EPISODE · May 11, 2026 · 7 MIN
【インタビュー】Mellowsが提示する“CUTE METAL”。2ndアルバム発売&3周年ワンマン開催
from Music News Japan · host keisuke horota
https://barks.jp/news/1065652 2025年11月より、Mio(Vo)とGINAG)のユニットスタイルで活動をしているMellows。彼女たちが、2年ぶりとなる2ndアルバム『FRAGMENT』を、6月10日に発売する。 ここにはSEを含む5曲の新作と、1stアルバム『alloy』のリリースから2年間の歩みの中で生み出され、ライブで育て続けてきた6曲を合わせた計11曲が収録される。 先駆けて、6月6日には横浜ReNYβで、Mellowsの結成3周年を祝うワンマン公演<Mellows 3rd Oneman Live「Cute Metal FRAGMENT」>を開催する。この日は、横浜ReNYβの側にある「関内 マリナード地下街」に店舗を構える花屋「フローリスト・ナオ関内マリナード店」とのコラボレートも実施する。 Mioがアルバムのブックレット内で身につけている、白い天使衣装の羽根のダークバージョンをライブハウス内に用意。同店舗で購入した一輪の花(欠片)を持ち寄り、用意した羽根に一輪ずつ挿し、カラフルな天使の羽根を作ろうという企画も行う。詳しくは、2人のインタビューを読んでもらいたい。 ◆ ◆ ◆ ◾︎この2年間の中で培った音楽性を詰め込んだのが、2ndアルバムの『FRAGMENT』 ──2人編成になったのが、確か…。 GINA :2025年11月からだから、半年余り経ちました。今もまだまだ、2人で試行錯誤をしながらって感じだよね。 Mio:今は、SallyちゃんのポジションをMellowsのプロデューサーの久保正貴さんに弾いていただいていますけど、ベースが結成以来サポートしてくださっているToshiさんという編成もあって、CUTE METALを掲げながらも、雰囲気はかなり“男くさく”なっています(笑) 。 GINA:でも、ドラマーに女性の方を迎えることも増えているから、フロントは男くさいけど、全体的にはそんなこともないかも(笑)。それに、Mellowsで演奏しているとみんな自然にキュートな気持ちになっているから、そこは安心しています。 Mio:確かにね。そうは言っても、今はCUTE METALのメタル色が色濃く出ているから、個人的には、もうちょっとキュートさをスパイスしたいけどね。 ──Toshiさんは、以前から「Rabbit Love it!」演奏時になると、頭に“うさ耳”をつけて演奏していました。久保さんも付けていますけど、本人は、どんな気持ちなのかも気になります。 Mio:初めてライブのサポートで入った日から、「じつは、うさ耳をつけるのが楽しみだった」とおっしゃっていたから、私たちも内心「あーよかった」と思っていました。みなさんそうだと思いますけど、普段の生活の中で“うさ耳”のカチューシャを付けることって、夢の国にでも行かない限りはそうそうないじゃないですか。男性は、とくに。そういうのもあって、ここぞとばかりに楽しんでくださっていると私たちは勝手に解釈しています(笑)。 GINA:ファンの人たちも「Rabbit Love it!」の演奏が始まると“うさ耳”を付けて乗ってくれるから、うちらがそういう願望を、Mellowsのライブを通して叶えてあげているのかもね(笑) 。 ──Mellowsは、6月10日に2年ぶりとなる2ndアルバム『FRAGMENT』を発売します。ここには新曲も数曲収録していますけど。1stアルバム『alloy』以降に誕生し、ライブを通して育ててきた曲たちも多く収録していますよね。 Mio:そうなりましたね。一昨年に出した1stアルバム『alloy』は、MellowsのコンセプトになるCUTE METALらしさを存分に詰め込み、「これがMellowsの示すCUTE METAL」というのをわかりやすく伝えたアルバムになりました。そこから現在へ至るまでの2年間、「どこまでがキュートの境界線だろう?」「どの辺まで色を出せば、みんなメタルと認識してくれるかな?」と、私たちなりに試行錯誤をしながら新曲を作っては音楽性の幅を広げてきましたし、私たち自身が、それを楽しんで表現してきました。そんな風にして、この2年間の中で培った曲たちを詰め込んだのが、2ndアルバムの『FRAGMENT』になります。 ──メタル色寄り、キュート色寄り、ポップ寄り、ゴリゴリ寄りなど、振り幅は多種多様ですけど。どの楽曲にも共通しているのが、1曲の中でかならずガラッと表情を変える姿を組み込んでいるところ。あの凄まじい転調の仕方こそ、Mellows最大の特色だと感じています。 GINA:1stアルバム『alloy』を発売して以降、確かに表現の幅を広げようと、いろんなチャレンジをしてきました。バンドを結成した頃から、1曲の中でガラッと転調していくスタイルは一貫してきたし、そこの芯はずっとぶれずにある姿勢だと思っています。同時に、この2年間で曲調や表現の幅を広げてきたこともあって、「Mellowsってこんなにも表現の振り幅を広げられるバンドなんだ」という嬉しい手応えも感じています。 ──Mioさんの書く歌詞も、自分のリアルな感情を言葉にして伝えるというか、表現を巧みに彩ってはいますけど。どんどん赤裸々になっていません? Mio:そう感じていただけました? 一つ気を付けているのが、「独りよがりな歌詞ではなく、自分も同じ気持ちだと思ってくれたら嬉しいな」と思いながら表現をしていることです。わたし自身が普段から割とネガティブな性格だからこそ、歌詞を書くときは、たとえネガティブな感情でもポジティブな思いにして表現しています。そこも聞いてくださったみなさんに共感してもらえたら嬉しいし、そのうえで、歌詞の中に隠された思いを怖がっていただけるのもいいなと思っています(笑)。 ──Mioさん自身が反骨精神の強い方ですし、その思いを、巧みな表現で伝えていますからね。 Mio:そう感じ取っていただいて、ありがとうございます。言葉遊びは常に考えています。ただ、今回の新曲を制作していく中で改めて感じたのが、「わたしの場合、限られた短い期間の中で自分を追い込めば追い込むほど、納得のいく表現が出てくるな」ということでした。 GINA:新曲の制作時期は、けっこうバタバタしていたからね。 Mio:そう。でも、そういう中で表現したほうがいい歌詞になるとわかったし、なんか覚醒しちゃいました(笑)。のほほ~んと生活をしていると何も思い浮かばないけど、追い込まれて「ヤバい、ヤバい」となっているときのほうが、自分の人生を思い返したり、今の環境を見据えてそこで思い浮かんだ自分の感情を言葉にしていくから、そっちのほうが、表現していくうえでは合っているのかもしれないです。 GINA:そこは一緒だね。昔から夏休みの宿題は、夏休みが終わり、追い込まれたときに初めて手を付けるタイプだったし、その性格は今も変わってないからね。それに、時間に余裕があったら、ゆっくり日向ぼっこしちゃいたくなるし、実際にそうしているからね(笑)。 Mio:私たち、意外と怠け者かもね(笑) ──1stアルバム『alloy』以降、最初に生まれた曲が……。 GINA:2年前に行った1周年記念のワンマン公演に合わせて、Mellowsは1stアルバムの『alloy』を発売し、周年とリリースを同時にお祝いしました。そのライブのときに、すでに2曲新しい曲を披露しました。それが「Bad player」と「シールインサイド」。つまり、この2曲から始まった新曲の歩みが、2ndアルバム『FRAGMENT』に繋がりました。 ──「Bad player」には、ディスるようなきつい言葉を詰め込んでいません? Mio:なんかね(笑)。「Bad player」は、悪い女の子の歌。わたし自身の性格がロックンローラーだから、反骨精神をぶつけていく傾向は強いですね。わたし、いろんな女の子の気持ちを表現したい思いを強く持っています。だから、「Bad player」のような視点で歌詞を書くこともあるし、和要素を音に詰め込んだ「サガリバナ」のように、「美しくないといけない」という今の風潮をシニカルに表現したりもしています。 ──「サガリバナ」の視点は、すごく興味深かったです。 Mio:「サガリバナ」では、古の時代と今の時代の女の子の扱われ方を重ねて表現しています。現代社会で生きていると、つねに「美しくないといけない」みたいな風潮を感じますけど。それって歴史を紐解けば、昔からずっとあったことじゃないですか。そういう偏見のような視点で女の子を求めていく風潮の中でも、「自分らしく輝ける場所をわたしは求めていくし、そうやって生きていく」と主張したくて、この歌詞が生まれました。和要素を軸にした曲調というのもMellowsの中では新鮮でしたし、その曲調から導かれた思いでもありました。 GINA:曲が生まれたのは昨年夏前で、夏頃から色々試行錯誤をしてきた曲です。 Mio:和要素とメタルの融合というスタイルはけっして珍しくはないけど、そこにキュートさを加えると、また新しいスタイルになると思って生み出しました。何度かデモ音源を作りなおしをしながら「ここはもうちょっとこうしたい」「こうしたほうが映える」など、ちょこちょこ手直しをしつつ、今回ようやく理想とする形に仕上げることができました。 […]
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https://barks.jp/news/1065652 2025年11月より、Mio(Vo)とGINAG)のユニットスタイルで活動をしているMellows。彼女たちが、2年ぶりとなる2ndアルバム『FRAGMENT』を、6月10日に発売する。 ここにはSEを含む5曲の新作と、1stアルバム『alloy』のリリースから2年間の歩みの中で生み出され、ライブで育て続けてきた6曲を合わせた計11曲が収録される。 先駆けて、6月6日には横浜ReNYβで、Mellowsの結成3周年を祝うワンマン公演<Mellows 3rd Oneman Live「Cute Metal FRAGMENT」>を開催する。この日は、横浜ReNYβの側にある「関内 マリナード地下街」に店舗を構える花屋「フローリスト・ナオ関内マリナード店」とのコラボレートも実施する。 Mioがアルバムのブックレット内で身につけている、白い天使衣装の羽根のダークバージョンをライブハウス内に用意。同店舗で購入した一輪の花(欠片)を持ち寄り、用意した羽根に一輪ずつ挿し、カラフルな天使の羽根を作ろうという企画も行う。詳しくは、2人のインタビューを読んでもらいたい。 ◆ ◆ ◆ ◾︎この2年間の中で培った音楽性を詰め込んだのが、2ndアルバムの『FRAGMENT』 ──2人編成になったのが、確か…。 GINA :2025年11月からだから、半年余り経ちました。今もまだまだ、2人で試行錯誤をしながらって感じだよね。 Mio:今は、SallyちゃんのポジションをMellowsのプロデューサーの久保正貴さんに弾いていただいていますけど、ベースが結成以来サポートしてくださっているToshiさんという編成もあって、CUTE METALを掲げながらも、雰囲気はかなり“男くさく”なっています(笑) 。 GINA:でも、ドラマーに女性の方を迎えることも増えているから、フロントは男くさいけど、全体的にはそんなこともないかも(笑)。それに、Mellowsで演奏しているとみんな自然にキュートな気持ちになっているから、そこは安心しています。 Mio:確かにね。そうは言っても、今はCUTE METALのメタル色が色濃く出ているから、個人的には、もうちょっとキュートさをスパイスしたいけどね。 ──Toshiさんは、以前から「Rabbit Love it!」演奏時になると、頭に“うさ耳”をつけて演奏していました。久保さんも付けていますけど、本人は、どんな気持ちなのかも気になります。 Mio:初めてライブのサポートで入った日から、「じつは、うさ耳をつけるのが楽しみだった」とおっしゃっていたから、私たちも内心「あーよかった」と思っていました。みなさんそうだと思いますけど、普段の生活の中で“うさ耳”のカチューシャを付けることって、夢の国にでも行かない限りはそうそうないじゃないですか。男性は、とくに。そういうのもあって、ここぞとばかりに楽しんでくださっていると私たちは勝手に解釈しています(笑)。 GINA:ファンの人たちも「Rabbit Love it!」の演奏が始まると“うさ耳”を付けて乗ってくれるから、うちらがそういう願望を、Mellowsのライブを通して叶えてあげているのかもね(笑) 。 ──Mellowsは、6月10日に2年ぶりとなる2ndアルバム『FRAGMENT』を発売します。ここには新曲も数曲収録していますけど。1stアルバム『alloy』以降に誕生し、ライブを通して育ててきた曲たちも多く収録していますよね。 Mio:そうなりましたね。一昨年に出した1stアルバム『alloy』は、MellowsのコンセプトになるCUTE METALらしさを存分に詰め込み、「これがMellowsの示すCUTE METAL」というのをわかりやすく伝えたアルバムになりました。そこから現在へ至るまでの2年間、「どこまでがキュートの境界線だろう?」「どの辺まで色を出せば、みんなメタルと認識してくれるかな?」と、私たちなりに試行錯誤をしながら新曲を作っては音楽性の幅を広げてきましたし、私たち自身が、それを楽しんで表現してきました。そんな風にして、この2年間の中で培った曲たちを詰め込んだのが、2ndアルバムの『FRAGMENT』になります。 ──メタル色寄り、キュート色寄り、ポップ寄り、ゴリゴリ寄りなど、振り幅は多種多様ですけど。どの楽曲にも共通しているのが、1曲の中でかならずガラッと表情を変える姿を組み込んでいるところ。あの凄まじい転調の仕方こそ、Mellows最大の特色だと感じています。 GINA:1stアルバム『alloy』を発売して以降、確かに表現の幅を広げようと、いろんなチャレンジをしてきました。バンドを結成した頃から、1曲の中でガラッと転調していくスタイルは一貫してきたし、そこの芯はずっとぶれずにある姿勢だと思っています。同時に、この2年間で曲調や表現の幅を広げてきたこともあって、「Mellowsってこんなにも表現の振り幅を広げられるバンドなんだ」という嬉しい手応えも感じています。 ──Mioさんの書く歌詞も、自分のリアルな感情を言葉にして伝えるというか、表現を巧みに彩ってはいますけど。どんどん赤裸々になっていません? Mio:そう感じていただけました? 一つ気を付けているのが、「独りよがりな歌詞ではなく、自分も同じ気持ちだと思ってくれたら嬉しいな」と思いながら表現をしていることです。わたし自身が普段から割とネガティブな性格だからこそ、歌詞を書くときは、たとえネガティブな感情でもポジティブな思いにして表現しています。そこも聞いてくださったみなさんに共感してもらえたら嬉しいし、そのうえで、歌詞の中に隠された思いを怖がっていただけるのもいいなと思っています(笑)。 ──Mioさん自身が反骨精神の強い方ですし、その思いを、巧みな表現で伝えていますからね。 Mio:そう感じ取っていただいて、ありがとうございます。言葉遊びは常に考えています。ただ、今回の新曲を制作していく中で改めて感じたのが、「わたしの場合、限られた短い期間の中で自分を追い込めば追い込むほど、納得のいく表現が出てくるな」ということでした。 GINA:新曲の制作時期は、けっこうバタバタしていたからね。 Mio:そう。でも、そういう中で表現したほうがいい歌詞になるとわかったし、なんか覚醒しちゃいました(笑)。のほほ~んと生活をしていると何も思い浮かばないけど、追い込まれて「ヤバい、ヤバい」となっているときのほうが、自分の人生を思い返したり、今の環境を見据えてそこで思い浮かんだ自分の感情を言葉にしていくから、そっちのほうが、表現していくうえでは合っているのかもしれないです。 GINA:そこは一緒だね。昔から夏休みの宿題は、夏休みが終わり、追い込まれたときに初めて手を付けるタイプだったし、その性格は今も変わってないからね。それに、時間に余裕があったら、ゆっくり日向ぼっこしちゃいたくなるし、実際にそうしているからね(笑)。 Mio:私たち、意外と怠け者かもね(笑) ──1stアルバム『alloy』以降、最初に生まれた曲が……。 GINA:2年前に行った1周年記念のワンマン公演に合わせて、Mellowsは1stアルバムの『alloy』を発売し、周年とリリースを同時にお祝いしました。そのライブのときに、すでに2曲新しい曲を披露しました。それが「Bad player」と「シールインサイド」。つまり、この2曲から始まった新曲の歩みが、2ndアルバム『FRAGMENT』に繋がりました。 ──「Bad player」には、ディスるようなきつい言葉を詰め込んでいません? Mio:なんかね(笑)。「Bad player」は、悪い女の子の歌。わたし自身の性格がロックンローラーだから、反骨精神をぶつけていく傾向は強いですね。わたし、いろんな女の子の気持ちを表現したい思いを強く持っています。だから、「Bad player」のような視点で歌詞を書くこともあるし、和要素を音に詰め込んだ「サガリバナ」のように、「美しくないといけない」という今の風潮をシニカルに表現したりもしています。 ──「サガリバナ」の視点は、すごく興味深かったです。 Mio:「サガリバナ」では、古の時代と今の時代の女の子の扱われ方を重ねて表現しています。現代社会で生きていると、つねに「美しくないといけない」みたいな風潮を感じますけど。それって歴史を紐解けば、昔からずっとあったことじゃないですか。そういう偏見のような視点で女の子を求めていく風潮の中でも、「自分らしく輝ける場所をわたしは求めていくし、そうやって生きていく」と主張したくて、この歌詞が生まれました。和要素を軸にした曲調というのもMellowsの中では新鮮でしたし、その曲調から導かれた思いでもありました。 GINA:曲が生まれたのは昨年夏前で、夏頃から色々試行錯誤をしてきた曲です。 Mio:和要素とメタルの融合というスタイルはけっして珍しくはないけど、そこにキュートさを加えると、また新しいスタイルになると思って生み出しました。何度かデモ音源を作りなおしをしながら「ここはもうちょっとこうしたい」「こうしたほうが映える」など、ちょこちょこ手直しをしつつ、今回ようやく理想とする形に仕上げることができました。 […]
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