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江戸浄瑠璃「新内」を読む
by pinenut
このチャンネルは、江戸浄瑠璃「新内」を朗読でご紹介するチャンネルです。新内節は1700年代前半、京都より江戸に下った豊後節をルーツとした豊後系浄瑠璃のひとつです。豊後節は第8代征夷大将軍徳川吉宗の時代に常磐津節、清元節、富本節、新内節などに分かれますが、新内節は芝居の伴奏音楽ではなくお座敷を中心に広まり、哀調のある節にのせて遊女の心情をきめこまやかに描いた曲の内容から、江戸情緒を代表する音楽として庶民に愛されました。このチャンネルでは、古書を紐解き節はつけずに朗読で「新内」をご紹介いたします。※作品中には今日の観点からすると不快・不適切とされる用語や表現がありますが、作品成立当時の時代背景や物語の設定、作品の歴史的価値や新内の伝統を尊重し、そのままの表現としています。
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阿波鳴門順礼場の段(下)
「阿波鳴門」順禮場の段は、明和5年(1768年)に上演された、近松半二作「傾城阿波の鳴門」全10段の8段めを新内に移したものです。阿波藩の藩主玉木家の宝刀「国次」が何者かに盗まれてしまい、その刀を取り戻すために、十郎兵衛は銀十郎と名前を変え、妻お弓と盗賊として暮らしています。二人には祖母に預けた娘がいますが会うことは叶いません。そこに順礼姿の娘が現れます。名乗れぬ母親の心情を描いたお話です。 参考文献:[新内稽古本]阿波鳴門巡礼場の段 下:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856660参考:松山米太郎 校『浄瑠璃名作集』中巻,有朋堂書店,大正15. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1018117
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阿波鳴門順礼場の段(上)
「阿波鳴門」順禮場の段は、明和5年(1768年)に上演された、近松半二作「傾城阿波の鳴門」全10段の8段めを新内に移したものです。阿波藩の藩主玉木家の宝刀「国次」が何者かに盗まれてしまい、その刀を取り戻すために、十郎兵衛は銀十郎と名前を変え、妻お弓と盗賊として暮らしています。二人には祖母に預けた娘がいますが会うことは叶いません。そこに順礼姿の娘が現れます。名乗れぬ母親の心情を描いたお話です。 参考文献:[新内稽古本]阿波鳴門巡礼場の段 上:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856659参考:松山米太郎 校『浄瑠璃名作集』中巻,有朋堂書店,大正15. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1018117
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石川五右衛門(下)
「石川五右衛門」新釜煎の段をお届けいたします。このお話しは、元文2年(1737年)に大阪で上演された並木宗輔作の人形浄瑠璃「釜淵雙級巴」を新内に移した物です。石川五右衛門は、安土桃山時代の伝説的な大盗賊で、文禄3年(1594年)京都三条河原で処刑されたといわれており、多くの戯曲や小説などの題材になっています。 参考文献:[新内稽古本]石川五右衛門新釜煎之段 上,近八郎右衛門,明19.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/856654
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石川五右衛門(上)
「石川五右衛門」新釜煎の段をお届けいたします。このお話しは、元文2年(1737年)に大阪で上演された並木宗輔作の人形浄瑠璃「釜淵雙級巴」を新内に移した物です。石川五右衛門は、安土桃山時代の伝説的な大盗賊で、文禄3年(1594年)京都三条河原で処刑されたといわれており、多くの戯曲や小説などの題材になっています。 参考文献:[新内稽古本]石川五右衛門新釜煎之段 上,近八郎右衛門,明19.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/856653
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朝顔日記宿屋の段(下)
「生写朝顔話」宿屋の段 通称「朝顔日記」は、天保3年(1832年)に文楽として作られた浄瑠璃を新内に移したものです。秋月弓之助の娘、深雪には好きな人がいたのですが、縁談が持ち上がったことで家出をして流浪する中で、「朝顔」という芸人として生きています。新内では旅先で深雪に気がついた恋人の駒澤次郎左衛門との切ないやり取りが描かれます。 参考文献:[新内稽古本]朝顔日記宿屋の段 下:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856656参考:松山米太郎 校『浄瑠璃名作集』上巻,有朋堂書店,大正15. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1018107
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朝顔日記宿屋の段(上)
「生写朝顔話」宿屋の段 通称「朝顔日記」は、天保3年(1832年)に文楽として作られた浄瑠璃を新内に移したものです。秋月弓之助の娘、深雪には好きな人がいたのですが、縁談が持ち上がったことで家出をして流浪する中で、「朝顔」という芸人として生きています。新内では旅先で深雪に気がついた恋人の駒澤次郎左衛門との切ないやり取りが描かれます。 参考文献:[新内稽古本]朝顔日記宿屋の段 上:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856655松山米太郎 校『浄瑠璃名作集』上巻,有朋堂書店,大正15. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1018107
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比翼初旅(下)
「比翼の初旅 玉屋新兵衛/三国小女郎」は、越前三国の遊女、小女郎と玉屋新兵衛との恋物語がもとになっており、浮世草子「傾城歌三味線」にも取り上げられているお話しです。 [新内稽古本]比翼の初旅 下:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856648
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比翼初旅(上)
「比翼の初旅 玉屋新兵衛/三国小女郎」は、越前三国の遊女、小女郎と玉屋新兵衛との恋物語がもとになっており、浮世草子「傾城歌三味線」にも取り上げられているお話しです。 [新内稽古本]比翼の初旅 上:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856647
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日高川(下)
「安珍清姫日高川」通称「日高川」は、安珍という美しい山伏に恋した清姫が大蛇に化けて日高川を渡って追跡し、道成寺の鐘の中に隠れた安珍を焼き殺してしまうという道成寺伝説をもとに作られたお話で「道成寺もの」として能や歌舞伎など様々な脚色が加えられています。 参考文献:声曲文芸研究会 編『新内集』,磯部甲陽堂,明44.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/856663
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日高川(上)
「安珍清姫日高川」通称「日高川」は、安珍という美しい山伏に恋した清姫が大蛇に化けて日高川を渡って追跡し、道成寺の鐘の中に隠れた安珍を焼き殺してしまうという道成寺伝説をもとに作られたお話で「道成寺もの」として能や歌舞伎など様々な脚色が加えられています。 参考文献:声曲文芸研究会 編『新内集』,磯部甲陽堂,明44.3. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/856663
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高橋お伝
「浪枕浮名高橋」は、強盗殺人などの犯罪を重ね、明治12年に死刑になった明治の毒婦、高橋お伝を題材にしたもので、お伝が夫浪之助を毒殺するシーンを、仮名垣魯文作詞、五世富士松加賀太夫作曲で新内に仕立てられました。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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源氏店(下)
「与話情浮名横櫛」は、嘉永6年(1853年)、瀬川如皐が八代目市川團十郎のために書き下ろした「与話情浮名横櫛」の「源氏店」のシーンを新内に写したものです。お話しは、与三郎とお富の出会いから、別れ、再会まで九幕三十場という長編ですが、新内では二人が再会する「源氏店」の場面を語っています。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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源氏店(上)
「与話情浮名横櫛」は、嘉永6年(1853年)、瀬川如皐が八代目市川團十郎のために書き下ろした「与話情浮名横櫛」の「源氏店」のシーンを新内に写したものです。お話しは、与三郎とお富の出会いから、別れ、再会まで九幕三十場という長編ですが、新内では二人が再会する「源氏店」の場面を語っています。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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姥ヶ餅(下)
「名物姥ヶ餅」は、新内の中でも「チャリもの(滑稽浄瑠璃)」と呼ばれるもので、冥土の道案内として三途の川にいた姥が、地獄が暇なので草津の餅屋で雇われていると、地獄から逃げ出した後、馬追となった閻魔大王と再会するというお話しです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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姥ヶ餅(上)
「名物姥ヶ餅」は、新内の中でも「チャリもの(滑稽浄瑠璃)」と呼ばれるもので、三途の川のお婆さんが地獄が暇なので草津の餅屋で雇われていると、地獄から逃げ出した後、馬追となった閻魔大王と再会するというお話しです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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鬼怒川昔噂(下)
「鬼怒川昔噂」通称「法印場」は、「鬼怒川物語」から生まれた多くの物語のなかのひとつ「死霊解脱物語」から着想を得て作られたもので、下総の国の百姓与右衛門が、欲徳づくで醜女の累の入婿になり、ついには累を鬼怒川に突き落として殺してしまますが、その後、娶った妻は次々に死んでしまい、娘も怨霊に取り憑かれてしまうというお話しです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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鬼怒川昔噂(上)
「鬼怒川昔噂」通称「法印場」は、「鬼怒川物語」から生まれた多くの物語のなかのひとつ「死霊解脱物語」から着想を得て作られたもので、下総の国の百姓与右衛門が、欲徳づくで醜女の累の入婿になり、ついには累を鬼怒川に突き落として殺してしまますが、その後、娶った妻は次々に死んでしまい、娘も怨霊に取り憑かれてしまうというお話しです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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子宝三番叟
「子寶三番叟」は、語り出しを謡曲の「翁」の文句からとって厳かに始まりますが、半ばでは男女の情事を唄い、最後に婚礼の長持唄などがにぎやかに彩り、他の浄瑠璃や能などの三番叟に比べて、ご祝儀曲として縛られることなく、お祝いの気持ちを明るく軽妙に表現されています。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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初日松
「初日松(ご祝儀局)」をお届けいたします。この曲は、様々な松の名を詞に読み入れて、遊里の初春の景色を描いた曲です。明治維新前後に作られたのではないかと言われています。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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加賀見山
「加賀見山舊錦絵」通称「加賀見山」は、享保9年(1724年)、松平周防守の江戸屋敷の奥向きで起こった草履打ち事件を容揚黛が脚色し、江戸薩摩外記座で上演したものを新内に取り入れたものです。その中から新内で「草履打ちの段」をお届けします。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版局岩藤中老尾上加ゞ見山旧錦繪/容楊黛作(京都大学貴重資料デジタルアーカイブ https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00033449)
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花園平三(下)
「眞夢血染抱柏」通称「花園平三」は、鶴賀若狭掾の作で、吉原・鹿島屋の花園と星川平三のお話です。平三は養父との折り合いが悪く、花園に心中を持ちかけます。平三は花園を刺し殺したうえ、自分も喉を刺して自害しますが、それは夢であったという筋立てです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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花園平三(上)
「眞夢血染抱柏」通称「花園平三」は、鶴賀若狭掾の作で、吉原・鹿島屋の花園と星川平三のお話です。平三は養父との折り合いが悪く、花園に心中を持ちかけます。平三は花園を刺し殺したうえ、自分も喉を刺して自害しますが、それは夢であったという筋立てです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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お染
「妹背の門松」通称「お染」は、明和4年(1767年)菅専助作「染模様妹背門松」の油屋のシーンを新内に仕立てた作品です。山家屋へ嫁入りの決まった質店「油屋」のお染は、実は、丁稚の久松の子を妊娠しており久松との心中を企てますが、妊娠を聞いた久松が止めるというお話です。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版菅専助 著『染模様妹背門松』,石川正七,明24.12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/876699
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夜桜
「里空夢夜桜」通称「夜桜」は、初代鶴賀新内の作で、成井屋清吉という商家の若旦那と、吉原・上田屋の園春とのお話です。置きは漢詩「春夜」から始まり、園春の身請け話しに悲嘆した二人が、心中するために朝帰りの客に紛れて吉原を抜け出すという筋立てです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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良弁杉
「花衣いろは縁起」通称「良弁杉」は、武士の身分を捨てて農夫となった山中左衛門の子、三之助が、畑帰りに大鷲にさらわれ行方不明になってしまうという、人形浄瑠璃「花衣いろは縁起」を新内に仕立てたものです。初演では江戸が舞台となっていますが、後に、三之助は、奈良・東大寺の二月堂の杉の木に落ちて僧になったと作り替えられています。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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石童丸
新内「苅萱桑門筑紫轢」通称「石童丸」は、並木宗輔・並木丈輔合作の人形浄瑠璃(1735年初演)を富士松魯中が新内に仕立てたもので、高野山に遁世した父苅萱道心をその子石童丸が訪ねますが、俗世には戻らないと誓いを立てた苅萱は、父親と名乗らず別れるという悲しい物語です。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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お花半七(下)
新内「雙紋刀銘月」通称「お花半七」は、元禄11年(1698年)大阪道修町の刀屋の手代、半七が井筒屋の遊女お花とと馴染み、主人の金を使い込んで放逐された半七がお花と心中した事件を、近松門左衛門が「長町女腹切」として書き下ろし、それを鶴賀若狭掾が「露時雨裳波」として新内に節付けしました。その後「雙紋刀銘月」と改められました。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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お花半七(上)
新内「雙紋刀銘月」通称「お花半七」は、元禄11年(1698年)大阪道修町の刀屋の手代、半七が井筒屋の遊女お花とと馴染み、主人の金を使い込んで放逐された半七がお花と心中した事件を、近松門左衛門が「長町女腹切」として書き下ろし、それを鶴賀若狭掾が「露時雨裳波」として新内に節付けしました。その後「雙紋刀銘月」と改められました。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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梅川忠兵衛(新口村:下)
新内「傾城三度笠」通称「梅川忠兵衛」は、花魁「梅川」に馴染みを重ねた、三度飛脚の忠兵衛が、梅川の身請けのためにお屋敷の金、三百両の封を切ってしまい、公金横領の罪で、故郷の新口村へやって来たシーンから始まります。歌舞伎では、ここまでを「封印切」の段として演じますが、新内では「新口村」の段からとなります。今回は「新口村」の段を新口村への逃避行と村へ着いてからの様子の2回に分けてお届けします。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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梅川忠兵衛(新口村:上)
新内「傾城三度笠」通称「梅川忠兵衛」は、花魁「梅川」に馴染みを重ねた、三度飛脚の忠兵衛が、梅川の身請けのためにお屋敷の金、三百両の封を切ってしまい、公金横領の罪で、故郷の新口村へやって来たシーンから始まります。歌舞伎では、ここまでを「封印切」の段として演じますが、新内では「新口村」の段からとなります。今回は「新口村」の段を新口村への逃避行と村へ着いてからの様子の2回に分けてお届けします。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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弥次喜多(卵塔場)
新内「道中膝栗毛」通称「弥次喜多」は、享和二年(1802年)から文化六年(1809年)にわたって書かれた十返舎一九作の滑稽本「東海道中膝栗毛」をもとに作られた新内です。「卵塔場の段」は「赤坂並木の段」の続編となるお話で、もののけと間違えて打ち据えた小僧の親爺が現れ、弥次郎兵衛を締め上げてします。墓地(卵塔場)で、夜中に正気に戻った弥次郎兵衛の様子が描かれます。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版:十返舎一九 著 ほか『東海道中膝栗毛』,盛陽堂書店,大正6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/914837
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弥次喜多(赤坂並木)
新内「道中膝栗毛」通称「弥次喜多」は、享和二年(1802年)から文化六年(1809年)にわたって書かれた十返舎一九作の滑稽本「東海道中膝栗毛」をもとに作られた新内です。狂言などでも狐は人を化かすものとして描かれますが、馬の糞尿を酒や肴に見せて食べさせたりもするようです。「赤坂並木の段」は夜道でふざけていた二人が疑心暗鬼になり、いつものようにひと騒動持ち上がります。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版:十返舎一九 著 ほか『東海道中膝栗毛』,盛陽堂書店,大正6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/914837
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弥次喜多(安部川)
新内「道中膝栗毛」通称「弥次喜多」は、享和二年(1802年)から文化六年(1809年)にわたって書かれた十返舎一九作の滑稽本「東海道中膝栗毛」をもとに作られた新内です。「安部川の段」は「東海道中膝栗毛」の掛川を題材に作られた新内で、座頭の父親を騙して川を渡った弥次郎兵衛を真似て、喜多八も父親の背中に乗りますが、途中で気づかれて川の中に放り出されてしまうというお話です。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版:十返舎一九 著 ほか『東海道中膝栗毛』,盛陽堂書店,大正6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/914837
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弥次喜多(市子口寄)
新内「道中膝栗毛」通称「弥次喜多」は、享和二年(1802年)から文化六年(1809年)にわたって書かれた十返舎一九作の滑稽本「東海道中膝栗毛」をもとに作られた新内です。「市子口寄の段」は、弥次郎兵衛、喜多八のふたりが、吉原宿の宿屋で隣り合わせた瞽女と市子の一行との騒動を描いた「富士川の段」の続編で、市子の口寄せで、弥次郎兵衛が死んだ女房に再会するというお話しです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版:十返舎一九 著 ほか『東海道中膝栗毛』,盛陽堂書店,大正6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/914837
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弥次喜多(富士川)
新内「道中膝栗毛」通称「弥次喜多」は、享和二年(1802年)から文化六年(1809年)にわたって書かれた十返舎一九作の滑稽本「東海道中膝栗毛」をもとに作られた新内です。「富士川の段」は、弥次郎兵衛、喜多八のふたりが、吉原宿の宿屋で川留めにあい、退屈凌ぎに浄瑠璃「日高川入相花王」を語るシーンから、隣り合わせた瞽女と市子の一行とひと騒動起きるというお話しです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版:十返舎一九 著 ほか『東海道中膝栗毛』,盛陽堂書店,大正6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/914837
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弥次喜多(組打)下
新内「道中膝栗毛」通称「弥次喜多」は、享和二年(1802年)から文化六年(1809年)にわたって書かれた十返舎一九作の滑稽本「東海道中膝栗毛」をもとに作られた新内です。主人公の弥次郎兵衛と喜多八が、東海道を経て伊勢神宮に参拝し、京・大坂を見物するまでの八編が正編「東海道中膝栗毛(浮世道中膝栗毛)」で、その後、文政五年(1822年)までの間に、続編・続々篇も書かれています。その中から、富士松魯中作「組打の段」を2回に分けてお届けします。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版:十返舎一九 著 ほか『東海道中膝栗毛』,盛陽堂書店,大正6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/914837
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弥次喜多(組打)上
新内「道中膝栗毛」通称「弥次喜多」は、享和二年(1802年)から文化六年(1809年)にわたって書かれた十返舎一九作の滑稽本「東海道中膝栗毛」をもとに作られた新内です。主人公の弥次郎兵衛と喜多八が、東海道を経て伊勢神宮に参拝し、京・大坂を見物するまでの八編が正編「東海道中膝栗毛(浮世道中膝栗毛)」で、その後、文政五年(1822年)までの間に、続編・続々篇も書かれています。その中から、富士松魯中作「組打の段」を2回に分けてお届けします。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版:十返舎一九 著 ほか『東海道中膝栗毛』,盛陽堂書店,大正6. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/914837
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明烏後正夢
「明烏後正夢」は、新内の二大名作のひとつ、鶴賀若狭掾作「明烏夢泡雪」の続編となるお話しで富士松魯中により作られました。「明烏夢泡雪」では、恋に落ちた浦里と時次郎が、廓から逃げ出すまでが描かれていますが、この「正夢」では、二人が深川の慈眼寺へ辿り着いて心中するに至りますが、名刀小烏丸の霊力と住職の法力により生き返り幸せになるというお話しとなっています。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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佐倉宗吾(子別れ)
「不断桜下総土産」通称「佐倉宗吾」は、印旛郡公津村の名主、木内惣五郎が領主の下総佐倉藩堀田正信の暴政と重税を幕府に直訴した事件(佐倉義民伝)を元に描かれた歌舞伎「東山桜荘子」(全7幕:嘉永4年(1851年)三世瀬川如皐作)の一部(「宗吾住家」と「子別れ」の段)が富士松魯中により新内に仕立てられています。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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佐倉宗吾(住家)
「不断桜下総土産」通称「佐倉宗吾」は、印旛郡公津村の名主、木内惣五郎が領主の下総佐倉藩堀田正信の暴政と重税を幕府に直訴した事件(佐倉義民伝)を元に描かれた歌舞伎「東山桜荘子」(全7幕:嘉永4年(1851年)三世瀬川如皐作)の一部(「宗吾住家」と「子別れ」の段)が富士松魯中により新内に仕立てられています。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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累身売(下)
「鬼怒川物語」「累身売」の段は、安永7年1778年、桜田治助と笠縫専助により書かれた歌舞伎「伊達競阿国戯場」から、「身売」の段を新内に写したものです。仙台藩のお抱え力士だった絹川谷蔵は与右衛門と名前を変え、故郷の下総へ戻り百姓となります。伊達騒動の際、主君のために手にかけた遊女高尾の妹「累」を女房にしますが、高尾の祟りで累は一夜で美女から醜女になってしまいます。高尾の執念の恐ろしさに、与右衛門は累に鏡を見ることを禁じます。しかし、このことが大きな不幸を巻き起こすことになります。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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累身売(上)
「鬼怒川物語」「累身売」の段は、安永7年(1778年)、桜田治助と笠縫専助により書かれた歌舞伎「伊達競阿国戯場」から、「身売」の段を新内に写したものです。仙台藩のお抱え力士だった絹川谷蔵は与右衛門と名前を変え、故郷の下総へ戻り百姓となります。伊達騒動の際、主君のために手にかけた遊女高尾の妹「累」を女房にしますが、高尾の祟りで累は一夜で美女から醜女になってしまいます。高尾の執念の恐ろしさに、与右衛門は累に鏡を見ることを禁じます。しかし、このことが大きな不幸を巻き起こすことになります。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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お園六三(下)
「八重霞浪花濱荻」通称「お園六三」は、寛永2年(1749年)3月18日に起こった、大坂南地福島屋の遊女お園と大工の六三郎との心中事件と、同じ日におこった遊女かしくによる兄殺しの2つの事件をもとに、浅田一鳥らが書き下ろした義太夫(全八段)から「新屋敷」の段を新内として節付けしたものです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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お園六三(上)
「八重霞浪花濱荻」通称「お園六三」は、寛永2年(1749年)3月18日に起こった、大坂南地福島屋の遊女お園と大工の六三郎との心中事件と、同じ日におこった遊女かしくによる兄殺しの2つの事件をもとに、浅田一鳥らが書き下ろした義太夫(全八段)から「新屋敷」の段を新内として節付けしたものです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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継子責
「釜淵双級巴」は、並木宗輔作の人形浄瑠璃で初演は元文2年(1737年)7月です。大盗石川五右衛門を題材にした三段もので「継子責」「藤森」「釜煎」のうち、五右衛門の女房お滝が、先妻の遺子五郎市を折檻する「継子責」の段を新内に写したものです。 参考文献:富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1307823 豊国『石川五右衛門・女房おたき・一子五ろ市』,釜喜,安政4. (参照 2023-06-23)
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白藤源太(下)
「男侠出世員唄」通称「白藤源太」は、東上総金置村に住む、喧嘩三昧の村の嫌われ者で、村議で死刑が決まってしまいます。涙ながらに素行の悪さを諌める女房に源太は、相撲取り崩れと称していたが実は武士の出であり、敵討の道中であったことを明かします。そこへ仇の猪熊雷元があらわれ、源太は雷元と渡り合って名剣を手にいれるというお話です。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクション/個人資料[新内稽古本]男侠出世員唄 下:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856658富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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白藤源太(上)
「男侠出世員唄」通称「白藤源太」は、東上総金置村に住む、喧嘩三昧の村の嫌われ者で、村議で死刑が決まってしまいます。涙ながらに素行の悪さを諌める女房に源太は、相撲取り崩れと称していたが実は武士の出であり、敵討の道中であったことを明かします。そこへ仇の猪熊雷元があらわれ、源太は雷元と渡り合って名剣を手にいれるというお話です。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクション/個人資料[新内稽古本]男侠出世員唄 上:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856657富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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音羽丹七(下)
「傾城音羽瀧」通称「音羽丹七」は、商家の若旦那・丹波屋七郎兵衛と吉原の遊女・音羽の物語です。音羽の元に通い詰めたために勘当となった七郎兵衛(丹七)は、加太淡島神社の神子、鈴振となって、町々を歩き生計を立てていましたが、ある日、吉原が忘れられずに音羽のもとにやってきます。題材となった事件では、心中に失敗した二人は刑罰を受けることになるのですが、新内では、丹七に気づいた音羽が人目を忍んで招き入れるというところまでが描かれます。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクション/個人資料[新内稽古本]粟島音羽滝 下:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856624富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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音羽丹七(上)
「傾城音羽瀧」通称「音羽丹七」は、商家の若旦那・丹波屋七郎兵衛と吉原の遊女・音羽の物語です。音羽の元に通い詰めたために勘当となった七郎兵衛(丹七)は、加太淡島神社の神子、鈴振となって、町々を歩き生計を立てていましたが、ある日、吉原が忘れられずに音羽のもとにやってきます。題材となった事件では、心中に失敗した二人は刑罰を受けることになるのですが、新内では、丹七に気づいた音羽が人目を忍んで招き入れるというところまでが描かれます。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクション/個人資料[新内稽古本]傾情音羽滝 上:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856623富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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哥浪義助(下)
「戀衣對白無垢」通称「哥浪義助」は、初代鶴賀若狭掾の作品で、吉原津田屋の哥波と池野屋義助との恋を描いた物語です。放蕩息子の義助は、父から勘当の身となり、哥波と一緒になれないなら死んだ方がましだと決心し、心中に向かうというお話です。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクション/個人資料[新内稽古本]戀衣對白無垢 下:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856638富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第2版
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ABOUT THIS SHOW
このチャンネルは、江戸浄瑠璃「新内」を朗読でご紹介するチャンネルです。新内節は1700年代前半、京都より江戸に下った豊後節をルーツとした豊後系浄瑠璃のひとつです。豊後節は第8代征夷大将軍徳川吉宗の時代に常磐津節、清元節、富本節、新内節などに分かれますが、新内節は芝居の伴奏音楽ではなくお座敷を中心に広まり、哀調のある節にのせて遊女の心情をきめこまやかに描いた曲の内容から、江戸情緒を代表する音楽として庶民に愛されました。このチャンネルでは、古書を紐解き節はつけずに朗読で「新内」をご紹介いたします。※作品中には今日の観点からすると不快・不適切とされる用語や表現がありますが、作品成立当時の時代背景や物語の設定、作品の歴史的価値や新内の伝統を尊重し、そのままの表現としています。
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pinenut
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