EPISODE · Aug 23, 2026 · 10 MIN
【8/24】金利高でもゴールド高 買い戻しが呼んだドル安
from 今朝の10分市況解説
▼今日の要点 ・先週の東京は日経平均が66,016円まで下げ、週間で-3.93%。前の週の上げ幅の大半を吐き出しました。効いたのは火曜と水曜で、8/18が-2.54%、8/19が-3.16%。きっかけは日本の長期金利で、10年国債の利回りが2.93%と1996年9月以来の高さに。4-6月期の成長率が予想より弱く、税収の細りが財政不安として金利に出た形です。金利上昇は稼ぎが数年先にあるAI・半導体を直撃しました。30年国債の利回りは4.07%台と5月の最高値に近い水準です。 ・週末に動いたのは株ではなくゴールドとビットコイン。米国の財務省が国債の買い戻しを1回あたり20億ドルから40億ドル超へ、9月9日から引き上げると発表しましたが、米10年債利回りは4.7%台、30年は5.25%前後と介入前の水準へ逆戻りしました。市場は「ここまでやるのは政府自身が借金の重さを心配している証拠」と読み、売られたのはドル。ドル指数は6月中旬の高値から-3.2%で5月中旬以来の安値、ゴールドは週間+5.56%の4,624ドル、ビットコインは78,016ドル(RSI 81)まで買われています。レイ・ダリオ氏は債券を減らしゴールドを資産の10〜15%持つべきだと述べました。 ・今日の東京は日経225先物の夜間終値が65,915円(-0.24%)で、66,000円の節目を挟んだ攻防。今日は米国がイランへの新しい経済制裁を発表すると伝えられ、原油(週末86.33ドル)が上振れれば電力・ガス・輸送・紙・化学に逆風、石油関連には追い風です。ドル円は158.8円、VIXは15.13ポイントと平時の水準。今週の関門は8/26のコアPCE(前月比予想+0.2%・前回+0.1%)と同日引け後のエヌビディア決算、8/27-29のジャクソンホール会議、そして8/28のウォーシュ議長の初めての基調講演です。 ▼動画版(チャート・スライド付き) https://youtu.be/XVIWrl4qf3k
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