EPISODE · Mar 1, 2022 · 33 MIN
【第4回】女性歌人
from ブックブックこんにちは · host かもめブックス柳下恭平とシーソーブックス神輝哉
東京・神楽坂、かもめブックスの柳下恭平と札幌・北18条、シーソーブックスの神輝哉が自分の好きな本のことを話す番組です。 毎週水曜日に更新いたします。🏊♂️ 第4回目は「女性歌人」というテーマでお送りいたします。 各書店でのおすすめ歌集も選んでいただきました。あまり馴染みがない方もいるかも?そんな短歌の魅力を話しています! ▼タイムテーブル 00:40〜 ストリートニュース 05:43〜 焼鳥屋🐓 10:00〜 柳下チョイスの「女性歌人」 『100年後あなたもわたしもいない日に』土門蘭/寺田マユミ著(京都文鳥社刊) 14:50〜 神チョイスの「女性歌人」 『Midnight Sun(新鋭短歌シリーズ33)』佐藤涼子著(書肆侃侃房刊) 19:26〜 短歌の魅力って? 26:39〜 シーソーブックスのおすすめ歌集 27:34〜 かもめブックスのおすすめ歌集 ▼今回のジングル ・ゆったりブリッジ ・子供ブリッジ ・セクシーブリッジ ・デフォルトブリッジ ・ウグイス嬢ブリッジ ・ゆったりブリッジ ▼番組ではあなたからのお便りを募集しております。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd7gKt64eGK99d_YIU74y-4LH0jGBYKesX3xFU6M7xWcc6mUw/viewform こちらのフォームからぜひお寄せください。 ▼収録後の二人の感想🎎 神: 短歌の世界は古文の授業で触れたくらいで正直あまり知らなかったのですが、本屋を始めるときに改めて現代の歌集を手に取ってみてとっても面白い表現だなぁと思いました。札幌にも素敵な歌人の方もいて、親しみを感じています。皆さんのおすすめの知りたいです。 柳下: 歌人にはなれなくても、31文字の言葉を並べれば短歌にはなる。そういう間口の広さが短歌の魅力ですよねえ。書店で装釘も見ずに著者も気にせず、手に取った歌集をパラパラ読んで、気に入ったものがあれば買って屋外で読むのが好きです。短歌と散歩は相性がいい。 ▼編集後記:ここらでいっぷく たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか 河野裕子 『たとへば君 四十年の恋歌』河野裕子/永田和宏著(文藝春秋刊)という本が好きだ。 永田和宏さんと河野裕子さん。夫婦であり歌人である二人の四十年の恋歌とエッセイがライフステージの変化と共にまとめられている。 冒頭に紹介した歌は本書のタイトルにもなっている。若かりし河野裕子が当時付き合っていたもう一人の恋人と永田和宏の間に揺れているときに詠んだとされる歌だ。 膨大な量の文章・歌集の中から編み直されたこの本を読むと、それぞれの歌集へ文脈を確かめに行きたくなる。ある種の祈り、ある種の祝い、ある種の呪いである愛のあり方が美しい。 詩歌は自分にもできるかもしれないと思わせる魅力があり、いざ作ってみて難しさを実感する。 もし今回のエピソードを聞いて短歌を作ってみたくなった方がいらっしゃったらぜひお勧めしたいのが『はじめての短歌』穂村弘著(河出書房新社刊)だ。 私たちが生きる上で言葉は大事なツールである、しかし軽んじられることが多い。 "短歌とビジネス文書の言葉は何が違う?共感してもらうためには?「生きのびる」ためではなく、「生きる」ために。" という切り口で「伝える言葉のコツ」を教えてくれる本書は、いい短歌をより平凡な表現に改悪し、短歌の魅力を伝えてくれる。きっと言葉の持つ余地を実感するだろう。 (記:短歌を詠み始めて6年経つが一向に上達しない風子)
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