EPISODE · Aug 10, 2026 · 28 MIN
Google Zero - AIはインターネットを食い尽くすのか | Ep136-2
from 北澤直と椎名毅の「東西南北」 · host 北澤直/椎名毅
最近、Googleで検索しても、検索結果のリンクを開かずに終わることが増えていないでしょうか。AI OverviewやAI Modeの登場で、Googleは「Webサイトを探してくれる場所」から、その場で答えを作ってくれる場所へ変わりつつあります。そこで注目されているのが 「Google Zero」 という言葉。The Verge編集長のNilay Patelが提唱した概念で、Google検索がGoogleの外にあるWebサイトへ、ほとんどトラフィックを送らなくなる状態を指します。これまでのインターネットには、GoogleがWebサイトをクロールして検索結果に載せ、その代わりに読者を元サイトへ送る、という暗黙の交換条件がありました。ところがRAG型のAI検索では、AIがその場で記事やWebページを読み、その内容を材料に回答を作る。ユーザーがその答えだけで満足すれば、元サイトには人が来ません。では、記事を書く新聞社、専門家、ブロガー、企業メディアは、どうやって収益を得るのか。実際、米国では出版社がGooglebotを遮断する可能性まで検討し始めています。Cloudflareは、AI crawlerに対して「読むなら払え」という Pay Per Crawl を導入。英国では、通常のGoogle検索には残りながらAI利用だけを拒否できるよう、規制当局がGoogleに対応を求めています。さらに今回は、日本のインターネット広告についても考えます。日本のネット広告市場は巨大化し、運用型広告が主流になりました。一方で、その根っこには長く、**「無料のコンテンツ+広告+ユーザーデータ」**というモデルがあります。
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