【社会・文学・医学】よるの俳諧  〜家庭医×漢方医がつむぐ俳諧的ポッドキャスト

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【社会・文学・医学】よるの俳諧  〜家庭医×漢方医がつむぐ俳諧的ポッドキャスト

「よるのハイカイ」は「家庭医のたっしー」と「漢方医のおかん」がお送りするPodcastです。江戸時代の文人たちが句を重ねて新しい世界を描いた「俳諧」のように、二人が選んだ本を軸に、医学、文学、時には日常のふとした出来事まで対話を重ねていきます。

  1. 18

    【あさの設え#6-1】(医学教育)AI×ベッドサイド×不確実性

    NEJM 2025年「医学教育」シリーズから3本を読み解く第1回。AI診療の「ケンタウロス型」運用、ベッドサイドの再活性化、認識論的/偶然的という不確実性の二分——。Team SOMAの家庭医・たっしーと漢方医・おかんが、テクノロジーが進むほど身体性と判断力が問われる逆説を語ります。次回は「時間と能力」へ。

  2. 17

    【よるの俳諧#11】人間の経済~人間の心が宿るところとは~

    宇沢弘文『人間の経済』。社会的共通資本としての医療、昭和天皇が見抜いた「人間の心」、プロフェッショナリズムの日本化、SECIモデルと働き方改革。医師の責任と心を夜更けに問い直す対話。次回は渡邉康太郎『生きるための表現手引き』へ。

  3. 16

    【ひるの寄り合い#1】インタビュー編『コミュニティホスピタルと山を担ぐ家庭医ー地域の小病院の新しいあり方』ゲスト:吉田伸先生

    SOMAの新番組『ひるの寄り合い』がスタート!▼今回のトーク内容:ゲスト:頴田病院 吉田伸先生/家庭医を志した原点と救急医療の現場で感じた葛藤/初期研修2年目、在宅医療との出会いと北海道への旅/患者にも家庭医にも選ばれる「コミュニティホスピタル」という新しい病院モデルの魅力とは/日本の家庭医の半数が病院に勤務する現実――コミュニティホスピタルは家庭医の「住処」たり得るか/外来・病棟・在宅をシームレスにつなぐほぼ「切れない継続性」の価値/コミュニティホスピタル運営で最もエネルギーをかけているのは、実はシフト表だった/20年以上続ける飯塚祇園山笠と、お祭りが育む地域のつながり▼番組概要:SOMAの新番組「昼の寄り合い」は、プライマリケアの現在と未来を担うリーダーをお招きし、歩み・本音・これからを語り合う対談番組です。▼関連リンク:・YouTubeチャンネル「かいたラジオ」:https://youtube.com/@kaitaradio?si=D2zmXf3LuKsiF1kd・SOMAのnote:https://note.com/soma_synergy​​​​​​​​​​​​​​​​

  4. 15

    【あさの設え#5】妊娠前に必ず必要なケアとは?〜赤ちゃんのお父さんお母さんのためプレコンセプションケア〜

    「妊娠の希望はありますか?」——この一言がすべての始まりです。全妊娠の約半数が計画外という現実の中、葉酸・糖尿病や高血圧の管理・催奇形性のある薬剤の切替をAFP総説から解説します。さらに中国8000万組のNFPHEXと中医学の体質診断も紹介。明日の外来を変えるプレコンセプション・ケアの実践していきましょう。

  5. 14

    【あさの設え#4】「静かなるパンデミック|薬剤耐性AMRの30年と2050年の未来予測」

    【概要】薬剤耐性(AMR)による死亡は年間471万人——HIVやマラリアを超える「静かなるパンデミック」。Lancet掲載の30年間・世界規模データから、5歳未満の死亡50%減という成功と、70歳以上の80%増という危機の二極化を読み解きます。MRSA・カルバペネム耐性菌の最新動向から、漢方の補完的アプローチ、そしてプライマリ・ケアの現場でできることまで。【トピック】・AMRに「起因する死亡」と「関連する死亡」の違い・小児の成功要因:肺炎球菌ワクチンとWASH・高齢者の危機:免疫老化とインフラメージング・警戒すべき2つの主犯:MRSAとカルバペネム耐性菌・2050年予測と「Better Care」シナリオ——9200万人を救う道・黄芩バイカレイン・プランタマジョシドによるMRSA対策研究・プライマリ・ケアの現場からできること【参考文献】GBD 2021 Antimicrobial Resistance Collaborators. Global burden of bacterial antimicrobial resistance 1990–2021: a systematic analysis with forecasts to 2050. Lancet 2024;404:1199-1226.Chinese herbal compound for multidrug-resistant or extensively drug-resistant bacterial pneumonia: a meta-analysis and trial sequential analysis. Front Pharmacol 2023. doi: 10.3389/fphar.2023.1282538Chan BC et al. Synergistic effects of baicalein with ciprofloxacin against NorA over-expressed methicillin-resistant Staphylococcus aureus (MRSA). J Ethnopharmacol 2011;137:767-73.Chen et al. Novel inhibition of Staphylococcus aureus sortase A by plantamajoside. Appl Environ Microbiol 2024. doi: 10.1128/aem.01804-24【出演】たっしー(家庭医療医)/華岡(漢方医)

  6. 13

    【よるの俳諧#10】『予測不能な時代』~ 幸福はデータで測れるか

    矢野和男さんの『予測不能の時代』を手に、幸福を科学します。ウェアラブルデバイスが明かす「良い幸せ」と「悪い幸せ」。体が動くから幸福になる?医療者のQOLと医療の質の関係を、家庭医と漢方医が探る1周年記念回。次回は宇沢弘文『人間の経済』へ。

  7. 12

    【あさの設え#3】胃もたれ「異常なし」の機能性ディスペプシアの奥に迫る!

    機能性ディスペプシア(FD)の最新知見をNEJM論文から解説。内視鏡で異常なしでも続く胃もたれ・早期満腹感の原因は十二指腸の微小炎症だった?三環系抗うつ薬、六君子湯、半夏瀉心湯、鍼灸まで、西洋医学と東洋医学の治療を総まとめ。参考文献Pasricha PJ, Talley NJ. Functional Dyspepsia. N Engl J Med. 2026;394:166-76. doi:10.1056/NEJMcp2501860.Kim K, Ko SJ, Cho SH, Kim J, Park JW. Efficacy and safety of Banxia Xiexin decoction for functional dyspepsia: A systematic review and meta-analysis. Front Pharmacol. 2023;14:1130257. doi:10.3389/fphar.2023.1130257.Ko SJ, Park J, Kim MJ, Kim J, Park JW. Rikkunshito for functional dyspepsia: A systematic review and meta-analysis. J Gastroenterol Hepatol. 2021;36(1):64-74. doi:10.1111/jgh.15208.Burns GL, Bruce JK, Minahan K, et al. Type 2 and type 17 immune cell profiles differ in functional dyspepsia. Front Immunol. 2023;13:1051632. doi:10.3389/fimmu.2022.1051632.Xu Z, Zhang X, Shi H, Liang M, Ning F, Wang Q, Jia H. Acupuncture for psychological symptoms in functional dyspepsia: A systematic review and meta-analysis. PLoS One. 2024;19(3):e0298438. doi:10.1371/journal.pone.0298438.Zhang J, Liu Y, Huang X, Chen Y, Hu L, Lan K, Yu H. Acupuncture for functional dyspepsia: A network meta-analysis. Evid Based Complement Alternat Med. 2020;2020:3872919. doi:10.1155/2020/3872919.Kwon CY, Ko SJ, Lee B, Cha JM, Yoon JY, Park JW. Acupuncture as an add-on treatment for functional dyspepsia: A systematic review and meta-analysis. Front Med (Lausanne). 2021;8:682783. doi:10.3389/fmed.2021.682783.

  8. 11

    【あさの設え#2】「原因不明の激痛」の正体|複合性局所疼痛症候群(CRPS)最新治療

    触れるだけで走る激痛、複合性局所疼痛症候群(CRPS)。長年「原因不明」とされてきた慢性痛の正体が明らかに。神経系の異常と自己免疫の関与!西洋医学の4本柱から漢方・鍼灸まで、痛み治療の最前線をお届けします。参考文献:Goebel A. Complex Regional Pain Syndrome. N Engl J Med. 2025;393:2338-48. doi:10.1056/NEJMcp2415752.

  9. 10

    【よるの俳諧#9】『知識創造企業』~SECIモデルを読み解く!カオスやゆらぎを入れ込んだ場つくりとは何か

    野中郁次郎『知識創造企業』。暗黙知を言葉に、個人の技を組織の力に変えるSECIモデル。共同化、表出化、連結化、内面化――螺旋を描く知識創造を医療現場に重ね、場作りの本質を問う。メタファー、冗長性、合宿。知識継承の知恵がここに。

  10. 9

    【あさの設え#1】最新論文で読み解くアルコール使用障害との向かい方!

     「夜のハイカイ」の番外編として、最新の医学論文を扱います。このコーナーは名付けて、「Primary care lab(プララボ)」!今回はNEJM(New England Journal of Medicine)から「アルコール利用障害」を取り上げます。 この不健康な飲酒(アルコール使用障害を含む)は、がん、肝疾患、精神疾患などの主要な原因です。本編では、外来患者の20〜30%に見られるこの問題に対し、非判断的なアプローチの重要性、AUDIT-Cによるスクリーニング、そしてナルトレキソンやアカンプロサートなどの薬物療法、ブリーフカウンセリング やピアサポート を組み合わせた治療戦略について深く掘り下げます。 飲酒習慣の見直しを考えるあるいはその方々に接する全ての人へ届きますように。参考:Krist AH, Bradley KA. Addressing Alcohol Use. N Engl J Med. 2025;392(17):1721-31

  11. 8

    【よるの俳諧#8】『体はゆく』~ピアノや野球が「できる」ということの本質をテクノロジーで暴いていく!

    伊藤亜紗『体はゆく』が問う、できることの本質。体の「許さ」がテクノロジーと出会う時、新たな可能性が生まれる。エクソスケルトン、VR、脳波―二人の医師が語る、暗黙知を形式知へと変える未来の医療教育。次回は野中郁次郎『知識創造企業』で知の創造を探る.

  12. 7

    【よるの俳諧#7】『整体入門』~風邪を引くことは体の歪みを治すための生体反応?気を感じることとは?

    野口晴哉さんの『整体入門』を手に、漢方医おかんが語る「気」の世界。家庭医たっしーとともに、身体の歪みから読み解く病のサインと、個別性を重視する東洋医学の知恵を探ります。触診では見えない体癖の奥深さと、現代医療に欠けがちな手当ての温もりを問い直す。次回は伊藤亜紗『体はゆく』で科学する身体へ向かいます。

  13. 6

    【よるの俳諧#6】『傷ついた物語の語り手』~ナラティブに迫る!

    病の「語り」を巡る名著であるアーサー・W. フランク著『傷ついた物語の語り手: 身体・病い・倫理』に挑むも、まさかの挫折!理論と臨床の狭間で、家庭医と漢方医が語り合う「語れない」ことの意味とは。難解なテキストから離れ、より実践的な対話法へと漂う予測不能な夜。この回り道こそが、本当の処方箋かもしれない。次の一冊はこの沈黙の先に見つかるか。

  14. 5

    【よるの俳諧#5(後編)】『青い鳥』~物語を動かしていく力とは!一人一人が主人公であり脇役である~

    青い鳥の物語から始まり、患者さんとの対話で「本質を見る」技術を探求していきます。家族への質問、人生の振り返り、そして小さな敏感と大きな鈍感を交差させる医療実践まで。二人の医療者が語る、診察室での「ダイヤモンドを回す」瞬間とは。物語が日常診療を変える力を実感する濃密な対話。次回は『傷ついた物語の語り手』で病の語りの深層に迫ります。

  15. 4

    【よるの俳諧#5(前編)】『青い鳥』~幸せってなんだろう

    メーテルリンクの『青い鳥』をテーマに、漢方医おかんと家庭医たっしーが対話します。幸せを求めて冒険する物語から、患者の幸福とは何かを考察。身近にある幸せに気づくことが、時に最良の治療になると語り合います。医療者だからこそ見える物語の新たな読み方を提案。次回後編では、登場人物の旅から学ぶ健康と幸福の関係に迫ります。

  16. 3

    【よるの俳諧#4(後編)】『はじめての人類学』~寄り添うことの世界線

    インゴルドの提唱する「共に生きることについて考える人類学」。グリーフケアや日常診療の実践を通して、医療者は患者とどう向き合うべきか。次回は「青い鳥」が導く幸福論へ。

  17. 2

    【よるの俳諧#4(中編)】『はじめての人類学』~臨床現場における贈与とは

    奥野克巳著「はじめての人類学」フィールドワークから見えてくる構造と象徴。贈与と交換の理論を手がかりに、医療における関係性の本質に迫ります。二人の医療者が、それぞれの立場から「診察」という行為の持つ意味を問い直します。

  18. 1

    【よるの俳諧#4(前編)】『はじめての人類学』~参与観察がどのように臨床に生きてくるのか

    【#4(前編)】はじめての人類学-参与観察がどのように臨床に生きてくるか。人類学の第一人者マリノフスキーが確立した「参与観察」という手法。漢方医おかんと家庭医たっしーが、その視点から現代の医療者-患者関係を探ります。文化人類学の知見は、診療の現場にどんな示唆を与えるのか。

  19. 0

    【よるの俳諧#3】『生き物をめぐる四つのなぜ』~生き物の多様性ってどこからくるの

     第4回の「夜のハイカイ」では、長谷川真理子著『生き物をめぐる四つのなぜ?』を取り上げます。 前回、横道誠氏の『みんな水の中』を通じて探求した人間の多様性について、今回は生命科学の視点からより深く掘り下げていきます。生物の行動を理解するための「四つのなぜ」という概念を手がかりに、ヒトという種が持つ多様性の起源に迫ります。 鳥のさえずりから、渡り鳥の驚くべき能力、そして人間の社会性まで——生命の不思議に迫る本書との対話を通じて、私たちの「当たり前」を問うていきます。家庭医のたっしーと漢方医のおかんによる、医学と生命科学の境界を行き来する探検の旅にぜひご参加ください。

  20. -1

    【よるの俳諧#2】『みんな水の中』~当たり前の境界線はどこにあるのか

     第3回の「夜のハイカイ」では、横道誠著『みんな水の中』を取り上げます。 発達障害当事者である文学研究者の視点を通して、医療者である私たちの「当たり前」が、どのように揺らぎ、溶解していくのでしょうか。水中世界のような独特の感覚世界と、鋭い学術的考察が交差する本書との対話を通じて、神経多様性についての新たな理解を探っていきます。

  21. -2

    【よるの俳諧#1(後半)】『コンビニ人間』~人はなぜ普通を求めるのか

    村田沙耶香『コンビニ人間』を糸口に、人はなぜ「普通」を求めるのかを探ります。本編のアフタートークとしての二人の本音をお楽しみください。

  22. -3

    【よるの俳諧#1(前半)】『コンビニ人間』~われわれは病院人間だ

    村田沙耶香『コンビニ人間』を糸口に、人はなぜ"普通"を求めるのかを探ります。コンビニの蛍光灯の下で見つけた、魂の居場所をめぐっていく。

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