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EPISODE · Mar 25, 2026 · 18 MIN

#040冬の向日葵|存在を肯定する強さの証明

from Masaru↽szk(マサルスズク)の つりざんまい ディープダイブ · host マサル

今回のディープダイブは、オリジナル曲 「冬の向日葵」。出発点は、作者の小学校時代の小さな記憶――配られた菊の苗。周りは立派に咲いたのに、自分の鉢だけは背も伸びず、いつまでたっても花をつけん。けれど忘れた頃、誰も見ないすみっこで小さな黄色がたくさん咲いとった。その時の“ぬくもり”が、半世紀以上たった今も胸に残り続ける。この曲は、その感情から始まります。面白いのは、思い出の花が菊なのに、タイトルが **「冬の向日葵」**であること。本来、夏の太陽の象徴である向日葵を、あえて冬に置く。そこには、「本来いるべき場所にいない」ような孤独、評価の届かん場所で生きる存在の孤高が、鮮烈なメタファーとして立ち上がります。歌詞は、こんな景色を映します。「誰の目にも止まらないプラスチックの鉢」「比べられて、並べられて、透明人間みたいに忘れられて」それでも、じょうろを傾けた瞬間、逆光が跳ねて――頼りない虹が、ほんの一瞬かかる。完璧やない、すぐ消える、自分だけの虹。それが“自分軸の希望”として鳴りはじめます。そしてこの曲がたどり着く結論は、強さの再定義。拍手もスポットライトも届かん場所で咲く、歪な黄色。けれど、その存在は「ここにおる」と叫びよる。強さとは、勝つことでも、黙らせることでもない。折れないこと。消えないこと。それが本当の強さ。最後に歌は、視点を“咲く側”から“水を注ぐ側”へ開きます。今日も誰かが必死に水をついでいる。誰にも見えん場所で踏ん張る「冬の向日葵」と、それを信じて見守る人――その両方を肯定する、静かで力強い一曲です。あなたの中にも、まだ光の当たりにくい場所で、自分の呼吸で咲こうとしよる“冬の向日葵”はありませんか。そして、あなたが今日つげる水は、どんな水でしょうか。

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#040冬の向日葵|存在を肯定する強さの証明

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