EPISODE · May 25, 2025 · 27 MIN
【4-1】美徳なき時代/After Virtue
from テツアンドガク~ふつうに哲学ですけど何か? · host tetsuandgaku
今回のテーマはA・マッキンタイア「美徳なき時代/After Virtue」。2回完結で収録してます。◆1回目:この本の概略について◆2回目:なぜ今、約40年前に発売されたこの本を取り上げたのか?その面白さは?【「美徳なき時代」てどんな本なの?】◆作者:アラスデア・マッキンタイア・1929年スコットランド出身~現在はアメリカ在住の思想家。・1950年代にアメリカへ移住。カソリックへ改宗。『美徳なき時代/After Virtue』◆「現代における徳とは?」がテーマ。◆冒頭の語り「災害が起きて、現代の技術・装置や科学の説明が意味をなさない状況=ディストピア的な状況を想像してみてください。」→倫理学的な状況では、今がディストピア的状況である。◆カント、ヒュームなどによる啓蒙的な思想家による倫理の限界・カントの理性や法則、ヒュームの道徳的な感情に基づく理論では限界がある。◆アリストテレス『二コマコス倫理学』の再解釈アリストテレスの倫理学:人間の目指すべき、本来あるべき姿に近づけることが必要◆「徳」について①プラクティス(実践)の徳忍耐力、誠実さ、公正さ・・・行動における性質②人生の統一性をもたらす徳勇気がある、忠誠心・・・「この人はこういうひとだった」といえるもの③歴史や共同体において形成していく徳年長者への尊敬、謙虚さ、協調性 ◆「物語論的自己同一性」・自分の人生を振返り、物語りとして語るときに「自分はこのような人間であった」と語るときに必要なもの・近代主義的な人間観へのアンチテーゼ個人主義的な人間観(共同体から切り離されたもの)や自然科学的・物理的な人間観(身体と心を切り離したもの)⇔過去の物語(人生、経験)を通じて、他者や共同体の中でコミュニケーションで成り立っている人間観
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今回のテーマはA・マッキンタイア「美徳なき時代/After Virtue」。2回完結で収録してます。◆1回目:この本の概略について◆2回目:なぜ今、約40年前に発売されたこの本を取り上げたのか?その面白さは?【「美徳なき時代」てどんな本なの?】◆作者:アラスデア・マッキンタイア・1929年スコットランド出身~現在はアメリカ在住の思想家。・1950年代にアメリカへ移住。カソリックへ改宗。『美徳なき時代/After Virtue』◆「現代における徳とは?」がテーマ。◆冒頭の語り「災害が起きて、現代の技術・装置や科学の説明が意味をなさない状況=ディストピア的な状況を想像してみてください。」→倫理学的な状況では、今がディストピア的状況である。◆カント、ヒュームなどによる啓蒙的な思想家による倫理の限界・カントの理性や法則、ヒュームの道徳的な感情に基づく理論では限界がある。◆アリストテレス『二コマコス倫理学』の再解釈アリストテレスの倫理学:人間の目指すべき、本来あるべき姿に近づけることが必要◆「徳」について①プラクティス(実践)の徳忍耐力、誠実さ、公正さ・・・行動における性質②人生の統一性をもたらす徳勇気がある、忠誠心・・・「この人はこういうひとだった」といえるもの③歴史や共同体において形成していく徳年長者への尊敬、謙虚さ、協調性 ◆「物語論的自己同一性」・自分の人生を振返り、物語りとして語るときに「自分はこのような人間であった」と語るときに必要なもの・近代主義的な人間観へのアンチテーゼ個人主義的な人間観(共同体から切り離されたもの)や自然科学的・物理的な人間観(身体と心を切り離したもの)⇔過去の物語(人生、経験)を通じて、他者や共同体の中でコミュニケーションで成り立っている人間観
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【4-1】美徳なき時代/After Virtue
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