EPISODE · Nov 13, 2025 · 15 MIN
#95「誰もやっていないこと」に0から挑戦し続ける柳沼さんの人生物語 1
from ひとりひとりの人生・オンリーワン · host Talk Shift
初対面の印象は「真面目で優しい人」。 でも話を聞けば聞くほど、柳沼さんの中には誰もやっていない道を選ぶ勇気がある。彼自身は「アウトロー的なところがある」と笑う。 小学3年生で野球の仲間集めに成功し、チームを0から立ち上げた。その経験が、今の柳沼さんを作っている。3つの会社を経営し、ウェルビーイングという大きなテーマで事業を展開する。常に「誰もやっていないこと」に0から挑戦し続ける彼の原点は、あの小学校時代の成功体験にあった。「なんかこう、成功体験として今も残ってるような感じがします」柳沼さんはそう語る。話を聞いていると、その語り口の上手さにも驚かされる。まるで映画のワンシーンを見ているかのように、情景が目に浮かぶ。 1.「なんとなく」から始まった野球人生柳沼圭佑さんは1985年生まれ。今は 3つの会社の代表として「ウェルビーイング」をテーマに事業を展開している。しかし、彼の人生は決して順風満帆ではなかった。山あり谷ありの波乱万丈な道のりを歩んできた。その原点は、小学校時代にある。父親に「野球を習いなさい」と言われて始めた野球。正直なところ、最初は「なんとなく」だったと柳沼さんは振り返る。学校から帰ってきては、グローブとバットとボールを持って友達と練習する日々。少年野球のチームに入り、同級生がまだ野球を習っていない中、2つ年上のお兄さんたちと一緒にプレーしていた。でも、小学3年生の時、何かが変わった。 2.チームを「0から作る」という経験小学3年生の時、柳沼さんの中にある想いが芽生えた。「同級生として大会に出たい」。でも、それを実現するには自分が友達を誘ってこないといけない。そこで彼は動き出した。クラスメートや他のクラスの友達で「いいな」と思う子を見つけると、「野球習わない?」とスカウトしに行った。そう野球チームを0から作り始めたのだ。 3.小学3年生の前歯にボールが直撃事件「本気で投げてこい」クラスのガキ大将がそう言った。でも、小学3年生の柳沼圭佑さんは躊躇した。怪我をさせたくなかったから。けれど相手は引かない。「そんなんじゃ物足りない。本気で投げてこい」仕方なく、本気でビュンと投げた。次の瞬間、ボールは彼の前歯を直撃した。「最悪だ!」柳沼さんは頭が真っ白になった。同級生を集めて野球チームを作りたかった。そのキーマンとなる彼を、自分の手で怪我させてしまった。その日、前歯を折られた少年は帰っていった。柳沼さんは「もう終わった」と思った。しかし、翌日──「やっぱり野球やるわ」前歯を折られたはずの少年が、そう言って戻ってきた。しかも、彼の周りには5人から6人の仲間がいた。ガキ大将が放った一言が、すべてを変えた。「お前ら、野球やれ」。その言葉で、一気にチームメンバーが増えた。そして前歯を折られた彼は、後にエースピッチャーとなる。 4.『自分で作る喜び』が人生を変えた──起業家の原点1人、2人と増やしていき、最終的に11人ほどの同級生を集めることに成功した。そこでは、チーム名を決めるところから、ユニフォームのデザインまで、すべてを自分たちで決めることができた。同級生がいない中、2つ年上の先輩たちと、わずか10人から11人というギリギリの人数で始まったチーム。振り返ってみれば、これが柳沼さんの「チームってこうやって出来上がるんだ」という原体験になった。そして今、3つの会社を立ち上げた彼は言う。「0から1を作るのが好きなんです」誰もやっていないことをやりたい。自分だからこそできることに、やりがいを感じる。その根底には、小学3年生で味わった「自分で作っていく喜び」があった。これが、現在40歳で3つの会社を経営する男の、原点の物語だ。 5.負けたら坊主。だから、彼は野球をやめた——中学2年生の柳沼さんは、顧問の先生にこう告げられました。「試合に負けたから、お前ら全員 坊主だ」チームメイトは従った。でも、彼は違った。納得できない。一生懸命やったのに、なぜ負けたら坊主なんだ?「じゃあ、野球をやめます」その日、彼は9年間続けた野球から離れることになります。 6.父子家庭、東京の団地、買えないもの小学1年生で両親が離婚。父親と2つ年上の姉、3人での生活が始まりました。経済的に豊かではない日々。買いたいものも買えない。野球部の月謝も払えない。母親もいない寂しさを紛らわすように、ただひたすら野球に没頭しました。地域のオールスターチームのキャプテン。小学校では仲間を集め、チームを作る才能を発揮。野球は彼の居場所でした。 7.「お前、才能あるんだから、もう1回、野球をやれ」先輩だった中学3年生を送り出す卒業式の日。やめたはずの野球部の顧問が、彼を呼び止めました。いつものように耳を引っ張りながら。「お前才能あるんだから、もう1回、野球をやれ。俺もいなくなるから」先生も、学校を去るタイミングでした。葛藤の末、彼は決断します。最後の夏、ピッチャーとして戻ることを。 8.不真面目だった自分が、ピッチャーで試合に出ていいのか?真面目に続けてきた仲間たちの中で、ピッチャーマウンドに立つ。3回戦で敗退。「こんな自分がピッチャーをやっていいのか」今でも心に残る、複雑な思い。でも、チームは彼を受け入れました。戦力として、仲間として。 9.そして高校へ——野球を続けるか、やめるか有名な高校からの誘いもありました。でも、経済的な余裕はない。私立という選択肢は選べない。中学3年、千葉県の拓大紅陵高校のグラウンドで、選抜メンバーとして他地区の強豪と対戦した時——全然通用しなかった。体格も実力も、圧倒的な差。胃の中がひっくり返るような衝撃。「これはダメだな」自分に言い訳しながら、彼は野球から離れる決断をしました。 10.40歳で、まだ「0→1」は終わらない今回のポッドキャスト番組「人生配信オンリーワン」では、柳沼圭佑さんの人生を配信しています。小学校時代の「0→1」成功体験から、3つの会社を経営するまでの「山あり谷あり」の人生。ウェルビーイングを広める理由。仲間を集め、チームを作る極意。そして40歳で「誰もやっていないこと」に挑戦し続ける理由。前歯を折ってしまった相手が、エースピッチャーになった。小学3年生で11人のチームを作り上げた。その経験が、今も彼を動かし続けている。起業を考えている人、チーム作りに悩んでいる人、0から1の仕事に興味がある人、人生の転機を迎えている人、誰かの人生に勇気をもらいたい人。このエピソードは、あなたの心に響くはずだ。選択と葛藤の連続が、人を作る高校時代、野球をやめた彼はアルバイトと友達との時間に没頭します。そこから彼の人生は、どう展開していくのか——?第2話もお楽しみに! PSあなたの“スキ”が、もっと誰かの人生の灯になるかもしれません。共感していただけたら、お気軽にポチッと押していただけると嬉しいです。
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