EPISODE · Nov 13, 2025 · 14 MIN
#96 2度の挫折から本当の「働く意味」を見つけた柳沼さんの人生物語 2
from ひとりひとりの人生・オンリーワン · host Talk Shift
高卒・学歴なし。体力だけが武器。22歳の彼が、なぜ今「幸せな働き方」を企業に教える存在になったのか? 1.「お前、元気そうだな」──たった15分の面接が運命を変えた高校卒業間際。就職活動もせず、進路が決まらないまま焦る日々。そんな時、友人の父親の紹介で出会った電気工事会社の社長。「体を動かすのが好きか?」「はい、それしかできません」「よし、合格」わずか15分。歩いて2分の距離にある会社で、彼の職人人生が始まった。 2.東京ビッグサイト、幕張メッセ──2〜3ヶ月に1回の休み?戦場のような現場展示会の仮設電気工事。スポットライトを設置し、コンセントを這わせ、1〜2日でブースを完成させる。会期が終われば即日には撤去。深夜から次の展示会の準備。徹夜は月に何度も。休みは2〜3ヶ月に1回。「見て覚えろ」の世界で、気性の荒い職人たちと肩を並べ、見えない電気と格闘する日々。給料は20万、30万──。大学に行った同級生より稼いでいた。でも、それが「幸せ」だったのか? 3.「このままでいいのか?」──22歳、心も体もヘトヘトだった月100〜200時間の残業。体は悲鳴を上げ、心は疲弊していく。職人たちも疲れきっている。不平不満が飛び交い、職場の空気は重い。転職したくても、学歴もスキルもない。辞めたくても、次の仕事が見つかる保証もない。「一体この先、どうしたらいいんだ…?」希望の見えない日々の中で、彼は大きな決断を迫られていた。 4.そして今──「真逆」を生きる選択あの地獄のような日々があったからこそ、彼は今こう語る。「働きがい、やりがい、生きがい──当時の僕には何もなかった。だから今、真逆のことをやりたいと思ったんです」現在、柳沼さんは「Well-being HR」という事業を立ち上げ、企業に「幸せに働きながら、利益を上げる経営」を支援している。かつて自分が苦しんだからこそ、伝えられることがある。誰もが幸せに働ける社会を作りたい──その想いが、今の彼を動かしている。 5.「もう、飛び出すしかなかった」— 後がない状態から始まった、人生の大逆転劇あなたは、人生で何度「ゼロ」になったことがありますか?多くの人は、一度もないかもしれません。 しかし、柳沼さんは違いました。25歳までに、2度も会社を変わる経験をにし、その度に、人生のすべてを失いかけた男。電気工事の現場で朝から晩まで働き詰め。深夜まで荷物を仕分けし、朝8時にまた出社。「ウェルビーイング?そんなもの、考える余裕すらなかった」彼が経験したのは、ただ働くだけの人生。やりがいも、未来への希望も見えない日々。 6.就職先も決めずに退職 —「追い込まれた」からこその決断電気工事会社で4年間、必死に働いた柳沼さん。 しかし、心の中のモヤモヤは募るばかり。「今のままでは耐えられない」相談できる人もほとんどいない中、 彼が選んだのは、就職先も決めずに会社を辞めるという危険な賭けでした。普通なら、絶対にやってはいけない選択。 でも、それしか道がなかった。 7.祖母の家庭料理屋で運命の出会い人生のどん底にいた柳沼さんに、一筋の光が差し込みます。祖母が営む家庭料理屋の常連客。 その人が、偶然にも車の運転手を探していたのです。「お前、仕事決めないで 辞めるなよ」怒られながらも、その人の紹介で会った社長は、 柳沼さんの人生を変える存在になります。お抱え運転手として1年間、毎日送り迎え。そして、社長が独立を決意したとき—「お前も、一緒に来ないか?」仕事もない。行く場所もない。 だからこそ、彼は迷わず答えました。「行きます」 8.4人から始まった会社が、3年で売上10億円へ倉庫を借りるところから、トラックの手配、営業活動— すべてがゼロからのスタート。25歳の若さで、柳沼さんは**「0→1」の起業の現場**を体験します。トラックの運転手でありながら、営業もこなし、マネジメントも担当。 部下は20人。アルバイトも含めれば、さらに多くの人を束ねる立場に。会社は急成長を遂げ、 たった3年で従業員25人、年商10億円という驚異的な成長を実現。「やっと、報われる」そう思った矢先— 9.突然の撤退決定。すべてが水の泡に3年半、必死に働き続けた柳沼さん。 しかし、ある日突然のトラブルが発生します。経営方針の変更。 事業部ごと、撤退。物流事業に関わる全員が、リストラ対象に。「どうしようもなかった」深夜まで働き、朝8時に出社する日々。 それを3年以上続けて、最後に残ったのは—「人に人生を振り回される」という、無力感だけでした。 10.2度の挫折が教えてくれた、本当の「働く意味」電気工事会社での4年間。 物流会社での3年半。合計7年半。柳沼さんは「やりがい」を感じられない日々を過ごしてきました。でも、だからこそ彼は気づいたのです。「自分の人生は、自分でコントロールしなければならない」 そして今、彼は新たな挑戦を始めています。どん底から這い上がった男の、リアルな人生ストーリー。あなたの人生にも、必ず響くものがあるはずです。最終回の第3話もお楽しみに!
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#96 2度の挫折から本当の「働く意味」を見つけた柳沼さんの人生物語 2
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