EPISODE · Jun 15, 2026 · 1H 50M
#119 Koudaiさんを ゲストに PyCon US 2026 振り返り
from terapyon channel · host Manabu TERADA
Summary:Koudaiさんをゲストに迎え、119回目のポッドキャストを公開。3年連続でスピーカーとして登壇した「PyCon US」の振り返りを中心に、現地の熱気あふれるトークをお届けします。ロングビーチで開催された今回のイベント。前半はロサンゼルス直行便での移動から、現地の時差ボケ対策について盛り上がりました。また、再会を果たした国内外のOSS開発者たちとの交流についても語られます。後半の技術トピックでは、Pydantic社が開発する新しいPythonランタイム「Monty」のセキュアで高速な仕組み、Rust製パーサー「Ruff」の流用、そしてLLMにおけるツールコーリング(関数呼び出し)の課題について深掘り。さらに、PEP-750のCo-authorを務める「Template Strings」を取り上げ、Python 3.14への導入状況や、エコシステムにおける普及、LLMを活用したパーサー実装の未来まで、脱線を交えながら多角的に議論しました。Guest:@koxudaxi(コウダイ)の名前で活動している青野高大です。 普段はOSSでPython関連のツールを開発していて、代表的なものとしてはOpenAPIやJSON Schemaからコードを生成するdatamodel-code-generatorや、RuffやPydantic用のPyCharmプラグインなどを作っています。OSS自体はAndroidのハックなども含めると15年以上続けている。Contents:ゲストはOSSエンジニアのKoudaiさんの自己紹介3年連続でPyCon USのスピーカーとして登壇したことへの手応え今回の開催地であるカリフォルニア州ロングビーチの立地と直行便の利便性前々回のソルトレイクシティや前回のピッツバーグの移動との比較Day 0(木曜日)午前中に現地へ到着したKoudai氏のギチギチなスケジュール寺田は1日前に入り吉田(koedoyoshida)氏と合流して楽しんだロングビーチ観光2時間半から3時間の急なツアーで見ることができたクジラとイルカ寺田氏がアジアのPython Asia(PAO)のブースの話移動直後の体調や飛行機内での作業を控えたKoudai氏の時差ボケ対策スポンサーブースで再会したCloudflareのHood ChathamとPyodideの話Wasm Summitの開催とWeb上でのT-StringsのデモJetBrainsのブースでPaul Everitt氏と会話ロシア出身でフィンランド在住のMikhail Golubev(ミーシャ)氏との再会Koudai氏のOSSに貢献しPyCharmチームに加入したKotlinIsland (Morgan Bartholomew)氏との初対面GitHub上のテキストで7〜8年交流していた仲間とリアルで会えるUSの魅力アジアチームのメンバーと毎晩のように繰り広げられた夕食会の思い出朝食が出なくなっていたシステム変更と会場併設のスタバでの朝食初日のオープニングとAIシステムをテーマにしたキーノートキーノートに求めるテックカンファレンスとしてのカルチャーや期待感の違いPydantic社のSamuel Colvin氏による新しいランタイム「Monty」の紹介LLM上のツールコーリングにおけるセキュリティ問題とDockerコンテナの課題CPythonではなくRust(Ruff)のPython言語パーサーを使ったMontyの仕組みRuffの公開パッケージ化されていないソースをビルドして利用するハッキーな手法メタ社のタイプチェッカー「pyrefly」など各社がRuffのパーサーを流用する動向CPythonのランタイム上でのメモリ利用制限やインポート制限の難しさMontyのラスト性VMによる隔離環境の提供とサードパーティー製ライブラリの動向MCP(Model Context Protocol)やクラウドフレアのコードモードによるラウンド数削減Pydantic社が提供するトレースサービス「LogFire」とPydantic AIの関係性T-Stringsのセッション後に共同著者のPaul Everitt氏、Jim Baker氏らと交わした議論Python 3.14におけるT-Stringsのダウンロード数とプロダクション利用の現状psycopg3など主要外部ライブラリにおけるT-Strings(SQL構築)対応の熱い動きKoudai氏が以前に実装したブラウザ上で動くCLIコマンドと静的生成HTMLの話標準ライブラリ(subprocessやpathlib等)へのT-Strings組み込みの議論と課題Pythonコミュニティにおける機能の正式採用に向けた合意形成のあり方T-Stringsで他言語(Bash等)を安全に扱うためのパーサー実装の大変さLLMの力を借りて言語パーサーを実装する現代の開発スタイルの可能性T-Stringsの原点となった4〜5年前のJim Baker氏とグイド氏の議論Zope CorporationのCTOだったJim Fulton氏との出会い構造化テキスト(Structured Text)の歴史と、reStructuredTextの関係Python 3.15に導入されるパブロ氏のサンプリングプロファイラーと、新たな資金源としてのHRT社の存在IT企業だけでなく金融系企業などがコアデベロッパーを雇い、Pythonコミュニティへ巨額の投資をする背景の変化OpenAI社によるAstral社買収の激震と、Koudai氏のリポジトリがOpenAIからGitHubスポンサーを受けたエピソードアンソロピック社によるOSS開発者向け無料プランの提供と、Day1に現地コミュニティブースで配られた特典PSF(Python Software Foundation)メンバーランチで共有された、物価高騰に伴うカンファレンス運営のコスト課題スプリントの期間短縮に伴う動き方の変化と、TDOM(T-StringsでのHTMLレンダリング)のコード合流T-Stringsに型チェックの概念(LSPやT-Linter)を持ち込むための、JSのテンプレートリテラルを参考にしたアイデア6月29日に渋谷のへんげ(HENNGE)さんで開催される「PyCon US 2026 参加報告会」への予告と来年への意気込みLinks:PyCon US: https://us.pycon.org/2026PyCon JP: https://2026.pycon.jp/PAO(Python Asia Organization): https://pythonasia.org/Monty: https://github.com/pydantic/montyOpenAI pydantic: https://developers.openai.com/api/docs/guides/structured-outputsPyCon US 2026 参加報告会: https://pyconjp.connpass.com/event/395452/
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Summary:Koudaiさんをゲストに迎え、119回目のポッドキャストを公開。3年連続でスピーカーとして登壇した「PyCon US」の振り返りを中心に、現地の熱気あふれるトークをお届けします。ロングビーチで開催された今回のイベント。前半はロサンゼルス直行便での移動から、現地の時差ボケ対策について盛り上がりました。また、再会を果たした国内外のOSS開発者たちとの交流についても語られます。後半の技術トピックでは、Pydantic社が開発する新しいPythonランタイム「Monty」のセキュアで高速な仕組み、Rust製パーサー「Ruff」の流用、そしてLLMにおけるツールコーリング(関数呼び出し)の課題について深掘り。さらに、PEP-750のCo-authorを務める「Template Strings」を取り上げ、Python 3.14への導入状況や、エコシステムにおける普及、LLMを活用したパーサー実装の未来まで、脱線を交えながら多角的に議論しました。Guest:@koxudaxi(コウダイ)の名前で活動している青野高大です。 普段はOSSでPython関連のツールを開発していて、代表的なものとしてはOpenAPIやJSON Schemaからコードを生成するdatamodel-code-generatorや、RuffやPydantic用のPyCharmプラグインなどを作っています。OSS自体はAndroidのハックなども含めると15年以上続けている。Contents:ゲストはOSSエンジニアのKoudaiさんの自己紹介3年連続でPyCon USのスピーカーとして登壇したことへの手応え今回の開催地であるカリフォルニア州ロングビーチの立地と直行便の利便性前々回のソルトレイクシティや前回のピッツバーグの移動との比較Day 0(木曜日)午前中に現地へ到着したKoudai氏のギチギチなスケジュール寺田は1日前に入り吉田(koedoyoshida)氏と合流して楽しんだロングビーチ観光2時間半から3時間の急なツアーで見ることができたクジラとイルカ寺田氏がアジアのPython Asia(PAO)のブースの話移動直後の体調や飛行機内での作業を控えたKoudai氏の時差ボケ対策スポンサーブースで再会したCloudflareのHood ChathamとPyodideの話Wasm Summitの開催とWeb上でのT-StringsのデモJetBrainsのブースでPaul Everitt氏と会話ロシア出身でフィンランド在住のMikhail Golubev(ミーシャ)氏との再会Koudai氏のOSSに貢献しPyCharmチームに加入したKotlinIsland (Morgan Bartholomew)氏との初対面GitHub上のテキストで7〜8年交流していた仲間とリアルで会えるUSの魅力アジアチームのメンバーと毎晩のように繰り広げられた夕食会の思い出朝食が出なくなっていたシステム変更と会場併設のスタバでの朝食初日のオープニングとAIシステムをテーマにしたキーノートキーノートに求めるテックカンファレンスとしてのカルチャーや期待感の違いPydantic社のSamuel Colvin氏による新しいランタイム「Monty」の紹介LLM上のツールコーリングにおけるセキュリティ問題とDockerコンテナの課題CPythonではなくRust(Ruff)のPython言語パーサーを使ったMontyの仕組みRuffの公開パッケージ化されていないソースをビルドして利用するハッキーな手法メタ社のタイプチェッカー「pyrefly」など各社がRuffのパーサーを流用する動向CPythonのランタイム上でのメモリ利用制限やインポート制限の難しさMontyのラスト性VMによる隔離環境の提供とサードパーティー製ライブラリの動向MCP(Model Context Protocol)やクラウドフレアのコードモードによるラウンド数削減Pydantic社が提供するトレースサービス「LogFire」とPydantic AIの関係性T-Stringsのセッション後に共同著者のPaul Everitt氏、Jim Baker氏らと交わした議論Python 3.14におけるT-Stringsのダウンロード数とプロダクション利用の現状psycopg3など主要外部ライブラリにおけるT-Strings(SQL構築)対応の熱い動きKoudai氏が以前に実装したブラウザ上で動くCLIコマンドと静的生成HTMLの話標準ライブラリ(subprocessやpathlib等)へのT-Strings組み込みの議論と課題Pythonコミュニティにおける機能の正式採用に向けた合意形成のあり方T-Stringsで他言語(Bash等)を安全に扱うためのパーサー実装の大変さLLMの力を借りて言語パーサーを実装する現代の開発スタイルの可能性T-Stringsの原点となった4〜5年前のJim Baker氏とグイド氏の議論Zope CorporationのCTOだったJim Fulton氏との出会い構造化テキスト(Structured Text)の歴史と、reStructuredTextの関係Python 3.15に導入されるパブロ氏のサンプリングプロファイラーと、新たな資金源としてのHRT社の存在IT企業だけでなく金融系企業などがコアデベロッパーを雇い、Pythonコミュニティへ巨額の投資をする背景の変化OpenAI社によるAstral社買収の激震と、Koudai氏のリポジトリがOpenAIからGitHubスポンサーを受けたエピソードアンソロピック社によるOSS開発者向け無料プランの提供と、Day1に現地コミュニティブースで配られた特典PSF(Python Software Foundation)メンバーランチで共有された、物価高騰に伴うカンファレンス運営のコスト課題スプリントの期間短縮に伴う動き方の変化と、TDOM(T-StringsでのHTMLレンダリング)のコード合流T-Stringsに型チェックの概念(LSPやT-Linter)を持ち込むための、JSのテンプレートリテラルを参考にしたアイデア6月29日に渋谷のへんげ(HENNGE)さんで開催される「PyCon US 2026 参加報告会」への予告と来年への意気込みLinks:PyCon US: https://us.pycon.org/2026PyCon JP: https://2026.pycon.jp/PAO(Python Asia Organization): https://pythonasia.org/Monty: https://github.com/pydantic/montyOpenAI pydantic: https://developers.openai.com/api/docs/guides/structured-outputsPyCon US 2026 参加報告会: https://pyconjp.connpass.com/event/395452/
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