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EPISODE · Mar 18, 2026 · 3 MIN

Ep.1023 WebMCPとMCPの最強タッグ──Chromeが描く「AIエージェント時代」のウェブ操作(2026年3月19日配信)

from 名古屋ではたらく社長のITニュースポッドキャスト · host ikuo suzuki

Googleが運営する開発者向けの公式ブログ「Chrome for Developers」にて、2026年3月11日、これからのAI開発において非常に重要となる「WebMCPとMCPの使い分け」に関する解説記事が公開されました。現在、自律的に動くAIエージェントの開発が世界中でブームになっていますが、この記事は、そのAIに「どうやって効率よくウェブサイトを操作させるか」という疑問への明確な答えを提示しています。まず背景として、Googleは2026年2月10日にChrome 146の早期プレビュー版で「WebMCP」という新しい仕組みを導入しました。これまでAIがウェブサイトを操作する際は、画面のスクリーンショットを撮影し、どこをクリックすべきか画像から推測するという非常に効率の悪い方法が取られていました。しかしWebMCPの登場により、ウェブサイト側が「ここには検索機能があります」「ここは予約フォームです」といった機能をAIに直接伝えることができるようになります。周辺の技術調査によれば、これにより画面の解析にかかっていたAIの処理に必要なトークン数が大幅に減り、より正確で素早いウェブ操作が可能になったと報告されています。そして今回のブログ記事で強調されているのは、この新しい「WebMCP」と、以前から存在する「MCP」は競合するものではなく、お互いを補い合う最強のパートナーであるということです。MCPがデータベースの検索や複雑なバックグラウンド処理といった「裏側のシステム」を得意とするのに対し、WebMCPはユーザーが今見ているブラウザの画面上で「代わりにボタンを押したり、文脈に合わせて入力したりする処理」を得意としています。記事では、最も優秀なAIエージェントを作るためには、この両方を組み合わせるのが最適解だと説明されています。例えば、MCPを使って社内のシステムから必要なデータを素早く引き出し、その情報をもとに、WebMCPを使ってブラウザ上のウェブサービスに自動で入力してタスクを完了させる、といったスムーズな連携が可能になります。今後、インターネット上のあらゆるサイトがWebMCPに対応していくことで、私たちがブラウザを開いて手作業で行っていた面倒な調べ物や予約といった作業は、人間とAIが協力しながらなめらかにこなせる時代が本格的に到来することになりそうです。

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