AKAとAO/酒羅場の社会デザイン学 podcast artwork

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AKAとAO/酒羅場の社会デザイン学

富山県射水市にある漁師町、新湊内川沿いにある築100年を超える古民家に住む夫婦は、毎日のように酒を飲みながら、デザインのこと、世間のこと、世界のことを語り合う番組。二人はそれぞれ異なる会社を経営していて、その修行のような毎日からあふれ出す思いを話題にボッドキャストで配信しています。夫の博之は広島出身。東京の美大でデザインを勉強したのち、まちづくりのコンサル会社へ就職。妻のあおいは、東京の大学で文学を学びつつ自分でデザインや写真などを独学で学び、そして夫と同じ会社へ就職。ふたりとも、全国の過疎地と言われる地域を飛び回り、仕事そして、地元の人たちとの交流を通じて色々な経験をしてきました。いつしか、地方に根を張り、自分たちが住む地域で自分たち流の活動をしたい、デザインの力で小さな活動、小さな点づくりから始めたいと思うようになりました。夫婦それぞれにデザイン・クリエイティブを提供できる会社を立ち上げました。毎晩、今日の出来事や仕事で思うことを語り合うのが日課ですが、せっかくだったらこの会話を配信してみることにしました。博之の仕事:社会課題を解決するデザイン、建築空間デザイン・プロデュース、ホテル経営、空き家のリノベに関わること色々あおいの仕事:グラフィックデザイン、紙ものデザイン、カフェ経営

  1. 22

    仮称「平成の働き方」?

    今回の配信は、「平成の働き方」をテーマに、僕たちが社会に飛び出したばかりの頃を振り返ってみました。私たちの恩師であり、当時の社長、地域交流センターを立ち上げた田中栄治さん。 「道の駅」の生みの親の一人としても知られる方です。 当時48歳だった田中さんのことを、20代だった私たちは「完全におじいさんだ」なんて思っていました(笑)。 でも、いざ自分がその年齢に近づいてみると、田中さんのバイタリティや、あの頃の「遊び」のある仕事のスタイルが、いかに凄かったかを痛感します。今のように法律やコンプライアンスが厳しくなかった時代、地方出張をはじめ、「研修」という名目で自由に出張させてもらえた背景には、田中さんの放任」という名の大きな器がありました。「若いうちは、あえて時間をかけて泥臭く働くことでしか見えない景色がある」「リモート中心の今の若い世代に、僕らはどうやって成長の場を作っていけるだろう?そんな問いが次々と溢れてきた収録でした。 時代は変わっても、恩師から受け継いだ「見守る姿勢」を大切にしたい。 経営者となった今の視点で、当時の熱量を振り返る僕たちの「仕事論」、ぜひ最後まで聴いてみてください。

  2. 21

    受け取り側リテラシー

    今回のエピソードでは、地方や様々な組織から講師・ファシリテーターとして招かれる機会の多い二人が、現場で実際に感じた違和感をもとに「主催者側のリテラシー」というテーマを深く掘り下げます。物語は、講師として懸命にメッセージを伝えても、主催者側がただルーティンとして処理するだけの姿勢に直面した苦い経験から始まります。二人は、単に有名な人を呼ぶことや予算を消化することが目的になってしまっている現状を指摘し、本来あるべき「場の設計(デザイン)」について熱く語り合います。主催者には、自分たちの地域や組織がどのような課題を抱え、参加者に何を持ち帰ってほしいのかという明確なゴールを描く能力が求められており、それこそが「受け取り側のリテラシー」の本質であると説いています。また、講師を単なる「ノウハウの提供者」として消費するのではなく、主催者自身がその講師を深く理解し、当日の運営でいかに魅力を引き出すかというフォロースルーの重要性にも触れています。たとえ事務的なスキルが未熟であっても、特定の講師に対して「どうしてもこの人に頼みたい」という強い熱量を持っていることは、それ自体が高度なリテラシーとなり得ます。最終的に、講師にすべてを丸投げするのではなく、主催者が主体となって事務局自身をもアップデートしていく姿勢こそが、結果として参加者の満足度を高め、価値ある場を生み出す鍵になるという結論に至ります。地域づくりやイベント企画に携わるすべての人に、自分たちの「呼ぶ力」を問い直させる、鋭くも愛のある対話です。

  3. 20

    駅前はどうあるべきか。

    久しぶりの配信。今回は、日曜夕方の富山駅周辺を歩いたときに感じた「人の少なさ」から、富山の観光導線や駅前空間の使われ方について話します。富山市は街並みが整い、駅前も開発され、トラムも走る“コンパクトシティ”と言われる一方で、「歩いている人が少ない」という感覚がある。自分たちの見た一日の切り取りかもしれない——そんな前提を置きつつも、過去に他地域の人から「きれいだけど、なぜこんなに歩いていないのか不思議」と言われた体験も思い出し、改めてその違和感を掘り下げます。話題は「駅の役割」へ。昔は駅や宿場が“情報と出会いの起点”として機能していたけれど、今はネットで事前に調べて目的地へ直行する時代。ハブは必要でも、ハブ自体が目的地になりにくい。だからこそ、降り立った瞬間に「ここに来た」と感じられる“プレゼンテーションの場”が駅に必要なのでは、という問題意識を語ります。観光案内所やパンフレット配置の話も具体的に。富山駅は案内が「通路の一角」にまとまっていて、改札を出た直後に自然と情報が入ってくる構造になりにくい。一方で、新高岡駅はパンフレットが揃っていて“西部のハブ”としての意志を感じる部分もある——ただ、実際のツアー企画(観光庁のガストロノミーツーリズム関連)では、有識者から「集合場所としてウェルカム感がない」「なぜここなのか分からない」と厳しく指摘された経験もあり、富山駅も含めて“入口づくり”の弱さを痛感した、という反省も共有します。「富山県民が思うほど、富山は知られていない」。だからこそ、立山連峰や“高低差4000m”といった富山らしい特徴を、到着直後に直感で理解できる形で見せること、あるいは「富山=寿司/酒」など、まず一発で伝わる象徴的な体験を置くことが大事ではないか。福井の恐竜、金沢の象徴的な駅の演出などを例にしながら、駅に必要なのは「全部説明すること」ではなく、まず“だめ押し”級に分かりやすい入口を作ることだ、という結論に近づいていきます。後半では、駅前に人が歩かない理由は「駅の外に出たくなる魅力(見える目的地)が少ない」こととも繋がっているのでは、という話に。駅を出た先に、寿司屋、工芸、面白そうな繁華街など“歩きたくなる気配”が見えないと、人は通過してしまう。だから行政やJRだけの話ではなく、企業や地域の担い手も含めた「集合体」として、駅前の賑わいをつくる意識が必要なのでは、と議論します。最後は「自分たちにできること」に着地。富山駅では駅ナカイベントが実際に頻繁に行われていて、ブックフェアや物販など、到着時のウェルカム感や偶然の出会いを生む力がある。大規模なハード整備ではなく、今ある空間を活用しながら、イベントという手段で“駅を目的地に近づける”可能性を探ります。富山駅、そして地方都市の駅はこれからどうあるべきか。雑談のようでいて、観光導線と入口設計の話をかなり真面目にしています。

  4. 19

    地元の曳山祭り、切り込み談義

    富山県射水市新湊の曳山祭りは、13基の曳山が細い道路と町家の間を進むことで、街全体が舞台装置となる独自の美しさを生む。移住のきっかけにもなったこの祭りは、年々体験が深まり“暮らしと重なる行事”として価値を増している。一方で、町並みの変化や観光化により本来の魅力が伝わりにくくなっており、地域側が「見方」を提示する必要性が語られる。曳山を入り口に、街並み保存や文化の重要性を伝えたいという思いが貫かれている。1.曳山祭りの規模と特徴10月1日に行われる新湊曳山祭りは、13基の大きな曳山が一日かけて町を巡る壮大な行事。細い道路を通る迫力が特徴で、地域の暮らしと切り離せない秋祭りとして存在している。2.移住のきっかけとしての祭り内川の景観と曳山祭りの存在が移住の原点になった。関わるほど祭りの魅力が深まり、今では自分たちの暮らしや仕事の基盤になるほど大きな意味を持つ行事として位置づけられている。3.「繋がる」という参加の意味曳山を押す・曲げるなどの物理的参加を「繋がる」と表現し、見るだけでは得られない関わり方と語られる。一方で女性は伝統的に距離があり、複雑な参加意識も残っている。4.町並みが生む「舞台装置」の美古い町家が道路際に並ぶ街並みと巨大な曳山が一体となり、美しい風景をつくる。特に夜の提灯山は圧巻で、建物と曳山の関係性こそ祭りの魅力の核心だと位置づけられている。5.まち並み喪失への危機感セットバック住宅や空き地増加により、町並みが崩れる懸念が語られる。曽ての景観が失われれば、曳山の見え方も大きく変わり、祭りの本質的魅力が損なわれると強い危機感が示される。6.犬山の元市長の言葉が示す「街とセット」の価値屋台を大都市で披露すると魅力が薄れたという経験が紹介され、曳山は街並みとセットで価値が最大化すると示される。美しさが弱まった瞬間は、街並みの危機の兆候であるとも指摘される。7.観光化と「見所ポイント」への違和感有料観覧席やパンフレットの「見所」だけでは、祭りの魅力のごく一部しか伝わらないと批判。曳山は自ら歩き回って出会うからこそ感動が生まれるという原体験の重要性が語られる。8.ご祝儀文化と“内側の体験”ご祝儀やちんちこ返しなど、住民だけが味わえる“内側の体験”が語られる。これは観光客が無理に理解すべきものではなく、地域に生きる人々の楽しみとして大切にされるべき層とされる。9.見方の提示が不足している初心者が祭りを楽しむには「どこで何を見ると良いか」という見方の提示が必要だが、地域側の説明が不足していると自己批評。魅力の連続性をどう伝えるかが今後の課題とされる。10.記憶が積み重なることで深まる祭り毎年の体験が積層し、一つのシーンが映画のように胸に刻まれると語られる。曳山祭りは単なる年中行事ではなく、個人の時間と感情が重なって深まっていく“人生の祭り”として捉えられている。11.SNSと映画『人生の約束』の影響住民によるSNS発信が祭りの魅力を広げ、映画『人生の約束』が外部からの関心を大きく高めた。映像表現を通じて、地元の人自身も新たな魅力を再発見する効果が生まれている。12.祭りを入口に文化の価値を伝えたい曳山祭りの「街が舞台装置になる」という事実を入口に、街並み保存や文化の価値を共有したいという意図が語られる。祭りは共通言語として機能し、文化の重要性を伝える手段になると期待されている。

  5. 18

    考えるって、素晴らしい。

    こんなタイトルで良いのか?内容は、クリエイティブの源泉と制約の重要性とでも言いましょうか?創造の楽しさは分野を問わず、何かを作り出すこと、考え続けることに楽しさを見出す。* 個人のテーマ: 建築、グラフィック、映像など手段は異なれど、何を表現したいのかというテーマが重要。* 写真家の視点: 現代は誰もが写真家である時代。何を表現するのかという視点が重要であり、単なる技術や流行に留まらないテーマを持つことの重要性。* 独自のモチベーション: 捨てられるもの、忘れ去られるものに価値を見出すことにモチベーションを感じる。* ゴミの価値: 価値がないとみなされるものに可能性を見出し、新たな価値を創造することに喜びを感じる。サプライズと意外性的な話。* 意外性の追求: あらゆるものを意外性で切り取り、驚きを与えることへの欲求。* カウンターカルチャー: 常に逆張りでいたいという天邪鬼な欲求。* 制約の重要性: 無限の自由よりも制約がある方がクリエイティブな発想が生まれる。* 捉え方: 捉え方を変えることで、ままならない状況をクリエイティブに転換できる。* 出た!ライフハック: 常にライフハックすることで、どんな状況でも楽しめる。仕様書と発注リテラシーなど。* 発注リテラシー: 課題設定が明確で、能力を発揮できるステージを提供できる人が発注リテラシーの高い人。* 仕様書の重要性: 良い仕事をするためには、しっかりした仕様書や制約が必要。* 仕様書作成のクリエイティビティ: どんな人が応募してくれるか、どんな提案をしてくれるかを想像し、提案しやすい設定をすることが重要。* 前例踏襲の弊害: 前例踏襲による非クリエイティブな仕様書は、創造性を阻害する。消費者と生産者の融合。* 社会のニーズ: 社会で求められているものだけでなく、本当に欲しいものを認識することが重要。* 研究開発者: サービスを享受する側が、同時に研究開発者であるべき。* 飽くなき探求: 飽きるまで考え続けられる人が強い。* 消費者と生産者: 消費者であり、生産者であることが重要。結論…。* 明確な結論は出ず。

  6. 17

    10年ひとくぎりで分かったこと

    【AIによる解説】地域の歴史を深く掘り下げて冊子としてまとめる活動が10年の時を経て完結しました。今回はその振り返りの話題です。​ 地域歴史探求の歩み過去10年間に地域の歴史を紐解くプロジェクトが行われ、毎年一冊の冊子が作成されました。この取り組みは地域の商工会議所との連携により、地元の事業者や学芸員とともに行われ、取材やデザイン作業を重ねて進められました。​変化する視点時間を経て、自分たちの視点が変わることが重要であると認識され、その変化がプロジェクトに新たな暫定を与えてきました。 例えば、最初はわかりやすさを重視したもの、最終的にはその必要がないことに気づいなかったと受け止められています。 このような変化は、地域の特性や共感を重んじる姿勢を反映しています。​ 成果と感謝この10年間の成果を振り返ると、多くの人々と稼いだことが大きな財産となっていることが強調されています。 特に、地域の事業者との協力や、参加者とのインタラクションが、計画をより豊かなものにしていったという点が挙げられます。 その中で、石碑や地域資源の存在が重要であったかが再認識され、ただ存在するものへの新しい見解が提案されました。​終わりと新たな視点プロジェクトの終了がギリギリの中で、その「終わり」が持つ意味についても考察されます。 終わることの価値や、次のステップへの意識が語られ、最後に人に焦点を当てたテーマが設定されたことは、プロジェクトの核心的なメッセージを再確認する良い機会とされています。この10年間の振り返りは、地域への愛着やコミュニティへの感謝の念を新たに、多様な関係性の中での学びを強調するものでした。地域資源の価値を再確認しつつ、次なる展望に向かうことの重要性が感じられました。

  7. 16

    場を持つことのリアル

    今日も?突然のテーマ設定でした。妻から「話したいことがあるから録音!」と言われて話し始めた内容は、1つの店を経営するだけでも大変なのに多店舗をやるって想像がつかない、どうやってんの?!という入り口から話は広がります。【AIによる解説】このエピソードでは、場を持つことの魅力や可能性だけでなく、運営に伴う課題や困難についても深掘りされています。例えば、場を維持するための経済的・時間的コスト、参加者との関係性の構築、そして場の目的や方向性の明確化など、実際に場を持つ際に直面する現実的な問題が取り上げられています。また、場を持つことによって生まれるコミュニティの力や、個人の成長、社会への影響についても言及されています。場を通じて人々がつながり、新たな価値を創造するプロセスや、その中での学びや気づきが共有されています。このエピソードは、場づくりに関心のある方や、すでに場を運営している方にとって、実践的な知見や共感を得られる内容となっています。理想と現実のギャップに悩む方々にとって、具体的なヒントや励ましとなるでしょう。

  8. 15

    私的に、いいホテルとは?

    万博に行くために大阪市内で一泊しました。そのホテルはオープンしてまだ2週間。大阪城のお堀の外、天守閣を真ん前にのぞむ好立地に建設された外資系のホテルです。ここが凄かった!!まず高層のよくあるホテルでは考えられないほど攻めたデザイン。汚れない、傷がつかない、いつまでもメンテナンスフリーが理想のところ、このホテルの部屋は違いました。空間デザインを仕事とする博之からすると、勇気のいる選択をした箇所はいくつもあると感じます。なので非常に質感の高い空間で、とても落ち着きを覚えました。スタッフのまだ不慣れな感じが初々しくもあり、また良かったです。あとは食事のことも絶賛!ぜひトークを聴いてみて下さい。

  9. 14

    万博2025、考察その2

    前回からの続きです。パビリオンの体験価値ってなんだ?という所から、展示(プレゼン)のあり方に話は及びます。デジタル全開のハイテク映像をぶちまける一方で、基本は進化してないんじゃないか?という思いもありつつ、良い面も残念な面もあります。仕方ないとは思うのですが、液晶画面に映し出されたデジタルコンテンツは、別にここで観なくて良いじゃないと。それよりも手触り感のある民芸品だったり、手作り感のある模型だったりするほうが、わざわざここへ来てみた甲斐があるというものです。よく言う「五感で体験」するのが万博の面白さなのかもしれません。香りがそうで、絶対に日本ではふつうに暮らしていて漂ってこない異国の香りがあります。万博会場に持ってきたモノだったり、スタッフの方の衣装から香るものだったり。音はどうだったか?各所でそれぞれの国の文化を感じる伝統的な楽器を使ったライブ的なイベントをしていたのが印象的。そんな話をしています。

  10. 13

    万博2025、考察その1

    〆切に追われる2人が無理やり、無理くり、やっとこさ、一泊二日の万博体験してきました。結果的には無理して行って良かった!各国の文化を一堂に感じることができる貴重なチャンスです。そもそもパビリオンという場の捉え方とか、ブースの作り方ノウハウとか、国の意気込みや異文化の温度感を覚えました。本当に良くて、勉強になること満載でした。お金かけすぎとか、間に合ってないとか、前評判がイマイチだったんですけど、行ってみると凄く良いです。具体的にどこが良かった?について、何回かに分けて語ります。

  11. 12

    テナント商売のワナ?!

    テナントリーシングが上手くいっている商業施設は少ないと感じます。少なくとも私たちが住んでいる富山県ではそうです。大規模な郊外ショッピングモールをはじめ、今では地方の駅前や中心市街地でも同じ状況になっています。なぜなんでしょう?ズバッと切ると、時代の変化に追いついていないという事なんですが、明らかに人々が求める場になっていないと感じます。商業全体で成り手が少ないなか、借り手を見つけるために必死の大家さんがやってしまう浅はかな行動は「スペースを埋める」です。仮にオープン当初の一時凌ぎはこれで良いにしても、家賃を賄うほどの利益が出なくて撤退する店が相次ぐのがオチです。大家さんがやるべきは何なんでしょ?それは「プレイスの魅力づくり」です。店舗の集客力だけに頼らず、自らが場の空気をつくるとか、ここに来るべき意義を発信するとか、そういう努力をすることです。この考えは小さなビルの貸店舗でも、空き店舗でも一緒で、しっかりとプレイスの価値を高める必要があります。実力のある店は、わざわざ場所を借りません。建物一体で自らブランディングするはずですから。適当にフランチャイズ店で埋めるテナントリーシングや、単に貸すだけで場づくりに協力しない大家さんは考え直してほしいものです。今回は、だいたいそんな話です。

  12. 11

    紹介ビジネスがどう変わる?

    例えば、人材紹介ビジネスです。人手不足で求職者が売り手市場の今では、人材紹介ビジネスをやっている会社の客は会社側です。1人の求人に数十万円を払うのは当たり前。でもなんだか腑に落ちないですね。人材募集をしている会社の事をよく分かっていないまま、限られた時間でお客様の事を知ろうと必死です。

  13. 10

    マークを欲しがる人

    あおいから提案されたテーマだが、そもそもバッジってなんだろ?というところから始まり、それは例えばSDG'sだということを知る。本来なら企業価値や人物のアイデンティティを形成するのに役立つ認証や認定だったりするが、表明するだけだったり、賛同するだけだったりすると逆にアイデンティティは決定的なものには至らず、個性も主張できなくなるかもしれない。表明するのが経営者だと、自分ごとで語ることも沢山あると思われるが、会社から言われて仕方なくバッジを付けている人々は何を思うだろうか?

  14. 9

    歴史は繰り返す?

    10年ひと周りすると、あれ?これって昔と同じこと言ってない?やってない?と思う事が多々ある。地域の課題というのは、そうそう変わるもんじゃない。かつて取り組んでみて上手くいかなかった事に、またチャレンジしようとする別の人間が現れる。で、また、同じような結果になる。かつてもチャレンジしてみた、という情報が共有できていれば、それもまたよし。きっと新たな視点が生まれるから。私たちが地域に入って課題を見つけて事を起こそうとするとき、ネットがない時代は現地で調べた情報や地元で見聞きした事が頼りだった。それがまた良かったりする。地域に歴史の証人みたいな人がいるのは大変ありがたい。歴史は繰り返しても良いが、そういう人がいる事が前提であれば。

  15. 8

    担い手がいない問題?

    あおいは今日、とあるまちづくり講演会にでかけて、非常に感銘を受けたと語った。しかし、その場にまちづくりの担い手となる次世代の人たちが少なく、とても心配になった。この町で第一線で頑張っている彼らの姿がないことに驚いた。その理由としては??…そんなところから始まった今回の話。

  16. 7

    解像度高く、地域のことを語ろう!

    今日のSNSは、ニューヨークタイムズに、世界で行くべき30番目の都市として富山市が選ばれたことでもちきりだった。僕ら夫婦はそれを複雑な気持ちで受け止めたのだった。なぜ??それは選ばれた理由にある。どの店が良いのか?例えばどこが良いのか?の具体的なこと、つまりは解像度の高く、しかも選ばれた観点に納得がいかなければ、世界から観光客が押し寄せることもないであろうと…。ずっと地域活性化の仕事に携わり、全国津々浦々の町におじゃました(特に嫁あおいは)経験から、そのあたりの話題に敏感なふたり。ぞっそく、飲みながらの議論が始まった。しかし、最後は富山県民の家自慢、住宅事情の話に終始してしまい、テーマのまとめにならず、終了となりました(汗)。

  17. 6

    寄り道の数だけ、深いことができる?後編

    前回の続き。今度は妻あおいのエピソードとなる。学生時代は文学を学ぶが、もともと服飾デザインが好きだった事から、同じアルバイト先で出会うデザイン専門学校の学生がキラキラして見えた。大学在学中にデザイン専門学校にも通うことを決意。でも現在はグラフィックデザイナーとして会社も経営しているわけだが、文学好きはどのように活かされているのか、そのあたりが気になるところだ。

  18. 5

    寄り道の数だけ、深いことができる?前編

    2024年もまもなく終わろうとしている年の瀬に、博之は正月飾りを「作った」のだった。いつもであれば、贔屓にしている花屋でお気に入りの飾りを買うのだが、あいにく売り切れだった。そこで、姫松などの材料を買って作ることを思いつき、作り始めると急に色々な思いが溢れてきたのだった。そういえば、学生時代にやったディスプレイのアルバイト経験が、今の仕事の礎になっているのかも?などの思いは巡る、巡る…。物凄い良い経験ではないか!と妻あおいの指摘が。確かにそうで、古民家の空間デザインの感性はここから来ているのかもしれない。あまり自覚がなかったが、これは面白い発見であることは間違いない!

  19. 4

    可能性(だけ)に生きる人たち。

    博之が何気なく使っていた言葉「可能性に生きるな」の意味を解説。妻あおいには理解してもらっていると勝手に思い込んでいたのだが、それは幻想だったことが判明。あらためて、何を言わんとしているかを話すことにした。言いたいことの要点は、世間から今の自分の有り様や経験、能力などを評価されることから逃げて、将来こんな人間になるんだ!という将来性の部分に自分のアイデンティティを確立しようとするのは良くない、ということ。人って、夢の実現に向けて、何をやっている、今までやってきた、ことに共感を覚えるんじゃない?…今回のテーマはそんな話である。

  20. 3

    人生は、授かった道具で変わる。

    あおいの会社に、グラフィックデザイナー志望の学生インターンが来た。紙を切る作業をしてもらったが、最初に彼女に与えられたカッターがあまりにもチープだったので、今度はちゃんとキレイに切れるカッターを渡した。当たり前だが、その違いによって作業効率の差も体感できたはず。この出来事から今日のテーマが決まった。博之が学生時代に経験したアルバイトの事を思い出す。同じ作業でも、確かに与えられた道具によって、良い思い出と悪い思い出ができた。そうか、あの道具も確かに、人生を変えたかも…。不便な思いをするからこそ、人は工夫して、成長するのか?クリエイティブ魂を発揮するのか?いや、それとも良い道具によって才能を開花させるのか?

  21. 2

    ブランド品と100円ショップの共通点

    モノの価値は人によって異なるのは当たり前なんですが、どうも腑に落ちないことばかり。ブランド品を好んで買う人、100円ショップが大好きな人、そこには実は共通の価値観があったりする。ほとんどのお店では定価で商品やサービスを買いますが、そうじゃない場所があることも確か。

  22. 1

    富山県民は傷つきやすい?

    夫博之は「富山県民の多くは傷つきやすい」という仮説を立てました。だから分厚い壁をつくって傷つくことから自分を守っていると。それに対して妻あおいは、共感するところもあるが、ちゃんと説明できるよう論点整理を持ちかけ、またいつものようにふたりの談義がはじまりました。

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富山県射水市にある漁師町、新湊内川沿いにある築100年を超える古民家に住む夫婦は、毎日のように酒を飲みながら、デザインのこと、世間のこと、世界のことを語り合う番組。二人はそれぞれ異なる会社を経営していて、その修行のような毎日からあふれ出す思いを話題にボッドキャストで配信しています。夫の博之は広島出身。東京の美大でデザインを勉強したのち、まちづくりのコンサル会社へ就職。妻のあおいは、東京の大学で文学を学びつつ自分でデザインや写真などを独学で学び、そして夫と同じ会社へ就職。ふたりとも、全国の過疎地と言われる地域を飛び回り、仕事そして、地元の人たちとの交流を通じて色々な経験をしてきました。いつしか、地方に根を張り、自分たちが住む地域で自分たち流の活動をしたい、デザインの力で小さな活動、小さな点づくりから始めたいと思うようになりました。夫婦それぞれにデザイン・クリエイティブを提供できる会社を立ち上げました。毎晩、今日の出来事や仕事で思うことを語り合うのが日課ですが、せっかくだったらこの会話を配信してみることにしました。博之の仕事:社会課題を解決するデザイン、建築空間デザイン・プロデュース、ホテル経営、空き家のリノベに関わること色々あおいの仕事:グラフィックデザイン、紙ものデザイン、カフェ経営

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富山県射水市にある漁師町、新湊内川沿いにある築100年を超える古民家に住む夫婦は、毎日のように酒を飲みながら、デザインのこと、世間のこと、世界のことを語り合う番組。二人はそれぞれ異なる会社を経営していて、その修行のような毎日からあふれ出す思いを話題にボッドキャストで配信しています。夫の博之は広島出身。東京の美大でデザインを勉強したのち、まちづくりのコンサル会社へ就職。妻のあおいは、東京の大学で文学を学びつつ自分でデザインや写真などを独学で学び、そして夫と同じ会社へ就職。ふたりとも、全国の過疎地と言われる地域を飛び回り、仕事そして、地元の人たちとの交流を通じて色々な経験をしてきました。いつしか、...

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