EPISODE · Jan 19, 2024 · 24 MIN
月についてソラジオトーク!
from ソラジオトーク from OKAYAMA · host FM岡山
ソラジオトークfrom OKAYAMAへようこそ 料理が好きです。宇宙はもっと好きです。 宇宙がテーマならどんな素材・テーマでも上手く料理します。 星空料理人 日本スペースガード協会 浦川です! 今回のテーマは、「月はどうやってできたか」でしたね。 はい。放送分で解説したように、地球が最終的にできあがる直前の原始地球に火星ぐらいの大きさの原始惑星が衝突したと考えられています。 この時の衝突で発生した、放出物が寄り集まって月ができあがったと考えられています。 とても大きな衝突だったので、この月形成メカニズムをジャイアントインパクト説といいます。 ここからは、番組名の通り「ソラジオトーク」をしていきましょう! まず始めに、月の内部はどのようになっているのでしょうか? 月の前に地球の内部構造のお話をしたいと思います。地球の表面は岩石からなる地殻でできています。その内側に岩石が溶けたようなマントル、そしてその内側に金属が溶けたような核とよばれる部分からなります。月も基本的には同じ構造をしていると考えられていますが、月の場合は核の部分が少ないと考えられています。それはジャイアントインパクトがあったから。なぜ、そんな事がわかるのでしょう? いろんな手法はありますが、代表的な方法は月の地震、月震で調べます。地球と発生メカニズムは違うのですが月でも地震が起こります。そしてアポロの時代から地震計を持っていっています。この地震で震動の伝わり方を調べて、内部構造を推定しています。日本でもかつてルナーAという探査機計画があって、その計画ではペネトレーターという地震計の機能のある槍状の観測装置を月面にさして地震の様子を調べる予定でした。が、ただ残念ながら計画は中止となりました。 中心部分まで届くのでしょうか?表面の数メートルぐらいですが、色々な箇所にさしたり、たまに、隕石などが衝突した震えをとらえたりすることもあります。そういったデータを元に内部構造を推定しています。その後の日本の探査機は?月を目指したのでしょうか? 有名なところで言うと、かぐやなどあったのですが、実はちょうど今、SLIMという探査機が月に向かっています。2024年1月20日に日本初の月面着陸を目指しています。SLIMには月面探査ロボットも搭載されているようです。期待しましょう。 着陸するときはどんなかんじなのでしょうか?担当者じゃないので詳しくはわかりませんが、SLIMの特徴としては、これまで月面に到着した探査機は降りることができる地表に降りていたんです。高精度ナビケーションシステムを駆使して、SLIMは降りたいところに降りる。勉強になりました。 ここからは、空想で聞きたいと思います。 月はかなりでこぼこしてますよね?地球より隕石が多くぶつかったのでしょうか? おそらくですが、地球と同等に隕石などの衝突物がぶつかった。あるいは、地球は、月よりも多くぶつかっている。それは、地球の方が重力が強いため、よりたくさんの隕石・衝突物を引き寄せたと考えられます。宇宙規模でいうと、地球と月はほぼ同じ位置にいることになります。ぶつかった場所は、風や雨などによる風化することで、多くの隕石などの跡が見えなくなった。なだらかになっている。月の場合は、地球のような環境下ではないため、クレーターなどの跡は、そのままになっています。地球も月と同じような環境下であれば同じように数多くのクレーターがある・ぶつかった星ということ。 季節や時間帯によって月の色が変わってみえるのはなぜですか? 黄色や、赤っぽくみえるのは、月が地平線から上がる前、沈む前ごろのことで、白くみえるのは、天頂付近に到達したときだと思います。理屈としては、朝焼け・夕焼けなど、太陽と一緒で、地球の大気にチリやガス舞っていて、光がこのチリやガスに反射されて、様々な色を含んでいる光の色が人間の目に届かないため。目に届く光で、赤色の光は光の波長・波の間隔が長く、砂粒・チリ・ガスをよけて届きやすく、月の色が変わって見えるわけです。 アニメや映画に出てくるような惑星などが部分的に破壊される、割れるなどが起こった時に、その星は、破壊されたままの状態になるのですか? 形状復帰するものでしょうか?ぶつかったもの同士でいびつな形になるのか? ぶつかって壊れた場合、今回、ジャイアントインパクト説の話をしたので、放出物が集まってほぼ丸・球状の月になったわけですが、丸に(球状)なりやすい。では、なぜ球体になるのか?天体ってだいたい球状ですよね?これは、「重力」で集まってるから。なんです。難しい言い方をすると「集方的な力」等方的な力とは、距離が同じ上下左右・等しく距離に対して働く力ボロボロになったときに、仮に岩石などが一時的に溶けてドロドロになったとすると 「重力」で集まった岩石は、均等に集まっていくため、球状になる。太陽も気体なので球。液体や気体などは、球になる。惑星も昔は、衝突を繰り返して温度が高くなり、溶けて液体状となり、球状になっている。つぶを1万個・10万個と数値シュミレーションで用意して重力による力とすると球状になります。ただし、自転速度が早い場合は、この限りではないです。球体が崩れて、円盤(◇・ひし形)のようになる場合もあります。さらに、自転速度が早すぎるために、円盤から飛び出したりする星もあります。それが、分裂説などの説明になります。小惑星であれば、「リュウグウ」がそうです。そろばんのこまのような形をしています。月で野球をしたらどうなる?野球といえば、投げて・打つ 投げるとなったときに、 地球だと地面につたわる力があるからボールの速度でるわけですよね。踏ん張りは効かなくなりますよね。 となると、どこの力で投げるのか?投げた軌道は、ほぼ投げた地点から直線でキャッチャーまでボールが進行していく。 で、バッターが打った場合?宇宙へ脱出まではいかないと思います。 打つ方も踏ん張れない?踏ん張れない。まず、ピッチャーは、変化球が投げられない。空気がないから。ストレート勝負!おそらく、プロ野球選手でも70~80キロ出ればいいほうだと思います。ただ、バッティングマシーンを置いてみたら変わらずスピードがでるのでは?で、変化球はなし。回転かけても意味はないですよね。マグナス効果なし。※マグヌス効果とは、回転しながら進む物体にその進行方向に対して垂直の力が働く現象を言う。マグナス効果とも呼ばれる。ただ、回転・スピンしたほうが、安定度などは増すかもしれない。打ったボールはなかなか落ちてこない。なので、両翼は、500m規模でいるかも。バッターが走る方が早い?走る方が早くなる。となると月版野球は、だいぶルールを変えないといけないですね。ムーンビレッジ国際ワークショップには参加できませんでしたが、将来、月で何かスポーツ「運動」は、人が生きていく上で必要なこと。こういった妄想も悪くはないですね。※第7回 ムーンビレッジ国際ワークショップ/シンポジウム持続的月面有人活動の実現と月における人類社会の構築に向けてムーンビレッジ国際ワークショップ/シンポジウムを開催。月面における持続的有人活動から人類社会の構築という視点で,技術的課題のみならず月面における多様な分野の講演。今も宇宙飛行士の方が、宇宙ステーションの中で色んな運動をしたりしてますが、考えとしては、地球上で行われるスポーツを月でやったらどうなる?はいいと思います。他には?ボルダリングでしょう!普段登れないのが、プロの選手のように登れる!もちろんオリンピック選手はさらにすごいんでしょうけど。ロープも要らない?そうですね、落ちても痛くない。そもそも、ボルダリングのボルダーは、岩のかたまりという意味です。月や小惑星などの岩のかたまりのことをボルダーというのです。天然のボルダーで、ボルダリング!サッカーも楽しそうですけど、なかなか大変だと思います。月の砂は、レゴリスというのですが、けっこうボールが地面に埋まってしまうかも。※月のレゴリスはかなりきめ細かい砂のようなものです。かなり砂が舞い上がる。電気を帯びやすく、磁石にもくっつく性質を持ちます。ロングスローはみんな投げられる。あとは、憧れのスカイラブハリケーンができる!キャプテン翼の!※スカイラブハリケーンとは、立花兄弟の代名詞とも言える必殺技スポーツに対する歓声などを出しても月では聞こえない?宇宙空間でスポーツをすると声は聞こえないです。月面基地の中でやると聞こえる(空気があるから)無線でやりとりをするか?でしょうか?ただ、月の環境下だと…。我々が穏やかに過ごせるのは、大気のおかげ。※月の温度昼間は、約110℃。夜は、約マイナス170℃。寒暖差がかなり激しい。月には大気がほとんどないから。大気には、熱い太陽の光を和らげ、なおかつ温まった地表の熱を逃さないという働きがあります。月の表面重力というのは、地球の約6分の1と非常に小さくなっているため、大切な役割を担う大気や水が保持できず、全て宇宙に逃げてしまうのです。やっぱり、月面基地を作って、地球の6分の1の重力という環境下の中で楽しむのが、一番ですね。室内競技になっちゃう!ということで、空想ということなので、ご了承ください。今回は、星空料理人 日本スペースガード協会 浦川さんに 月について色々と伺いました!
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月についてソラジオトーク!
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