EPISODE · Mar 28, 2022 · 14 MIN
#16 オーストラリア戯曲「クッキーズ・テーブル」を読んでみた!
from 海外戯曲をやってみる会のおしゃべり · host 海外戯曲をやってみる会
ウェスリー・イノック作「クッキーズ・テーブル」を読んでおしゃべり! 著作権の関係で戯曲の内容はお届けできませんが、私たちがいつも稽古場でやっているディカッションをそのままお届けします。 ■あらすじ 1870年代。 クッキーというアボリジナルの女の子が、ある島の木の下で生まれた。 それは彼女に強さと知恵を授けるために選ばれた木だ。 やがて木は切り倒され、島の大きな家のテーブルになった。 クッキーはその木を追って、白人の世界に足を踏み入れ、その家の料理人になった。 クッキーのテーブルは家族の物語とともに、子孫へと受け継がれ…。 そして、時は現代。 一人の男性とその母親が、テーブルの所有権をめぐって言い争いを始める…。 ■劇作家 ウェスリー・イノック オーストラリアの演出家、劇作家。 1969年生まれ。クイーンズランド州・ストラドブローク島でアイルランド系の白人の母とアボリジナルの父の間に生まれる。 1994年より先住民劇団クーエンバ・ジャダラおよびイルビジェリの芸術監督。2000〜01年、シドニー・シアター・カンパニーの座付き演出家。2010〜15年、クイーンズランド・シアター・カンパニー芸術監督。2021年よりシドニー・フェスティバル(1977年より始まった隔月ごとに3週間開催されるシドニーの主要な芸術祭)のディレクターに就任。 1995年女優のデボラ・メイルマンと共同で製作した『嘆きの七段階』はアボリジナル戯曲を代表する作品の一つである。 演出家としては、古典作品にアボリジナル的なコンテクストを入れる試みや、『Sapphires』のようなアボリジニ女性を描いたミュージカル、『Stolen』(白人化政策を描いた作品)や『Black Diggers』(第一次世界大戦時に戦地に向かい塹壕を掘ったアボリジナル兵士の物語)といった今まであまり語られてこなかったオーストラリアの歴史を作品で伝え、評価を得ている。 『クッキーズ・テーブル』は日本で初演され、その後オーストラリアでも好評を博し、ホワイトパトリック賞を受賞した。 ■出演 森田あや 松本みゆき 斉藤麻衣子 相樂孝仁(殿様ランチ) *戯曲(ぎきょく)とは? 演劇の上演のために人物の会話や独白、行動(ト書き)が書かれた文学作品。台本とも言う。海外戯曲とは国外で執筆された戯曲のこと。 *「この雨」 オーストラリアの劇作家、アンドリュー・ボヴェル作「この雨やむとき」 詳しくは「#1 はじまりは、空から魚が降ってきた?!」をお聴きください。
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