EPISODE · Oct 16, 2023 · 1 MIN
こりゃ漢字を巡るエンタメだわ
from ぱるおの「思い立ったらオタメシ」ライフ
普段、普通に読んだり書いたり(というか打ったり)しながら使っている日本語の漢字。 読めるけど書けないなーなんて話はよく出る話題ですが、良い歳のオトナが結構読めなかったり間違えたりしてるものも多し。 というわけで日本の漢字についてちょっと調べる機会が有り、結構知らなかったり驚いたことが多かったのでご紹介。 まずは、当用漢字ってのはもう廃止され、常用漢字ってのにになってますね。 常用漢字とは、日常生活で頻繁に使用される2,136字の漢字。学校教育で習得することが「期待されて」いるものです。 2023年現在有効なものはたった13年前のもので、2010/11/30に告示された「常用漢字表」がお手本になってます。 常用漢字表 2,136字 https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/pdf/joyokanjihyo_20101130.pdf これ、特に10ページまでの解説は、全く意識してませんでしたね。読んでて実は楽しい。 そして162ページ以降の付表を見てたら、小学生へのクイズの問題にピッタリな漢字の読み問題が書いてありますね。 読経、紅葉、吹雪、などなど。 で、それじゃぁ常用「でない」漢字って何?ってことですが、大体次のような感じだそうです。 ★人名用漢字 人の名前に使用することが認められている漢字。 常用漢字には含まれないが、人の名前に使われることが多い漢字や、歴史的背景を持つ漢字などが含まれます。 ちょっとマニアックにも見えるこの文章ですが、 日本の人名用漢字と漢字コードの齟齬 http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~yasuoka/publications/2019-07-26.pdf 人の名前に使える漢字は戸籍法に定められていて、時代とともに裁判などを経て追加されていくもんなのですね。 究極マニアックな文書もありました 人名用漢字・異体字の歴史とは?【法律・戸籍制度における「正字」の変遷】 https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=3860 これによると、氏名の氏に使える漢字はすごく多いのに、名に使える漢字はすごく少ないことがわかります。 極めつけは、外国人の「氏名」には結構珍しい漢字を使っていいっすよって感じです ★旧字体 戦前までの公用文書や出版物で使用されていた字体の漢字のこと。 第二次世界大戦後の漢字簡略化政策により、新字体に変更された漢字の元となった形です。 旧字体は1949年の「当用漢字字体表」が告示される前に使用されていて、画数が多くて複雑な漢字が多く「國」「澤」「逸」「學」「齋」などは旧字体にあたりますが、実は今でも結構使われてたりします。 ★新字体(しんじたい) 第二次世界大戦後、日本の漢字簡略化政策により制定された字体。 旧字体の筆画数を減らしたり、形状を簡略化したものが多い。 「国」「学」「音」など。 関係ないけど中国で使われている簡体字などは、もはや原型をとどめず音から派生した文字にしてしまってる例もあります。画数少ないのでワタシはよく使ってます。 ★表外漢字 常用漢字表に含まれていない、一般的にはあまり使用されない漢字。 専門的な文献や特定の文脈でのみ使用されることが多い。 一般向けの文章でもよく使用されていて、ルビ(ふりがな)が付いている例を見かける。 「祈祷(きとう)」「逼迫(ひっぱく)」など。 「誰」「頃」「迄」「岡」「藤」「弘」などもそうらしい。よく使うけどなぁ。 https://onl.la/cBiCzi4 ★異体字 同じ意味や音を持つ漢字で、意味や音は同じでも字形が異なるもの。 これらの分類は、日本の漢字政策や歴史的背景、使用頻度などに基づいているので、明確な境界があるわけではなく、時代や文脈によって変わることがある。 「餅」と「餠」、「脳」と「腦」など。 ★JIS分類 日本の工業規格(JIS)に基づいて定められた漢字の分類方法です。 秀逸なサイトが有りましたのでどうぞ! http://www13.plala.or.jp/bigdata/jis_1.html JIS第1水準 2,965字 日常生活や新聞、書籍などで頻繁に使用される漢字が多く含まれる。 学校教育の初等教育で習得する常用漢字の大部分がこの水準に該当。 JIS第2水準 3,390字 この水準には、JIS第1水準に次ぐ6,355字の漢字が含まれています。 専門的な文献や人名、地名などで使用される漢字が多い。 一般的にはあまり頻繁に使用されない漢字も多く含まれています。 JIS第3水準 1,259字 この水準には、さらに専門的な用途や特定の文脈でのみ使用される漢字が含まれています。 この水準の漢字は、日常の文書やコミュニケーションであまり見かけることは少ない。 JIS第4水準 2,436字 この水準には、非常に特殊な用途や限定的な文脈でのみ使用される漢字が含まれています。 一般的な文書やコミュニケーションではほとんど使用されない漢字が多い。 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
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普段、普通に読んだり書いたり(というか打ったり)しながら使っている日本語の漢字。 読めるけど書けないなーなんて話はよく出る話題ですが、良い歳のオトナが結構読めなかったり間違えたりしてるものも多し。 というわけで日本の漢字についてちょっと調べる機会が有り、結構知らなかったり驚いたことが多かったのでご紹介。 まずは、当用漢字ってのはもう廃止され、常用漢字ってのにになってますね。 常用漢字とは、日常生活で頻繁に使用される2,136字の漢字。学校教育で習得することが「期待されて」いるものです。 2023年現在有効なものはたった13年前のもので、2010/11/30に告示された「常用漢字表」がお手本になってます。 常用漢字表 2,136字 https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/pdf/joyokanjihyo_20101130.pdf これ、特に10ページまでの解説は、全く意識してませんでしたね。読んでて実は楽しい。 そして162ページ以降の付表を見てたら、小学生へのクイズの問題にピッタリな漢字の読み問題が書いてありますね。 読経、紅葉、吹雪、などなど。 で、それじゃぁ常用「でない」漢字って何?ってことですが、大体次のような感じだそうです。 ★人名用漢字 人の名前に使用することが認められている漢字。 常用漢字には含まれないが、人の名前に使われることが多い漢字や、歴史的背景を持つ漢字などが含まれます。 ちょっとマニアックにも見えるこの文章ですが、 日本の人名用漢字と漢字コードの齟齬 http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~yasuoka/publications/2019-07-26.pdf 人の名前に使える漢字は戸籍法に定められていて、時代とともに裁判などを経て追加されていくもんなのですね。 究極マニアックな文書もありました 人名用漢字・異体字の歴史とは?【法律・戸籍制度における「正字」の変遷】 https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=3860 これによると、氏名の氏に使える漢字はすごく多いのに、名に使える漢字はすごく少ないことがわかります。 極めつけは、外国人の「氏名」には結構珍しい漢字を使っていいっすよって感じです ★旧字体 戦前までの公用文書や出版物で使用されていた字体の漢字のこと。 第二次世界大戦後の漢字簡略化政策により、新字体に変更された漢字の元となった形です。 旧字体は1949年の「当用漢字字体表」が告示される前に使用されていて、画数が多くて複雑な漢字が多く「國」「澤」「逸」「學」「齋」などは旧字体にあたりますが、実は今でも結構使われてたりします。 ★新字体(しんじたい) 第二次世界大戦後、日本の漢字簡略化政策により制定された字体。 旧字体の筆画数を減らしたり、形状を簡略化したものが多い。 「国」「学」「音」など。 関係ないけど中国で使われている簡体字などは、もはや原型をとどめず音から派生した文字にしてしまってる例もあります。画数少ないのでワタシはよく使ってます。 ★表外漢字 常用漢字表に含まれていない、一般的にはあまり使用されない漢字。 専門的な文献や特定の文脈でのみ使用されることが多い。 一般向けの文章でもよく使用されていて、ルビ(ふりがな)が付いている例を見かける。 「祈祷(きとう)」「逼迫(ひっぱく)」など。 「誰」「頃」「迄」「岡」「藤」「弘」などもそうらしい。よく使うけどなぁ。 https://onl.la/cBiCzi4 ★異体字 同じ意味や音を持つ漢字で、意味や音は同じでも字形が異なるもの。 これらの分類は、日本の漢字政策や歴史的背景、使用頻度などに基づいているので、明確な境界があるわけではなく、時代や文脈によって変わることがある。 「餅」と「餠」、「脳」と「腦」など。 ★JIS分類 日本の工業規格(JIS)に基づいて定められた漢字の分類方法です。 秀逸なサイトが有りましたのでどうぞ! http://www13.plala.or.jp/bigdata/jis_1.html JIS第1水準 2,965字 日常生活や新聞、書籍などで頻繁に使用される漢字が多く含まれる。 学校教育の初等教育で習得する常用漢字の大部分がこの水準に該当。 JIS第2水準 3,390字 この水準には、JIS第1水準に次ぐ6,355字の漢字が含まれています。 専門的な文献や人名、地名などで使用される漢字が多い。 一般的にはあまり頻繁に使用されない漢字も多く含まれています。 JIS第3水準 1,259字 この水準には、さらに専門的な用途や特定の文脈でのみ使用される漢字が含まれています。 この水準の漢字は、日常の文書やコミュニケーションであまり見かけることは少ない。 JIS第4水準 2,436字 この水準には、非常に特殊な用途や限定的な文脈でのみ使用される漢字が含まれています。 一般的な文書やコミュニケーションではほとんど使用されない漢字が多い。 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
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