EPISODE · Aug 3, 2026 · 23 MIN
なぜ「シリーズCの壁」でスタートアップは詰まるのか? #110
from スタートアップファミリー / Startup Family · host 上原仁/上原晶
2026年上半期のスタートアップ資金調達総額は3,779億円、前年から12%増。数字だけ見れば好調ですが、その裏で「選別」は静かに、そして確実に深まっています。今回はSpeedaの上半期速報「総額増の裏で深まる選別」を入り口に、いま起きている二極化を読み解きました。50億円以上の大型調達が倍増する一方で、シリーズCは縮小——とりわけ設立10年以上の企業への資金は前年から7割超も減少しています。GTMで伸びきれず「リビングデッド」化した10年選手に、もう甘い出口はない。この厳しい現実にどう向き合うか。CVCの幻滅、レーター投資のリターン構造、そして「損切り」と、閉じ込められた起業家の熱・才能をどう解放するか。VC・起業家双方にとって、目をそらせないテーマを率直に語っています。【主なトピック】・総額は増、でも中身は二極化——「選別」が深まる上半期の数字・50億円超の大型案件が全体を押し上げた構図(4社→9社)・縮小するシリーズC、特に設立10年以上で7割超の減少・シード〜Cの各フェーズが意味するもの(PMF証明とGTMの壁)・なぜ「リビングデッド」は創業10年前後に集中するのか・CVCの幻滅——「財務リターンが出ないなら戦略リターンも出ない」・損切りを受け入れ、起業家の熱と才能を次のチャレンジへ解放する起業家人生は、一度きりではない。だからこそ考えたい一歩先の話です。速報記事▶ https://initial.inc/articles/japan-startup-finance-2026h1---起業家大好き上原仁と、修行中ベンチャーキャピタリスト上原晶が、スタートアップに役立つ情報を柔らか~くお話しする番組です。「スタートアップファミリー / Startup Family」へのご意見・ご感想・ご質問等、チャンネルの公式Xアカウントにご気軽にお寄せください。パーソナリティ:〇上原 仁(Coalis ジェネラルパートナー / 神戸大学客員教授)2006年株式会社マイネットを創業し代表就任。祖業のSMB向けSaaS事業を黒字化の後ヤフージャパンにM&A。その後スマートフォンゲームのロールアップM&A市場を開発し急成長を遂げ2015年東証マザーズ、2017年東証一部上場。2024年同社の全役職を退任し、スタートアップと大企業の戦略投資・M&Aを促進するプロジェクトCoalisを創業。経験したM&A・PMIの件数は50件を超える。〇上原 晶(ジャフコ グループ株式会社 投資部 シニアアソシエイト)2023年入社。慶應義塾大学商学部卒業。投資部所属。慶應義塾大学商学部国際教養プログラム(中国語)及び、中国・復旦大学にて中国経済商務コースを修了。投資部では、シード・アーリーステージのスタートアップ企業を中心に、投資先の発掘から投資実行、投資後の支援業務を担当。
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