EPISODE · Feb 5, 2026 · 39 MIN
第8回 ブレードランナー:記憶は嘘をつく?「ノルウェイの森」事件とレプリカントのMBTI
from 50代父と20代息子のシネマ・ジェネレーション・ギャップ · host あわわっち & あっつ
感想・リクエスト等はこちらまでお寄せください。Podcastでご紹介するペンネームも教えてください(このPodcast内では“芸名”と呼びます)お問い合わせフォームのページ映画ファン歴40年の父(あわわっち)と映画学科の息子(あっつ)が、リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔**『ブレードランナー』**(1982)の雨とネオンの世界に潜ります。【空間設計:父の記憶も「植え付け」だった?】 冒頭は、あわわっちが高校時代の同窓会で知った衝撃の事実から。片思いの相手に「可愛い絵本」をプレゼントしたという美しい記憶が、実は村上春樹の『ノルウェイの森』(官能描写あり)だったことが判明。「人間の記憶がいかにいい加減で、美化されるか」という笑える失敗談が、まさか映画の核心テーマへの伏線になるとは……計算された「空間設計」をお楽しみください。【発見:レプリカントは「MBTI」で分類される】 人間そっくりに作られた人造人間「レプリカント」。彼らのスペックや型番を、あっつは現代の「マッチングアプリのプロフィール」や「MBTI診断」に例えます。相手を属性やパターンで認識し、「個」を見ようとしない現代社会の病理を、80年代のSF映画を通して「発見」します。【共感:寿命4年の悲哀とリストラ】 製造されてから4年で寿命が尽きるように設計されたレプリカントたち。その「使い捨て」の運命に、自身の「部門売却による退職経験」を重ね合わせるあわわっち。組織の都合で切り捨てられる悲哀と、それでも「生きた証」を残そうとする彼らの姿に、世代を超えた深い「共感」を寄せます。【理解:環境ストーリーテリングと「人間」の定義】 ストーリーよりも美術が雄弁に世界観を語る「環境ストーリーテリング」の手法や、原作者フィリップ・K・ディックが問い続けた「記憶こそがアイデンティティである」という哲学を解説。デッカードは人間なのか?それとも……?曖昧さが残るからこそ名作たり得る構造を「理解」します。次回はSFのトンネルを抜けて、ロマンティック・コメディの傑作『恋人たちの予感』へ!「男女の友情は成立するのか」という永遠のテーマに挑みます。
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