EPISODE · Mar 13, 2026 · 18 MIN
バスを完全無料にしたら街はどうなる?ドイツ・テンプリン市が経験した天国と地獄
from ドイツニュースインサイト · host WiM
今回は、公共交通の「完全無料化」という夢のような施策を実施した、ドイツの街・テンプリン市の事例を解説します。1990年代後半、市内の交通量の90%を自家用車が占める深刻な車社会となっていたテンプリン市は、中心市街地の交通を鎮静化するために「バスの完全無料化」に踏み切りました。その結果、年間約4万人だった乗客数は、数年で約61万人へと、なんと約15倍にも爆発的に増加したのです!しかし、この「大成功」の裏には予期せぬ落とし穴がありました。 実は、新たにバスを利用し始めた人の多くは車の運転手ではなく、もともと徒歩や自転車で移動していた人々だったのです。さらに、子どもたちの遊び目的など、不必要な乗車も急増し、バスは常に満員状態になってしまいました。 増便や車両追加による莫大なコスト増によって市の財政は限界を迎え、2003年には完全無料化の断念へと追い込まれました。動画では、無料化導入の背景から、想定外の行動変化(モーダルシフト)の実態、そして完全無料化をやめて「格安の年間パス制」へと移行した現在の評価まで、都市交通のあり方を考えさせる重要なケーススタディを詳しく掘り下げます。【目次(チャプター)】 0:00 オープニング:テンプリン市の挑戦と無料化の背景 2:15 バスの完全無料化スタート!乗客は15倍に激増 4:30 最大の誤算:車社会は変わらなかった? 7:00 財政崩壊による「無料化」の終焉 9:15 まとめ:無料化が残した教訓と現在の評価都市計画や交通政策、世界のまちづくりに興味がある方は必見の事例です!ぜひチャンネル登録と高評価をお願いします!
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