この独学ラジオ。ポッドキャストは僕とよっぽど相性がいいのか、原稿の執筆から収録と編集まで、楽しく更新ができている。慣れとは恐ろしいもので、2年前は1ヶ月に1000文字埋めるのが精一杯だったのに、ポッドキャストの配信ベースにあわせるために、気がつくと1週間で3000文字程度の原稿を書くようになっている。執筆もそうだけれど、自分の考えを整理してアウトプットするのは、やっぱり僕が好きで得意なことのひとつなんだなって再確認した。毎回冒頭で話しているけれど、この番組は、僕が独学を通じて学習した内容から、読者のためになると思われる情報を選んでお話している。この方法は、以前書いた50-50ルールという学習方法を参考にしている。これを簡単に説明すると、50%の時間で学んだ内容を、50%の時間を使って誰かに説明をすることで記憶の定着率を上げるという学習方法のこと。このポッドキャストの最初の回にも紹介したドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線によれば、ただインプットするだけの学習だと、脳はたった1時間後で内容の56%を忘れ、1日後には74%忘れることがわかっている。これは平均値だから、僕の場合はさらに高い可能性がある。だけど、学んだことをなるべく早く誰かに説明することで、約90%の内容が記憶に定着することが脳科学的にわかっている。それが、この独学ラジオをはじめた一番の目的。僕は自分のために学習をするけれど、読者のためになるだろうなと思う情報を選んでこうして話をしているつもりだし、自分のためでもあり読者のためでもあるこの番組は、それなりに需要はあるんじゃないかなと勝手に思ってる。たぶん、自分が好きで得意なことで、目に見るリターンなんてなくてもやっているだけで楽しくて、それが結果的に誰かのためになることであれば、それはその人の天職というか、使命みたいなものなんじゃないかなって思う。オランダの哲学者ヨハン・ホイジンガは、人類は遊びながら進化したと提唱しているけれど、僕も同意見。遊びと仕事の境界線を消していく。遊びながら稼いでいるっていう状況に持っていけるのがベストだと思う。それが結果的に利己と利他の交差点となり、それを理解して日々全うすることが、今生で背負った使命なんじゃないかなって思うのです。いままで実際にいろんな経験をしてみたけれど、僕が職業として顧客に機能を提供できるものって、写真、映像、音声、文章のようなデジタルコンテンツなのかなって思う。自分のアイデアをデジタル化して世に発信する。いままでは特別な才能やたくさんのお金がなければできなかったことも、いまでは自分で値段をつけて販売までできる。企画、取材、編集、出版。これらを自分だけで完結することができる時代に僕たちは生きている。世界のいろんな場所に足を運んで、気になる人たちと対話をし、体験できることはやってみる。そうした取材を通じて手に入れた一次情報を、読者にお届けする。この一連の工程って、有機野菜を作ることに似ていると思う。顔の見える信頼できる生産者から有機栽培された農作物を買うのと同じように、信頼できる著者や情報配信者の情報を受け取る。農薬たっぷりのケミカル野菜を避けるのと同じように、どこの誰が配信しているかわからないジャンクインフォではなく、対価を支払ってでも信頼できる人から情報を買う。生産から流通までを農家が管理するように、企画から配信まで全てをコントロールして、配信者と受信者もなんとなくお互いを知っている。こういう関係がベストじゃないかなと思う。たぶん、執筆こそが今生の使命なんだろうと思う今日この頃です。ここ3ヶ月で得た一番の気づきって、人と対話するときに、お互いに理解できるまで話すことが大切ということかな。相手の立場になって物事を考えるというか、そうすることで相互理解を目指すことが大事という、言葉にすれば割と当たり前のことだけれど、いうは易し行うは難し。僕の場合は、ひとりと対面でお話しするのはそれなりに得意だけれど、複数人を相手にするのは苦手というか、よくわからない話題で盛り上がっていてもあまり入り込まないし、それが無口な印象を与えるんだろうなって思う。まあ、他人にどうみられているかほとんど気にしないこともあって、それも良くないんだろうなとは思うけれど、まあこればっかりはどうにもならない。僕は割と人間不信というか、性悪説的に人を判断するので、たとえば、スパイ用語でいうところのサードパーティルールを守れない人とかは絶対に信用しない。サードパーティルールっていうのは、情報提供先から得られた情報を提供元の許可なく第三者に流してはいけないという、スパイの間では暗黙の了解になっている習慣のこと。広まっても問題ない情報はこうやってパブリックにするけれど、広まると問題ありそうな情報は、守秘義務とまではいかないけれど、人を選んで教えることにしている。それが読者とWIN-WINの関係を作る一番いい方法かなと思っている。 Get full access to Sunazawa Newsletter at sunazawa.substack.com/subscribe
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