EPISODE · Feb 18, 2026 · 3 MIN
Ep.949 Metaの「20兆円」勝負──NVIDIAと築くAGI要塞“Prometheus”の全貌(2026年2月19日配信)
from 名古屋ではたらく社長のITニュースポッドキャスト · host ikuo suzuki
「SNSの会社が、国家予算並みの買い物をしている」──今週のテック業界は、Metaが発表した桁外れのインフラ計画の話題で持ちきりです。ユーザーの皆様からご提示いただいたNVIDIAのプレスリリースと、直近の決算発表を総合すると、Metaのマーク・ザッカーバーグCEOが描く「AGI(汎用人工知能)」への道筋が鮮明に見えてきました。まず驚くべきは、その投資規模です。Metaは2026年の設備投資(Capex)を最大1350億ドル、日本円にして約20兆円に引き上げると発表しました。その資金の大部分が、NVIDIAの最新GPU「Blackwell」や次世代チップを数万基単位で並べたスーパーコンピュータ「Prometheus(プロメテウス)」の構築に注ぎ込まれます。なぜこれほど巨大な計算力が必要なのか。その答えは、開発中の次世代モデル「Avocado」にあります。これまでMetaは、高性能なAIモデルを無料で公開する「オープンソースの英雄」として振る舞ってきました。しかし、現在開発中のAvocadoについては、その圧倒的な性能ゆえに、ついに「クローズド(非公開)」に転じるのではないかという観測が強まっています。競合するGoogleやOpenAIに対抗し、巨額の投資を回収するためには、自社サービス内での独占利用に切り替える必要があるという経営判断です。さらに、Metaはインフラ構築を加速させるため、新組織「Meta Compute」を立ち上げ、Scale AIなどの外部パートナーとの連携を強化しています。インディアナ州レバノンでは100億ドル規模のデータセンター建設も始まりました。NVIDIAのジェンスン・フアンCEOが「Metaは単なる顧客ではなく、AIの未来を共に建設するパートナーだ」と語る通り、両社のタッグはもはや一企業のプロジェクトを超え、AIインフラの「世界標準」を作ろうとしています。2026年、Metaは「つながりの会社」から「知能の会社」へと完全に脱皮しようとしています。その変貌が、私たちのスマートフォンにどのような形で降りてくるのか、Avocadoの発表が待たれます。
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Ep.949 Metaの「20兆円」勝負──NVIDIAと築くAGI要塞“Prometheus”の全貌(2026年2月19日配信)
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