50代父と20代息子のシネマ・ジェネレーション・ギャップ

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50代父と20代息子のシネマ・ジェネレーション・ギャップ

同じ映画を世代が違う2人が観たら、こんなにも違って見えるの?実の親子(外資系企業勤務25年の父あわわっちと、大学の映画学科の監督養成コースに通う息子のあっつ)が、新作、旧作から気になる映画を1本取り上げ、気楽に語り合うプライベート空間。2人はジェネレーション・ギャップを感じながらも、映画が描く恋愛、友情、キャリア、そして家族に思いを馳せます。毎週木曜17時配信。

  1. 22

    第19回『男が女を愛する時』:優しさは、なぜ愛する人を苦しめたのか?

    優しさは、なぜ愛する人を苦しめてしまうのでしょうか?第19回は、1994年公開の『男が女を愛する時』を取り上げます。アルコール依存に苦しむ妻アリスと、彼女を支えようとする夫マイケル。一見すると、これは依存症と家族の物語です。けれど観ていくうちに浮かび上がってくるのは、「愛する」とは何か、「支える」とは何か、そして誰かを幸せにすることは本当にできるのか、というとても難しい問いでした。メグ・ライアンがそれまでのラブコメのイメージとは違う顔を見せる本作を、50代父と20代息子が、それぞれの現在地から語ります。これから初めて観る方には、観たくなる予習ガイドを。すでに観た方には、もう一度観直したくなる解釈のひとつを。ワクワク感を損なうネタバレを避けつつ、ストーリーの奥にあるものを一緒に紐解いていきます。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ

  2. 21

    第18回『オッペンハイマー』:なぜ英雄扱いされた男が没落したのか?

    なぜ彼は、アメリカ中から英雄扱いを受けたのに、没落したのでしょうか?第18回は、2023年公開の映画『オッペンハイマー』を取り上げます。マンハッタン計画を率い、世界初の原子爆弾開発を成功させた理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマー。この映画は、彼が“原爆を作った男”であること以上に、その真実を知ってしまった後、どんな人生を生きることになったのかを描いた作品でもあります。前半では、映画の基本構造やノーラン監督ならではの時系列の切り刻み方、カラーとモノクロを使い分けた視点設計、そしてルドウィグ・ゴランソンによる圧倒的な映画音楽について整理。後半では、情報統制と真実の重み、そして「知ること」が人をどう変えてしまうのかというテーマへ踏み込みながら、この親子に今この映画がどう見えているのかを掘り下げました。これから初めて観る方には“観たくなる予習ガイド”として。すでに観た方には、“なぜこの映画が原爆投下そのものではなく、その後を描くのか”を考えるための一つの視点として、お楽しみいただければ幸いです。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ

  3. 20

    第17回『バービー』:この風刺は、誰に刺さるのか?

    あなたには、この風刺は刺さりましたか?2023年公開の映画『バービー』。ただ華やかでポップなだけの映画だと思っていたら、その奥には、思いのほか鋭い風刺が潜んでいました。しかもその風刺は、世代によって刺さり方が違うのかもしれません。第17回は、父と息子それぞれの視点から、『バービー』をコメディとして楽しむ面白さと、その裏にある社会風刺の構造を語ります。バービーランドという小さな世界を通じて、現実の男女観やコミュニティの違和感をどう映し出しているのか。そして、そうしたテーマを“今さら強く意識しない世代”には、この映画がどう見えるのか。笑いながら観られるのに、あとから少しだけ考えさせられる。そんな作品の奥行きを掘り下げました。これから観る方には予習ガイドとして。すでに観た方には、この映画を整理し直すための一つの補助線として。親子で『バービー』の見え方の違いをたどります。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ

  4. 19

    第16回『HANA-BI』:その「今」を、誰が抱きとめるのか?

    その「今」を、誰が抱きとめてくれますか?第16回は、HANA-BI。1997年、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した、北野武監督・主演の傑作です。記憶はなぜ断片として残るのか。そしてこの映画は、なぜ時系列をバラバラにしてまで、それを描こうとするのか。今回は、「説明を間引く」という北野映画の技術と、「悟られずに説明する」という高度な表現に迫ります。さらに、タイトルに込められた「花」と「火」の対比構造、そして過去と未来のあいだに浮かび上がる「今」という時間。そのとき、あなたのそばにいるのは誰なのか。あるいは――あなたは、誰かの「今」を抱きとめられているのか。正解のない問いを、親子で静かに考えていきます。これから初めて観る方には“予習ガイド”として。すでに観た方には“解釈のひとつ”として。そして、この親子には今この映画がどう見えているのかも、少しだけ覗いてみてください。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ

  5. 18

    第15回『アウトレイジ』:暴力は“手段”か“目的”か、それともその両方か?

    暴力は、物語を動かすための“手段”なのか。それとも、暴力そのものが“目的”なのか?北野武監督『アウトレイジ』。「登場人物全員悪人」という強烈なキャッチコピーの裏側で描かれているのは、単なる抗争ではなく、逃げ場のない“構造”そのものかもしれません。暴力に目を奪われながら観ているはずなのに、気づけば取り返しのつかない地点まで連れていかれる。この映画に仕掛けられた“二面性”を、親子でゆっくり紐解いていきます。そしてもう一つの問い。この映画で、本当に一番の“悪人”は誰なのでしょうか。これから観る方には予習ガイドとして。すでに観た方には、一つの解釈として。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ

  6. 17

    第14回『アンタッチャブル』:実話か神話か?映画が作るヒーローの正体

    この映画、本当に実話なのでしょうか?1987年公開、ブライアン・デ・パルマ監督の名作『アンタッチャブル』。ケビン・コスナー、ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロという豪華キャストで描かれる、禁酒法時代シカゴのクライム・アクションです。アル・カポネを追う財務省捜査官エリオット・ネスと、腐敗に屈しない少数精鋭のチーム「アンタッチャブル」。この映画は実在の人物と出来事を元にしていますが、史実 → ネスの自伝 → 映画脚色という三段階を経て、物語は大きく形を変えています。今回のシネジェネでは・史実と映画の違い・デ・パルマ演出が生む“神話性”・ユニオン・ステーションの伝説的シーン・シカゴという都市が持つ映画的リアリティなどを手がかりに、この映画がなぜこれほど面白いのかを親子で語り合います。さらに、あわわっち&あっつが実際に訪れたシカゴ・ロケ地巡礼の体験も交えながら、『アンタッチャブル』の魅力を立体的に掘り下げます。実録映画の顔をした、神話的ヒーロー映画。あなたには、この物語がどう見えますか?シカゴ・ロケ地巡りはこちら聖地巡礼記へのリンク感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ

  7. 16

    第13回『パルプ・フィクション』:この映画の主人公は誰なのか?

    1994年公開、クエンティン・タランティーノ監督の傑作『パルプ・フィクション』。ギャング、ボクサー、強盗カップル。様々な人物の物語が交錯するこの映画。ジョン・トラボルタ?サミュエル・L・ジャクソン?それともブルース・ウィリス?この映画の主人公は一体誰なのか。時系列を入れ替えた構造、タランティーノの“温故知新”、そして群像劇という映画の新しい形を、親子二世代で読み解きます。🎬 第13回『パルプ・フィクション』この映画の主人公は誰なのか?感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ番組のフォローも励みになります。

  8. 15

    第12回『ゴッドファーザー PART II』:裏社会の物語から“ポジション”の物語へ

    1974年公開『ゴッドファーザー PART II』。映画史上“最高の続編”とも呼ばれるこの作品は、前作と同じ物語を続けながら、まったく別の問いを投げかけています。裏社会の叙事詩だったパート1。ではパート2は何を描いているのか。マイケルの冷たい表情。誰も座っていない“椅子”。そして、不在なのに消えない父の存在。ドンというポジションは、人を強くするのか。それとも、孤独にするのか。若き日のヴィトーを演じたロバート・デ・ニーロ。姿を見せないマーロン・ブランド。父と息子、継承と断絶。200分の物語を、構造から静かに読み解きます。「父に似たくない」と思ったことがある人へ。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ

  9. 14

    第11回『ジョーカー』:なぜこの “鬱映画” は世界的ヒットになったのか?

    第11回は、2019年公開『ジョーカー』。なぜこの“鬱映画”は、世界的ヒットになったのか。そして、なぜ私たちはアーサーを完全には拒絶できないのか。今回は特に、「主観」と「客観」という視点から作品を再収録・再整理しました。没入させるのに、共犯者にはしない。突き放すのに、見捨てもしない。その絶妙な距離設計が、この映画を“語りたくなる作品”にしているのかもしれません。さらに――まだSNSが「広場」だった2010年代の空気。口コミが信じられた時代背景。そして続編との比較から見えてくる、越えてはいけない一線。映画をもう一度観たくなる人も、まだ観ていない人も。一緒に、あの雨の夜へ戻りましょう。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ

  10. 13

    第10回 めぐり逢えたら:運命はあるのか?会っていない二人のラブストーリー

    感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ恋は、運命なのか。それとも、ただの偶然か。『めぐり逢えたら』は、まだ出会っていない二人のラブストーリー。会ったこともない。話したこともない。それでも、心は動く。なぜ私たちは、この物語を信じてしまうのか。50代の父・あわわっちと、映画学科に通う20代の息子・あっつが、運命と偶然のちがい会わないまま惹かれるという映画の設計90年代ラブストーリーが今も響く理由を語りながら、気づけば自分たちの恋愛観や失敗談にも脱線します。でも、その脱線も、ちゃんと映画に戻ってくる。あなたは、会う前から「この人だ」と思ったことがありますか?

  11. 12

    第9回 恋人たちの予感:男女の友情は成立する?「妻がメグ・ライアンを嫌う理由」とAI時代のストーリーテリング

    感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ映画ファン歴40年の父(あわわっち)と映画学科の息子(あっつ)が、ロマンティック・コメディの金字塔**『恋人たちの予感』**(1989)について、おしゃれに、そして少しビターに語り合います。【空間設計:財布別々夫婦と、消えた記憶】 オープニングは、あわわっちが出会った「財布も年収も互いに知らない夫婦」の話から。そこから話題は、1989年当時、あわわっちが「誰とこの映画を観に行ったのか全く思い出せない」というミステリーへ。当時の女友達にLINEで確認しても否定され……まさか1人でラブコメを? 50代の記憶の曖昧さが生む、気まずくも笑える「空間設計」です。【発見:赤いセーターと茶色のジャケット】 脚本の素晴らしさはもちろん、あっつは「衣装と美術」に着目。「赤いセーター(未練・傷)」の上に「茶色のジャケット(隠す・蓋をする)」を羽織る衣装演出や、セリフに頼らずに時間の経過や感情の変化を視覚的に伝える「環境ストーリーテリング」の手法を、専門的な視点で「発見」します。【理解:AI時代に人間が勝つための「演出力」】 なぜこの映画は説明セリフがないのに、ここまで感情を揺さぶるのか。あわわっちはそこから、「AI時代のビジネススキル」を読み解きます。ロジックや正解はAIが出せる時代。人間が差別化できるのは、理屈を超えて相手の感情を動かす「ストーリーテリング(演出)」だけであるという、ビジネスパーソン必聴の「理解」を展開します。【共感:リーダー(妻)vs メグ・ライアン】 「この映画は恋愛の教科書だ」と熱弁するあわわっちに対し、最愛の妻(リーダー)が放った一言は「メグ・ライアンがうるさいから嫌い」。夫婦でも感性は全く違う。それでも一緒にいることこそが、この映画が説く「愛」なのかもしれません。理想と現実のギャップに、世の夫たちが深い「共感」を覚えるエンディングです。次回はトム・ハンクスも参戦!『めぐり逢えたら』で、再びロマンティック・コメディの世界に浸ります。

  12. 11

    第8回 ブレードランナー:記憶は嘘をつく?「ノルウェイの森」事件とレプリカントのMBTI

    感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ映画ファン歴40年の父(あわわっち)と映画学科の息子(あっつ)が、リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔**『ブレードランナー』**(1982)の雨とネオンの世界に潜ります。【空間設計:父の記憶も「植え付け」だった?】 冒頭は、あわわっちが高校時代の同窓会で知った衝撃の事実から。片思いの相手に「可愛い絵本」をプレゼントしたという美しい記憶が、実は村上春樹の『ノルウェイの森』(官能描写あり)だったことが判明。「人間の記憶がいかにいい加減で、美化されるか」という笑える失敗談が、まさか映画の核心テーマへの伏線になるとは……計算された「空間設計」をお楽しみください。【発見:レプリカントは「MBTI」で分類される】 人間そっくりに作られた人造人間「レプリカント」。彼らのスペックや型番を、あっつは現代の「マッチングアプリのプロフィール」や「MBTI診断」に例えます。相手を属性やパターンで認識し、「個」を見ようとしない現代社会の病理を、80年代のSF映画を通して「発見」します。【共感:寿命4年の悲哀とリストラ】 製造されてから4年で寿命が尽きるように設計されたレプリカントたち。その「使い捨て」の運命に、自身の「部門売却による退職経験」を重ね合わせるあわわっち。組織の都合で切り捨てられる悲哀と、それでも「生きた証」を残そうとする彼らの姿に、世代を超えた深い「共感」を寄せます。【理解:環境ストーリーテリングと「人間」の定義】 ストーリーよりも美術が雄弁に世界観を語る「環境ストーリーテリング」の手法や、原作者フィリップ・K・ディックが問い続けた「記憶こそがアイデンティティである」という哲学を解説。デッカードは人間なのか?それとも……?曖昧さが残るからこそ名作たり得る構造を「理解」します。次回はSFのトンネルを抜けて、ロマンティック・コメディの傑作『恋人たちの予感』へ!「男女の友情は成立するのか」という永遠のテーマに挑みます。

  13. 10

    第7回 インセプション:40歳傑作説?ノーランが仕掛けた「夢と映画」の構造

    感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ映画ファン歴40年の父(あわわっち)と映画学科の息子(あっつ)が、クリストファー・ノーラン監督の代表作『インセプション』(2010)の深層に潜ります。夢の中に潜入してアイデアを植え付けるこの難解な物語を、親子二代の視点で解き明かす50分です。【発見:芸術家は「40代」で最高傑作を生む?】 あわわっちが提唱するのは、ダ・ヴィンチ、シェイクスピア、黒澤明、そしてノーランに共通する「40歳傑作説」。若き日の閃きに、経験と統率力、資金力が追いつく「脂の乗った時期」にこそ名作が生まれるというキャリア論を「発見」します。また、ノーラン作品が実は「3部作単位」で制作されているという独自の分析も披露。【理解:スパイチームは「映画撮影クルー」の隠喩】 映画監督コース専攻の息子あっつは、コブ(ディカプリオ)率いるチームの役割分担を、「映画制作の現場」に置き換えて解説します。監督、プロデューサー、脚本家、俳優、そしてスポンサー。この構造を知ることで、物語が監督自身の「映画作りへの苦悩と情熱」のメタファーであることを「理解」**します。【共感:日本語の「夢」とAI時代のオリジナリティ】 寝て見る「夢」と、将来のビジョンとしての「夢」。日本語(および英語等)ではなぜ同じ言葉を使うのか?脳科学的な見地や万葉集の記述から、人間の創造性の源泉を探ります。さらに、生成AIが台頭する現代において、「自分のアイデア(オリジナリティ)」をどう守るかというクリエイター共通の悩みにも「共感」の視点を向けます。【空間設計:娘の一言に凍りつく父】 冒頭では、正月に末っ子の娘(18歳)が放った「結婚相手も2番目に好きな人の方が幸せになれる」というドライな一言に、父あわわっちが動揺するエピソードを紹介。「家族の風景」が目に浮かぶ、親密な「空間設計」をお楽しみください。次回はSF映画の金字塔『ブレードランナー』!リドリー・スコットが描く「人間とは何か」に挑みます。

  14. 9

    第6回 ターミネーター2:キャメロンに学ぶ、不朽の名作を生む「引き算」の戦略

    感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。お問い合わせフォームのページペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)映画ファン歴40年の父(あわわっち)と映画学科の息子(あっつ)が、SF映画の最高傑作『ターミネーター2』(T2)を徹底解剖します。B級映画だった前作から1億ドルの超大作へと進化し、なぜ30年以上経った今も「1作目を超えた続編」として語り継がれるのか、その核心に迫ります。【空間設計:リスナーとの繋がりと「親子の空気感」】 番組冒頭では、記念すべき初お便りを紹介。リスナーから『ニュー・シネマ・パラダイス』の親子版のようだと評された、リラックスした親密な「空間設計」の中でトークが展開します。映画への純粋な「熱量」が、世代を超えた対話を生み出します。【発見:1991年、ロックと冷戦の転換点】 あわわっちが浪人生だった1991年。そこは、ガンズ・アンド・ローゼズやメタリカが音楽史を塗り替え、冷戦が終結を迎えた激動の時代でした。時代の潮目を読み、メッセージをアップデートし続けたキャメロンの「時代の読み方」に、新たな「発見」があります。【理解:映像学科が解き明かす「モンタージュ理論」】 映画監督コースを専攻する息子あっつが、本作の躍動感を生む「メトリック・モンタージュ」の手法を専門的に解説。予算の制約を逆手に取り、編集から逆算して撮影された緻密なカット割りの仕組みを知ることで、映像表現の奥深さを「理解」へと導きます。【共感:ビジネスに効く「セルフブランディング」の極意】 外資系企業に勤めるあわわっちが、キャメロン監督の「引き算のプロデュース」を独自のビジネス視点で考察。人間らしさを削ぎ落とすことで唯一無二のアイコンとなった「キャラ作り」や、共感を生むストーリーテリングの技術は、現代を生きる全てのビジネスパーソンに深く「共感」されるはずです。完璧主義者キャメロンの型破りな私生活から、シュワちゃんの筋肉がフィットネス文化を変えた背景まで、新旧の視点が激突する70分をお楽しみください。次回はクリストファー・ノーラン監督の『インセプション』!VFXの進化と夢の階層を深掘りします。

  15. 8

    第5回 セッション:狂気か教育か?映画学科の息子と語る「表現者の執念」

    映画ファン歴40年の父(あわわっち)と映画学科の息子(あっつ)が、2014年の衝撃作『セッション』を徹底考察します。音楽院を舞台に繰り広げられる「師弟」の枠を超えた狂気のぶつかり合いを、親子二代の視点で解剖する36分です。【発見:若き天才監督の共通点】 前回の配信で取り上げたアリ・アスター監督(『エディントンへようこそ』)と、本作のデイミアン・チャゼル監督。現代の映画界を騒がせる「アラフォー世代の映像作家」たちが持つ、共通の熱量や作家性について「発見」を整理します。【理解:映画学科学生が観る「編集の魔力」】 芸術学部で映画制作を専攻する息子あっつが、本作の真髄である「映画の技法」を解説します。ジャズドラマーの情熱と狂気を描くために、どのようなカット割りや演出がなされているのか。「表現への執念」という専門的な視点から、物語の深層を「理解」へと導きます。【共感:50代の父を震えさせた「トラウマ級の恐怖」】かつて厳格な営業競争を体験した50代の父あわわっちは、本作を「トラウマ級に怖い映画」と評します。教育における「厳しさ」と「虐待」の境界線、そしてビジネスの現場での師弟関係について、自身の経験を重ね合わせながら「共感」の議論を展開します。【空間設計:いつもの「親子対談」という安心感】 「お父さん」ではなく「あわわっち」と呼ぶ、リベラルで親密な親子関係はこの回でも健在です。過激な映画の内容とは対照的に、お互いの価値観をリスペクトし合う「良好な父と息子の関係」が生み出す、独自の「空気感」をお楽しみください。次回はSF映画の金字塔『ターミネーター2』!当時のVFXの衝撃と世代間ギャップを語ります。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。お問い合わせフォームのページ

  16. 7

    第4回 エディントンへようこそ:アリ・アスターの狂気と2020年の「三密」

    映画ファン歴40年の父(あわわっち)と映画学科の息子(あっつ)が、日本公開されたばかりのアリ・アスター監督最新作『エディントンへようこそ』(2025)を語り合います。A24が放つ「全てを焼き尽くす炎上スリラー」の正体とは?【理解:アリ・アスター作品の「4象限」分析】 『ヘレディタリー』『ミッドサマー』『ボーはおそれている』を経て、本作は監督のキャリアにおいてどのような位置付けなのか?ベテラン映画ファンあわわっちが、「オカルトの有無」と「視点の数」という独自の切り口で過去作をマトリックス化。予告編の「ブラックコメディ」という宣伝文句に潜むミスリードを、鋭く「理解」へと導きます。【共感:2020年という「見えない敵」との戦い】 物語の背景は2020年、コロナ禍のロックダウン下にある小さな町。マスク着用に端を発する保安官(ホアキン・フェニックス)と市長(ペドロ・パスカル)の泥沼の争いに、当時の「三密」を避けた生活の息苦しさを重ね合わせます。さらに、あっつが実際に経験した「ホテル隔離生活」での一人『ショーシャンクの空に』ごっこの爆笑エピソードなど、当時のリアルな感情に「共感」するパートも必聴です。【空間設計:ニックネームが繋ぐ「親密な距離感」】 冒頭では、我が家で「お父さん」「お母さん」と呼ばず「あわわっち」「リーダー」と呼び合う独特の文化について深掘り。役割ではなく個人として向き合うためのツールとしてのニックネームが、どのように「リベラルなアメリカ人家庭」のような親密な空気感を作っているのか。その結果論としての功罪を親子で笑い飛ばします。商業的芸術としての映画の在り方から、SNSによる情報のカオスまで。アリ・アスターの術中にハマりながらも、親子二代の視点でその「香ばしさ」を味わい尽くす40分間です。次回はデイミアン・チャゼル監督の『セッション』!若き映像作家たちの熱量を比較します。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。お問い合わせフォームのページ

  17. 6

    第3回 ザ・エージェント:トム・クルーズの転換点と「人生の交通渋滞」

    新年あけましておめでとうございます!2026年最初の配信となる今回は、トム・クルーズ主演の隠れた名作『ザ・エージェント』(1996)を語り尽くします。【トム・クルーズのキャリアの転機】 それまでの「完璧でハンサムなエリートヒーロー」という固定像を脱ぎ捨て、自己矛盾に悩み、泥臭くあがく主人公を演じたトム。1年間の空白期間にプロデューサー業を経験した彼が、なぜこの役を選び、どのように俳優としての引き出しを広げたのか、その舞台裏を「発見」します。【50代の視点:野茂英雄と「人生の交通渋滞」】 50代の父あわわっちが語るのは、公開当時の日本に「エージェント」という概念を浸透させた野茂英雄投手のメジャー挑戦という実体験に基づく社会背景です。また、仕事・子育て・介護が一気に押し寄せる「人生の交通渋滞」こそが人生の本質であるという、50代ならではの切実な「共感」を投げかけます。【20代の視点:特権の民主化と「滑り芸」の美学】 映画学科専攻の息子あっつは、トムの意図的な「オーバーアクション」を独自の視点で分析。さらに、かつては貴族の特権だった「代理人を立てる」という行為が、現代の退職代行などに繋がる「エンパワーメント」として一般化した歴史的背景を考察し、物語の多層的な「理解」を深めます。【空間設計:身近な「かぶれ」とシカゴ聖地巡礼】 あわわっちの知人が観賞後に主人公を完コピして鼻についたという爆笑エピソードや、2年前に訪れたシカゴの聖地巡礼の思い出など、実の親子ならではの親密な「空間設計」をお楽しみください。キャリア、人生の選択、そして「誰かと共に生きること」の価値を再確認する34分間です。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。お問い合わせフォームのページ次回はアリ・アスター監督の最新作『エディントンへようこそ』に親子で挑みます!

  18. 5

    第2回 フォレスト・ガンプ:50代の「幸せ」と20代の「映画論」

    映画ファン歴40年の父(あわわっち)と映画学科の息子(あっつ)が、ヒューマンドラマの金字塔『フォレスト・ガンプ / 一期一会』(1994)を徹底考察します。【世代を超えた考察】 超氷河期世代の競争社会を生きてきた50代の父は、なぜこの映画を最初敬遠したのか?対して20代の息子は、子供時代に観た本作のクラシカルなユーモア(スラップスティック・コメディ)をどのように分析するのか?人生の幸せの定義について、全く異なる世代の経験から導き出される結論は同じでした。【専門的「理解」の価値】 「笑えて泣ける」ヒューマンドラマでありながら、アカデミー賞6部門を受賞したロバート・ゼメキス監督の**「フィルター」を使った演出技法について深く掘り下げます。さらに、原作がある脚本(フォレスト・ガンプ)と、オリジナル脚本(パルプ・フィクション)の芸術性の違い**について、映画学科専攻のあっつが「省略の芸術」という観点から独自の考察を展開します。【家族と空間設計の裏側】 パーソナリティのあだ名(リーダー、あわわっち)の由来は、「リベラルなアメリカ式家族」を目指したという父の秘密の思想にあり。また、息子があえてこの映画を観たのは、父の海外出張中に母(リーダー)がメッセージ性の強い作品を見せようとした、我が家の裏話が背景にありました。人生、キャリア、そして家族の愛を語り尽くした34分間です。次回はトム・クルーズ主演の『ザ・エージェント』!50代のキャリア観を掘り下げます。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。お問い合わせフォームのページ

  19. 4

    第1回 リバー・ランズ・スルー・イット:ブラピと世代を超えた家族の物語

    「50代父と20代息子のシネマ・ジェネレーション・ギャップ」の初回配信です。 パーソナリティである映画ファン歴40年の父(あわわっち)と、大学の映画学科監督コースに通う息子(あっつ)が、自己紹介を通じて、世代の異なる二人の「人」と「テーマ」を明確にします。【家族関係の投影と共感】 初回に取り上げるのは、1992年公開、ロバート・レッドフォード監督の名作『リバー・ランズ・スルー・イット』です。モンタナの大自然を背景に、兄弟と親子の物語が描かれるこの芸術作品を、一男三女の父であるあわわっちと、三人の妹の兄であるあっつが、実の親子ならではの視点で深く掘り下げます。【発見と映画愛】 話題は、この作品で一躍有名となった敬愛するブラッド・ピットの若き日の姿へと移ります。この親子の会話を通じて、リスナーを、世代間ギャップを感じながらも映画愛に溢れる**プライベートな試写室(空間設計)**へと誘います。毎週木曜日配信。感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。お問い合わせフォームのページ

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