EPISODE · Sep 7, 2026 · 10 MIN
No.782 顔面麻痺の原因
from 綺麗になるラジオ By HIMECLINIC · host CLINIC HIME
要約本ミーティングは、「きれいになるラジオ」(再生医療ネットワークプレゼンツ、第782回、2020年9月7日月曜日放送)の収録であり、マツバラとひめ先生の2名が、ベル麻痺(顔面神経麻痺)の原因・診断・治療方針について詳しく議論した。マツバラ自身が2年以上前にベル麻痺を発症し、PRP治療によって大きく改善した経験を持つ当事者として話しており、ひめ先生が医学的な解説を行う形式で進行した。番組全体を通じて、ベル麻痺の標準的な治療法であるステロイドパルスへの疑問が提示され、抗ウイルス薬を優先すべきとするひめ先生の見解が中心的なテーマとなった。ベル麻痺(顔面神経麻痺)の概要と原因ひめ先生は、ベル麻痺とは顔面神経麻痺のことであり、顔が動かなくなる症状を指すと説明した。原因のほとんどは帯状疱疹(ヘルペスウイルス)であり、ウイルスが顔面神経に悪影響を与えることで発症するとした。顔面神経は顔を三等分した領域(第一枝・第二枝・第三枝)に対応しており、片側に発症するのが一般的で、両側に出た場合は非常に深刻であるとマツバラが補足した。また、耳の穴の横を顔面神経が通っているため、外耳道の感染症が原因となるケースもあると説明された。マツバラ自身の発症経験とPRP治療の効果マツバラは、発症から半年間改善が見られなかったが、PRP(多血小板血漿)治療を受けたところ、1週間かからずに口が閉じられるまで回復したと述べた。ひめ先生はこの効果を肯定的に評価した。マツバラの場合、体表には帯状疱疹の皮疹が見られなかったが、耳の穴の出口付近に水疱が確認されたことで帯状疱疹と診断されたとのことである。診断方法と抗ウイルス薬の優先使用ひめ先生は、ベル麻痺が疑われる場合、血液検査では結果が出るまでに時間がかかるため、症状から判断して抗ウイルス薬を先行投与することが現実的であると述べた。抗ウイルス薬は命に関わるような重篤な副作用がほとんどなく、大量ステロイドパルスと比較しても副作用リスクが低いとした。皮疹がなくても帯状疱疹を疑って抗ウイルス薬を試すことが適切であるという見解が示された。ステロイドパルス療法への疑問と問題点ひめ先生は、ベル麻痺の原因がほとんど帯状疱疹(感染症)である現状において、ステロイドを大量使用するパルス療法には個人的に抵抗があると明言した。ステロイドは免疫を抑制するため、帯状疱疹ウイルスを野放しにしてしまい逆効果になる可能性があること、また他の感染症にもかかりやすくなること、さらに大量投与後は徐々に減量しなければならない点も負担であると指摘した。ステロイドが有効なのは、自己免疫が原因のベル麻痺や、命に関わる緊急時に限られるとした。後遺症と治療の限界マツバラは、発症から2年以上経過した現在も、飲み物が垂れる、咀嚼しにくい、口をゆすぐ際に麻痺側がやりにくいなど、不完全な状態が続いていると述べた。ひめ先生は、顔面神経麻痺は後遺症が残る場合があることを認め、症状に気づいたら速やかに医師を受診することが重要だと強調した。治療については「これが絶対に効く」という確立した方法がないことも言及された。マツバラが「9月7日月曜日、ナンバー782、再生医療ネットワークプレゼンツ、きれいになるラジオ」として番組を開始した。ひめ先生が「ベルマヒ」というキーワードを提示したが、マツバラは「ベルマヒと言われてもピンとこない」と述べ、顔面麻痺という言葉の方が一般的に認知されていると指摘した。マツバラ自身が2年以上前にベル麻痺を経験しており、だいぶ良くなったとしながらも、完全には回復していないことを示唆した。ひめ先生がPRPについて言及し、マツバラが自身の経験を詳しく語った。発症後半年間、何をしても改善しなかったが、PRP治療を受けたところ1週間かからずに口が閉じられるまで回復したという。ひめ先生はこの経過を肯定的に評価した。また、マツバラの場合、体表には帯状疱疹の皮疹がなく、耳の穴の出口付近に水疱が確認されたことで帯状疱疹と診断されたことが明かされた。ひめ先生は、ベル麻痺の原因のほとんどが帯状疱疹(ヘルペスウイルス)であり、ウイルスが顔面神経に悪影響を与えることで発症すると解説した。顔面神経は顔を三等分した第一枝・第二枝・第三枝に分かれており、片側に発症するのが一般的であるとも説明された。マツバラが、ベル麻痺発症時に医師がどのような確認方法を取るのかを質問した。ひめ先生は、血液検査では結果が出るまでに時間がかかるため、症状から判断して抗ウイルス薬を先行投与することが現実的であると説明した。皮疹がなくても帯状疱疹を疑って抗ウイルス薬を試すことが適切であり、抗ウイルス薬は命に関わるような重篤な副作用がほとんどないため、大量ステロイドパルスと比較しても副作用リスクが低いとした。ひめ先生は、ベル麻痺の原因不明ケースに対してステロイドを大量使用するパルス療法が行われることがあるが、個人的に抵抗があると明言した。ステロイドは免疫を抑制するため、帯状疱疹ウイルスを野放しにしてしまい逆効果になること、他の感染症にもかかりやすくなること、大量投与後は徐々に減量しなければならない負担があることを指摘した。ステロイドが有効なのは自己免疫が原因のベル麻痺や命に関わる緊急時に限られるとし、感染症が原因の場合はステロイドを使うべきではないと述べた。マツバラもステロイドへの拒否反応を示す人が多いことに言及し、ひめ先生の見解に同調した。マツバラは、発症から2年以上経過した現在も、飲み物が垂れる、咀嚼しにくい、口をゆすぐ際に麻痺側がやりにくいなど不完全な状態が続いていると述べた。ひめ先生は、顔面神経麻痺は後遺症が残る場合があることを認め、2年経過している状況は後遺症として残っている状態に近いと示唆した。また、治療については「これが絶対に効く」という確立した方法がなく、ビタミンCの大量摂取など様々なアプローチが試みられているとも言及した。ひめ先生は、症状に気づいたら速やかに医師を受診することが重要だと強調し、マツバラは「ささっとかかったつもりだったが」と苦笑いしながら締めくくった。明示的なアクションアイテムは確認されませんでした。話者 1(以下「話者1」)は2年以上前にベル麻痺(顔面神経麻痺)を発症し、半年間改善しなかったが、PRPにより1週間かからずに口が閉じられる状態まで回復した経緯を共有した。現在もだいぶ改善しているものの、飲み物が垂れる・咀嚼しにくい・口をゆすぎにくいなど不完全な症状が残存している。話者 2(以下「話者2」)は医療側の立場で解説を行った。ベル麻痺(顔面神経麻痺)の原因のほとんどは帯状疱疹(ヘルペス)とされており、ウイルスが顔面神経に悪影響を与えることで発症する。顔面神経は顔を三等分した第一枝・第二枝・第三枝に分かれており、全部または一部が侵される。通常は片側のみに発症し、両側に出た場合は非常に深刻とされる。帯状疱疹以外の原因として、耳の穴(外耳道)の感染症も挙げられた。顔面神経が耳の穴の横を通っているため、そこに炎症があると顔面神経麻痺を起こすことがある。話者1の場合、体表には帯状疱疹の所見がなく、耳の穴の出口付近に水疱が確認されたことで診断された。診断確認の方法帯状疱疹の皮膚所見(水疱など)の有無を確認するが、血液検査は結果が出るまで日数がかかるため、症状から判断せざるを得ない場面がある。皮膚所見がなくても帯状疱疹を疑う場合は抗ウイルス薬を試す。抗ウイルス薬帯状疱疹が原因のほとんどであるため、まず抗ウイルス薬を使用する。抗ウイルス薬は命に関わるような副作用は少なく、大量ステロイドパルスと比較しても副作用が出る確率は低いと話者2は述べた。ステロイドについて自己免疫が原因のベル麻痺であればステロイドが有効(過剰な炎症を抑える)。ただし、帯状疱疹や感染症が原因の場合にステロイドを使用すると免疫を抑制してしまい、ウイルス・感染症を野放しにする逆効果になる。大量ステロイドパルスは副作用が確実に出ること、投与後にゆっくり減量しなければならない点も負担として挙げられた。話者2は、命に関わる場合や補充が必要な場合を除き、ベル麻痺への大量ステロイドパルス使用には抵抗があると述べた(個人的見解として)。その他の治療ビタミンCの大量投与など複数の選択肢が言及されたが、「これが絶対に効く」という確立した治療法はないと話者2は述べた。顔面神経麻痺は後遺症が残る場合があり、2年経過後も症状が残っている話者1の状態はその例に当たると話者2は示唆した。「あれ?」と思ったら早急に医師にかかることが重要と話者2は強調した。明示的なアクションアイテムは確認されませんでした。チャプター番組オープニングとベル麻痺の紹介マツバラのPRP治療経験と発症の経緯診断方法と抗ウイルス薬の先行投与ステロイドパルス療法の問題点と使用への抵抗後遺症の現状と早期受診の重要性行動項目ベル麻痺(顔面神経麻痺)の原因・診断・治療概要と背景ベル麻痺の原因診断と治療方針後遺症と受診タイミングアクションアイテム
Embed this episode
Ready to play
No.782 顔面麻痺の原因
No transcript for this episode yet
Similar Episodes
No similar episodes found.
Similar Podcasts
No similar podcasts found.