EPISODE · Aug 17, 2026 · 1 MIN
ファーストリテイリングは世界2位か、3位か
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「ファーストリテイリングは世界2位か、3位か」 「「世界で最も服を売っている企業はZARA(インディテックス/2026年1月期売上高398億6400万ユーロ、邦貨換算約7.17兆円)だ」という認識は、広く定着している。しかし、もし「実はAmazonが衣料品だけで年間10兆円超を売り上げる世界最大のアパレル小売である」と提示されたらどうだろうか。ファーストリテイリングが2026年8月期の業績予想を3兆9700億円に上方修正した際、大手経済メディアは「ユニクロがスウェーデンのH&M(2025年11月期実績約3.96兆円)を抜き、世界2位へ躍進した」と大きく報じた。日本企業による歴史的な快挙として、非常にインパクトのあるニュースだった。ところが、2026年8月に公開された越境EC大手「SHEIN(シーイン)」の香港上場に向けた目論見書を開くと、そこには2025年12月期の売上高として418億ドル(約6.6兆円)という数字が提示されていた。ZARAに肉薄する6.6兆円規模の巨人が存在するにもかかわらず、なぜユニクロは「世界2位」と称されるのか。この疑問の先には、単なる順位争いを超えた、現代アパレル産業における「会計基準の構造」と「古い業界分類の不全」が横たわっている。 なぜ10兆円を売るAmazonや、6.6兆円を売るSHEINが存在しながら、主要メディアのランキングではユニクロが2位に位置づけられるのか。第一の理由は、収益認識基準(GrossかNetか)の扱いに存在する。」
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