EPISODE · May 20, 2026 · 12 MIN
聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた 井上真偽(読了後感想)第二十回
from 本を読んだハルク。 · host クルハラハルク
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【第2部】事件から一週間以上経過。リーシーからフーリンに元ボスから招集がかかったと連絡が入る。元ボスの寵愛を受けた娘が殺され葬儀を行うが、犯人候補が何人かいて特定できないから、拷問マスターのフーリンに口を割らせて欲しいとのこと。娘の写真を見たフーリンは衝撃を受けるそこには犬のムギの姿があった。 第2部超面白い!毒殺事件の黒幕のフーリンが元ボスのシェンに呼び出され愛犬の死の容疑者を拷問して犯人を探すように言われる。捉えられた容疑者は毒杯事件の生存者達。そこに現れる八ツ星レンだが、所詮は小学生。フィジカルで敵うはずもなく捕らえられてしまう。八ツ星レンはこう宣言する「ウエオロにこの事件を伝えたところ奇蹟だ、と言っている」そこに現れる上苙丞!元師匠のウエオロを諦めさせる為に奇蹟を否定したいが、全員を助けるには犯人が存在しないといけない奇蹟を証明しなければならない八ツ星レン。母親の冤罪を晴らすために奇蹟を証明しなければならない上苙丞!愛犬の仇を打つために、あらゆる犯行の可能性を提示するブラックチャイナのボス、シェン。シェンの所有物となってはいるが、かつては枢機卿の元で毒を使用する暗殺者として暗躍し、シェンの指示で毒のスペシャリストとして仮説をぶつけるエリオ自分以外に罪を擦り付けるために、ウエオロ陣営とシェン陣営の推理と否定の応酬で自分の犯行の可能性が露呈することを恐れ、怪しまれないように推理否定合戦を止めたい犯人。舞台はブラックチャイナのボス、シェンが牛耳る、洋上の船という名の伏魔殿、三者三様、五者五様の思惑の中、可能性と否定のバトルのフタが切って落とされる。最後に笑うのは誰だ! 【感想】個人的に前作より今作の方が面白かった!前作「その可能性はすでに考えた」……以降は前作と言いますね。前作もべた褒めしたけど、読む前の「推理と否定の応酬!」みたいな勝手なイメージと前作の最初の刺客が検事だったから、逆転裁判的な応酬を勝手に期待してしまって、検事の大門がひとつの可能性を否定されて引き下がった時に「あれ?もっと逆転裁判的な応酬を期待してけどあっさりしてるな……」って思っちゃったんだよねその後の刺客達もワンアイディアだったから、結果的に言えばめちゃくちゃ楽しかったけど、読み始める前とは違う印象だったのよ。めちゃくちゃ面白かったけどね!そりゃ第一回本を読んだハルク大賞2026の大賞作品ですから!むしろ「思ってたのとちょっと違う」のに大賞を取るの凄いよ! そして今作「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」……以降は今作と言います。今作は3部構成で一部の途中で事件が起きてから130ページ弱で立て続けに5つの可能性を否定します!「全員共犯説」「奇数番殺害説(アミカ単独犯説)」「時間差殺人説(翠生・紀紗子犯人説)」「一人前(ひとりまえ)犯行説(アミカ・花嫁・キヌア複数犯説)」「犬故意乱入説(双葉・花嫁共犯説)」ここのテンポ感良かったねーこれが前作を読む前の「こんな感じかなー」を体現してくれたような展開でした!そして第二部は一変してヒリヒリとした展開。事件から一週間以上経過。ブラックチャイナ組織のボス、シェンが登場。事件でなくなった犬のムギが彼女の愛犬だったことから、結婚式の生存者が全員、洋上の船へと拉致されてしまう。とりあえずの拷問や「生き残った女達はヒ素に耐性があるから死ななかったのよ。飲ませて確かめましょう?」なんてアタオカな提案もまかり通る裏社会! 第2部も超面白い!毒殺事件の黒幕のフーリンが元ボスのシェンに呼び出され愛犬の死の容疑者を拷問して犯人を探すように言われる。捉えられた容疑者は毒杯事件の生存者達。そこに現れる八ツ星レンだが、所詮は小学生。可能性に対し必死に否定をするも追い詰められてしまう!八ツ星レンはこう宣言する「師匠のウエオロにこの事件を伝えたところ奇蹟だ、と言っていた!」そこに現れる上苙丞!元師匠のウエオロを諦めさせる為に奇蹟を否定したいが、全員を助けるには犯人が存在しない奇蹟を証明しなければならない八ツ星レン。母親の冤罪を晴らすために奇蹟を証明しなければならない上苙丞!愛犬の仇を打つために、暴力もいとわないブラックチャイナのボス、シェン。かつては枢機卿の元で毒を使用する暗殺者として暗躍し、シェンの指示で毒のスペシャリストとして仮説をぶつけるエリオ!自分以外に罪を擦り付けるために、ウエオロ陣営とシェン陣営の推理と否定の応酬で自分の犯行の可能性が露呈することを恐れ、怪しまれないように推理否定合戦を止めたい犯人。舞台はブラックチャイナのボス、シェンが牛耳る、洋上の船という名の伏魔殿、三者三様、五者五様の思惑の中、可能性と否定のバトルのフタが切って落とされる。最後に笑うのは誰だ!いやー!楽しいが過ぎる!そして第三部、ある人物が現れることで全ての真相が明らかになる……。といった内容でした!最高だね!めちゃくちゃ面白かったよ!人によっては上苙丞が第一部に全く出てこないからウエオロファンには残念かも……個人的に八ツ星レンが前作から好きだったから、大車輪の活躍をした第一部も大満足!カードゲームのカードを使って暗示するシーンとかもっと欲しかったくらいだよ!スピンオフで八ツ星レンが主人公の作品とか無いのかね?やっぱりこの作品はキャラが強いし、理論も硬いし凄いね!今回から否定のためにレポートを作成してくれるのも分かりやすくなってていいね!地図や行動履歴の図もあるからガチで推理したい人もできるのかな?自分はガチ推理しながら読むタイプではないから、わからないけど、挑戦した人いたら教えて欲しい!そんな感じでちょー楽しかった!ページ数も前作が 今作が400ページとボリュームアップしてるけど、読みやすいからスルスル読めちゃった!ただ!絶対前作から読んだ方がいい!繋がりはないけど、キャラへの思い入れとかも違うし、特にウエオロがなぜ奇蹟の証明に固執してるのかとかは今作では数行にまとめられちゃってるからね! 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聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた 井上真偽(読了後感想)第二十回
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