EPISODE · Jan 4, 2022 · 10 MIN
#210 知的財産法と税務判断【2022/01/04】山下貴論文の整理⑴
from TAXMANIA55のラジオ · host Takeshi Hosokawa
TAXMANIA55 radio, it is just beginning of the story of TAXMANIA55. さあ始まりました。taxmania55のラジオ、Udemy・タックス・クリエーターの税理士、細川健です。Udemyベストセラー講師の細川 健(ほそかわ たけし)が、皆さんに「税金の話」をかみ砕いて、分かりやすく伝えます。 長年、国税調査官、国税審判官、外資のアドバイザー、大学教授等特殊な税務の仕事を継続してきたTAXMANIA55が、国際税務の話を中心に、税金以外のこぼれ話にもフォーカスして聴いている皆様に価値を届けます。 初学者を意識して、お顧客さまの悩みを解決する立場で、お顧客さまが私のUdemyコース受講後の未来の姿を容易に想像できるような、最終的にはターゲットを絞ってビデオの制作を続けていきます。 その制作過程で考えたことをラジオでしゃべります。 左利ききのエレン第3巻15話「何かを得た時に始まる人生もある。何かを捨てた時に始まる人生もある。悩んで、もがけ、人生が始まる日まで。」 北野武の映画、「キッズ・リターン」「まあちゃん、もう俺たち終わったのかな?」「馬鹿野郎、まだ始まってもいないぜ」 そうです。TAXMANIA55の物語は、そして皆様の物語も、まだ、始まったばかりです。 #210 知的財産法と税務判断【2021/01/04】山下貴論文の整理⑴ ・知的財産権取引の特殊性 『国際税務』第26巻第6号 ・知的財産取引に契約書の不存在はままあること ・契約書がないから契約がないとは限らない ・業界慣習と慣行の斟酌と「当事者の合理的意思」の追求 ・独占禁止法や下請法に抵触する内容は契約書に記述できない ・(二次的著作物の利用に関する原著作者の権利) 著作権法第二十八条 二次的著作物の原著作物の著作者は、当該二次的著作物の利用に関し、この款に規定する権利で当該二次的著作物の著作者が有するものと同一の種類の権利を専有する。 ・劇場用映画の脚本家はDVD等の二次的著作物に権利行使ができることになるが現実はそうなっていない ・業界の慣習・慣行を汲み取って事実認定する必要あり ・知的財産法の契約書の雛形には実際と一致しないものが多い ・コンピュータ・ソフトウェアの販売代理店契約 ・代理店による販売促進のためのソフトウェアのプレゼン活動の禁止規定あり、実際には禁止事項に抵触していても差し止めや損害賠償はされないで黙認されている ・コンピュータ・ソフトウェアの開発者の権利を守ることを優先して契約書雛形を作成している ・構造的に真の合意の存在が疑われるものにシュリンクラップ・ライセンスやクリックオン契約あり(契約は有効に成立) ・コンピュータ・ソフトウェアの使用許諾契約には著作権法の制限超過(オーバーライド)が含まれている ・著作権の使用料の検討に重要な事項 ・著作権法には11の権利が定められていて、法定利用行為と呼ばれているが著作権者が必ずしもその禁止する権利を行使するとは限らない ・そもそも法定利用行為に抵触するのか ・法定利用行為の制限を契約に定めているのか ・法定利用行為以外の使用について制限を付けているのか ・法定利用行為とそれ以外の使用について対価を定めているのか ・著作権の使用料は実は著作権の利用の対価である ・著作権法が非常に厳密なものであるのに対して法人税法や所得税法、とりわけ、法人税基本通達や所得税基本通達はそうではないことを頭に入れて検討する必要あり
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