PODCAST · business
就職・転職の扉をひらく「ことばランド」
by 安正 前田
ことばは、自らを表現する大切なツールです。そのツールをうまく使いこなして、未来の扉を開いていきましょう。「ことばランド」は、そのお手伝いをします。文章コンサルタントの前田安正と、フリーアナウンサーのみどりーぬこと、江川みどりがお送りします。
Episodes
-
#EP152 日本語は曖昧だ!(前半)。方角の説明、できますか?
実は昨年筑摩書房から出版した『AIに書けない文章を書く』が、中学・高校・大学の入試問題に20校ほど採用されたんです。そこで、今回はその本から、特別編「あいまいなことばの感覚」〜東西南北から漢字の俗説まで〜をお話しします。 ところが、話が30分ほどになったので、これを前半と後半に分けてお伝えします。こかいは、その前半です。 僕たちが毎日使っていることばって、実はすごく曖昧なものが多い。当たり前すぎて気にもとめていないことばほど、「じゃあ説明してみて」と言われると途端に難しくなる。 「犬が西向きゃ尾は東」。...
-
EP#151 「マジ文章書けないんだけど」Lesson5「副詞の係り受け」
『マジ文章かけないんだけど』から学ぶ文章レッスンシリーズの5回目。今回のテーマは「今日は「副詞の係り受け」という話をしたいと思います。 文章を書く際に、間違えやすいポイントなんです。係り受けというのは、文の中のある言葉が、他のどの言葉に「かかっている」か、そしてどの言葉が「受けている」か、その関係のことです。主語と述語の関係や修飾語と被修飾語の関係もそうです。今回取り上げるのは、副詞と述語の係り受け、です。…
more -
EP#150 「マジ文章書けないんだけど」Lesson4 既知情報と未知情報
『マジ文章かけないんだけど』から学ぶ文章レッスンシリーズの4回目。今回のテーマは「情報の新旧」。読み手が知っている情報と、まだ知らない情報。それをどう操るか、という話です。 「なんとなくしっくりこない」って感じる文章、その原因がここにある場合も多いんです。次の二つの文を聞いてください。 ①「綾瀬はるかが、月9の主役に選ばれた」 ②「綾瀬はるかは、月9の主役に選ばれた」 ①の「綾瀬はるかが」は、「月9の主役は誰なの?」という質問への答えです。主役が誰かはまだ知らない。だから「が」がついた綾瀬はるかが、新しい情報として提示される。...
-
EP#149「マジ文章書けないんだけど」Lesson3 泣きそうなのは誰? 「が」と「は」の違い
『マジ文章かけないんだけど』から学ぶ文章レッスンシリーズ第3回。今回は主語を表す助詞の「は」と「が」についてです ①「あなたが視線をフッと外すたび、なぜ泣きそうな気分になるの?」 ②「あなたは視線をフッと外すたび、なぜ泣きそうな気分になるの?」 ①は書き手の「私」が泣きそう。②は「あなた」が泣きそう、ということです。これが「が」と「は」の持つ「超パワー」です。 「は」には、もう一つ大事な機能があります。それが、対比です。 例えば 「あの俳優は演技がうまい」と「あの俳優は演技はうまい」。...
-
EP#148 「マジ文章書けないんだけど」Lesson2「ボディーづくりは骨格と肉から」」
2回目は「ボディーづくりは骨格と肉から」をテーマにお話しします 。文章の「体」をどう作るか、基本中の基本である「主語と述語の対応」について掘り下げていきます。 みなさん、「文」と「文章」の違いってわかりますか? 一般的には、同じように使いますよね。ただ、文章を書く時には、文と文章を分けて整理した方がいいんです。 「文」とは、 文法学上の基本単位で、一つのまとまった内容を表します。末尾には「だ」「ます」などの終止形や句点(。)がつきます 。一方「文章」は 一つ以上の「文」が連なった言語作品のことです 。 つまり、「文」という最小単位をつなげて「文章」を作るってことです。...
-
EP#147「マジ文章書けないんだけど」Lesson1 文章を書く前にすべきこと
きょうから新シリーズを始めます。2017年に大和書房から出版した『マジ文章書けないんだけど』が、書店に並んだりして再燃の兆しを見せています。そこで、『マジ文章書けないんだけど』をLesson1から順に、その内容にそったお話をしていこうと思います。 今日のテーマは、基本中の基本「書く前に自分と向き合う」です 。 文章、特にエントリーシート(ES)などを書くとき、すぐに「何を書こうか」とペンを動かしてしまう人も多いと思います。気持ちはわかります。 でも、ちょっと待ってください。就職がすべてではないにしても、自分としっかり向き合う時間を持つことは人生において重要だと思うんです。...
-
EP#146 時間の流れ、会社員と個人ではこんなに違う
きょうは、5月11日なので、連休明けの初出勤日という方も多いのではないでしょうか。 僕は会社にいる頃から、土日祝日が必ずしも休みではなかったので、GWという感覚はなかったんです。最近お付き合いの多い出版社や自治体の方は、案外、休みはきっちりしてるんですね。 4月中旬に、頼まれていた原稿を何本か渡していたのですが、その校正ゲラが、一斉にGW前に来るんです。それで「5月11日をめどにお送りください」とか「連休進行なので・・・」と書いてあってね。ふむふむと思っていたら、何と、GW明けが締めきり。そうかあ、と思ったりするんです。...
-
EP#145 言語化は経験を通した世界観・視点の違いを伝えることだ
前回、文章に必要なのは、AIにない自分の「視点」とか「世界観」を描くことだというお話をしました。今回は、「言語化」について、です。言語化については、以前もお話しをしたことがあったと思うのですが、あまり意味を考えずに使っているケースが多いと思うんですよね。言語化、言語化って言われすぎて、言語化恐怖症になっている人もいるのではないでしょか。 僕は以前から「言語化」って何だろうと考えてきたのですが、なかなかきっちりした答えが出なかったんです。AIが出てきてから、AIが書く文章と人が書く文章の違いを考えるようになって、それで、「言語化」の意味も、少し形が見えてきたように思うんです。...
-
20260427 EP#144 「世界の見え方」を書く
昨年3月に筑摩書房のちくまプリマー新書から『AIに書けない文章を書く』という本を出しました。お陰様で、三刷にもなり、中学・高校・大学の入試問題に多数採用されて、受験界の一大ムーブメントになったんです。 この本を書いた時点では、AIはまだそんなに進化していなかったんです。生成AIが事実と異なる情報や論理的に誤った情報を基に、もっともらしいものをつくり出す失敗を「ハルシネーション」というますが、この言葉もまだまだ、一般的ではなかった。情報をどこから切り出してきたかという根拠も示されていませんでした。いまは明示するようになっていますが・・・。...
-
EP#143 センスを磨くのは、得体の知れないものを感じる能力を養うこと⁈
Podcast「ことばランド」は、「ことばで未来をデザインする」を新たなテーマに、ことばの面白さ、豊かさを味わっていただければ、と思います。 よく「センスがない」とか「センスがいい」なんてことを言いますよね。「ユーモアのセンスがある」などのように使いますよね。この「センス」って何なんでしょうね。 「センス」という言葉を辞書で引くと「物事の微妙な感じや機微を感じとる能力・判断力。感覚」と書いてあります。「物事の微妙な感じ」ですって。...
-
EP#142 好きな食べ物は何ですか? (20260413)
ことばランドを再開第2回目です。 突然ですが、あなたの好きな食べ物は何ですか? では、あなたがこれまでに食べて一番美味しいと思った食べ物は何ですか? 答が違うでしょ。これ、なんでだかわかりますか? ということについて、今日は考えてみたいと思います。 一番好きな食べ物は、と聞かれると、ほとんどの人は、食べ物の名前を言います。例えばイチゴだとか、桃だとかね。これは、嫌いな食べ物を聞いても、ピーマンとかニンジンというように食べ物の名前が出てくると思うんです。好きな野球チームサッカーチームを聞いても同じような答えが出てくると思います。...
-
EP#141_アナログとデジタル(20260406 )
ことばランド、約1年ぶりのを再開でしす。どうぞよろしくお願いいたします。「ことばで未来をデザインする」をシーズン3の新たなテーマに、ことばの面白さ、豊かさを味わっていただければ、と思います。 いまさらのテーマというか、そもそもアナログという言葉が何を指しているのかさえわからないほど、デジタルの時代になっています。こうした番組も音声をデジタルでに変換してお伝えしていますし、ネット環境もパソコンもデジタルで動いています。...
-
EP#140 あんなことも話した。こんなことも話した。今回は、リニューアル前の140回大振り返りです。
約3年、MC・ナレーターの江川みどりさんと一緒にお送りしてきた「ことばランド」は、次回から「マジ文Café」として、前田一人での新装開店となります。 オンラインの教育プログラムで初めてMCを務めてくれた江川さんとは、2017年からのお付き合いです。 江川さんの明るい声を聴いて、元気をもらった方も多いことと思います。何を隠そう、この僕も江川さんの声に、大いに励まされ勇気づけられた一人です。 その江川さんと、140回に亘る番組を振り返ります。どんな話題が飛び出してくるのか。 どうぞ番組をお聴きください。 江川さんのファンの方には大変申し訳ありません。...
-
EP#139 「老後」は、もはや死語だ! 自ら限界を決める必要はない
今回は「老後」について、考えてみます。就職に役立つ内容というのが、コンセプトなのに、なぜ「老後」なんだ、と思いますよね。誰もが老います。では「老後」ってどういう意味なのか分かりますか? どの辞書を引いても、「老いた後」としか書いていないんです。字の通りです。では「老いた後」に何があるのか。それは「死」しかない。「老後」とは、何のための言葉なんだろう。人は、生まれてから成長すると思っています。それは間違いない。では、どこから老いるのか、このポイントは分からない。はい、きょうから老いますので、と言われた経験もない。いつの間にか、なんです。...
-
EP#138 希望は「まれなるのぞみ」。ただし、誰にでも与えられているものでもあるのです
希望の「希」は、「まれ」、非常に少ない、とか、まばら、めったにない。という意味の感じです。元々は、さほどプラスに作用する言葉ではないんですね。希少価値という言葉があるように、極めてまれなことだから「なかなか手に入らない」。わずかしか手に入らないから、それを手に入れると価値がでる。 だから、それを「こいねがう」んです。これも漢字で書くと「希う」と書きます。手に入れたい、待ち望む、あることの実現を願い望むこと、将来に寄せる期待、というように、プラスに作用する言葉に変化します。 マイナスの言葉がプラスに転化する。面白いと思いませんか。...
-
EP#137 シンプルは最強だ! 文章も、交渉ごとも、人生も、複雑な衣を剥ぎ取ろう!
文章の講座や広報の研修などで「文をシンプルに書こう」と言うと、必ず「それでは思いが伝わらない」という反対の意見がでます。こう言われたときに、夏目漱石の『吾輩は猫である』の冒頭を例に挙げるんです。 「吾輩は猫である。名前はまだない」 実にシンプルだと思いませんか。ほぼ箇条書きですよ。しかも「吾輩は猫である」は「何がなんだ」しか書いていません。「名前はまだない」は「何がどうだ」ということだけなんです。それでも、読み手に強い印象を残し、いまだ読み継がれている。シンプルな文では思いが伝わらない、というのは一種の幻想だし、都市伝説に近いと思っています。...
-
EP#136 「自分軸」って、みんなわかって使っている? 言葉に踊らされる必要もないと思うけれど・・・
よく「自分軸」とか「軸をぶらさないように」とかいう言い方があります。実を言うと、この言葉がよく分からないんです。それで、自分なりに辞書を頼りに考えてみました。 「軸」の第一義は「車の左右二つの車輪をつなぐ棒。車の心棒。車軸」という意味なんですが、自分の車軸では、ちょっと意味をなさないですよね。車軸がずれたら、そもそも車輪を繋ぐことができませんものね。...
-
EP#135 緊張は一旦受け止めて後ろに流す
入社試験の面接やピアノの発表会などの時に緊張しない人は少ないかもしれませんね。緊張の「緊」に「糸」が付いてるでしょ。これ、なぜだか分かりますか? もともとの意味は「弓や弦楽器の弦などが、きつくぴんと張ったさま」を言う漢字だったのです。それに「張る」という漢字が組み合わさったのが「緊張」。まさに張り詰めるって感じです。糸を張り詰めすぎると、キレちゃいますよね。ギターなの弦をきつく締めすぎれば、キレちゃいますもんね。...
-
#EP134 9割が知らない「文章と文書の違い」。これがわからないと、AIについていけない。
AIが急速に発展して、いまやAIが何でもものを書いてくれる、という風潮があります。これが、本当なのか。 今回は、3月10日に発売された、前田の新著『AIに書けない文章を書く』(ちくまプリマー新書) の内容について、少しだけお話をします。 文章と文書の違い、おわかりですか? 実は、AIが書いたものに違和感を覚えるのは、この違いがあるからなのです。ビジネス文書とは言うけれど、ビジネス文章とは言わない。この謎も、文章と文書に違いがあるからです。 方角の「東」や、「山」の定義をご存じですか?...
-
EP#133 好きと得意の小さな炎を燃やし続けて、育てていこう。そうすれば、チャンスの芽が見えてくる
自分は何をしていけばいいんだろう、とか、社会での自分の役割って何だろうなんてことに、結構悩んだりしますよね。 そんな時に「好きなことをすればいいんだよ」とか「得意なことを伸ばせばいい」なんて言われたりします。しかしここは、案外難しいポイントです。「好きなこと」「得意なこと」仕事にできればいいんだけれど、なかなかそうはならないと悩んでいる人が多いと思うのです。...
-
EP#132 ジリツは大切。でも、ジリツするためには、積極的にイゾンすることが重要なんです。この意味がわかると、閉塞感から解放されます。
きょうはひな祭りです。もとは、宮中や上流社会で行われていた陰暦三月最初の巳(み)の日に行った上巳(じょうし)の祓えに関連したものだと言われています。穢れを祓う行事だったんですね。それが江戸時代以降、女児の健康と成長を祈る行事になったものです。 そうやって少しずつ大人になってくると、急に「ジリツ」しなさいなんて言われる。「ジリツ」には、二つの書き方があって、一つは「自立」。これは、「他の助けや支配なしに自分一人の力だけで物事を行うこと。ひとりだち。独立」という意味。「親元を離れて自立する」という具合に使います。...
-
EP#131 突き詰めていうと、言語化はことばにすること。でも、単なる言葉じゃだめなんだよね。
よく「言語化」とか「多様性」という言葉を聞きますよね。就活や転職の際にもよく使われます。「自分を言語化して伝える」とか、「多様性を重視した企業」とかね。でも、これって何なんでしょうね。 手元の辞書によると言語は、「思想・感情・意志などを互いに伝達し合うための社会的に一定した組織をもつ、音声による記号とその体系。また、それによって伝達し合う行為。音声によらない手話や文字の使用を含めていうこともある。ことば」って書いてあるんです。グーッと縮めて言うと「ことば」なんですね。...
-
EP#130 相撲取りから全くの異分野に転身! 好きを突き詰めた第2の人生。大至伸行という歌手がいる!
転職といえば、自分のキャリアを活かした方向で考えがちですが、全く違う分野に転身した人もいます。 大至伸行さんは、1984年3月に中学卒業前に押尾川部屋に入門して、初土俵から10年で新十両昇進。翌年、新入幕して前頭三枚目までいったんです。2002年に18年務めた現役を引退して、後進の指導に当たっていたのですが、小さい頃から好きだった歌で第2の人生を歩きたいということで、歌手に転身しました。力士はお父さんのたっての希望だったんだそうです。引退したら今度は自分の人生を歩きたいという思いだったそうです。...
-
EP#129 みんな間違っている。面接はオーディションではない! 対話だからね。言い間違えても躓いても大丈夫。対話だからリカバーできる
毎回、大反響のゲストトーク。汐月聡子さんをお招きしてのお話も最終回となりました。業績シートの書き方、就職先を選ぶポイントに続いて、お話を伺いました。今回は、面接をどう考えるか、についてです。 汐月さん「しお姉https://x.com/Shioko5」は、元看護師で現在は看護師や医療関係者の転職支援「ハンドル」の代表を務めていらっしゃいます。 僕は、特にあがっていたわけでもないのに、最終の役員面接で落ちるケースが多かったんです。たぶん、人として何かが足りなかったのだと思います。汐月さんに面接のポイントをお聞きしました。 *********************...
-
EP#128 自分の物差しがあると、会社を見極められる! 就職先を選ぶポイントは、まさにここにある!
今回も、ゲストの汐月聡子さんにお話を伺います。汐月さん「しお姉https://x.com/Shioko5」は、元看護師で現在は看護師や医療関係者の転職支援「ハンドル」の代表を務めていらっしゃいます。前回は、大反響でした。 きょうは2回。就職を選択する際のポイントについてです。僕の時代の就職は、30〜40年務められるかどうかを考えていました。自分の好きなことに出会えるかどうかは、僕にとってはとても大切なことでした。 さあ、そこでです。最前線で転職の実態を見ている汐月さんに、就職先を選ぶ際のポイントをお聞きしたいと思います。 汐月さんは次のように話してくれました。...
-
EP#127 実は知らない。業績シートを書く意味。 なんで書かなきゃいけないの? しお姉さんに、そんな疑問を聞きました。
今回は、ゲストをお招きしました。元看護師で現在は看護師や医療関係者の転職支援「ハンドル」の代表・汐月聡子さんです。X(旧Twitter)では「しお姉」という名前で、転職支援などの発信をして大人気の方です。今回から3回連続でお話を伺います。 まずは、業績シートのポイントについてです。 転職に必要な職務経歴書や就職でのエントリーシート(ES)が書けないという悩みは、よく聞きますよね。汐月さんが支援している方たちの悩みも同様なのでしょうか。業績シートのポイントは、どこにあるのでしょう。...
-
EP#125 ほとんどの人が騙されている⁉︎ 実は、AIに文章は書けない。え〜っ、、、
明けましておめでとうございます。 2カ月ほど番組をお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。急に喉の調子が悪くなって、しばらく喉を休めておりました。12月には良くなっていたのですが、録音のスケジュール調整などで年を越してしまいました。突然のことだったので、ご心配をおかけしたことと思います。体調には十分注意していきますので、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。 この間に、嬉しいレビューを頂戴しました。ご紹介します。...
-
EP#124 リーダーになることだけが「適材」ではない。裏方の重要さ、ゆめゆめ軽んじてはなりません
リーダーになるのは、大体決まっているのだそうです。これは、動物の話なんですが、その群れのボスになるのは、体が大きいとか力が強い、という要素があるものの、その個体がもっている雰囲気なのだそうです。これは案外、人にも当てはまるような気がします。何となく真ん中にいる人っているでしょ。どんなに勉強ができても、リーダーに向いていないタイプっていうのも、経験上、理解しやすいところです。...
-
EP#123 面接担当者は見ていた! 論理性、感性、そして見えない伸びしろ
この番組では、就職・転職に役立つ内容、と言っているのですが、実は就職と転職というのは、意味合いが大きく違うんですよね。新卒での就職は、基本的に初めて働くということが前提になっているので、それまでの経験というのは、採用側としては、ある程度予想がつきます。ところが、転職の場合は、数年間社会に出ていたので働いたときの実績が問われてきます。...
-
EP#122 「面接の準備」。それは本当に準備になっていますか?
僕はあがることはほとんどないんですが、それでも若いときは、ちょっと自分の予想とは違う反応をされたときには、うろたえてしまったことがあります。 面接などであがってしまうのは、一つには自分を前に押し出すのが不得意だということがあるかもしれません。これを克服するには、場数を踏んで慣れるということも必要かと思うんですが、でも、そういう人が面接で失敗するかというと、そんなこともないんです。あがったとしても、自分の考えを伝えようとする姿は、面接担当者には伝わりますから。...
-
EP#121 違うんだなあ。ほめ方を間違えてるから、育たないんだよね。ほめるべきは、結果じゃないんです。
前々回にラジオネームみかんさんから頂戴したメールをもとに、「さまざまありがとうございます」の違和感について、お話ししました。 その後、みかんさんは、若手社員に話をし、その社員もご自身で調べて「なるほど」と理解してもらえた、と いうメールを頂戴しました。 よかったですね。若手社員にどう話すかは、みかんさんの力量が試される部分だったのですが、きっと上手に伝えられたのだろうと、ホッとしました。 というわけで、今回は「人をほめる」に焦点を当てたいと思います。「ほめ殺し」ということばがありますが、誰しもほめられて嫌な思いはしませんよね。ほめ上手は、コミュニケーション上手なんです。...
-
EP#120 「わざわざありがとうございます」。この言い方、違和感ありますか?
先週、ラジオネーム「みかん」さんから「さまざまありがとうございます」の違和感についてお便りを頂戴し、お答えしました。 なんと、きょうはそれに関連して「わざわざありがとうございます」と言う若手社員が結構いる、というお便りを「つみたてニーサン」から頂戴しました。いつもありがとうございます。...
-
EP#119「さまざまありがとうございました」丁寧なのに違和感! このわけ、わかりますか?
新装開店してから初めて、ラジオネーム「みかん」さんからお便りを頂戴しました。ありがとうございます。今回は、「みかん」さんからのお便りをもとに考えていきます。 「みかん」さんのお便りを紹介します。「はじめまして、いつも楽しく学ばせていただいております。 最近入社してきた若い子が[様々ありがとうございます]という言い方をするのですが、この使い方にとても違和感を感じています。これは間違った言い方でしょうか?ご意見聞かせてください」という内容です。...
-
EP#118 長所・短所は、全て武器にする必殺技! 面接担当者をオトすには、エピソードを語るべし‼︎
以前「エントリーシートに絶対書いてはいけないこと」という話をしました。そこでは「いままでで一番辛かったこと」を取り上げたのですが、今回は単純に「長所」と「短所」をどう書くか、についてお話ししたいと思います。 奥ゆかしい人に取っては、長所を書くことが結構難しいですよね。大きな災害などがあった年には「寄り添う」「癒やす」というのがトレンドワードのようになって、誰もが同じことを書いてきます。 こうした例を除くと、大体「リーダーシップがある」「責任感がある」「我慢強い」などのことばが並びます。...
-
EP#117 5割は面接で聞かれたことと、ずれた答えをしているものなんです。質問の意を汲みつつ、自分をアピールするには・・・
先週、告知もせずお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。体調を崩して声が出なくなってしまったため、番組をお届けできませんでした。今後こうしたことがないよう、健康管理に気をつけるようにします。どうぞ今後とも宜しくお願いいたします。 志望動機をどう書くか、はなかなか難しいのではないでしょうか。会社を何社か受けるわけだから、一つひとつの会社に同じだけの思いがあるわけではないですよね。僕は新聞社を受けました。第一志望があったとしても、同業他社会社も受けましたし、一般企業だって受けるわけです。全てを正直に話すわけにはいかない、ということを前提に志望動機を書き、面接を受けるわけです。...
-
EP#116 内定受諾の返信メール。件名、宛て名、本文、確認事項。それぞれの作法、間違わないように
前回、内定をもらった時の承諾などの電話連絡について、お話ししました。今回はメールでの対応についてお話ししたいと思います。 電話もメールも基本的には、同じです。ただし、メールの場合は、返信の仕方に注意が必要だと思います。 一つは「件名」です。新規のメールにすると、採用担当者が折角の返信をなかなか探せなかったりするので、件名は「RE:」のままでいいと思います。たとえば「採用結果のご連絡_○○株式会社」 とあれば、そのまま「RE: 採用結果のご連絡_○○株式会社」としておけば問題ありません。履歴を残しておくようにします。...
-
EP#115 内定をもらっても「バンザイ」とはいかない。その第一声で、未来が変わるかも・・・
内定をもらった時の承諾などの連絡について、考えてみたいと思います。今回は、電話の場合について、お話ししていきます。 相手から電話があったときの第一声はとても重要です。「はい、前田です」より「はい、前田でございます」という方が丁寧です。「〜でございます」は社会人として覚えておいてほしい言い方です。勤めてからも「○○会社総務部の△△でございます」と答えるのが常識です。クライアント。お客様に対する第一声で印象は変わります。...
-
EP#114 メールや手紙の敬称、間違えると恥をかきます!
前回、前々回に亘り「御」について、話をしてきました。きょうは、もう一つ「御中」について、お話ししたいと思います。メールや手紙を出すときに、宛て名の後に付ける「御中」や「様」の使い分けは、さほど迷わないかもしれませんね。 会社、組織に宛ててメールや手紙を出すときには「御中」。人に宛てて出す時には「様」です。「御中」はもともと明治時代以前に、脇付として使われていた「人々御中(ひとびとおんなか)」の「人々」が省略された形です。 「様」と「御中」を一緒に使うのは、いただけないので注意が必要です。たとえば「未來交創株式会社人事部 御中 前田安正様」は、NGです。「未來交創株式会社人事部...
-
EP#113 話しことばと書きことばで違う⁈ 会社を敬う言い方
「御社」という言い方が、 相手の会社を敬っていうことばだということは、ご存じだと思うのです。同様の意味で「貴社」という言い方もあります。 辞書を引くと御社も貴社も「相手方の神社や会社を敬う」ことで、同じ意味です。でも、使い分けがあるようなんです。御社が話しことばのときで、貴社が書きことばのときだというんです。この違い、ご存じでしたか?...
-
EP#112 実は、面接担当者は気にしている! 最低限の敬語マナー
敬語って難しいですよね。僕も得意ではありません。間違って使ったことはないと思うのですが、完璧か、と言われると自信はありません。きょうは敬語の時に、ことばの最初に「お」をつけるのか「ご」をつけるのか、について考えていきたいと思います。 「ご」も「お」も漢字で書くと「御」です。「ご」は、おもに漢語の名詞などに付いて、尊敬の意を表します。「ご意見を尊重します」「ご両親」「ご家庭のみなさま」といった類いです。...
-
EP#111 あなたは誰? メールの意外な落とし穴・・・フルネーム、忘れていませんか?
メールの書き方って気になりませんか? 初めてのメールなのに、自分の名前をフルネームで書いてこない人が結構いるんです。しかも、署名部分も名字だけだとなると、返信のときに、相手の名前をフルネームで書けないので困ることがあります。 以前、メールを頂戴した方に直接連絡を取る必要があって、電話をしたことがあります。そうしたら、同姓の人が何人かいたらしく、フルネームがわからないので相手が見付からないということがありました。電話口で対応してくれた方も戸惑っていました。...
-
EP#110 「ご拝受ください」。一見正しそうだけど、これが大きな間違いなんです!
スポーツ選手には筋肉が必要です。大谷選手もそうですよね。ところが、筋肉はつければいいというものではないんです。パフォーマンスを出すためにきちんと使いこなせるものでないと、かえって体を痛める原因になってしまう。実は、ことばも同じで、使いこなせないと、とんでもないミスを犯すことにもなりかねないんです。 業績シートをメールで送って来た人が、最後に「宜しくご拝受ください」って書いてきた例があります。ええ??って、我が目を疑ったことがあります。...
-
EP#109 「御査証ください」。うろ覚えのことばは常識を疑われる! 間違ってはいけないことばの使い方
ことばって雰囲気で使っていることの方が多いすよね。「雰囲気」も「ふいんき」っていう人も多いそうです。私の母は、「ブランド」のことを「ブラインド」と言い間違えていたし、「雲泥の差」をなぜか「うんぜいのさ」って言っていました。 言い間違えの類いは、日常会話なら笑っていられるのですが、就職や転職の場では。とんでもないことになる場合があります。ある人事担当者から、メールに書類を添付して提出してきた受験生が「宜しくご査収ください」と書くところを「宜しくご査証ください」って書いてきて驚いた、という話を聞いたことがあります。「査証は、VISAのことなのにねえ」って言うんです。...
-
EP#108 面接では「〜だと思っていて」と言われても、何を思っているのかが伝わらない。はっきり「〜だと思います」と言いきろう
最近、「〜だと思っていて・・・」という表現が気になります。「思っています」と言いきらないのでスッキリしないし、「思っていて」の後に、長々と理由や言い訳めいた話を続けるんです。これは、どういう話の構造なのだろうと気になります。 「思います」というのは、いろいろな使い方がありますが、「〜と思う」という形で、話し手の個人的な判断や推量であることを示すものです。たとえば「その判断は正しいと思う」「明日は晴れると思う」というように、そこで文がいったん終わるはずなんです。ところが、「〜だと思っていて・・・」は、終わらないんです。...
-
EP#107「〜みたいと思います」の落とし穴。面接では、時間軸を考えて受け答えしないと、チグハグなことになります
番組リニューアル後、早速、お便りを頂戴しました。常連のつみたて兄さんからです。いつもありがとうございます。テレビの食レポなどを見ていると、「早速、いただいてみたいと思います」という表現をよく聞くのだけれど、今すぐ食べるのだから「思います」というのは、おかしいのではないか、という内容です。 つみたて兄さんは、企業の採用担当にも関わることがあるそうで、面接やエントリーシートの内容を見ていて、ことばの使い方について、度々気になってきたとのこと。細かなところだけれど、もうちょっと配慮すれば印象が変わるのに、もったいないなぁ、と思ってきたのだそうです。...
-
EP#106「僕的には…」使うことばに、その人の常識が現れる
いまどきのエントリーシートは、パソコンでつくって会社に送付するのが一般的でしょうか。 僕のころは、すべて手書きだったので、結構しんどい思いをしました。字も丁寧に書かなくちゃいけないし。 校閲の試験を受けたときは、面接担当者から「君の字は読みやすいね」と言われました。くせ字だし決して上手くはないのですけどね。 その質問の趣旨を入社後に聞いたら「校閲は乱雑な字を書くに人には向かないから」と 言われました。パソコンでエントリーシートを作成すると、字の丁寧さは測れないですね。その点、少し負担は軽くなっているのかもしれません。 それでもそこに書かれている文章となると、常識が噴き出してくるんです。...
-
EP#105 エントリーシートにディープなプライベートを書いてはいけない
100回を超えたポッドキャストことばランドは、今回からシーズン2に入ります。オープニングも変わりました。「ことばで未来の扉をひらく」をコンセプトに、ことばから就職や転職、人事を考えていきます。 シーズン1では、ことばの変遷などを眺めながら、その時代や社会のなかで生きていることばなどについて、ちょっとした蘊蓄や感想などをお伝えしてきました。いわば、ことばの教養についてのお話でした。今回から、実際の生活に役に立つ実用的なことばを取り上げていこうと思っています。...
-
EP#104 実は知らない「初夏のはじまり」。「夏も近づく八十八夜〜」がヒントです
「茶摘み」っていう歌に「夏も近づく八十八夜」という歌詞があります。この歌は、1912年(明治45年)に刊行された『尋常小学唱歌・第三学年用』に載っていたものです。八十八夜っていつから数えてなのか、わかりますか?...
-
EP#103 会社員の8割が思う。「会社に提出する文章は、難しく書いた方がいいのでは?」という誤解。優しい文章と幼い文章は違うのだよ
先日、「伝わる文章がすぐ書ける接続詞のコツ」の出版セミナーを開きました。150人を超える応募があって、たくさんの方が参加してくださいました。ありがとうございました。 その時に、20近い質問を頂戴したんです。そのなかで「会社に提出する文書は、難しく書いた方がいいだろうか」というのがありました。この感覚、わかるような気がしますよね。 文章を書くときに、どうしても権威づけするような感じになるんですよね。そのため、わかりやすく優しい文章だと、子どもっぽいと思われるのではいか、という疑心暗鬼がもたらす誤解なんです。...
-
EP#102 「地方創生」といことばに、少し違和感を覚える。そもそも「地方」って何なんだろう、を考えてみました
僕は「出身」と言われると困りんです。辞書によれば、「出身」は、どこを経て現在に至ったか、ということで、出生地や卒業した学校、勤めたところ、社会階層なども含めたものなのですが、一般的には「生まれ育ったところ」というイメージで使われています。僕は、父が転勤族だったので、引っ越しも多く、出身と言われてもピンとこないんです。 「地方」ということばがあります。最近では「地方創生」ということばもよく見聞きします。僕はこの「地方創生」っていうことばに、違和感があるのです。どの視点で見てるんだろうと思うんです。...
We're indexing this podcast's transcripts for the first time — this can take a minute or two. We'll show results as soon as they're ready.
No matches for "" in this podcast's transcripts.
No topics indexed yet for this podcast.
Loading reviews...
Loading similar podcasts...