PODCAST · society
From Room|人と物と環境のあいだ、その記録
by FROME(フローム)
「Room」とは、人と物と環境の相互関係によって形づくられる一時的な佇まいのこと。クラフトプロジェクト FROME(フローム)のシオダユウヤが、さまざまな「Room」を訪れ、そこにある佇まいを音声で記録していきます。
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#5|diffで「つくること」について話す
前橋市にある「diff」での対話記録。展示の打ち合わせのために訪れた場で、空間づくりの進め方、施工現場で生じる誤差への向き合い方、端材の捉え方、素材の仕上げに宿る感覚について話が広がっていった。空間を成立させている判断や手つき、そしてつくる人たちの美意識が垣間見える回。鉄、石、木といった素材を扱う中で、偶然やズレをどう受け止め、どう形にしていくのか。展示前のdiffで交わされた、制作の感覚についての対話を収録。diff の今後について/建築に携わる人の「すぐ作れる」感覚/宿題のように進む空間づくり/スケジュールを切って進める現場/カウンター施工の段取り/ガラスのあとに差し込まれた鉄/1mmの隙間と現物合わせ/一発勝負の施工判断/段差をどう見せるか/誤差をどう成立させるか/デザインと施工感覚の共有/職人と提案の関係/現場で意図を伝えること/分業の中で失われやすい感覚/職人の流儀や美意識について/工房で見える素材の表情/端材から生まれた形/意図して作らないことの面白さ/あるもので作るという発想/選ばないことで生まれるバランス/工房の破材を展示に持ち込む話/子どもと素材の出会い/処分される素材の行き先/意図しない形の面白さ/素材にマットクリアを吹くこと/黒皮の模様と仕上げの感覚/チョークの跡や数字の見え方/仕上げ切らないという考え方/相手の「かっこいい」を理解すること/100点ではなく120点を提案すること/diffの空間にあったシンプルさ/以前考えていた別の空間案/試行錯誤が次の空間につながること/正解のない場づくり/冬場の施工と凍結の話/ビールストーンとテラゾの違い/重いカウンターをどう動かすか/削りの力加減と身体感覚/言葉で教えにくい技術/見て覚えることの難しさdiffRoccadia design and works 猪俣隆広と、gambit 浅見俊輔によるユニット。名称は違いや異なるといった意味を持つ different から。石、木、鉄だけに留まらず様々な素材を組み合わせて製作していくことを基本として異素材をテーマに什器、家具、プロダクト、空間など作り手ならではの目線で、洗練された新たな物作りをし続けていく。常に精度の追求を怠らず、柔軟な思考で提案していく。2025年3月にスペースを開設。群馬県前橋市千代田町3-5-10Instagram:https://www.instagram.com/diff.jp/猪俣隆広/Roccadia design and worksInstagram:https://www.instagram.com/roccadia/浅見俊輔/gambitInstagram:https://www.instagram.com/gambit.411/
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#4|明治神宮を歩きながら、考える
明治神宮を歩きながらの録音/電車を乗り過ごして立ち寄った森/人工林とは思えない参道の空気/明治神宮の結婚式/100年単位で設計された森の時間軸/曲がりくねった参道のアプローチへの疑問/石畳と砂利、人が歩く場所の違い/鳥居の前で一礼する人々の姿/イヤホンをつけて話すことで生まれる閉じた感覚/酒樽の前に集まる人々/ポッドキャストを公開してみての感覚/過去の発言に執着しないことの健全さ/リアクションや声をかけられることの嬉しさ/対談のあとに一人で振り返る回の可能性/番組の形が変化していくこと自体を記録する
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#3|笹谷崇人さんの仕事場で対話する
ポッドキャストを始めたきっかけ/作業中に「ながら聞き」できる音声の心地よさ/音声だからこそ残せる制作の裏側/映像ではなく音声を選んだ理由/視覚に縛られない対話の近さ/「Room」という考え方と人・物・環境の関係性/部屋や本棚がその人を語るという話/文脈から少しズレた物への興味/部屋で物をどう見るか/市場価値から離れた「自分にとって大事な物」/ベルリン旅行のレシート/初めての一人海外と強く残った体験/バウハウスとドイツという原点/街の気候と感覚の記憶/物の扱い方のフラットさ/高価な物とチープな物が同じようにある空間/ロゴやタグを外したくなる感覚/整理とディスプレイのあいだ/物の背景を知ることで見え方が変わる話/切り抜きではなく文脈を知ることの大切さ/死後に残る物とそこに込められた感情/デジタルと物質の残り方の違い/石という時間スケールの長い物/「Room」が意識を残すかもしれないという話/背景を推測することと思考の癖/今の現実にフォーカスする視点との違い/思考を星と引力にたとえる話/環境があれば反応する「種」のようなもの/木の棒と想像力の広がり/過去に触れた感覚との接続/庭から出てきた縄文土器の破片/過去と現在が物でつながる体験/プロフェッショナルへの憧れとコンプレックス/答えのない問いを考えることの楽しさ/デザインの仕事で原流を探る癖/直感を言葉で説明しようとする姿勢/「革石」と自分なりの納得のアンカー/良さを言葉で固定しようとする試み/言葉以外で伝わる共通理解の瞬間/コカ・コーラの赤の例え/Apple製品と「筋」のある使い方/ケースをつけない感覚と不安の違い/プロダクトの美しさと大量生産の凄さ/これから物を売る側に寄りたい理由/パース表現の進化と現実とのズレ/バーチャルと現実のあいだの違和感/期待値のコントロールと建築の難しさ笹谷崇人saab inc. 代表/インテリアデザイナー。東京都を拠点に、店舗や住宅、家具や什器の設計から施工まで空間に関わる業務全般を手掛ける。https://saaab.jp/
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#2|川沿いで「Room」について考える
前回の収録から一週間。今回は部屋を飛び出し、冬の川沿いを歩きながら思考を深めます。物理的な壁のない環境で、「Room」の境界線はどう変化するのか。歩くリズムや風の音とともに、言葉が静かに身体に馴染んでいくプロセスを記録しました。表に見える活動の「裏側」をあえて音声で共有する意味、そして予定調和を求めない番組のスタンスについても触れています。冬の川沿いからの散歩録音 / 場所によって現れる「違う自分」 / Roomの境界線を広げる / 音声メディアが引き出す「気配」 / 予定調和を求めないスタンス / 第3の変数としての環境FROME(フローム)思考のための革と石のオブジェクトや、収納と整理・忘却と再発見をテーマにした箱などを製作するクラフトプロジェクト。WEBhttps://fromeobjects.com/Instagramhttps://www.instagram.com/fromeobjects/
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#1|仕事場で「Room」について考える
番組のプロトタイプとなる第1回。自宅の仕事場から、なぜ今「Room」という視点が必要なのかを語ります。幼い頃に憧れた祖父の書斎の記憶。制作活動を通じて興味を持った、人と物の不思議な関係性。ポッドキャストで話をすることの意味を、話をしながら確認していきます。企画会議としての1人語り / Roomの定義:人・物・環境の相互作用 / 祖父の書斎という原風景 / くるみと革石の共通点 / 物理的な壁を超えたスケール感 / 経験の循環:From experience to next experienceFROME(フローム)思考のための革と石のオブジェクトや、収納と整理・忘却と再発見をテーマにした箱などを製作するクラフトプロジェクト。WEBhttps://fromeobjects.com/Instagramhttps://www.instagram.com/fromeobjects/
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