EPISODE · Jan 30, 2026 · 10 MIN
#2 お寺の掲示板から~道を知っているのと、実際に歩くことは違う その2~
from お耳のお遍路さん · host Yuryu Arakawa
今回のエピソードでは、四国八十八ヶ所巡り=「お遍路」の実体験を深掘りします。お遍路のベテランである杉浦さんと、修行を重ねる僧侶の瑜龍さんが、形式的な修行の枠を超えた「歩くこと」の真の意味について語り合いました。 「やり方はわかっても、理由はわからない」から始まる修行お遍路を始めた当初、お経の読み方や参拝の作法は教わっても、その「理由」までは分かりません。しかし、何度も巡る(周回する)うちに、言葉ではない感覚的な理解が深まっていくプロセスを共有します。 お寺は「願い事」をしていい場所だった多くの日本人が持つ「お寺=お葬式」というイメージ。しかし、実際にお遍路を回ると、お札に住所や願い事を書いて納めるという行為に出会います。煩悩を手放すことだけが仏教ではなく、自分自身の切実な願いと向き合う温かさがそこにはあります。 歩くことでしか得られない「一体感」車での巡礼も否定しませんが、二人が強調するのは「歩き」の価値です。風の音、陽の光、足の裏の感覚。1日40キロ近く歩く過酷な道のりの中で、いつしか自然と自分が一体化していくような感覚。これは知識として本で読むのとは全く異なる、「体験」からしか得られない仏教の本質です。 「100キロ」の距離感が変わるマインドセット最初は気が遠くなるような100キロという数字も、歩き続けるうちに「3日あれば行けるな」という感覚に変わっていきます。自らの足で限界に挑むことで、日常の困難に対する向き合い方も変化していく様子が語られます。 【こんな方におすすめ】 自分自身を見つめ直す時間がほしい方 仏教の「本質」に興味があるけれど、難しそうだと感じている方 旅やウォーキングを通じて心身を整えたい方
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