PODCAST · arts
香水ラジオ 🌹✨ 毎回一本の香水を徹底解剖
by 香水ラジオ
香りの向こう側にある物語、知っていますか?🌹💭毎回ひとつの香水を深掘りして、誕生秘話から調香師の想い、隠された文化的背景まで、10分以内で濃密な物語をお届けします🎧シャネルNo.5の革命性から、ニッチブランドの知られざる名作まで💎 あなたが普段まとっている香りには、どんなドラマが込められているのでしょうか?🎭香水初心者から上級者まで、香りを愛するすべての人へ💕 通勤中🚃、家事をしながら🏠、リラックスタイムに🛁 香りの世界への扉を開く新しい体験をお楽しみください✨
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【第485回】ヴァニーユ 44(ル ラボ)|木とお香のバニラ、パリの余韻
木とお香に、バニラの甘さが柔らかく重なる。ル ラボのヴァニーユ 44は、パリのために作られたオードパルファムです。カシミアのセーターを思わせる、穏やかな温かみが聴きどころ。調香師アルベルト・モリヤスの仕事と、原料数を表す44という名前。スパイスが特徴のオーデュエル オードパルファン、花や洋酒を感じるスピリチューズ ドゥーブル ヴァニーユとの比較から、バニラと何を楽しみたいかが見えてきます。秋と冬、ニットを着る日や、近い距離で過ごす夜に合わせたい一本。肌での残り方もゆっくり確かめて選びたい香りです。
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【2026年改訂版】イマジナシオン(ルイ・ヴィトン)|鮮やかな柑橘、紅茶の余韻
ルイ・ヴィトンのイマジナシオンは、柑橘の明るさに紅茶のほろ苦さが重なり、柔らかなアンバーが残る香水。リマンシテ、ニシャネのウーロンチャ、同じ調香師によるブルガリ プールオム オードトワレとの違い、創作にかけた5年もたどります。春夏の昼間、白いシャツに添えたくなる香りです。
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【第484回】あらしのうみ(メゾン マティン)|青りんごと花が描く、海の向こうの島
青りんごとピーチから花々へ、最後は木とムスク。メゾン マティンのあらしのうみは、日本への憧れを伝説の島アトランティスや黄金の国ジパングに重ねたオードパルファムです。調香師ベレニス・ワトーの芸術への関心と、中村杏子の絵にあるゲーム機や釣り具。遠い島国への憧れに、子供時代を思わせる身近なものが重なります。ローズとキウイのプンプンなど3本との比較から、春夏の日中、散歩や休日の外出に合わせたい果実と花の個性をたどります。花のあとに続く、柔らかな木の香りも聴きどころです。
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【第483回】プンプン(メゾン マティン)|キウイとローズ、日常を楽しむ時間
キウイとローズの明るさに、木とムスクの柔らかさ。メゾン マティンのプンプンは、果実と花を日常に取り入れたい人なら、気になる香水です。家族や友人に会い、テラスで過ごすような時間を再び楽しむ気持ちが、その背景にあります。プロヴァンスで香草や木に親しんだ調香師レミ・バルビエは、化学を学んでから香りの仕事へ。比較するのは、イングリッシュ ペアー & フリージア、オーローズ、モハーヴェ ゴーストの3本です。果実と花、果実とローズ、花と木という違いがわかります。ボトルには小さな絵が散りばめられ、春夏の日中の外出に合わせやすい一本です。
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【第482回】ア ローズ イズ ア ローズ(アフォリズム)|ローズをまとう、静かな夕暮れ
バラの華やかさに、粉のような柔らかさが加わったら。アフォリズムのア ローズ イズ ア ローズは、柑橘の明るさ、アイリスとラクトンのなめらかさ、ウードの厚みが重なる香りです。同じドミニク・ロピオンによるポートレイト オブ ア レディーや、蜜の甘さを持つローズ バルバルとは、バラに重ねる質感が違います。物理を学んでいたロピオンが調香へ進んだきっかけ、彫刻を思わせるボトルを選んだ話、バラの名を持つ作品にウードを豊富に使った小話も聞きどころ。涼しい夕方にジャケットを羽織る日、どんなバラをまといたいか、思い浮かべながらお楽しみください。
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【第481回】ムスク クビライカーン(セルジュ・ルタンス)|肌の生々しさ、ローズの甘さ
ムスクと聞いて、洗いたての布を思い浮かべますか。セルジュ・ルタンスのムスク クビライカーンは、毛皮や肌を思わせる温かさに、甘い柔らかさを重ねた香水です。透明で粉っぽいクレール・ド・ミュスク、木とスパイスのあるル ラボのローズ 31と比べると、その厚みがつかみやすくなります。建築を目指していた調香師クリストファー・シェルドレイクの転機と、ルタンス本人が「大胆な作品が古典になった」と振り返る話も。秋冬の静かな夜、ニットやコートで過ごす日に、肌へごく少量を。初めの動物的な印象から、ローズや甘さをどう感じるか、時間をおいて確かめたい一本です。
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【第480回】アンテウス(シャネル)|パチョリとレザー、涼しい夜の余韻
温かな革に、ハーブの涼しさ。シャネルのアンテウスは、レザーの厚みとフレッシュな芳香を重ねた1981年のオードトワレです。クラリセージやローズ、パチョリが並ぶ構成と、エゴイストやエルメスのベルアミとの違い。黒い四角い瓶の名前には、大地に触れることで力を保つ神話の英雄がいます。その香水を作ったジャック・ポルジュも、最初のシャネル作品には緊張したと語りました。強い香りと、作り手の率直な一言が聞きどころです。秋冬の涼しい夕方や夜、ウールジャケットやニットで出かける日に、まず少量で試したい一本。春なら肌寒い日に、暑く蒸す日は控えめに楽しんでみてください。
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【第479回】ル・マル オードトワレ(ジャンポール・ゴルチエ)|ミントとバニラ、清潔と官能
冷たいミントから、シェービングソープを思わせるラベンダー、温かなバニラへ。ル・マル オードトワレは、清潔感と甘い官能性を一つにした1995年の香水です。学校を出たばかりのフランシス・クルジャンが学生の練習として競作へ参加し、その提案が選ばれました。男性の胴体をかたどった瓶と金属缶は、調香師自身も発売直前まで知らなかったもの。ラベンダーとバニラの古典や、同じ作り手による後年の香水と比べると、ミントを加えたポップな個性が鮮明です。ミントからバニラまでの温度差も聞きどころ。秋冬を中心に春にも合わせやすく、夏は夜や涼しい環境で少量から試したい一本です。
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【第478回】キュイール 28(ル ラボ)|ドバイのレザー、暗いバニラの余韻
バニラと聞いて、甘いお菓子を想像しますか。ル ラボのキュイール 28では、スパイシーで暗いバニラが、力強いレザーや木、ムスクと重なります。ドバイに向けた、個性のはっきりしたオード パルファムです。煙の印象が強いパチュリ 24、ムスクを楽しむアナザー 13と比べると、革を中心にした性格が見えてきます。調香師ナタリー・ローソンが目指す簡潔な香りと、創業者が語る好みの分かれる一本の話も。秋冬の涼しい夕方、街歩きや広さのあるバーに合わせるなら、まず少量で肌の出方を確かめたい香りです。革の力強さとバニラの温かさ、どちらに惹かれますか。
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【第477回】ベ ローズ 26(ル ラボ)|ローズとペッパー、光るシカゴの夜
ローズの名で、主役はピンクペッパー。ベ ローズ 26は、明るく鋭いスパイスと、柔らかなローズ、シダー、ムスクを重ね、シカゴのジャズを表した香りです。公式の六つのキーノートが肌でどう移り変わるのか、乾いて土っぽいローズ 31や、ムスクの明暗を見せるムスク 25と何が違うのかをたどります。鋭いアップビートと静かな背景に託した街の物語、調香師フランク・フォルクルの自然と都会の記憶、円筒ボトルのラベルも聞きどころ。シカゴでは通年、世界ではフルサイズを9月にオンラインで購入できる販売期間と、春や秋、涼しい夏の夕方に少量から楽しむ方法まで、耳でゆっくり確かめます。
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【第476回】21 サードタイムに吹く風(ザ・パフュームオイルファクトリー)|静かな土曜、緑とムスク
21 サードタイムに吹く風は、土曜日の夕方にある、休むか出かけるかをまだ決めなくていい時間を描いたパフュームオイルです。アンバーグリスとオゾンの空気感から、ジュニパーの冷たい緑、ヒマラヤカンショウとホワイトムスクのやわらかな余韻へ。アナザー 13、ジェントル フルイディティ シルバー、同ブランドのプレミアム04との構成の違い、No.21からthe STORIES 21への名称変更、31種類を作ったブランドの考え方も聞きどころです。8 mlのロールオンと、専用のthe PERFUME GLASSに移し替える楽しみ方も確かめます。秋の涼しい夕方や、周囲へ強く広げたくない場面での使い方まで、耳でゆっくりたどります。
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【第475回】ヴォヤージュ ドゥ エルメス(エルメス)|涼やかなジュニパーと、静かな木の余韻
ヴォヤージュ ドゥ エルメスは、レモンとジュニパーベリーの涼しさから、ほろ苦いお茶、乾いたシダーと柔らかなムスクへ変わるオードトワレです。調香師ジャン=クロード・エレナが、行き先の景色ではなく、知らない場所へ向かう気持ちをどう香りにしたのか。テール ドゥ エルメス、オ・パフメ テ ヴェール、ジュニパー スリングとの違いも聞きどころです。回すとスプレー部を外枠内へしまえる、ポケットルーペ着想のボトル、2011年のパルファムとの違い、春や初夏の仕事や移動で使いやすい控えめな距離感まで、耳でゆっくりたどります。最後は、乾いた木と柔らかなムスクが静かに残ります。
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【第474回】ムスク 25(ル ラボ)|白いムスク、その奥に夜の影
ムスク 25は、アルデヒドとムスクの白い輝きに、ベチバー、アンバーグリス、ビーガンのシベットが暗い芯を作るムスク香水です。石鹸のように清潔と感じる人と、より動物的に感じる人で印象が分かれる理由を、実際の香りの変化からたどります。調香師フランク・フォルクルの紹介、アナザー 13やムスク ラバジュールとの違い、「天使の都」の白い翼と夜のマルホランド・ドライブが香りの明暗へつながる背景も聞きどころ。ロサンゼルスでは通年、他の地域では毎年8月と9月に販売される特別な位置づけも紹介。秋の夕方や夜、春や夏は涼しい時間に肌で試したい一本です。
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【第473回】タバコ ショコラ(トム フォード)|苦いカカオと煙に差す、オレンジの光
タバコ ショコラは、ローストしたタバコリーフとダークチョコレートを一緒に蒸留したココアスモークが主役です。オレンジと乾いたスパイスの明るい入口から、苦いカカオ、温かな樹脂へ進む変化を音声でたどります。調香師ダニエラ・アンドリエが語る「コニャック」と「蜂蜜」が、香料名ではなく質感の比喩である理由も聞きどころ。タバコ バニラのバニラや、タバコ ハニーで蜂蜜を中心に感じるという見方と比べると、カカオの苦みを選ぶ本作の立ち位置が見えてきます。濃い甘さだけで終わらない理由にも注目です。秋冬の夜、食事や装いを整える外出に合わせるなら、まずは少量を肌で確かめてください。
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【第472回】アバヴ ザ ウェーブス(エタ・リーブル・ドランジュ)|二つのお茶と薫香の静けさ
アバヴ ザ ウェーブスは、明るいベルガモットとカルダモンから、グリーンマテとセイロンティー、インセンスと乾いた木へ進むティーフレグランスです。海を思わせる題名と、甘くない茶葉が主役の香り。その意外性を、公式三段階の変化からたどります。第109回のテ ノワール 29、第106回のウーロンチャ、第43回のティー トニックとの違い、台湾限定版から現行国際版へ変わったノート、調香師マチュー・ナルダンの仕事も聞きどころ。船乗りを守る女神Mazuと、お茶を飲んで一度呼吸する物語も香りと結びつきます。春や秋の日中、職場や読書の時間に。食事や静かな小空間では、まずは少量から。持続には個人差があるため、お茶と木が残るところまで肌で確かめてみてください。
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【第471回】コロン アンデレビル(フレデリック マル)|白いムスクが残す、清潔と官能
コロン アンデレビルは、レモン、ベルガモット、オレンジブロッサム、ナルシスの明るさを、ホワイトムスクで肌へ長く残す香りです。無垢な清潔感と誘惑というムスクの二つの顔を、公式のトップとベースからたどれます。第100回の4711や、第186回のネロリ ポルトフィーノとの違いも聞きどころ。調香師ドミニク・ロピオンの精密な仕事と、「消えないコロン」という名前の逆説、50ミリリットルのボトルも話題になります。春夏の日中へつなげやすい一方、持続の感じ方は大きく分かれます。最初は少量で、数時間後のムスクまで肌で確かめてみてください。
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【第470回】リス 41(ル ラボ)|三つの白い花、バニラとムスクの余韻
リス 41は、ジャスミン、チュベローズ アブソリュート、リリーの三つの白い花が一度に大きく広がり、その輪郭をウッド、バニラ、ムスクの余韻が支える香りです。音声では、三つの花を時間の段へ分けないキーノート構造と、カーナル フラワーやド ソンとの違いをたどります。ル ラボが3年以上、太陽を浴びた白い花を題材に開発し、異なる二人の調香師によるリス 41とイラン 49を同時期に送り出した背景も聞きどころです。無機質なラベルと黄緑の液色が作るボトルの対比も、香りの明るさを想像する手がかりです。春や初夏の外出、風のある夕方、祝いの場へ。広がりは比較的強いため、近い距離では一吹きから肌で確かめてみてください。
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【第469回】セドラ 37(ル ラボ)|甘い熱が灯す、雨のベルリンの光
雨の日にも太陽を失わない、ベルリンの自由を描いたセドラ 37。きりっとしたセドラが、砂糖漬けを思わせるジンジャーを通り、ウッドとムスクの丸さへ近づきます。ディオール オム コロン、イマジナシオン、ベルガモット 22との違い、自由を愛する調香師ダフネ・ブジェ、8月は試し、9月は選ぶシティ エクスクルーシブの仕組みも聞きどころです。透明な柑橘のまま終わるのか、甘いムスクが主役になるのか。その展開を聴きながら、自分の試香で確かめたい点も見えてきます。春や夏の昼を中心に、近い距離では一吹きから。数時間後のドライダウンまで耳でたどる回です。
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【第468回】バナナ ラッシュ(ジュリエット・ハズ・ア・ガン)|バナナの甘さが木の温かさへ変わる
バナナ ラッシュは、熟したバナナとメープルシロップから、ココナッツとフランジパニ、バニラとサンダルウッドへ進むウォーム グルマンです。音声では、バナナが花と木へ変わる三段階、バナ バナナやマイアミ シェイクとの違いをたどります。ロマーノ リッチが日常の果物を香水の主役へ押し上げた企画と、ミレーヌ アルランの調香、ベンとアナが登場する黄色いキャンペーンも聞きどころです。涼しい秋の外出を主候補に、夏なら夜が次候補。近い距離では一吹きから。商品名の驚きだけでなく、バニラとサンダルウッドの温かな余韻にも耳を傾けてみてください。
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【第467回】ココ マドモアゼル クラッシュ アプソリュ(シャネル)|ライチから深いアンバーへ、最初の衝撃
「CRUSH」が示すのは、可愛い恋より、すぐに注意を奪う衝撃と強度。ライチとグレープフルーツの明るさは、ローズとジャスミンを経て、乾いたパチュリ、深いアンバー、ヴァニラ、ヴェチヴァーへ素早く移ります。オリヴィエ ポルジュが、シリーズの記憶を残しながら甘さを木質感で引き締めた理由、黒と金を合わせた深いピンクベージュのボトル、ココ マドモアゼルやプラダ パラドックス インテンスとの違いも聞きどころです。秋冬や夜を候補に、近い距離では一吹きから試す方法まで、音声でゆっくりたどります。明るさが深さへ切り替わる速さにも耳を傾けてみてください。
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【第466回】ルール ブルー オーデパルファン(ゲラン)|蒼い光に浮かぶアイリスとヴァニラ
冷たいオゾニック アコードから、本作専用のアイリス チンクチャーとアイリスバター、包み込むヴァニラへ。ルール ブルー オーデパルファンは、蒼の時を現代の材料で描いた2026年の新作です。音声では、スパイスと樹脂が重なる1912年作との違い、デルフィーヌ・ジェルクが冷たさと温かさの対立を一つにした設計、逆さハート型と青のグラデーションが結ぶ新旧の記憶をたどります。春や初秋の朝夕に、まず少量から。オゾン、アイリス、ヴァニラのどこが自分の肌で長く残るかを確かめたい一本です。公式の強度表示は「高い」。閉鎖空間での距離感も聞きどころです。
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【第465回】No.02 ル・ロン・フォン(メゾン・ルイ・マリー)|ヒノキとムスクが映す、家族の記憶
ベルギーの家族の苗圃を、ヒノキで描く。No.02 ル・ロン・フォン オー・ド・パルファムは、明るいヒノキから、シダーウッドとパチョリの木や土、ホワイトムスクの柔らかさへ進む香りです。音声では、コム デ ギャルソンのヒノキ、5W1Hの09 WOOD、イソップのヒュイルという三つの森との違い、祖父が1979年に設立した苗圃の物語、創業者がファッションと写真を経て香りへ向かった歩みをたどります。スプレー式のオー・ド・パルファムと同名パフュームオイルの選び分けも聞きどころ。春の新緑、梅雨どき、秋の乾いた空気、朝から日中の静かな場面で少量から。ヒノキの鋭さとムスクの柔らかさのどちらが肌で前に出るかを確かめたい一本です。
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【第464回】ザ・ムスク(エッセンシャル パルファン)|ミツロウで温かさを加えた、静かな白いムスク
ザ・ムスクは、レッドジンジャーとラバンディンの明るいハーブの香りに、二つのムスクのクリーミーな白さ、ミツロウとサンダルウッドの温かさを重ねた香りです。音声では、七つの公式キーノート、ムスク インビジブルなど三つの白いムスクとの違い、カリス・ベッカーが描いた「包み込み安心させるムスクの雲」をたどります。2018年のオードパルファムと、夜の密度を増した2025年のエクストレも比較。リフィル対応のボトルと容量の違いにも触れます。春や秋の日中、職場や静かな外出では少量から試し、清潔でクリーミーに感じるか、パウダーやラバンディンが強く出るかを肌で確かめたい一本です。
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【第463回】マイ ウェイ オードパルファム(ジョルジオ アルマーニ)|白い花と木をつなぐ、旅の道
世界各地の花と木を、一本の道へつなぐ。マイ ウェイ オードパルファムは、ベルガモットとオレンジブロッサムから、クリーミーなチュベローズとジャスミン、バニラ、ムスク、乾いたシダーへ進む白花の香りです。音声では、パラドックスとの白花・ムスクの共通点と中心の質感の違い、リブレ、グッチ ブルームとの位置関係、カルロス・ベナイムとブルーノ・ヨヴァノヴィッチの共同調香、青い旅のお守りを表すリフィル対応ボトルをたどります。旅を掲げた香りが、移動の大きく止まった2020年に発売された背景も聞きどころです。春や秋の日中を中心に、暑い日や人との距離が近い場所では1プッシュから。甘い白花が自分の肌でどの程度広がるかを、数時間かけて確かめたい一本です。
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【第462回】シェルギイ(セルジュ・ルタンス)|干し草とアンバー、砂漠の熱風
風が香りを散らすのではなく、水分を奪って甘さを濃くする。モロッコに吹く熱く乾いた風の名に由来するシェルギイは、イモーテル、ロシアンレザー、干し草を重ねたアンバーです。甘さの中でも、乾いた煙と粉っぽさが目立ちます。音声では、アンブル・スルタン、トバカラー、キュイール ドゥ ルシーとの違い、2001年にパリのパレ・ロワイヤルにあったセルジュ・ルタンスのサロンから現行のコレクション・ノワールへ移った歩み、クリストファー・シェルドレイクの人物像をたどります。モロッコの風がアトラス山脈を越えて熱く乾く仕組みも聞きどころです。秋や冬の夜、まず1プッシュから。干し草の入口だけで決めず、20分以上待って、蜜、革、粉のどれが自分の肌で前に出るかを確かめたい一本です。
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【第461回】ヴェネナム(ラルチザン パフューム)|米粉とチャイが宿す、夜の植物園
つけた瞬間の温かなチャイから、少し時間が経った米粉、数時間後のなめらかな木へ。三つのキーノートが重なりながら移るヴェネナムの印象をたどります。紅茶のグリ・シャーネル、米の湯気と紙を思わせるロー パピエ、木を主役にするサクレッド ウッドとの違いも紹介。数字「32」が示す試行回数と、ケイティ・スコットが描く夜の植物世界、暗いボトルと温かな中身の対比も聞きどころです。秋冬の静かな室内で、まず少量から。自分の肌では丸いチャイ、酸味、お米のお菓子のような香ばしさのどれが目立つのか、重なった三つの移り方を数時間かけて確かめてみてください。
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【第460回】ジャスミン 17(ル ラボ)|明るいジャスミンを、近距離でまとう
名前はジャスミン 17。でも、濃密な夜の花ではなく、明るく肌に近い白い花です。ジャスミン、ムスク、サンダルウッド、バニラを時間階層へ分けない四つのキーノートから、その軽さと温度をたどります。フルール ドランジェ 27の透明な柑橘花、オレーヌの庭のブーケ、ア・ラ・ニュイの濃密な夜との違いも聞きどころ。化学者として出発したモーリス・ルーセルの精密さ、公式の「騒ぎ」というユーモア、23文字を残せるラベルにも触れます。春や初夏の日中、まず少量から。自分の肌ではジャスミン、柑橘花、バニラのどれが前に出るかを確かめたい一本です。近くでゆっくり聞きたい香りです。
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【第459回】タバ 28(ル ラボ)|乾いた葉巻とラムが灯す、マイアミの夜
マイアミの香水なのに、海風ではなく葉巻、ラム、焦げた木。ル ラボのタバ 28は、タバコ・アブソリュート、ウード、シダー、ガイアック、グリーンカルダモンを時間階層へ分けずに見せる香りです。ジャズ クラブ、タバコ バニラ、タバック エクスキより甘さを抑えた違い、旅と記憶を大切にする調香師フランク・フォルクル、ウィンウッドへ「鼻で見る色」を足す小話が聞きどころ。静かなラボボトルと、色彩の強い街の夜が重なる理由もわかります。販売の仕組みも独特です。マイアミでは通年、世界では8月から9月だけ。秋冬の夜や食後に、まず少量から確かめたい一本です。
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【第458回】プールオム オードパルファム(ブルガリ)|二つの茶と白いムスクがつなぐ、外と内の静けさ
お茶の香りが、ダージリンからセイロンへ時間を渡す。ジンジャーの明るさが、乾いた木と白いムスクへ静まります。続きはYouTube/Spotifyで「香水ラジオ」を検索!#香水ラジオ #ブルガリ #プールオムオードパルファム #香水紹介 #フレグランス
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【第457回】トリノ21(セルヨッフ)|冷たいミントが描く、サーブ前の静けさ
スポーツを題材にした香水が切り取るのは、試合の動きではなく、サーブ前の静かな緊張でした。トリノ21は、ミントとレモンの冷気へ、バジル、タイム、ローズマリーの青さを重ね、花とムスクの清潔な余韻へ進みます。音声では、ハーバ フレスカ、オー ド ミンテ、オー ドゥ バジリック プープルとの違い、Nitto ATP Finalsがトリノへ移った2021年から続く五本の物語、古代エジプトの赤冠に着想したキャップまでたどります。発売時の限定企画から100 mlを含む現行ラインへ定着した変化も聞きどころです。春から夏の日中、白やネイビーの軽い服に合わせ、少量から距離を確かめたい一本です。
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【第456回】メタフォラ(フエギア 1833)|酸味と辛味が結ぶ、透明な白い花
ジャスミンの香水を、トップ、ミドル、ラストではなく、和音と旋律として聞いてみませんか。メタフォラは、アラサの明るい酸味、ジャスミンの白い花、アグアリバイの辛味を、主音、中心の音、支える音として結びます。二つの言葉の間に新しい意味が生まれる「比喩」とボルヘスの想像世界、ジュリアン・ベデルが南米の植物を香りへ変える姿勢が、その背景にあります。ボトルのエディション番号は、植物原料と作った時間の記録。果実の酸味が白い花へ透明感を与えます。春や夏、初秋の日中に、まず少量から肌で試すのがおすすめです。三つの比較から、白い花を酸味と辛味の間で聞くメタフォラの位置が見えてきます。
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【第455回】ディオール オム オードゥ トワレ(ディオール)|シトラスと乾いた木の制御された強さ
強さは、遠くまで大きく香ることだけでしょうか。ディオール オム オードゥ トワレは、ベルガモットとピンクペッパーの冷たい明るさから、乾いているのに温かいアトラスシダー、透明なイソEスーパーとホワイトムスクへ進みます。音声では、フランソワ・ドゥマシーが目指した「制御された強さ」と、旧作のアイリスから木へ方向を変えた2020年版の背景をたどります。インテンス、スポーツ、ボワ・アンペリアルとの質感の違い、春と秋の仕事や会食で少量から試す使い方まで。試香紙と肌で温度が違って感じられる場合や、自分では香りが薄れたように感じるときの、距離の確かめ方にも触れます。
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【第454回】ブルーベル&ワイルドストロベリー(モルトンブラウン)|野苺と青い花が描く、春の森
モルトンブラウンのブルーベル&ワイルドストロベリー オードパルファンは、野苺を青い花と若葉、木のある春の森へ連れていくフローラル・フルーティです。ワイルドストロベリーとブラックベリーの明るさから、ブルーベルと白い花、アンバーと漂流木へ。比較する三本は、青い花の冷たさ、濃い果実、甘い苺のグルマンを求めるときの選択肢です。本作は、そのどれとも違う、葉と木のある苺を選びたい人に向きます。ヴェロニク・ナイバーグは天然抽出できないブルーベルを専用アコードにし、森の記憶はベルベットとレザーの靴へ渡りました。春から初夏の日中や雨上がりに、少量をまとって変化を待ちたい一本です。
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【第453回】ダンシング オン ザ ムーン(メゾン マルジェラ)|アルデヒドと白花が舞う、銀色の月光
メゾン マルジェラのレプリカ オードパルファン ダンシング オン ザ ムーンは、白花を暖かい陽光ではなく、銀色の月面で咲かせるフローラルパウダリーです。アルデヒドの冷気から、アイリスの乳白色の粉、ジャスミンとフランジパニの明るさ、カシュメランとムスクの肌触りへ。リス 41など三本との違い、ファニー・バルが作った想像上のムーン ダスト、2016年から2024年へつながるファンタジーズの背景も聞きどころです。黒いボトルと銀のラベルは、記憶から幻想へ移る夜を映します。春夏の白い光や夏の夜に、ジャスミンと金属感の出方を少量から肌で確かめる理由まで、音声でゆっくりたどります。
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【第452回】ムースドシェーヌ30(ル ラボ)|パチョリと透明な木が映す、街の二面性
ル ラボのムース ド シェーヌ 30は、苔の暗さを濃くするのではなく、透明な木とスパイスで現代へ動かしたネオシプレーです。モス、パチョリ、クリスタルモス、クリアウッドと三つのスパイス。時間順ではない七つのキーノートが、肌でどう動くのかを音声でたどります。コム デ ギャルソン 2、フレンチ ラバー、テール・デルメス オー・ジヴレとの違い、伝統と進歩が同居するアムステルダムの背景、都市と期間を限る販売方式も聞きどころです。ボトルと容量の選び方も含め、秋冬の夜や雨上がりの春、湿度のある夏も候補にしながら、少量から試す距離感までお話しします。透明なモスの振れ幅も耳で確かめてください。
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【第451回】レールバルベス(19-69)|アルデヒドと白花に宿る、都市の記憶
19-69のレール バルベスは、無機質な建物だけでなく、そこにいる人の体温まで描いた都市の香りです。アルデヒド、レモン、ベルガモットの冷たい明るさから、コンクリートと白花、インク、レザーとムスクへ進みます。その時間変化を、触れたときの温度や粉感まで耳でたどれる回です。アイリスと都市を結ぶ3本との違い、ル・スモーキンのモノクロ写真、バルベスの夜の回想も語ります。二人の調香師とFLAIRの背景、白黒の手仕上げボトルも聞きどころです。春や初秋の日中から夜の入り口、白・グレー・黒のシャツやテーラードに少量から。都市の硬さと肌の温度を、音声でゆっくりたどってください。
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【第450回】カプリ(19-69)|苦いオレンジに海風が吹く島
19-69のカプリは、甘い果汁より、苦いオレンジの皮と乾いた緑が印象に残るオードパルファムです。ビターオレンジとマンダリンにジュニパー、2種のペッパーが重なり、キンモクセイなどの花とホワイトムスクへ移ります。苦い果皮から花とムスクへ向かう時間変化も、この作品の個性です。背景にあるのは、映画『軽蔑』の赤・青・白、ヴィラ・マラパルテ、そして創設者自身の記憶。3本の柑橘香と比べても、皮の苦さが際立ちます。ボトルはイタリアで塗装とスクリーン印刷を施し、手作業で仕上げています。乾いた明るさは、春末や初秋の日中によく似合います。甘さだけに頼らないシトラスを探す人に向く一本です。
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【第449回】センツォリウム パルファン ブレイズ オブ スティルネス(メゾン マルジェラ)|ネロリの光を留める隠し縫い
Maison Margiela(メゾン マルジェラ)のBlaze of Stillness(ブレイズ オブ スティルネス)は、ネロリの白い光を青いフィグで受け止め、柔らかなスエードへ渡す25%のパルファンです。ベルガモットからオレンジブロッサム、パチョリとバニラへ移る公式3層ピラミッドを、色や温度の変化としてゆっくりたどります。Diptyque(ディプティック)のPhilosykos(フィロシコス)など3本との違い、調香師Antoine Maisondieu(アントワーヌ メゾンデュー)が仕込んだ「隠し縫い」、ひびを刻んだデキャンタ型ボトルも聞きどころ。春や初秋の日中、白やグレーの服に少量から試す使い方まで、静かな希望の輪郭を一緒に見ていきましょう。
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【第448回】ナンニャン(メゾンドラズィ)|緑茶とレザーで着る、故郷の光
Maison de L'Asie(メゾン ド ラズィ)のNANYANG(ナンニャン)を、白いリネンとレザーの影で故郷を着る香りとして味わいます。グリーンティー、ベルガモット、レモンの明るさが、サフランとジャスミンを経て、革、木、ムスクへ根づくエキストレです。THÉ NOIR 29(テ ノワール 29)など三つの茶香水との違い、創業者Elizabeth Liau(エリザベス・リアウ)が旅の後に見直したシンガポール、母の記憶から始まるChapter 01(チャプター ワン)も聞きどころ。公式レイヤリングでは恋の記憶ともつながります。春から秋の昼、白いシャツに少量から試したい理由まで話します。
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【第447回】シーソルト&ベルガモットコロン(ジョーマローンロンドン)|ベルガモットと塩、冷たい海へ
Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)のSea Salt & Bergamot Cologne(シー ソルト & ベルガモット コロン)を、冷たいケルト海へ飛び込む香りとして味わいます。ベルガモット、海塩、漂流木が、果皮の光から肌で乾く塩、軽い木の温度へ移る2026年のコロンです。Wood Sage & Sea Saltが風の岸辺なら、本作はより明るく塩辛い海中へ。調香師Mathilde Bijaoui(マチルド・ビジャウイ)の仕事から塩アコードの仕組み、海辺を音とミストに置き換えた原宿の体験へつながります。春夏の朝、白シャツに1〜2プッシュから試したい理由まで話します。
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【第446回】オ・パフメ テ インペリアル(ブルガリ)|ホテルの記憶を着る紅茶
Bvlgari(ブルガリ)のEau Parfumée Thé Impérial(オ・パフメ テ インペリアル)を、ホテルの記憶と二つのキーノートから味わいます。Italian Citrus(イタリアン・シトラス)の光、Sri Lanka Black Tea SFE Extract(スリランカ産ブラックティーSFEエキス)の乾いた渋み、肌へ寄るムスクが作る明るい紅茶です。Jacques Cavallier(ジャック・キャヴァリエ)が2017年にホテルのために作り、2026年に一般化された背景、テ ヴェールやテ ノワール 29との違い、東京で香りがデザートになった小話も聞きどころ。春や夏の日中、近距離で試したい理由まで話します。
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【第445回】オ・パフメ テ ヴェール(ブルガリ)|茶と静かな33年の反転
Bvlgari(ブルガリ)のEau Parfumée Thé Vert(オ・パフメ テ ヴェール)を、三つのキーノートから味わいます。天然グリーンティーエキス、白いネロリ、ベルガモットの泡が、若葉の青さから肌近い残像へ移る2025年のEDTです。Jean-Claude Ellena(ジャン=クロード・エレナ)が1992年に茶を使わず茶を描いた方法との33年越しの対照、Green Tea(グリーン ティー)やWulong Chá(ウーロン チャ)との違い、350mLの顧客ギフトから始まった物語も聞きどころ。春夏の日中、2〜3プッシュから試したい理由まで話します。
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【第444回】ジェイド888(エルメティカ・パリ)|森なのに、白い花と肌が残る
Hermetica Paris(エルメティカ・パリ)のJade888(ジェイド888)を、公式9ノートの3段ピラミッドから味わいます。スズラン、洋ナシ、ガルバナムの白緑色が、乾いたジンジャーとアイリスを経て、清潔なムスクの肌香へ近づく作品です。Aliénor Massenet(アリエノール・マスネ)の調香、Diorissimo(ディオリッシモ)やUn Jardin sur le Nil(ナイルの庭)、N°19(ナンバー ナインティーン)との違い、翡翠・888・スズランに重なる三つの幸運も聞きどころ。春から初夏の日中、近い距離で少量から試したい理由まで話します。
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【第443回】ムスク ウートルブラン(ゲラン)|白い石が静かな肌香へ
GUERLAIN(ゲラン)のMusc Outreblanc(ムスク ウートルブラン)を、6つの公式キーノートから味わいます。ネロリの光とアイリスのチョーキーな石感が、肌の近くでミルキーな木に変わる香りです。Delphine Jelk(デルフィーヌ・ジェルク)の調香、CHANEL(シャネル)1957やDiptyque(ディプティック)Fleur de Peau(フルール ドゥ ポー)との違い、Anne Lopez(アンヌ・ロペス)が香りを白いプレートへ翻訳した小話も聞きどころ。強く広げるのではなく、至近距離の静けさを選ぶ香り。夏の夜に1プッシュから試したい理由まで話します。
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【第442回】ディプティック ボワコルセ|苦いコーヒーと木が描く樹皮の二面性
Diptyque(ディプティック)のBois Corsé(ボワコルセ)を、アラビカコーヒー、サンダルウッド、トンカビーンズの3つのキーノートから味わいます。濃いコーヒーを写すのではなく、苦く乾いた外殻とミルキーな内芯で樹皮を描く香りです。Nathalie Cetto(ナタリー・セットー)とOlivier Pescheux(オリヴィエ・ペシュー)の共同調香、Gris Charnel(グリ シャルネル)やBy the Fireplace(バイ ザ ファイヤープレイス)との違い、名前に仕込まれた言葉遊びも聞きどころ。秋冬の近い距離で少量から試したい理由と、肌で約4〜8時間という個人差まで話します。
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【第441回】タンバリンズ ホワイトダージリン|シャンパンと紅茶が残す肌の余韻
TAMBURINS(タンバリンズ)のWhite Darjeeling(ホワイトダージリン)を、ホワイトシャンパンから紅茶とピーチ、ムスクへ進む流れで味わいます。濃い茶葉の香りとは違う、白い泡の軽さが意外な入口です。Miller Harris(ミラー ハリス)のTea Tonique(ティー トニック)やLe Labo(ル ラボ)のThé Noir 29(テ ノワール 29)と比べ、明るさと肌に近い余韻を選ぶ立ち位置を話します。個人調香師が非公表であることや、日中の近い距離での使いどころも聞きどころです。11mLは税込5,200円、50mLは税込18,600円。ボトルの見せ方も聞きどころです。
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【第440回】モルトンブラウン スエードオリス|黒胡椒からスモーキーバニラの夜へ
Molton Brown(モルトンブラウン)のSuede Orris(スエードオリス)、今回の主役は2020年のオードパルファンです。マンダリンとブラックペッパーの明るい光から、オリスの粉と花、ベンゾインとラブダナムの甘い樹脂、そしてスモーキーバニラを含む柔らかなスエードへ沈む流れを、質感で追います。先行する2019年のオードトワレは、乾いた木と空気を重視した別解釈。上下ではなく、涼しい日の昼と秋冬の夜で選び分けられます。調香師ジェローム・ド・マリノが目指した「パウダリーでありながらモダン」という発想、2019年春の細身ボトルから同年9月の新パッケージ、2020年EDPの赤茶色のマーブル調キャップという変化も聞きどころです。
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【第439回】ルラボ シウ25|乾いた木とアイリス、北京の静けさ
香水の名前が、そのまま材料の木の名前だった。今回はそんな一本です。Le Labo(ル ラボ)が北京へ捧げたSHIU 25(シウ 25)、その名はホウショウという木を指します。聞きどころは三つ。ひとつは香りの組み立て方です。この香水はトップ・ミドル・ラストを公表せず、温かい木の上に幻想的なアイリスと樹脂の乳香が浮かぶという、上下の層で説明されます。乾いていて、甘さはほとんどありません。ふたつめは、香りのふるさとになった北京の四合院のラボ。清朝の皇族の旧邸を復元した空間で、使い込まれた木の床と中庭が、そのまま香りの舞台になっています。そして三つめが使いどころ。静かに見えて、周囲にはしっかり届く香りでした。少なめから始めるのがコツです。
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【第438回】メゾンマルジェラ セーリングデイ|冷たい海風と赤い海藻が描く青い海
Maison Margiela(メゾン マルジェラ)のSailing Day(セーリング デイ)。青い夏香水と聞くと、砂浜やシトラスを想像しませんか。実際は、アクアティックとアルデヒドの冷たい飛沫から、白い帆のような薄い花、レッドシーウィードとアンバーグリスの海中へ沈む香りです。公式九ノートの流れ、Wood Sage & Sea Salt(ウッド セージ & シー ソルト)など三作との違い、Violaine Collas(ヴィオレーヌ・コラス)とパロス島2001年、青い薬局瓶の物語もたどります。春や夏の朝から日中、白いTシャツやリネンへ軽く。肌によって塩気、石けん、金属、海藻の感じ方が分かれるため、少量から後半まで確かめたい一本です。
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【第437回】トムフォードビューティ ホワイトスエード|白いムスクと静かな革の温度
TOM FORD BEAUTY(トム フォード ビューティ)のWhite Suede(ホワイト スエード)。名前から強い黒革を想像しませんか。実際は、タイムとマテの乾いた緑、サフランの温度、白い革とムスクが同時に響き、肌の近くへ静かに移る香りです。公式の七つのキーノートを時間の流れに沿って聴きながら、Maison Margiela(メゾン マルジェラ)のレプリカ レイジー サンデー モーニングなど三作との違い、Harry Frémont(ハリー・フレモン)と2009年の四つの白いムスク、透明なガラスと白いキャップのボトルもたどります。春秋のオフィスや静かなデートが本命。真夏は冷房の効いた室内で一噴きから、白いムスクに残る革の触感を確かめたい一本です。
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