EPISODE · Feb 28, 2026 · 23 MIN
Episode 11: 笑いの科学|なぜ笑うと身体が楽になるのか
from Voicelight Radio · host Yurie Fukagawa
第11回目のエピソードへようこそ!今回のテーマは「笑い」。電車の中で海外のコメディポッドキャストを聴いていると、ニヤニヤしちゃって「今ここで笑ったら完全に変な人だな」っていう瞬間が頻繁に訪れます(笑)。でも、なんで笑うと身体が楽になるんでしょうか?今日は少し科学的な視点から眺めてみます。笑いは感情ではなく「身体の反応」。本気で笑った時、呼吸が乱れて、横隔膜が動いて、顔の筋肉が収縮する。脳から神経系、筋肉、呼吸器系へと伝わる身体的な現象なんです。ストレスホルモン「コルチゾール」は副腎という小さな臓器から分泌されます。副腎は腎臓の上にちょこんと乗っかっている餃子ぐらいの臓器。実は私、去年副腎疲労のような状態になって辛い時期がありました。笑いの研究では、笑いの介入に参加した人たちのコルチゾールレベルが約32%下がったというデータも。たった1回のセッションでも約37%の低下が見られたそうです。そして「エンドルフィン」。脳内モルヒネとも呼ばれ、深い笑いはこのエンドルフィン系を活性化します。1960年代のジャーナリスト、ノーマン・カズンズは重い病気を患い、コメディ映画を観て笑うことを治療に取り入れた。お腹の底から10分間笑うと、2時間痛みなく眠れたそうです。ボイストレーナー的な視点では、笑いは無意識にやっている呼吸エクササイズ。笑うことで呼吸が変わり、自律神経に影響し、副交感神経が活性化されます。コメディを「わかる」ということは、言語だけでなく文化そのものを理解している証拠。おすすめはAtsuko Okatsuka(アツコ・オカツカ)というコメディアン。最新スペシャル「Father」がDisney+で観られます。彼女が言っていた「辛いことをジョークにできるようになった時、気づいたら癒されていた」という言葉が素敵です。そして「一緒に笑う」ということ。進化人類学者ロビン・ダンバーによると、笑いは人間にとっての「ソーシャル・グルーミング」。サルは毛づくろいで絆を築くけど、人間は笑いでやっている。市川市動植物園のパンチくんの話も出てきますよ。運動と笑顔のつながりも面白い。トランポリンで跳んでいると自然と笑顔になる理由が、今回の調べでわかりました。運動と笑いは、身体の中では親戚みたいなもの。どっちもエンドルフィンを放出するんです。今年の抱負は「たくさん笑うこと」。笑いは娯楽じゃなくて、身体が本当に必要としている反応です。トピック:笑いは身体の反応コルチゾールと副腎疲労の体験エンドルフィンとノーマン・カズンズの話呼吸と笑いの関係コメディアンAtsuko Okatsuka一緒に笑うことの力パンチくんとソーシャル・グルーミング運動と笑顔のつながり🔗 今回のリンク:Atsuko Okatsuka「Father」Trailer: https://www.youtube.com/watch?v=74jygnnvlbATokyo Comedy Bar: https://www.tokyocomedybar.com/笑いの科学、そして人とつながる温かさについてのお話です。ぜひ聴いてみてくださいね!番組へのメッセージや、ボイスレッスンに興味がある方は、[email protected] までお気軽にご連絡ください。
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