EPISODE · Jun 17, 2026 · 18 MIN
#38 ナイス実存(3)オシドリの場合
from ドリアン助川 ECHO WORDS · host ドリアン助川
『動物哲学物語 ナイス実存』の刊行まで10日を切りました。登場する動物たちと物語に秘められた哲学者の思想を順次お伝えしていきます。今回は、鳥です。オシドリの物語を朗読します。地上から10メートル以上というとんでもなく高いところに巣を作るオシドリ。ヒナはまだ飛べないうちに巣立ちを強制され、小さな翼で羽ばたきながらもほぼ真下へ落下していきます。舞台の設定は、朝鮮半島の軍事境界線。主役のパルは、ある悲惨な状況を目撃し、巣の樹洞に引きこもってしまいます。巣立ちできないまま、パルは飢えて死んでしまうのでしょうか?そんなとき、ある声が聞こえてきます。この物語の根底には、晩年のゲーテが弟子のエッカーマンに語った言葉と、昆虫記ではなく、植物学においてファーブルが語ったある事実が隠されています。また、6月13日に、ピアニストの髙橋望さんと行ったポエトリーリーディング『響き合う言葉 金子みすゞ』の話もします。熱狂や多数決の暴力がはびこる時代に、大事な視点とは何か? という話です。
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#38 ナイス実存(3)オシドリの場合
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