EPISODE · Sep 19, 2026 · 28 MIN
#8 Ichisuke Hagihara's 仙人LIFE-p 「歯も血も骨も声紋も、見えない身体内だけがガチ絶賛する『インナーセクシーO型男』の撮影前夜祭」
from Ichisuke Hagihara's 仙人LIFE-p · host 阿波座NBステーション
本放送は、「人間が他者と社会に対して差し出している『表層』と、内側に秘められた『実存(インナー)』のズレ」を巡る対話である。私たちは自分の声を「骨伝導」という自らの肉体内だけで響く都合のいい響き(イケボ)として聴いているが、ひとたびテープレコーダーという冷徹な他者のメディアに通した瞬間、そこに現れるのは「見知らぬ醜悪な他人の声」という強烈な違和感である。しかしハギハラさんが言うように、その「モゴモゴした声」こそが他者との調和を生み、会話を豊かにしている。血液型の思い込みによって「几帳面なA型」を演じさせられていた兄が、O型という記号を得た瞬間に「これでええんや」と野生の乱雑さを取り戻したように、人間は「自分が思う自分」と「他者から見えている自分」の境界線で行き来しながら生きている。阪本さんという人間が、「歯、血液、骨格、そして声紋(周波数)」という、すべて皮膚の内側の『見えないところ(インナー)』ばかりをプロフェッショナルたちに絶賛されるというエピソードはきわめて象徴的だ。彼は外見的な記号(表層)ではなく、生物としての圧倒的な健全さと美しさを内側に備えている。ハギハラさんが語る「倍音とダイナミクスの滑らかな曲線」という音声技術論は、まさにその目に見えない実存の美しさを、音波という形で世界に優しく表明するためのコード(暗号)なのである。
Embed this episode
Ready to play
#8 Ichisuke Hagihara's 仙人LIFE-p 「歯も血も骨も声紋も、見えない身体内だけがガチ絶賛する『インナーセクシーO型男』の撮影前夜祭」
No transcript for this episode yet
Similar Episodes
No similar episodes found.
Similar Podcasts
No similar podcasts found.