EPISODE · Nov 29, 2024 · 1 MIN
デマンドバス、ヤバいね
from ぱるおの「思い立ったらオタメシ」ライフ
デマンドバスってご存知ですかね? 普通はお世話に「ならない」交通機関です。 私が住んでいるようなそこそこ地方のところでは、クルマが生活の足として圧倒的メインの位置づけとなっているわけで、車を所有したり自分で運転しない人できない人は、徒歩自転車か、公共交通機関を使うことになります。 若い方からいくと学生、ほとんどの成人は車かバイク、それ以上の高齢者になってくるとやはり車に「乗れなく」なりますから、公共交通機関を使うことになります。 バス?どんどん路線廃止ですよ最近は。運転手不足だそうで。 時給5千円でも保証すればいくらでもなり手がいることになりそうですが、そういうことにはなりません。 ましてや車中心の世界で、バス事業の採算が取れることはまず有りえません。 なので路線が残ったとしても、良くて1時間、最悪3〜4時間に一本とかの路線も増えてきたよ、と。 まぁ普通に考えれば、便利に使うというレベルのサービス品質ではありません。 じゃ、タクシー使えばという話にもなりますが、地方のタクシーは絶対数が極端に少ないですから呼んでもすぐ来ないですよ。 これも同じで、タクシー会社は大都市でしか儲からんワケです、人がいないから。 それに、日常的にタクシーを使う人ってのは仕事で会社持ちか裕福ってわけでして、庶民の下駄ということにはなりません。 そこで台頭してきたのが「デマンドバス」です。 日本語になっていないところからして、外から持ってきた文化でしょうかね。 一般のバス路線とタクシーの中間的位置づけとして運営される公共交通機関です。 料金が通常バス並みに安いということと、通常のバス停の10倍くらいの乗降場所が設定されているので、目的地により近いところを指定できるので利点。 大型バスでなく、ハイエースクラスなので路地にも入れる。車椅子乗車可能な車両も有り。 で、土地によって運営形態が違うのかもしれませんが、私の住んでいる市では「市」が運営しているんですが、それがまぁヒドい。 試しに利用してみて感じたことを羅列してみますね。 ・バスシステムの利用方法は、A1サイズ程度表裏の大きな紙に、地図と利用方法が書いてある。持ち歩けるコンパクトな冊子などは無し。 ・読めば読むほど難解なシステムで、定常路線とデマンドバスの二種類が有り、利用方法が異なる。 ・デマンドバスでは定常路線のバス停も使えるが、紙の地図上で密集されて書かれていて非常にわかりにくい。 ・デマンドバスは市民だけが利用できるルールだが、その利用のためには一度市役所のデスクに出向いて申請を行う必要がある。 ・デマンドバスは登録した人のみが利用できる予約システムがあり、人間対応とweb対応がある 1)人間対応の窓口係員の受付はとても事務的で、出発地の曖昧検索などに一切対応してくれない。例えば●●歯医者とか言っても「そんなバス停はありません」の一点張り。結局●●デンタルクリニックだった。利用ルールとして利用は1時間後からになるが、台数が少ないのか4時間後とかしか予約がとれない。二言目にはタクシー使ってもらうしか無いですねとか言い出す。おそらく、予算不足のために、サービスのキャパも、人員配置も、必要サービス品質にぜんぜん達していないんだと思われます。 2)それならパンフレットの隅っこに書いてあるWEB予約システムならスムーズかな?と思いアクセスをしたんですが、まぁこのサイトの出来がヒドイ。スマホに慣れた人でもかなり苦労するはず。ツッコミどころを指摘するなら100個は出せるレベル。致命的なのは「検索結果がおかしい」ことが多く、どうせバグでしょう。役所が丸投げしてシステム開発会社に丸投げしてあとはやっといてね、ってのが見え見えです。この状態って、わざと使いにくくして利用量を減らす作戦だと思います。 ・それでもむちゃくちゃ頑張って予約システムで入力して数時間後のデマンドバスに乗車してみました。運転手さんはタクシー会社からの方なので十分上手です。ただ、乗り合いタクシー扱いなので、いつも自分の車なら15分のところ、同乗している人の立ち寄り地点に寄って45分かかりました。 その他細かいことはいっぱい有りましたが、一言で言うと「むっちゃクチャ頑張って予約取れた人に使わせてやるわ」っていうシステムでした。 今なら二度と乗るかと言えますが、誰しも車を手放さざるを得なくなる時がくるわけでして、そのときは都会に移住ですかな。 ところで市町村などの自治体としては、住民に対して生活の足としての公共交通機関を提供する義務が有るのかと思い、AIってみました。 ・交通政策基本法第9条:地方公共団体の責務として、地域の条件に応じた施策の策定と実施が規定されています。 ・地域公共交通活性化再生法第4条:市町村は主体的に地域公共交通の活性化・再生に取り組むよう努めることが求められています。 だそうですね。なるほど、お役所も大変ですな。 市民サービスをするという大義がありますので、ジャンジャンやってもらいたいところですが、税金が投入されてるわけですのでそこそこのところまでにしておく必要があります。 こういう立て付けですから、市町村の組織の中に公務員として車両運行組織を作るわけにも行かず、外注委託予算も無尽蔵にあるわけもなく、デジタルリテラシー高い人材が豊富に育っているわけもなく、若い人が増えていくわけもなく、、、 なんかデマンドバスに乗って暗くなってるんじゃ世話ないなー。気分転換で温泉だぁーー! --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
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デマンドバスってご存知ですかね? 普通はお世話に「ならない」交通機関です。 私が住んでいるようなそこそこ地方のところでは、クルマが生活の足として圧倒的メインの位置づけとなっているわけで、車を所有したり自分で運転しない人できない人は、徒歩自転車か、公共交通機関を使うことになります。 若い方からいくと学生、ほとんどの成人は車かバイク、それ以上の高齢者になってくるとやはり車に「乗れなく」なりますから、公共交通機関を使うことになります。 バス?どんどん路線廃止ですよ最近は。運転手不足だそうで。 時給5千円でも保証すればいくらでもなり手がいることになりそうですが、そういうことにはなりません。 ましてや車中心の世界で、バス事業の採算が取れることはまず有りえません。 なので路線が残ったとしても、良くて1時間、最悪3〜4時間に一本とかの路線も増えてきたよ、と。 まぁ普通に考えれば、便利に使うというレベルのサービス品質ではありません。 じゃ、タクシー使えばという話にもなりますが、地方のタクシーは絶対数が極端に少ないですから呼んでもすぐ来ないですよ。 これも同じで、タクシー会社は大都市でしか儲からんワケです、人がいないから。 それに、日常的にタクシーを使う人ってのは仕事で会社持ちか裕福ってわけでして、庶民の下駄ということにはなりません。 そこで台頭してきたのが「デマンドバス」です。 日本語になっていないところからして、外から持ってきた文化でしょうかね。 一般のバス路線とタクシーの中間的位置づけとして運営される公共交通機関です。 料金が通常バス並みに安いということと、通常のバス停の10倍くらいの乗降場所が設定されているので、目的地により近いところを指定できるので利点。 大型バスでなく、ハイエースクラスなので路地にも入れる。車椅子乗車可能な車両も有り。 で、土地によって運営形態が違うのかもしれませんが、私の住んでいる市では「市」が運営しているんですが、それがまぁヒドい。 試しに利用してみて感じたことを羅列してみますね。 ・バスシステムの利用方法は、A1サイズ程度表裏の大きな紙に、地図と利用方法が書いてある。持ち歩けるコンパクトな冊子などは無し。 ・読めば読むほど難解なシステムで、定常路線とデマンドバスの二種類が有り、利用方法が異なる。 ・デマンドバスでは定常路線のバス停も使えるが、紙の地図上で密集されて書かれていて非常にわかりにくい。 ・デマンドバスは市民だけが利用できるルールだが、その利用のためには一度市役所のデスクに出向いて申請を行う必要がある。 ・デマンドバスは登録した人のみが利用できる予約システムがあり、人間対応とweb対応がある 1)人間対応の窓口係員の受付はとても事務的で、出発地の曖昧検索などに一切対応してくれない。例えば●●歯医者とか言っても「そんなバス停はありません」の一点張り。結局●●デンタルクリニックだった。利用ルールとして利用は1時間後からになるが、台数が少ないのか4時間後とかしか予約がとれない。二言目にはタクシー使ってもらうしか無いですねとか言い出す。おそらく、予算不足のために、サービスのキャパも、人員配置も、必要サービス品質にぜんぜん達していないんだと思われます。 2)それならパンフレットの隅っこに書いてあるWEB予約システムならスムーズかな?と思いアクセスをしたんですが、まぁこのサイトの出来がヒドイ。スマホに慣れた人でもかなり苦労するはず。ツッコミどころを指摘するなら100個は出せるレベル。致命的なのは「検索結果がおかしい」ことが多く、どうせバグでしょう。役所が丸投げしてシステム開発会社に丸投げしてあとはやっといてね、ってのが見え見えです。この状態って、わざと使いにくくして利用量を減らす作戦だと思います。 ・それでもむちゃくちゃ頑張って予約システムで入力して数時間後のデマンドバスに乗車してみました。運転手さんはタクシー会社からの方なので十分上手です。ただ、乗り合いタクシー扱いなので、いつも自分の車なら15分のところ、同乗している人の立ち寄り地点に寄って45分かかりました。 その他細かいことはいっぱい有りましたが、一言で言うと「むっちゃクチャ頑張って予約取れた人に使わせてやるわ」っていうシステムでした。 今なら二度と乗るかと言えますが、誰しも車を手放さざるを得なくなる時がくるわけでして、そのときは都会に移住ですかな。 ところで市町村などの自治体としては、住民に対して生活の足としての公共交通機関を提供する義務が有るのかと思い、AIってみました。 ・交通政策基本法第9条:地方公共団体の責務として、地域の条件に応じた施策の策定と実施が規定されています。 ・地域公共交通活性化再生法第4条:市町村は主体的に地域公共交通の活性化・再生に取り組むよう努めることが求められています。 だそうですね。なるほど、お役所も大変ですな。 市民サービスをするという大義がありますので、ジャンジャンやってもらいたいところですが、税金が投入されてるわけですのでそこそこのところまでにしておく必要があります。 こういう立て付けですから、市町村の組織の中に公務員として車両運行組織を作るわけにも行かず、外注委託予算も無尽蔵にあるわけもなく、デジタルリテラシー高い人材が豊富に育っているわけもなく、若い人が増えていくわけもなく、、、 なんかデマンドバスに乗って暗くなってるんじゃ世話ないなー。気分転換で温泉だぁーー! --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
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