Ep.944 Okta、社員の「野良AI」を一網打尽に──“エージェンティック企業”を守る新技術(2026年2月19日配信) episode artwork

EPISODE · Feb 18, 2026 · 3 MIN

Ep.944 Okta、社員の「野良AI」を一網打尽に──“エージェンティック企業”を守る新技術(2026年2月19日配信)

from 名古屋ではたらく社長のITニュースポッドキャスト · host ikuo suzuki

前回のエピソードで、個人が開発した便利なAIエージェント「OpenClaw」が爆発的に普及しているという話をしました。しかし、その裏側で、企業のセキュリティ担当者は冷や汗をかき続けています。なぜなら、社員が勝手に導入したそのAIが、会社の機密データにアクセスし放題になっている可能性があるからです。そんな「野良AI」の脅威に対し、ID管理の巨人Oktaがついに動きました。今週末、2026年2月13日、Oktaは企業のセキュリティを根底から変える新機能「Agent Discovery(エージェント・ディスカバリー)」を発表しました。この機能の画期的な点は、従業員のブラウザ上での振る舞いを監視し、彼らが新しいAIツールに「Googleでログイン」や「Microsoftアカウントで連携」といったボタンを押した瞬間、その「握手(ハンドシェイク)」を検知できることです。これにより、情報システム部門は、「誰が」「どのAIツールに」「どんな権限を与えたか」をリアルタイムで可視化できます。「このAIは営業部の田中さんが使い始め、カレンダーの読み取り権限を持っている」といった情報が、ダッシュボード上に地図のように浮かび上がるのです。Oktaのハリーシュ・ペリSVPは、「AIエージェントはネットワークやデバイスの層ではなく、アプリケーションの層に住んでいる」と指摘します。だからこそ、従来のファイアウォールでは防げず、ID(アイデンティティ)の管理こそが唯一の防衛線になるというわけです。重要なのは、Oktaがこれらを「禁止」するのではなく、「管理下」に置くことを目指している点です。発見したAIエージェントに正規のID(社員証)を発行し、適切なルールを適用することで、社員の生産性を落とさずにリスクだけを取り除く。これこそが、AIと人間が共存する「エージェンティック・エンタープライズ」のあるべき姿だというメッセージが込められています。

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Ep.944 Okta、社員の「野良AI」を一網打尽に──“エージェンティック企業”を守る新技術(2026年2月19日配信)

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