PODCAST · arts
本棚の地層学:'60-'70 栞を置いた場所から
by 玉梓ノ瀏婀(Tamazusa no Rua)
あの頃、私たちの指先にはいつも、未知の宇宙や見たこともない異世界の物語が触れていました。放課後の図書室の匂い、夕暮れの街灯の下で夢中でめくったページ。そして、物語の途中にそっと挟んだままの、色あせた**紙の栞**。大人になるにつれて、いつの間にか地層の奥深くに埋もれてしまった「あの場所」を、もう一度、一緒に掘り起こしてみませんか。この番組は、1960年代から70年代にかけて私たちの胸を熱く焦がしたSF黄金時代の傑作を中心に、今なお読み継がれるべき文芸の名作たちを再発見していく音声の旅です。ロジャー・ゼラニーが描いた眩い神話を巡る空想、あるいは、時代を映し出す鋭い筆致で綴られた一編の小説。ジャンルの境界を越えて、あの日、なんにでもなれると信じていた子供のような好奇心を持って、忘れていた記憶の断片を一つひとつ丁寧に拾い集めていきます。あなたの本棚の奥深くで眠っている「しおりの続き」を、今、この場所から。
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第1回:ロジャー・ゼラニー『光の王』
【第1回:ロジャー・ゼラニー『光の王』——神話とSFが交差する、輝ける黄金の夜明】記念すべき第1回は、1960年代のニュー・ウェーブSFを象徴する作家、ロジャー・ゼラニーの傑作『光の王』を取り上げます。高度なテクノロジーを手にした人間たちが、自らをインド神話の「神々」として定義し、惑星を支配する世界。そこに反逆者として現れるのは、かつて「シッダールタ」と呼ばれた男でした。ゼラニー特有の詩的で流麗な文体が描き出す、めくるめくイメージの奔流。あの日、ページをめくる手が止まらなかった高揚感を、当時の読書体験を振り返りながら紐解きます。本棚の地層から掘り起こされた、色あせない輝きを放つ物語をぜひお楽しみください。【今回のトピック】異端の作家、ロジャー・ゼラニーとの出会いSFで描かれる「神話」の衝撃本を閉じた後も残る、あの独特の余韻について
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あの頃、私たちの指先にはいつも、未知の宇宙や見たこともない異世界の物語が触れていました。放課後の図書室の匂い、夕暮れの街灯の下で夢中でめくったページ。そして、物語の途中にそっと挟んだままの、色あせた**紙の栞**。大人になるにつれて、いつの間にか地層の奥深くに埋もれてしまった「あの場所」を、もう一度、一緒に掘り起こしてみませんか。この番組は、1960年代から70年代にかけて私たちの胸を熱く焦がしたSF黄金時代の傑作を中心に、今なお読み継がれるべき文芸の名作たちを再発見していく音声の旅です。ロジャー・ゼラニーが描いた眩い神話を巡る空想、あるいは、時代を映し出す鋭い筆致で綴られた一編の小説。ジャンルの境界を越えて、あの日、なんにでもなれると信じていた子供のような好奇心を持って、忘れていた記憶の断片を一つひとつ丁寧に拾い集めていきます。あなたの本棚の奥深くで眠っている「しおりの続き」を、今、この場所から。
HOSTED BY
玉梓ノ瀏婀(Tamazusa no Rua)
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