EPISODE · Feb 23, 2026 · 6 MIN
食毒(しょくどく)/2026年2月23日MROラジオ放送分
from 中村寿理の優しい漢方入門 · host ブヘサ中村固腸堂
私たちは普段「何を食べるか」を重視しますが、漢方の「食毒」という考え方は「どう吸収するか」という内臓の機能に焦点を当てます。胃腸が弱い人にとって、栄養価の高い食べ物は時に消化しきれない重荷となり、代謝異常やだるさの原因となります。例えば、皮膚の材料となるはずのタンパク質が、未消化のまま食毒化してしまうのは非常にもったいないことです。食事内容をただシンプルにするだけでは栄養不足を招くため、胃腸の働きを漢方薬で助け、しっかり食べてしっかり吸収できる仕組みを整えることが、東洋医学が提案する理想的な解決策です。また、食事の温度も重要です。体温以下の「常温」であっても、内臓にとっては冷えの原因となり、消化酵素の働きを鈍らせます。常温より少し温かいものを口にする、消化に負担のかかる油物や生魚を控えるといった細かな配慮が、食毒の蓄積を防ぎます。食毒を溜めない生活は、結果としてアレルギー、皮膚炎、不眠、自律神経の乱れなど、多岐にわたる不調の予防に繋がります。内臓の声を聴き、漢方で正しくメンテナンスすることが、生涯の健康を守る鍵となります。
Embed this episode
NOW PLAYING
食毒(しょくどく)/2026年2月23日MROラジオ放送分
No transcript for this episode yet
Similar Episodes
No similar episodes found.
Similar Podcasts
No similar podcasts found.