PODCAST · arts
アワノトモキの「読書の時間」
by 粟野友樹,星野良太,Work-Teller
「働く人と組織の関係性の編み直し」をテーマに独自の視点で選んだ本を紹介する番組です。扱う本は皆さんが知らないものが多くなるかもしれません。20年以上「人と組織の関係性」を見つめてきたぼくの知見から今の時代に必要だと思われる本だけを三部構成でご紹介していきます。【profile】リクルート/リクナビNEXT「転職成功ノウハウ」、リクルートエージェント「転職成功ガイド」識者累計約600本以上の記事を監修https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/profile-tomoki-awano/筑波大学→大学院→人材系企業→フリーランスと20年以上、人と組織の関係性について学習と実践を重ねる。◎注目している分野・無意識的に社会指標に適応しようとする個人の葛藤・現代社会のしがらみから五感を解き放つ自然環境の可能性・現場、当事者の主体性に焦点を当てたオルタナティブ教育・ブリコラージュ/人が元来持つ適応能力・打開能力の活用・ナラティブコミュニケーションによる脱既定路線※上記分野のお話が多くなると思います。★ご質問、扱う本のリクエストなどがありましたら、こちらまでDMをお寄せください。https://twitter.com/Tomoki_Awano
Episodes
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#56-2 『臨床と言葉』前編/「事例研究と文学の違い」「人を癒やす偶然の力」
どうも、ホシノです。今回は河合隼雄さんと鷲田清一さんの対談本『臨床と言葉』(朝日文庫)を取り上げます。臨床心理学者の河合隼雄さんと、臨床哲学を探求する鷲田清一さん。お二人とも単なる机上の学問にとどまらず、現場の生々しいリアルに立ち続けてきた知の巨人です。今回の対談では、科学と臨床の違い、そして普遍性と個別性について深く切り込む刺激的なポイントが2つありました。...
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ep56-1 『臨床とことば』『創造性とは何か』/スタートアップ界隈は白Tシャツにベアフットシューズ?
どうも、ホシノです。新シリーズ56がスタート!アワノさんと1人会社仲間としてのエールを交わしつつ、今期お互いが読んでいく2冊の選書を紹介し合います。 ホシノの選書:『臨床とことば』(河合隼雄・鷲田清一 著/朝日文庫) 前シリーズ『ミドルエイジ・ビギンズ』の取材対象としても登場した臨床哲学者・鷲田清一さんと、臨床心理学者・河合隼雄さんによる対談本です。臨床心理と臨床哲学の巨頭二人が、「臨床」と「科学」の違いや、人と人との距離、言葉の持つ力について語り合う一冊。対談内に出てくる河合さんの息子さんと鷲田さんのエピソードなど、知性あふれる掛け合いも見どころです。...
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ep55-5 『ミドルエイジ・ビギンズ』後編/「人生あみだくじ理論」「中年のクライシスとどう付き合うか」
どうも、ホシノです。 東畑開人さんの『ミドルエイジ・ビギンズ』を掘り下げる後編をお届けします! 今回は、本書に登場する豪華なゲスト陣の生々しい転機と葛藤にフォーカスしました。ライブ会場の規模を拡大したことで自らの「世間」の等身大のサイズを思い知り、音楽活動だけでなく小説の執筆へと手持ちのカードを広げていったクリープハイプの尾崎世界観さん。『源氏物語』の現代語訳という巨大な仕事に全精力を注ぎ込んだことで、かつて月28本も抱えていた連載生活と体力の変化に向き合うことになった作家の角田光代さん。そして、官僚時代の過酷な働き方から身を引き、自ら起業の道を選んだ元厚労省の千正康裕さん。...
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ep55-4 『ミドルエイジ・ビギンズ』前編/「人生のカードは出揃った?」「相手の思考を掘り起こすインタビューの妙」
どうも、ホシノです。 今回はホシノの選書、東畑開人さんの話題作『ミドルエイジ・ビギンズ』(角川書店)の前編をお届けします。 人生を80年とすると、40代前後はちょうど「人生の正午(昼)」。そこから社会的な役割を終える老年に向かうまでの長い移行期間を、東畑さんは「ミドルエイジ」と定義しています。...
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ep55-3 『人文知は武器になる』後編/「ボトルの口はどこへ移る?」「具体の泥沼と抽象の問い」
どうも、ホシノです。 今回はアワノさん選書『人文知は武器になる』の後半戦。前回取り上げた深井龍之介さんの視点に続き、今回はもう一人の著者・山口周さんのトークから、アワノさんが特に唸った2つの視点を掘り下げます。 組織の歯車に収まらない独自のキャリアを歩んできた山口周さんですが、その見立ての鋭さは圧巻です。 過剰供給が起きると、ボトルネックはその前後に移る...
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ep55-2 『人文知は武器になる』前編/「数字は究極の抽象」「価値観は技術の後に生まれる」
どうも、ホシノです。 今回はアワノさんの選書、山口周さんと深井龍之介さんの共著『人文知は武器になる』(文春新書)の前編をお届けします。 新事業の立ち上げにあたり「視座が全く違う人の思考を浴びたい」と本書を手に取ったアワノさん。そもそも「人文知(人文科学)」とは、哲学、歴史、文学、芸術、宗教学など、人間そのものの内面や思考を扱う、あらゆる学問の最も原初的な「基礎」にあたる領域です。ビジネスという「応用」の現場で走る人ほど、この走りのフォームのような基礎(人文知)に立ち返りたくなる理由がよく分かります。 今回、アワノさんが特に「偏見を打ち砕かれた」と唸った深井さんの指摘が2つありました。...
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ep55-1 『人文知は武器になる』『ミドルエイジ・ビギンズ』/
どうも、ホシノです。 新シリーズ55がスタート!今回はアワノさんの「いい声」をお届けできてうれしいです。低くてゆっくりした話し方が人の心を引きつけるという話題から、かつての自分が「内容の簡潔さやスピード感」ばかりを重視していたことに思いを馳せたり。話し言葉と書き言葉の整合性の違いなど、編集目線の雑談から賑やかに幕を開けます。 そんな導入を経て、今期読んでいく2冊の選書を紹介し合いました。 アワノさんの選書:『人文知は武器になる』(山口周・深井龍之介...
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ep54-5 『資本主義と、生きていく。』後編/「商品と労働力の支配」「資本主義とどう距離をとるか」
どうも、ホシノです。 今回は、アワノさん選書『資本主義と、生きていく。』の深掘り後編をお届けします! 前回紹介した「6つの『追手』」を踏まえ、今回は本書の中でアワノさんが特に「天才的だ…!」と脱帽したという、マルクスの経済思想に関する洞察からスタートします。 まず1つ目は、「商品」についての構造です。世の中のあらゆる商品の王様(トップオブトップ)こそが「お金」であるということ。資本主義とは、商品が人間を支配する世界であり、その頂点に立つお金を介さなければ、家も食べ物も手に入らない仕組みになっていることをマルクスは見抜いていました。...
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ep54-4 『資本主義と、生きていく。』/「6つの『追手』と3つの原則」「250人と作った本」
どうも、ホシノです。 今回はアワノさんの選書、品川幸亮さんの『資本主義と、生きていく。』。 著者の品川さんは、人気歴史コンテンツ「COTEN」の調査チームに所属する元弁護士。六本木ヒルズや渋谷でバリバリ働いたのち独立し、現在は大分県にご家族と移住して暮らしているという、資本主義との距離感を自ら実践・模索してきた方。 この本の大きな特徴は、制作のプロセスそのものにありそうです。なんと執筆過程を公開し、250人以上の方々と対話しながら意見を取り入れて作り上げられたのだそう。大勢の意見調整という凄まじいファシリテーションを経て完成した(であろう)、客観的で誠実な一冊です。...
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ep54-3 『パーティーが終わり、中年が始まる』(phaさん)/「見た目のギャップ」「動機の変化」「中年とチャレンジ」
どうも、ホシノです。 前回に続き、phaさんの『パーティーが終わり、中年が始まる』をきっかけに浮かび上がった「中年」というテーマについて、今回はアワノさんと語り合いました! まずは「自分の中の若いイメージ」と「現実の見た目」のギャップについて。写真で自分の老け度合いを直視して愕然とした経験や、子育てを通じて若い親世代との感覚の違いを痛感する瞬間など、当事者ならではのリアルな「中年自覚エピソード」。...
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ep54-2 『パーティーが終わり、中年が始まる』phaさん/「ニートプロブロガーの解話」と「変化への向き合い方」
どうも、ホシノです。 今回はホシノの選書、pha(ファ)さんの『パーティーが終わり、中年が始まる』(幻冬舎)を掘り下げていきます。 かつて「日本一有名なニート」やプロブロガーとして知られ、シェアハウスで仲間たちと自由気ままな暮らしを送っていたphaさん。そんな彼が40代半ばを迎え、「中年」という新たなフェーズに突入したことで起きた自身の変化を綴ったエッセイです。...
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ep54-1 『資本主義と生きていく』『パーティが終わって、中年が始まる』/「中年問題」と「Google Fit」による身体の可視化
どうも、ホシノです。 今回からスタートする新シリーズ54!お互いが今期読んでいく選書を紹介し合います。 本題に入る前に、まずはホシノの近況報告から。長年連れ添ったシステムから離れて「脱Apple」を敢行し、Google Workspace等への移行とあわせて導入したのが「Fitbit...
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ep53-5『サボる哲学:労働の未来から逃散せよ』後編/「いきなりステーキと自発」「やっちゃった!は中動態」
どうも、ホシノです。 さて、今期大注目の選書、栗原康さんの『サボる哲学』の掘り下げ後編です。 今回はまず、本書の冒頭に登場する「いきなりステーキ」のエピソードから。当時、コロナ禍の煽りもあって業績不振に陥っていた同社が、テレビの密着番組で社内改革の様子を放映していました。そこで社長が放った「いきなりステーキがダメなら、いきなりオイスターを作ろう!」というアイデアに、栗原さんは痛く感動したそうです。なぜならそれこそが、社長の「自発」に他ならないから。自発に理由なんていらない、「やっちゃいたくなっちゃったんだから」という人間の衝動こそが最も尊いのではないか、と栗原さんは説きます。...
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ep53-4 『サボる哲学:労働の未来から逃散せよ』前編/「やっちゃった!の生き方がいい」
どうも、ホシノです。 今回は私が勢いで同著者の本を8冊まとめ買いした選書、栗原康さんの『サボる哲学:労働の未来から逃散せよ』を掘り下げていきます。 (今回は本題前の雑談が長めで失礼しました…!) さて、『サボる哲学』です。タイトルにある「逃散(ちょうさん)」とは、日本の農民たちが領主の圧政から逃れるために行った歴史上の反抗行為のこと。ストライキの逃げるバージョンのようなものです。労働が当たり前(むしろ美徳)の常識から逃げちゃえ、的なメッセージですね。...
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ep53-3「論理的思考とは何か」後編/「世界の論理、4つの『型』」「日本人は共感を重んじる?」
どうも、ホシノです。お待たせしました!アワノさんの選書、渡辺雅子さんの『論理的思考とは何か』を深掘りする第2弾をお届けします。 ビジネスの世界にいると、アメリカ発の「結論ファースト(PREP法)」こそが正解だと思いがちですが、本書では国や文化の歴史に深く根ざした「独自の論理的思考」が4つの領域に分けて明かされます。 【経済領域】アメリカ:効率性とゴール達成の論理主張を3つの根拠で支える「5パラグラフ・エッセイ」が主流。ビジネスでおなじみの逆算思考やロジックツリーも、ここから来ています。...
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ep53-2「論理的思考とは何か」前編/「4つの論理的思考法」「採点不能の衝撃」
どうも、ホシノです。今回はアワノさんの選書、渡辺雅子さんの『論理的思考とは何か』を掘り下げます! まずは著者の驚きの原体験から。日本の大学からアメリカのコロンビア大学院へ進学した著者ですが、提出した英語のレポートが教授からなんと「採点不能(0点以下)」と突き返されてしまいます。書き直しても連続で拒否され、悩んだ末に「アメリカ式の構造」に書き換えた途端、一気に高評価に!この衝撃から、国や文化によって「論理のルール(プロトコル)」が全く異なることに気づき、研究が始まったそうです。...
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ep53-1 「論理的思考とは何か」「サボる哲学」/「ホテル暮らしのアワノ」「脱Apple・3kg減量」
どうも、ホシノです。 お久しぶりの配信となる今回。相方のアワノさんはホテル暮らしの単身赴任で超がつくほどの多忙中。慌ただしい日々の中、ホシノの方はというと、長年連れ添ったシステムから離れて「脱Apple」を敢行。Google Workspace等への移行と同時に、画面も時計機能も一切ない、ただ生体ログを取るだけの「Fitbit Air」を導入しました。睡眠の質や心拍を可視化して自分の身体の声を気にし始めたところ、なんと現在までに3kgの減量に成功!見た目もかなりスリムになりました(笑)。…
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ep52-5『未完の西郷隆盛』(先崎彰容さん)/ヤポネシア論と独自の視点を持つこと
こんにちは、ホシノです。前回に引き続き、先崎彰容さんの著書『未完の西郷隆盛 日本人はなぜ論じ続けるのか』(新潮選書)をテーマにお届けします。 今回は、西郷隆盛が島流しにされた奄美大島のエピソードを中心に、島尾敏雄の「ヤポネシア論」についてアワノさんが紹介してくれました。 ヤポネシア論とは、日本を大陸の東端としてではなく、北海道から沖縄、さらには南の島々へと海でつながる文化圏として捉え直す視点のことです。 そこには「日本の近代化って本当にこれでよかったんだっけ?」「日本人ってなんだっけ?」という本質的な問い直しが含まれているそうです。...
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ep52-4『未完の西郷隆盛』(先崎彰容さん)/なぜ日本人は彼を論じ続けるのか?
こんにちは、ホシノです。今回からはアワノさんの選書ターン。先崎彰容さんの著書『未完の西郷隆盛 日本人はなぜ論じ続けるのか』(新潮選書)をテーマにお届けします 。 大河ドラマで2回も主役になるほど、日本人に圧倒的な人気を誇る西郷隆盛 。今回の配信では、「なぜ私たちは150年も前の人物を、今もなお何回も引っ張り出したくなるのか?」という、この本が提示する本質的な問いについてアワノさんが紹介してくれました 。 アワノさんの解説によれば、そこには明治維新と第二次世界大戦(敗戦)という、日本が外国の圧力に負け、大きく変化した歴史が関係しているそうです...
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ep52-3 『本当のことを書く練習』(土門蘭さん)/「情報化」と「野外教育」の接点
こんにちは、ホシノです。引き続き、土門蘭さんの著書『本当のことを書く練習』(ダイヤモンド社)をテーマにお届けします。 今回は、この本を読んでホシノが個人的に「残しておきたい」と感じたポイントをアワノさんと語り合いました。...
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ep52-2 『本当のことを書く練習』(土門蘭さん)/20年前には出なかった本じゃないだろうか?
こんにちは、ホシノです。今回は、2026年3月に刊行された土門蘭さんの著書『本当のことを書く練習』(ダイヤモンド社)をテーマにお届けします。 SNSでの発信も身近になり、AIを使えば誰でも「通りの良い綺麗な文章」が簡単に作れてしまう今の時代。だからこそ、「自分にとっての本当のこと」を正確な言葉にすることの難しさと、その価値がますます際立ってきているように感じます。 他人が求めるペルソナについつい合わせてしまい、自分の感情を素直に出せなくなるジレンマは、皆さんも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。ちなみにホシノはその傾向がとても高い、という自己認識です。...
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ep52-1 「本当のことを書く練習」「未完の西郷隆盛 日本人はなぜ論じ続けるのか」/「ラン活」と「書くこと」と「近代視点」
どうも、ホシノです。4月に入り、満開だった桜も散り始め、葉桜へと変わりつつありますね。我が家では来年小学校に上がる息子のランドセル選び、いわゆる「ラン活」が始まり、春ならではのバタバタとした日々を過ごしています。今回は新しい本のタームの幕開けとして、今後読んでいくお互いの選書を紹介し合うオープニング回をお届けします。 今回、ホシノが選んだ本は、土門蘭さんの『本当のことを書く練習』です。最近SNSで編集者さんや本屋さんをフォローしているのですが、皆さんの発信が本当に上手で、見事にその餌食となって新しい本に興味を惹かれ、購入してしまいました(笑)。...
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ep51-5 「普通の人が小説家として生活していくには」(津村記久子 著) 日々の思考は「はぐれメタル」?言葉を捕まえる習慣
【今回のご紹介本】『普通の人が小説家として生活していくには』(津村記久子 さん / 聞き手:島田淳一郎さん) どうも、です。後半では、対話の面白さから一歩踏み込み、お二人が根底で大切にしているであろう「個人的な体験を言葉にして届けることの価値」について熱く語り合いました 。 個人的な体験こそが人の心を揺さぶる: 私自身も「22歳」をテーマにした本(ZINE)を作っていますが、個人の体験やその時の生々しい解釈こそが、読み手にとって一番面白く、もっと読みたいと思わせる部分だと感じています 。...
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ep51-4 「普通の人が小説家として生活していくには」(津村記久子 著) /ノウハウ本ではない「人」
【今回のご紹介本】『普通の人が小説家として生活していくには』(津村記久子 さん / 聞き手:島田淳一郎 さん) ※夏葉社より2025年12月25日出版 どうも、ホシノです。今回は、Twitterのレビューをきっかけに手に取った一冊をご紹介します 。単なる「小説の書き方」の本ではなく、人としての描写や伝え方が魅力的な本です 。 装丁へのこだわり: 本書は少しツルツルとした手触りのハードカバーで、文庫本より一回り大きいサイズ感です 。 このサイズと硬さが絶妙で、手が小さめの人でも片手で開きやすく、非常に持ちやすい作りになっています 。...
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ep51-3 「教祖の履歴書もしも世界的教祖を起業家に例えたら」(尾登 雄平さん)ブッダは超優秀な経営コンサルタントだった!?
【今回のご紹介本】 「教祖の履歴書もしも世界的教祖を起業家に例えたら」(尾登 雄平さん) どうもホシノです。第51シリーズ3週目は、前回のイエス・キリスト編に続き、「ブッダ」のビジネス遍歴(?)を深掘りします 。 本書の面白いところは、仏教を「超優秀な経営コンサルティング」、ブッダを「凄腕コンサルタント」に例えている点です 。当時の社会課題に立ち向かうブッダの姿は、まるで現代のビジネスパーソンそのもの ! 社会起業家としての覚悟: 29歳で妻子を置いて出家し、貧困などの社会課題解決を目指す起業家に 。 最強のフレームワーク開発:...
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ep51-2 「教祖の履歴書もしも世界的教祖を起業家に例えたら」(尾登 雄平さん)イエス・キリストは地方支社の若手改革派社員だった?
どうも、ホシノです。前回に引き続き、アワノさんとの選書紹介の模様をお届けします。 【今回のご紹介本】 「教祖の履歴書もしも世界的教祖を起業家に例えたら」(尾登 雄平さん) 今回はアワノさんが選んだ『教祖の履歴書』についての深掘りです 。ですが、本題に入る前に「会社員という働き方のメリット」についての雑談で大いに盛り上がりました 。会社員でいると、会社の看板によって社会的信用が大きく底上げされる強みがありますよね 。また、気乗りのしない仕事でもやらざるを得ない環境が、結果的に経験やスキルの幅を広げてくれるという側面もあります...
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ep51-1 「普通の人が小説家として生活していくには」「もしも世界的教祖を起業家に例えたら」/
どうも、ホシノです。立春も過ぎ、すっかり春らしい季節になってきましたね。今回は新しいタームの幕開けとして、今後読んでいくお互いの選書を紹介し合うオープニング回をお届けします。 今回、ホシノが選んだ本は、津村記久子さん(聞き手:夏葉社・島田潤一郎さん)の『普通の人が小説家として生活していくには』です。タイトルだけ見るとハウツー本のように思えますが、津村さんの「人」に深く迫る内容になっています。青山ブックセンターで購入したのですが、夏葉社さんならではの質の高い美しい装丁や、人に重点を置いた構成も魅力の一冊です。...
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ep50-5 『生きるための表現手引き』(渡邉康太郎さん)/成長物語の呪縛を超えて/夫婦の会話は「小鳥のさえずり」でいい
・『生きるための表現手引き』(渡邉康太郎さん) こんにちは、ホシノです。記念すべき第50回シリーズの最終話(ep50-5)です。前回に引き続き、『生きるための表現手引き』から、アワノさんが「断腸の思い」で選び抜いた2つのトピックについて語ります。...
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ep50-4『生きるための表現手引き』(渡邉康太郎さん)「生きる」と「生き延びる」の違いとは?/創作は「模倣の失敗」である
・『生きるための表現手引き』(渡邉康太郎さん) こんにちは、ホシノです。『生きるための表現手引き』を読み解く前編。 アワノさんが「電車の中で何度も涙した」という本書の核心的テーマ、「生きる(To Live)」と「生き延びる(To Survive)」の違いについて語ります。お金や肩書きといった「交換可能な価値」を求めるのが「生き延びる」こと。一方、その人にしか分からない固有の体験や思いといった「交換不可能な価値」を大切にすることが「生きる」こと。現代社会でどうしても「生き延びる」ことに偏りがちな私たちへの、優しいカウンターパンチとなる一冊です。...
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ep50-3 『性的であるとはどのようなことか』(難波優輝さん)/エッチさは世界を救う?「崇高」と「崩れ」の美学、そしてヴァンパイアの選択
本文:・『性的であるとはどのようなことか』(難波優輝さん) こんにちは、ホシノです。「性的であるとはどのようなことか」を読み解く後編です。前回は「性的(事実)」と「エッチ(価値)」の区別について話しましたが、今回はその「エッチさ(Erotic)」の深淵へ。 著者が提示するエッチさには、2つの種類があるといいます。一つは、完全なものへの憧れと一体化願望である「崇高のエッチさ」。もう一つは、不完全なものや傷ついたものへのケアの欲求から生まれる「崩れのエッチさ」。ホシノは後者を『エヴァンゲリオン』やSMの構造、あるいは「おじさんが好きな女子」の心理などを例に挙げて独自解釈を試みます。...
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ep50-2 『性的であるとはどのようなことか』(難波優輝さん)/「性的」と「エッチ」の境界線、公共空間の“飯テロ”とペルソナの崩壊
本文:・『性的であるとはどのようなことか』(難波優輝) こんにちは、ホシノです。今回から、難波優輝さんの著書『性的であるとはどのようなことか』をテーマにお話ししていきます。 導入は、昨今のSNSで度々議論になる「広告やパフォーマンスの炎上」について。公共の場にあるキャラクターや、紅白歌合戦でのちゃんみなのパフォーマンスは、なぜ「性的だ」として批判され、一方で「表現の自由(あるいはエッチさ/エロティック)」として擁護されるのか。そのすれ違いの構造を、本書の定義を借りて整理します。...
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ep50-1「性的であるとはどのようなことか」「生きるための表現手引き」/ちゃんみな、紅白、そして6等星の光
・『性的であるとはどのようなことか』(難波優輝)・『生きるための表現手引き』(渡邉康太郎) こんにちは、ホシノです。あけましておめでとうございます。(遅いか…!) 記念すべき第50回は、お正月の「紅白歌合戦」の話題からスタートです。あるアーティスト(ちゃんみな)のパフォーマンスを巡ってSNSで巻き起こった議論にアンテナが立ったホシノと、そもそもそのアーティストを知らなかったアワノさん。妻の影響でオーディション番組(No No...
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ep49-5「生きる言葉」(俵万智さん)/「いいね」の元祖と、しゃべる洗濯機
・『生きる言葉』(俵万智) こんにちは、ホシノです。今回は俵万智さん『生きる言葉』の最終回。発行部数12万部という数字に圧倒されつつ(文フリでの自分たちの売上の4000倍!)、本書の核心である「SNS時代の言葉」について語り合いました 。 印象的だったのは、「サラダ記念日」のあの有名な短歌が、現代の「いいね」の元祖であるという視点 。「この味がいいね」と君が言ったから……承認欲求に追われがちなSNS時代ですが、たった一人からの「いいね」で記念日が生まれるほどの幸せを感じられる、そんな原点に立ち返らせてくれます 。...
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ep49-4「生きる言葉」(俵万智さん)/「この味がいいね」と君が言ったから、七月六日は…じゃないかもしれない?
・『生きる言葉』(俵万智) こんにちは、ホシノです。今回からはホシノの選書、歌人・俵万智さんの『生きる言葉』についてお話しします。新潮社のPR誌『波』での特集や、文フリ仲間との会話をきっかけに手に取った一冊。SNS時代における言葉の重みの変化や、書き言葉と話し言葉のねじれなど、現代の「言葉」を取り巻く環境を俵さんの視点で綴ったエッセイ集です 。 今回話題に上がったのは、「言葉は世界の『目印』に過ぎない」という考え方...
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ep49-3「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」(佐藤航陽さん)/うまく回る組織の「5つの要素」と、ヒエラルキーの正体
・『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(佐藤航陽) こんにちは、ホシノです。前回に続き、アワノさんの選書『お金2.0』を掘り下げます。今回は「お金」そのものから視点を広げ、「持続的にうまく回る組織・経済システム」の共通点について話しました。...
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ep49-2「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」(佐藤航陽さん)/経済は「自然」の一部である、という視点
・『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(佐藤航陽さん) こんにちは、ホシノです。今回はアワノさんの選書、『お金2.0』を掘り下げていきます。著者の佐藤航陽さんに対し、実は「お金の亡者では?」「なんとなく怪しい」と勝手な食わず嫌いをしていたというアワノさん。しかし、動画で見る佐藤さんの語り口は驚くほど淡々としていました。世帯年収100万円台から資産150億円へ。その経験を経てもなお、彼がお金を「ハサミやPCと同じただのツール」と断じ、冷静に向き合う姿勢に、アワノさんの偏見はガラガラと崩れ去ったそうです。...
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ep49-1「お金2.0」「生きる言葉」/文フリ後の余韻と、食わず嫌いをやめる時
・『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(佐藤航陽)・『生きる言葉』(俵万智) こんにちは、ホシノです。今回は11月に行われた「文学フリマ東京」の振り返りからスタートです。来場者数1万8000人という熱気の中、アワノさんはSNSやラジオ越しの「思わぬ出会い」に感動し、ホシノは2回目の出店を経て「もっと新しいことを仕掛けたい」という欲求がふつふつと湧いてきました。祭りのあとの心地よい疲れと、次への情熱が入り混じるオープニングトークです。...
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ep48-5「叱る依存が止まらない」(村中直人さん)/叱る快感と従順な相手、跳び箱と限界突破
・『叱る依存が止まらない』(村中直人さん) こんにちは、ホシノです。今回も引き続き『叱る依存が止まらない』をテーマに、アワノさんと深掘りしていきます。 前回は「叱る=脳にとっての報酬」という話が出ましたが、今回はそこからさらに、叱る快感の裏側や、叱られる側のメカニズムまで踏み込みました。 まず話題に上がったのは、「叱る快感を味わわせてくれる従順な相手」について。 この構造があるから、いじめはなくならないし、SNSの叩きも消えない。そこから「叱るカフェ」構想まで飛躍していきます。...
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ep48-4「叱る依存が止まらない」(村中直人さん)/叱ることはなぜ気持ちいいのか、そしてなぜやめられないのか
・『叱る依存が止まらない』(村中直人さん) こんにちは、ホシノです。今回からは、アワノさんの選書『叱る依存が止まらない』に入っていきます。タイトルだけで胸がざわつく方、多いんじゃないでしょうか。僕自身、家庭で子どもに声色を変えてしまう瞬間があったりして、冒頭からちょっと反省モードで話が始まっています。 アワノさんがこの本を選んだ背景には、今年の夏に経験したパワハラ的な場面があったとのこと。 「なぜ人は叱るのか?」 そこに強い関心を持ち、関連する本をいくつも読みあさった中で、この一冊がいちばん腑に落ちたそうです。 今回のキーワードは大きく3つ。 ①叱るとは何なのか(定義)...
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ep48-3「モモ」(ミヒャエル・エンデ)/フィクションが描く「時間と聞くの知恵」
・『モモ』(ミヒャエル・エンデ) こんにちは、ホシノです。今回も引き続き『モモ』について。アワノさんと雑談しつつ、本の広がり方やメッセージ性についてだいぶ深めていきました。 まず驚くのは、『モモ』の世界規模の読まれ方。50年経っても国境を越えて読まれ続ける理由は、やっぱり普遍性があるからなんでしょうか。時間泥棒の話も、雑談が失われていく社会の話も、まるで現代そのまま。近代統一のテーマなんでしょうね。 会話の中では「消費社会」「都市化」「家族の変化」みたいな背景にも触れつつ、モモが象徴する聞くという行為の価値が、なぜ昔から必要とされてきたのかを考えました。 今回のポイントは2つ。...
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ep48-2「モモ」(ミヒャエル・エンデ)/聞く力と時間の関係、物語が残してきたもの
・『モモ』(ミヒャエル・エンデ) こんにちは、ホシノです。今回はアワノさんに聞いてもらいながら、エンデ『モモ』の話をもう少し。 読み返してみると、「こんなに巧く作られていたんだ…」と驚くほど構成もキャラクターも練られていて、どこか村上春樹作品の空気とつながるような物語感も感じました。 大きなテーマはもちろん「時間」なのですが、それ以外にも気づくものがあった気がします。 効率化や生産性ばかりを追いかけて、いつの間にか自分の時間を失っていく。そんな現代の光景にそのまま重なる描写が多くて、50年前の物語とは思えないほど普遍的です。 今回、特に面白かったのは「モモの特技」。...
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ep48-1「モモ」「叱る依存が止まらない」/読み返す40代、叱ることと導くこと、秋の夜長に考えたい話
・『モモ』(ミヒャエル・エンデ) ・『叱る依存が止まらない』(村中直人さん) こんにちは、ホシノです。今回もまずは近況から。気温がすっと下がって、Tシャツから長袖に切り替わるあの瞬間、ちょっと「美術館に入ったみたい」な空気になりますよね。 そんなモードもあってか、今週はエンデの『モモ』を久々に(初めて?)手に取りました。読み返してみたら、ほぼ初読の気持ちに近いほど覚えておらず…。けれど物語の芯にある時間と物語の力は、いま読むとやたら染みるものでした。...
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ep47-5 『新・仕事のお守り』×エリック・ホッファー/「弱いものが世界を切り開く?」を真面目に考える
どうもホシノです。今週もミシマ社の『新・仕事のお守り』を枕に、そこに出てくる『エリック・ホッファー自伝』の話へ。幼少期に視力を失い、のちに回復。そんな劇的な人生から出てくる「新しい世界を切り開くのは、いつだって弱い側だ」という視点を拾い上げて、いまの仕事感・商い感と接続して語りました。強者が望む「強者の世界」ではなく、居場所を変える痛みを引き受けた人が動かす変化って? そんな問いからのスタートです。...
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ep47-4 『新・仕事のお守り』(ミシマ社さん)/ビジネスより商売でいこう
どうもホシノです。今週の選書はミシマ社の『新・仕事のお守り』。7章・全42の「お守り言葉」から、とくに第3章「商売繁盛」を手がかりに、いまの商い感覚をもう一度組み直します。 話の中心は、「ビジネスより商売へ」の発想転換。近江商人の「商売十訓」を引きながら、「良いものを売るのは善、ちゃんと広告して売るのはさらに善」という思想を、遠慮なく現代の実務に当てはめてみました。単に「良い物語」で終わらせず、売るために伝える。その筋を、胸を張って通そうぜという提案です。...
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ep47-3 『強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の弱さ考』/壁は越えなくてもいい?—弱さ前提の研修をつくれるか
<今回の選書>『強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の弱さ考』(井上慎平/ダイヤモンド社) アウトドア研修の定番「高さ3〜4mの壁を道具なしで越える」課題って、全員の学びになってる?アワノさんの率直な疑問から、ホシノと「達成一択じゃない研修」を本気で妄想する回です。 クリアすれば盛り上がる。でも「取り残される」「正直つまらない」声もあるよね、という現実。 目標は時間内クリアだけじゃない——「やりたくない」と言える設計や、気持ちの状態を扱う進行案。...
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ep47-2 「強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の弱さ考」井上慎平さん/弱いまま今を生きるには?
<今回の選書>『強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の弱さ考』(井上慎平/ダイヤモンド社) どうもホシノです。今回は、NewsPicksパブリッシングの創刊編集長を務めた井上慎平さんの新著『弱さ考』を取り上げます。見せていい弱さ/見せちゃいけない弱さ”の線引きを雑談しつつ、本論へ。 本編では、著者のキーワードをたたき台に議論。 弱さ=自分をコントロールできない/社会のルールに合わせられない状態 強さ=場に合わせて自分を変えられる力 優秀さ=内側の限界を把握し、外部リソースを上手に配分・調整できること ――という整理から、強い像への過剰適応がなぜ破綻を招くかを掘ります。...
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ep47-1「強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の弱さ考」「仕事のお守り(新版)」/秋のはじまり、SNSを消した話、文学フリマの準備
・『強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の弱さ考』(井上慎平さん)・『仕事のお守り(新版)』(ミシマ社さん)※第3章「商売繁盛」を中心に こんにちは、ホシノです。今回もまずは近況から。季節はすっかり秋。Tシャツから長袖に切り替わるあの感じ、「美術館みたい」な感じしませんか? ホシノは最近つい開いちゃうSNSをスマホから消し、その代わりに、NewsPicksの特集や連載をちゃんと読む時間を増やしてみております。ちょうど今回のアワノさんの選書とつながりましたね。 そして今回の本。...
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ep46-5「庭の話」宇野常寛さん/半透明の隠れ家とマイノリティの声
「庭の話」宇野常寛さん どうもホシノです。前回に続き、宇野常寛さんが語る「庭」という概念を深掘りしました。 今回印象的だったのは、就労支援施設「ムジナの庭」の事例。そこでは障害を持つ人々が縫い物やジャム作りなどをしているのですが、職員と利用者の区別がつかないほど自然に共存し、「一人でいても孤立していない」場が生まれているといいます。宇野さんはそれを“半透明性”“開かれた隠れ家”と表現しました。...
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ep46-4「庭の話」宇野常寛さん/誰もがお隣にお醤油を借りられるわけじゃないから
「庭の話」宇野常寛さん どうもホシノです。今回の読書の時間では、アワノさんに批評家・宇野常寛さんの「庭」の思想を取り上げてもらいました。オタク文化や自身の経験を背景に「プラットフォーム資本主義の只中でどう生きるか」を問う一冊です。 宇野さんが提案する「庭」とは、SNSの承認やコミュニティの序列に縛られず、個人が生きられるオルタナティブな場所。その条件は4つ①人間以外のものと関わる場、②外部に開かれていること、③人が支配できないこと、④制作に動機づけられること。銭湯・小杉湯や就労支援施設「ムジナの庭」など、現実の場にもその萌芽を見いだせるといいます。...
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ep46-3「子どもの宇宙」(河合隼雄さん)/絶対的な世界と相対的な世界をつなぐる通路
「子どもの宇宙」(河合隼雄さん) どうもホシノです。今回も河合隼雄さんの『子どもの宇宙』を取り上げます。前回に続き、児童文学や心理学の視点から「子どもの心の力」をどう読み解くかを語りました。 本書の中で印象的なのは、「絶対的な世界」と「相対的な世界」という対比。子どもは「ありのままの自分を見てほしい」という絶対的な世界に生き、大人は相対的な評価の世界に身を置いている。そのずれが心をすれ違わせ、子どもの力を損なってしまう危うさを河合さんは指摘します。...
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ABOUT THIS SHOW
「働く人と組織の関係性の編み直し」をテーマに独自の視点で選んだ本を紹介する番組です。扱う本は皆さんが知らないものが多くなるかもしれません。20年以上「人と組織の関係性」を見つめてきたぼくの知見から今の時代に必要だと思われる本だけを三部構成でご紹介していきます。【profile】リクルート/リクナビNEXT「転職成功ノウハウ」、リクルートエージェント「転職成功ガイド」識者累計約600本以上の記事を監修https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/profile-tomoki-awano/筑波大学→大学院→人材系企業→フリーランスと20年以上、人と組織の関係性について学習と実践を重ねる。◎注目している分野・無意識的に社会指標に適応しようとする個人の葛藤・現代社会のしがらみから五感を解き放つ自然環境の可能性・現場、当事者の主体性に焦点を当てたオルタナティブ教育・ブリコラージュ/人が元来持つ適応能力・打開能力の活用・ナラティブコミュニケーションによる脱既定路線※上記分野のお話が多くなると思います。★ご質問、扱う本のリクエストなどがありましたら、こちらまでDMをお寄せください。https://twitter.com/Tomoki_Awano
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粟野友樹,星野良太,Work-Teller
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