EPISODE · Feb 13, 2026 · 22 MIN
ボイスドラマ「かぐらがももで、ももがかぐらに・・・」(完全版)
from ヒダテン!ボイスドラマ · host Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会
一之宮かぐらCVと国府ももCVの声が、飛騨一宮水無神社の願いによって入れ替わってしまう・・・夢が叶い、仕事も成功。それでも「自分の声」が恋しくなる。声優×キャラクター×飛騨高山が織りなす切なくて温かい物語・・・【ペルソナ】・月愛(かぐら/CV:小椋美織)=ヒダテン!一之宮かぐらのCV。一之宮町出身東京暮らし・萌々(もも/CV:高松志帆)=ヒダテン!国府もものCV。国府町出身東京暮らし・音響監督他(CV:日比野正裕)=萌々、月愛それぞれの現場の監督&ヒダテン!のプロデューサー[プロローグ:2026年正月】※ここはすべて収録・編集済■SE/番組タイトル〜HitsMeUp放送より切り抜き(以下音声)https://hidaten.com/wp-content/uploads/2026/01/kagura-momo_hitsmeup.mp3ヒダテン!の国府ももです。一之宮かぐらです。私のイメージはどんな感じでしょうか?イメージ? お声を聴いてからは、本当にももちゃんにぴったり。 もうなんか私もこんな可愛い声出したい!嬉しいです。ありがとうございます。どうしよう、私何言われる?いやいやいや、私本当にお声が好きで。芯があるけど柔らかいみたいなお声。本当にそれこそかぐらにもぴったりだなって思ったし、私はそういう声してないので、逆にないものねだりじゃないんですけど、なんかすごく素敵なきれいなお声だなって思って。もう個人的にめっちゃ好きなトーンなんですよ。えー、そうなんですか? 嬉しい ありがとうございます。ちょっと一日だけ声の交換みたいなのしたいですね。できることならしたいです。 できることなら。【シーン1-1:JR高山駅〜JR飛騨一ノ宮駅〜飛騨一宮水無神社】◾️SE:高山駅の雑踏〜飛騨一ノ宮駅の構内〜飛騨一宮水無神社の静寂月愛:「きちゃったね」萌々:「きちゃった」2人:「高山〜!!弾丸日帰り旅行!」月愛:「からの飛騨一ノ宮駅」萌々:「からの飛騨一宮水無神社〜!」月愛: お正月の特番から1か月後。 私と萌々は、水無神社の拝殿前に立っていた。 私・月愛と萌々は声優。 飛騨高山を彩る擬人化キャラクターたちに命を吹き込んでいる。 私が演じるのは、舞姫キャラ、”一之宮かぐら”。 私の中低音域がクールビューティなキャラに重なっていく。 萌々が演じるのは、飛騨桃の妖精、”国府もも”。 極上のスイーツのような甘い微笑み。 聴く人はみな、胸をキュンとさせる。 実は私たちは、特番の収録で初顔合わせ。 なのに、なぜかお互いの声に惹かれてしまった。 自分にないものを欲しがる子どものように。 ももの声に焦がれるかぐらと、かぐらの声に憧れるもも。 飛騨の一之宮とはいえ、 なんという不条理なお願い。 御歳大神さま、ごめんなさい! それでも、表現の幅をもっと増やしたい。 どんなキャラクターでも、生き生きと演じたい。 切なる思いに導かれて、私たちは水無神社の鳥居をくぐった。 拝殿前に並んで立つ一之宮かぐらと国府もも。 短い祓詞(はらえことば)を唱えてから、 二拝二拍手一拝。 萌々が持っている、 ”鈴の音のような透明感ある声”。 それを私にも!萌々: 月愛のような ”クールで凛としたハスキーボイス”。 私にもほしい!月愛: 「お祈りした?」萌々: 「した」月愛: 「なんか、私たちって、すごいこと祈願してない?」萌々: 「だよねー、こんなことお願いするひと、いないよねー」月愛: 「でも朝起きたら、お互いの声が出せるようになってたりして」萌々: 「ないない。 そんなんあったら、アタシ、オーディション受けまくるわ〜」 月愛: 「確かに。 あ、明日、アニメのアフレコじゃなかった?」 萌々: 「そうそう。 スパイアニメのCVオーディションよ。 まだ役は決まってないみたいだけど」月愛: 「あの話題の?」萌々: 「まあねー。 でも、スパイアクションなんて、私の声でいいのかなあ?」月愛: 「いいんじゃない。 萌々みたいな声のアサシンとか、ギャップ萌えで」萌々: 「そうかなあ。 月愛も明日アフレコの仕事でしょ?」月愛: 「ボイスドラマよ。 ラブストーリーって言ってたけど、今回はモブだって」萌々: 「え〜、月愛がモブなんて、超もったいない起用〜」月愛: 「なことないってば。 ま、とにかくお互いがんばろ」萌々: 「うん、ファイティン!」月愛: 私たちは、冬の臥龍桜の前で写真を撮ってから、 鈍行列車で高山へ。 駅前でお土産屋さんを覗きながら、帰りの特急ひだに乗り込んだ。【シーン1-2:JR高山駅〜JR飛騨一ノ宮駅〜飛騨一宮水無神社】◾️SE:高山駅の雑踏〜飛騨一ノ宮駅の構内〜飛騨一宮水無神社の静寂月愛:「きちゃったね」萌々:「きちゃった」2人:「高山〜!!弾丸日帰り旅行!」月愛:「からの飛騨一ノ宮駅」萌々:「からの飛騨一宮水無神社〜!」 お正月の特番から1か月後。 私と月愛は、水無神社の拝殿前に立っていた。 私・萌々と月愛は声優。 飛騨高山を代表する擬人化キャラクターたちに命を吹き込んでいる。 私が演じるのは、飛騨桃の妖精、”国府もも”。 極上のスイーツのようなヒロインボイスで、みんな胸キュンよ。 月愛が演じるのは、舞姫キャラ、”一之宮かぐら”。 月愛の中低音域がクールビューティなキャラに重なっていく。 ハスキーだけど凛とした声、かっこいいよね。 実は私たちは、特番の収録が初顔合わせ。 なのに、なぜかお互いの声に惹かれてしまった。 自分にないものを欲しがる子どものように。 かぐらの声に憧れるももと、ももの声に焦がれるかぐら。 飛騨の一之宮、聖域で なんという不条理なお願い。 祭神の御歳大神(みとしのおおかみ)さま、ごめんなさい! だけど、表現の幅をもっと増やしたい。 外画の吹き替えも、スパイアクションも演じてみたい。 そんな思いに突き動かされるように、私たちは水無神社の鳥居をくぐった。 拝殿前に並んで立つ国府ももと一之宮かぐら。 月愛が短い祓詞(はらえことば)を唱える。 さすが舞姫。 二拝二拍手一拝。 月愛のような ”クールで凛としたハスキーボイス”。 私にもほしい!月愛: 萌々が持っている、 ”鈴の音のような透明感ある声”。 それを私にも!月愛: 「お祈りした?」萌々: 「した」月愛: 「なんか、私たちって、すごいこと祈願してない?」萌々: 「だよねー、こんなことお願いするひと、いないよねー」月愛: 「でも朝起きたら、お互いの声が出せるようになってたりして」萌々: 「ないない。 そんなんあったら、アタシ、オーディション受けまくるわ〜」 月愛: 「確かに。 あ、明日、アニメのアフレコじゃなかった?」 萌々: 「そうそう。 スパイアニメのCVオーディションよ。 まだ役は決まってないみたいだけど」月愛: 「あの話題の?」萌々: 「まあねー。 でも、スパイアクションなんて、私の声でいいのかなあ?」月愛: 「いいんじゃない。 萌々みたいな声のアサシンとか、ギャップ萌えで」萌々: 「そうかなあ。 月愛も明日アフレコの仕事でしょ?」月愛: 「ボイスドラマよ。 ラブストーリーって言ってたけど、今回はモブだって」萌々: 「え〜、月愛がモブなんて、超もったいない起用〜」月愛: 「なことないってば。 ま、とにかくお互いがんばろ」萌々: 「うん、ファイティン!」 国の天然記念物という臥龍桜の前で写真を撮る。 そのあと私たちは、高山線で高山へ。 駅前でお土産屋さんを覗きながら、帰りの特急ひだに乗り込んだ。【シーン2-1:月愛の朝/目覚めたらヒロインボイス】◾️SE:朝の小鳥のさえずり月愛:「ふわぁぁ・・・よく寝たわ〜 よしっ! 今日も一日、頑張るぞっ!」月愛:「って、え?」月愛: なに?いまの? 私の口から出た音・・・ いつものハスキーなクールビューティじゃない! 寝起きは特にロートーンなのに。 コロコロところがるような、搾りたての桃の果汁のような・・・ どこかで聴いたことのある・・・ この声は・・・月愛:「国府もも〜!?」 あわてて鏡を見る。 よかった私だ。月愛。 ってことは・・・月愛:「声だけ入れ替わってる〜!?」(※ここは2人で) なんでなんでなんでなんでなんで〜!? こんなアニメみたいなこと・・ いや、アニメでもないわ。 声だけなんて・・おかしいでしょ? どうしようどうしようどうしよう? 萌々に連絡してみないと・・ まさかあっちも・・? あ、そうだ。 確か今日はオーディションって言ってたから邪魔しちゃ悪いわ。 ってか私も、今日は・・・ボイスドラマじゃん。 ま、でもいいか。 モブだし。 なんとか乗り切れるでしょ。【シーン2-2:萌々の朝/目覚めたらクールビューティー】◾️SE:目覚まし時計のアラーム音萌々:「やっば〜いっ・・・今日オーディションなのに〜 あたたたた!腰うったし・・・・」 「って、あれ?」 「だれ?・・・アタシ〜?」 待て待て待て待て。 のど・・やられたか? いや、そんなことはない。 昨夜だって、高山から帰って、加湿器つけて、 白湯飲んで、うがいして、マスクして寝たし。 「ああああああああ」 うん。別に喉は痛めてない
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