EPISODE · Feb 11, 2026 · 37 MIN
#108 売上120億の頂点から、爪も髪の毛もなくなる入院生活、依田さんの働きすぎた人生物語①
from ひとりひとりの人生・オンリーワン · host Talk Shift
「こんな人生、ドラマでも信じてもらえない」徹夜続きのバブル期の電通プロックス。タクシーチケットを振っても、タクシーが来ない時代。 朝3時、4時に家に帰り、シャワーを浴びるだけの日々。そんな激務の中、彼女はCMを作り続けた。電通プロックスを退職した依田さんはドクターデヴィアス化粧品という高級化粧品ブランドで、売上120億を達成。さらにプロデューサーとして独立。 華やかなキャリアの裏で、彼女の身体は確実に蝕まれていった。 今回のゲストは、依田侑香里さん。現在の肩書きは「医学气功師」と「国際中医薬膳師」。でも、そこに至るまでの道のりは、波乱万丈の人生。 1.シャワーのためだけに帰る家――バブル期、彼女の限界点撮影現場に女性がほぼいない中、依田さんは電通プロックスの関連会社でCM制作担当として働いていた。1年目から徹夜の連続。「家に帰るのはシャワーを浴びるため」という日々だった。しかし、会社でも休めない、家でも休めない。当時うつ病だった母親は彼女の帰りを待ってましたとばかりに母親は彼女の部屋に来て、ずっと喋り続ける、怒鳴り続ける。 父親は夜の10時に帰らないと、プロデューサーにまで怒鳴り込む人だった。限界を迎え、電通プロックスは病気が原因で退職することに、、、 2.一流企業から、4万3000円の部屋へ「私の人生、どうなるんだろう」母親から家を出たら「縁を切る」と言われる矛盾。 病気で電通プロックスを退職した彼女は、病気を治すために病气治療を経て月4万3000円のアパートで、ゼロからの人生を始めることを選んだ。 3.派遣から始まった、次の時代派遣社員としてようやく辿り着いたのが、NTTドコモの黎明期。 「携帯なんて売れるか」と言うおじさんたちの中で、彼女は毎月「何万台達成!」という時代の転換点を目撃する。 4.畑違いの挑戦が、会社を急成長させた「もう激務はやめよう」広告業界は好きだけどやめておこうと思っていたのに、やっぱり好きで正社員としてドクターデヴィアス化粧品の広報企画本部に入社。広告の人間なのに、商品開発。でも、それが運命の転機となる。彼女が関わった商品は、会社を20億、40億、80億へと急成長させた。ようやく掴んだ成功。ようやく見えた光。 8.独立し、限界は、静かに近づいていた依田さんはドクターデヴィアス化粧品を退職し、プロデューサーとして独立後はさらに過酷な仕事が加速します。 9.病院で目覚めたら、肌が黒くなっていた3年が経ったある日、彼女の身体は限界を迎える。 突然の入院。パジャマに着替えたところまでは覚えている。次に目が覚めたとき、依田さんは全身が真っ黒になっていた。最初は4人部屋だったはずが、気づけばナースステーション横の特別室に移されていた。 看護婦長さんがずっと付き添っていたという。「先生、これは何なんですか?私は黒人になったんですか?」医師も答えられなかった。 「免疫が間違ったとしか言えない。メラニンを大量に発生してしまったのかもしれない。元に戻るまで、1年はかかると思う」しかし1年では戻らなかった。3年経っても、彼女の肌は真っ黒だった。いや、今も完全には戻っていない。 10.爪、髪の毛がなくなり、老婆のような姿にそれは始まりに過ぎなかった。1日3食きちんと食べても、彼女の体重はどんどん落ちていく。髪の毛が抜け落ちた。爪までなくなった。「爪ってなくなるんだ」と、依田さんは驚いた。体重は30kgまで落ち込み、中の肉がなくなったせいで、座っているだけで骨が痛む。余った皮膚がペロンと垂れ下がる。太ももも、お尻も。顔はシワシワになり、まるで知らない老婆のようだった。トイレに行くたび、鏡に映る自分の姿を見て「誰、これ?」と思う。そして「ああ、私か」と気づく。自分の姿を忘れるほどに、彼女は変わり果てていた。身体だけではない。お金も、人も、すべてが消えていった。 12.もう、この人生を終わりにしてください3年が経ったころ、依田さんは毎晩、天に祈るようになった。全身真っ黒で、髪も爪もなく、体重30kg。お金も人も失い、「もう、この人生を終わりにしてください」「私はもう無理です。この依田侑香里という人生は、もう限界です。このままでは路上生活になる。家賃も払えなくなる。自殺も考えた。でも飛び降りて、もし生き延びてしまったら?半身不随になったら?怖くて、自分では死ねなかった。未来が見えなかった。 今、あなたは「やりすぎ」ていませんか?依田さんの物語は、ただの成功談ではありません。月曜日から金曜日まで毎日終電帰り、土日も休まず働き続ける。栄養ドリンクで身体を騙し、「私は大丈夫、大丈夫、仕事が好きだから、全然へっちゃら」と言っている人たち。 自分のことを後回しにして限界を超えて働いた先に何があるのか?そして、本当に大切なものは何か。その答えが、このエピソードにあります。そして、そこからどうなったのか?どうやって彼女は、「漢方医」という全く異なる世界へと辿り着いたのか? この配信では、依田さんの口から語られる、リアルすぎる昭和と、何度倒れても、立ち上がり続けた女性の物語が明かされる。 彼女は今、穏やかに、そして力強く、漢方医として多くの人を救っている。 人生に「遅すぎる」なんてない。人生に「終わり」なんてない。そう思わせてくれる、圧倒的な物語が、ここにある。
Embed this episode
Ready to play
#108 売上120億の頂点から、爪も髪の毛もなくなる入院生活、依田さんの働きすぎた人生物語①
No transcript for this episode yet
Similar Episodes
No similar episodes found.