EPISODE · Aug 7, 2026 · 10 MIN
Rust 060 rayon - データ並列を当たり前にする
from 聞き流しプログラミング言語学習 · host ますたーさん
第60章へようこそ。今日のテーマは「rayon」です。rayonは、Cargoの設定ファイルに書いて取り込む外部のクレートです。コレクションの要素にかける処理を、複数のコアへ分けて走らせる。現在のCPUには、コアが複数ある。だが、イテレータで要素を順に処理するコードは、そのうちの1つしか使わない。要素が100万個あっても、残りのコアはなにも進めていない。rayonが引き受けるのは、この使われていないコアへ要素を配り、かかる時間を減らすことだ。配るには、決めることが増える。どこで分けるのか。分けた先で壊れないと誰が確かめるのか。分けた量が偏ったらどうするのか。rayonは、これらを書き手が書かなくてよい形で引き受けている。ただし、分けること自体に代償がある。今日扱うのは、その引き受け方と代償です。
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