EPISODE · Mar 21, 2026 · 18 MIN
#036真の音|津軽三味線真の音に宿る生き様
from Masaru↽szk(マサルスズク)の つりざんまい ディープダイブ · host マサル
今回のディープダイブは、津軽三味線奏者 杵屋越駒氏 に捧げられた楽曲「真の音」 を読み解きます。この回の出発点は、挑発的な一言。「音は、うまさで語らない。照明の数でも、評価でもない。」じゃあ何で語るんか。このテキストが差し出す答えは、たったひとつ――「そこに、生き様を置けるかどうか。」粘土の中の芯が鳴るまで、体ごと振り切った稽古。母の手のぬくもりと、少しのズレで飛んでくるスティック。怖さより先に立つ悔しさ。逃げ場のない日々。その全部が、舞台の“一瞬”に溶けていく。やがて訪れる境地は、「世界が消えて、三味線だけがそこにあった。」優しさも怒りも痛みも、ぜんぶが音に解けて――ごまかしの効かん 魂の響き だけが残る。そして後半、話は現代へ。風の音、マイクの揺れ、シンセの厚い壁。“よかれ”の装飾が、本質を覆う時代に向けて、この回はこう言い切ります。「そぎ落とした先に、本物がある。飾りはいらん、覚悟だけで。」音楽の話でありながら、最後は人生の問いへ。もしあなたの仕事や日々から、評価や見栄やノイズを削ぎ落としたら――中心に残る “核” は何でしょうか。あなたの 真の音 は、過去を語り、どんな未来を黙って刺すのでしょうか。
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