EPISODE · Aug 25, 2026 · 9 MIN
【8/26】制裁初日に原油急落 東京はPCEと決算待ち
from 今朝の10分市況解説
▼今日の要点 ・昨日の東京は日経平均が65,856円で328円高(+0.50%)と3日ぶりの反発。ただし中身は直近で下げのきつかった銘柄への買い戻しが主役で、新規の買いが厚かったわけではありません。そのなかで実需のある買いが入ったのがAI・データセンター関連で、古河電気工業など電線株がそろって上昇しました。データセンターは電気を大量に使うため、それを運ぶ線に需要が向かうという読みです。全体の商いは低調な「夏枯れ」が続き、半導体大手の決算を控えた様子見の一日でした。 ・夜の米国は3指数そろって上昇し、S&P500が7,677ドル(+0.32%)、NASDAQ100が29,209ドル(+0.64%)、NYダウが53,577ドル(+0.30%)。ただし昨夜いちばん動いたのは株ではなく原油で、WTIは81.11ドルの-4.59%と急落しました。今朝の深掘りはここです。米国のイラン制裁が動き出した日に原油が売られたのは、発表された制裁が市場の恐れていたほど厳しくなかったから。取引相手の国や企業にいきなり罰を科さず、取引をやめるまでの期限を与える形にしたため、明日にもイラン産原油が消えるという不安が後退しました。軍事の緊張から経済の圧力へ軸足が移ったこと自体も不安を和らげています。加えて米国石油協会の週次在庫が420万バレルの積み増し(予想180万バレル)と、需給の緩みが数字で裏付けられました。原油安は物価の上がる勢いを弱めると見られるため米10年債利回りは4.64%(-1.38%)へ低下し、消費者信頼感指数89.4(予想90.2)・新築住宅販売件数の前月比-10.5%という景気の弱さも金利を押し下げ、結果としてハイテクに追い風が吹いた、という一本の道筋です。 ▼動画版(チャート・スライド付き) https://youtu.be/cjvXIogWLLc
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