EPISODE · Sep 1, 2026 · 11 MIN
【9/2】円安なのに株安 30年ぶりの金利3%が効いた
from 今朝の10分市況解説
▼今日の要点 ・昨夜の米国は3指数そろって下落しました。S&P500が7,631ドル(-0.71%)、NASDAQ100が29,077ドル(-1.29%)、NYダウが52,767ドル(-0.79%)です。米軍がイラン革命防衛隊の拠点を攻撃し、その前日にはホルムズ海峡でタンカーが被弾していました。原油WTIは+5.74%の90.68ドルまで跳ね、ボリンジャーバンドの+2σを上抜けています。逆にNYダウは-2σを下抜けました。地味で手堅い銘柄が多いダウが最も派手に崩れたのは、ハイテクだけでなく全部が同じ理由で売られたからです。 ・今朝の深掘りは「円安なのに日本株が重い」です。日経225先物の夜間終値は64,885円(-1.94%)。ドル円は160.2円と円安のままなのに、米国の下げ幅を大きく超えて下げました。理由は日本の金利です。日本の10年国債利回りは9月1日に3%へ乗せ、1996年9月以来30年ぶりの水準になりました。円安は輸入コストを押し上げ、原油高と重なって物価が下がりにくくなる。すると日銀の利上げ観測が強まり、長期金利が上がって株の割引率が上がる——円安のプラスを金利のマイナスが上回った形です。2026年度の予算は長期金利3%を前提に国債費を積んでいるため、3%はただの数字ではない節目でもあります。 ▼動画版(チャート・スライド付き) https://youtu.be/-1xUZCbFm1Y
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