EPISODE · Sep 2, 2026 · 10 MIN
【9/3】米反発も東京全面安 30年ぶり金利3%の重み
from 今朝の10分市況解説
▼今日の要点 ・昨日の東京は日経平均が64,326円(-2.85%)と3日続落し、下げ幅は1,889円でした。東証33業種すべてが下落し、上がった業種はひとつもありません。売りは値がさの半導体・ハイテクから始まり、景気敏感の業種まで広がりました。背景は世界で同時に進む国債売りです。日本の10年国債利回りは3.015%まで上昇し、1996年9月以来およそ30年ぶりの水準になりました。 ・同じ夜、米国は3指数そろって上昇しています。S&P500が7,667ドル(+0.46%)、NASDAQ100が29,143ドル(+0.23%)、NYダウが53,062ドル(+0.56%)で、3日続いた下げを止めました。理由は金利の一服です。米10年債利回りは終値4.80%と前日と同じでしたが、日中には4.818%と2023年11月以来の高さをつけています。上がり方が鈍っただけで株が買い戻されました。東京は3日続落、ニューヨークは3日ぶり反発と、同じ夜に方向が分かれた形です。 ・今朝の深掘りは「なぜ世界中で同時に国債が売られるのか」です。インフレと財政拡大への警戒が土台にありますが、もうひとつ需給の要因があります。AI関連企業が今年、社債でおよそ1兆5,000億ドルを調達したという試算があり、債券を買う側の資金が社債に回った分だけ、国債を引き受ける余力が細っています。ドイツの10年債は3.375%で2011年以来、英10年債は5.25%。景気が強いから金利が上がる、という単純な話ではありません。日本が重く出たのは、ドイツや英国と違い3%という水準を知らない市場だからです。 ▼動画版(チャート・スライド付き) https://youtu.be/5KXKN0HZ3Xw
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【9/3】米反発も東京全面安 30年ぶり金利3%の重み
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