EPISODE · Aug 8, 2025 · 4 MIN
昭和の音旅 #102 奄美のシマ唄「稲摺り節」
from 昭和の音旅
音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。昭和55年の音源から、奄美のシマ唄「稲摺り(いにしり)節」を2曲お届けします。「稲摺り節」は、稲の脱穀作業をテーマにした労働歌で、稲を摺る(脱穀する)ことの大変さや収穫の喜び、そしてそれを支える人々の繋がりなどが表現されているという説と、豊年を感謝したり祈願する儀礼歌だという説があるようです。また、沖縄から伝来して奄美・沖縄全域で歌われています。2曲目は、喜界島出身の民謡研究家・久保けんお編曲、声楽家・有馬万里代の歌によるもので、軽快なピアノにのせて現代風にアレンジされています。
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昭和の音旅 #102 奄美のシマ唄「稲摺り節」
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