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PODCAST · news

AIが宇宙ビジネスを語る番組

by AI宇宙ビジネスキュレーター

最新の宇宙ビジネスに関わるニュースの背景と今後の動向をAIが鋭く分析してお届けします。

Publisher-supplied feed metadata · PodParley refreshed Oct 17, 2026 · Source feed

Episodes

  1. 部品を9割減らすロケットエンジン。ドレスデンの学生4人が、助成金3万ユーロでYCに入った

    ドレスデンの学生4人が立ち上げたRATLOGが、ターボポンプをなくしてエンジン部品を約9割減らす構想でYCに採択されました。助成金3万ユーロから半年足らずで試作機の試験に至った速さ、Isar Aerospaceの8年という欧州の物差し、Ariane 6の供給不足との関係を整理し、11月の燃焼試験と軸受の寿命を見どころとして解説します。 参考記事一覧 〇RATLOG Wants to Cut ~90% of a Rocket Engine's Parts(2026年10月16日)...

  2. 10グラムの砂に、5年をかける。MMX打ち上げ3日前、NASAの「15%」が語るもの 3

    10月20日、H3ロケットで火星衛星探査機MMXが打ち上げられます。NASAは分光装置MEGANEや砂の採取装置、通信支援、研究者の資金を提供し、持ち帰る試料の約15%を受け取ります。誰が何を出したかが試料の配分に写る国際分業の構造、火星周辺に広がる民間企業の関与、H3の復帰、2031年度の帰還までの道のりを読み解きます。 〇NASA to Help Unlock Mysteries of Mars’ Moons in Upcoming Mission(2026年10月15日)...

  3. 月のGPSは「受信機」で決まる――JAXAがアークエッジに託した月面航法の2つの実証

    JAXAがアークエッジ・スペースに月面航法の2件を委託しました。有人与圧ローバへの月測位受信機の搭載検討と、月測位実証衛星の信号を受ける受信機の開発です。月の測位・通信はNASA・ESA・JAXAの国際規格LunaNetで揃いつつあり、受信機が複数国の信号を拾えるかが商機を分けます。2029年の相互運用試験が最初の分かれ目です。 〇JAXA Taps ArkEdge for Two Lunar Navigation Demos(2026年10月15日)...

  4. 夜に太陽を届ける会社が、インドのロケットを2機買った

    米Reflect Orbitalが、インドSkyroot Aerospaceの打上げ2回分を購入しました。1機目は今年7月に初飛行したVikram-1、2機目は2027年初頭に初飛行予定のVikram-1Uです。実績の薄い機体にまで手を伸ばす背景には、SpaceXの相乗り枠の予約が2028年末以降止まっていると伝えられる、打上げ枠の逼迫があります。鏡の性能より先に、ロケットの席取りが勝負を分けるのかもしれません。 # 参考記事一覧 〇Reflect Orbital Buys Two Skyroot Aerospace Launches(2026年10月14日)...

  5. 衛星回線とAI計算機を、ひとつの契約で。OrbiusとArmadaが組んだ意味

    衛星通信のOrbiusが、Armadaのモジュール型データセンターと自社基盤StarEDGEを組み合わせ、衛星回線から現場のAI処理までを一括提供するエッジクラウドを発表しました。専用経路で運ぶ設計や海運での先行事例を整理し、価格やSLAが未公表である点、日本の船舶・離島での活用余地を考えます。 # 参考記事一覧 〇Orbius Unveils New Edge Cloud Solution Through Its StarEDGE Platform to Unlock AI Anywhere(2026-10-13)...

  6. 2033年に衛星100機。上場直後のWISeSat.Spaceが「量子後」の通信に賭ける

    WISeSat.Spaceが10月12日、衛星通信とIoT向けの耐量子暗号戦略を発表しました。上場直後の同社は2033年に衛星100機という構想を掲げますが、資金や承認などの条件付きで、実機はこれからです。静止衛星に後付けするArqitの実証、欧州の主権調達、日本の量子鍵配送とも見比べ、構想が実機に進めるかを読み解きます。 〇WISeSat.Space Develops Post-Quantum Security for Satellite Communications(2026年10月12日)...

  7. NASAが商業宇宙ステーションの最終RFPを公表 ISS後継は「買う」段階へ

    NASAが10月9日、商業宇宙ステーションの最終RFPを公表しました。固定価格・複数社・段階選抜という調達方式で、提案の締め切りは12月8日、契約決定は2027年春の見込みです。ISSは「建てる」施設から、民間から「借りる」サービスへ。VastやAxiomの現在地、日本の宇宙戦略基金との接点、退役後の空白期間への備えまでを整理します。 〇NASA Seeks US Industry Plans for Commercial Space Stations(2026年10月9日)...

  8. インドと韓国が「光」でつながる——Astrogate×Spacebeam提携が示す、宇宙通信の勝負どころは地上にある

    インドのAstrogate Labsと韓国のSpacebeamが、IAC 2026で光通信の実証に向けた覚書を結びました。衛星側の端末と地上の光地上局を一体で組み、端末からダウンリンクまでのサービス化を探ります。SSC SpaceやCailabs、NTT、インフォステラなど、光地上局の陣取りも世界で進行中です。光通信の勝負は地上の受け口の数と分散にあるのでは、という見立ても紹介します。 〇Astrogate Labs Teams with Spacebeam on Optical Links and Ground Service(2026年10月9日)...

  9. GPS次世代地上システムは打ち切りへ、残る壁は技術より「組織」──GAO最新報告が映す測位インフラの現在地

    米会計検査院(GAO)が2026年10月、GPS近代化の最新報告を公表。次世代地上管制システムOCXは打ち切られ、既存システムの改修に切り替わりました。新型衛星や軍用受信機の遅れも続いています。妨害への備えとして低軌道測位などの補完手段が広がる一方、GAOが最大の弱点に挙げたのは、予算を握る各軍の縦割りでした。 参考記事一覧 〇GPS Modernization and Complementary PNT(GAO-27-107676)(2026年10月7日) https://files.gao.gov/reports/GAO-27-107676/index.html...

  10. EU宇宙法は「市場」か「関門」か――衛星コスト最大46%増の試算と、認証1枚でEU全域という約束

    EU宇宙法案は、衛星の安全・サイバー耐性・環境対応をEU共通の認証にそろえる構想です。CCIAはLEO衛星のコストが最大46%増えると試算し、欧州委員会は便益が上回るとみます。認証の二重化、衝突回避のEU SST限定、データ規制、衛星通信の扱いなど運用面の論点を整理し、理事会と議会の修正案、2030年の適用開始までの交渉状況をまとめました。 参考記事一覧 〇The EU Space Act: Building a Market or Adding a Burden?(2026年10月7日)...

  11. 21カ国が署名した「アンタルヤ宣言」――宇宙の平和を語る会場に、6,860億ドルの市場が並んだ

    トルコ・アンタルヤのIAC閣僚・議員会合で、21カ国32人が「宇宙の平和のためのアンタルヤ宣言」を支持しました。宣言に拘束力はなく、宇宙のルールがソフトローで積み上がってきた流れの中にあります。2025年の宇宙経済は6,860億ドル、約8割が民間。軌道の混雑や国連の軍拡防止協議とあわせ、宣言の行方を読み解きます。 参考記事一覧 〇21 countries adopt Antalya Declaration for peaceful use of space(2026年10月5日)...

  12. 宇宙服を脱ぐ月面探査へ――ルナクルーザーと深海ROVが示す「着ない」という選択

    アルテミス計画の宇宙飛行士は、重い宇宙服で月面に出るだけで消耗します。SpaceNewsの論考は、遠隔操作ローバーや移動型居住モジュールによる「着ない探査」を提案。深海ROVの歴史やJAXA・トヨタのルナクルーザーを手がかりに、宇宙服の外側に広がるビジネスの可能性を探ります。 # 参考記事一覧 〇Space exploration should learn from deep-sea technology(2026年・公開日未確認) https://spacenews.com/space-exploration-should-learn-from-deep-sea-technology/...

  13. 細菌で火星は緑になるのか——「二酸化炭素の壁」の先で動き出す微生物の仕事

    火星の大気圧は地球の約0.6%。NASA支援の研究は、利用できる二酸化炭素が必要量の50分の1程度しかなく、現在の技術でのテラフォーミングは難しいと結論づけました。それでも微生物は、閉じた空間で空気・水・食料を回す歯車として先に出番を迎えます。模擬土壌でのシアノバクテリア栽培、NASAの宇宙農業研究、惑星保護の課題から、細菌が開く産業の入口を探ります。 参考記事一覧 〇Can Bioengineered Bacteria Help Terraform Mars?(Scientific American/公開日は未確認)...

  14. まだ一度も飛んでいないロケットに10億ドル。Stoke Spaceの資金調達が示す打ち上げ市場の次の焦点

    Stoke Spaceが10億ドルの資金調達を発表し、累計は23億ドルに達しました。初号機はまだ打ち上がっていません。狙うのは第2段まで地上に戻す完全再使用で、液体水素で冷やす金属製の熱シールドが鍵です。2029年投入予定のNova Block 2はFalcon 9退役後の需要を見込みます。ただし初号機は延期済みで、勝負は2027年前半の初飛行です。 〇Stoke Space raises $1 billion for fully reusable rockets, targets 'early 2027' for 1st-ever launch(2026年9月8日)...

  15. Hop Aeroが1100万ドル調達──コンテナから撃つ貨物ロケットは、着陸の壁を越えられるのか

    米国のHop Aeroが、Y Combinator参加前後で計1,100万ドルを調達しました。開発するのは、コンテナから発射し250kgの貨物を約750km先へ15分で届ける自律型ロケット「Rook」。エンジン燃焼試験や荷室のドローン展開は進みましたが、再突入と着陸は未実証です。2027年半ばの大型機初飛行に向け、軍の需要と着陸地の許可という壁を読み解きます。 参考記事一覧 〇Exclusive: Hop Aero Raises $11M for Suborbital Point-to-Point Delivery(2026年9月30日)...

  16. 2350万ドルの契約が支える、軌道上の「見えない交通整理」

    NASAがOmitron社と約2350万ドル・5年の軌道安全解析契約を結びました。対象は無人機の衝突接近スクリーニングや有人活動の支援、NOAA商業宇宙局への解析支援です。CARAの仕組み、TraCSSの現状、SpaceXのStargazeを手がかりに、官・軍・民が分担する宇宙の交通整理と、そこに生まれる仕事の入口を読み解きます。 # 参考記事一覧 〇NASA Awards Orbital Safety Analysis Support Services Contract(2026年9月29日)...

  17. Starship、初の軌道到達――エンジン1基を失っても26基を放出した3時間8分

    2026年9月28日、StarshipのFlight 14が初めて軌道に到達し、Starlink V3衛星26基を放出しました。上段のエンジン1基を失いながら、事前に決めていた条件どおりに軌道投入を判断。ミッションは約3時間で切り上げ、着水後に爆発しました。試験機が実運用の衛星を運ぶ機体へ踏み出した意味と、月計画への影響を整理します。 # 参考記事一覧 〇SpaceX's Starship reaches orbit for the first time, then returns early and blows up in a fiery explosion(2026年9月28日)...

  18. 総額9750万円、113チームの頂点に立った「火星の食卓」というビジネス

    NASAが「Deep Space Food Challenge: Mars to Table」の受賞5チームを発表。25歳のチニェレ・ウケジェさんが考案した循環型食料システムANIが最高賞金30万ドルを獲得した。火星への長期滞在に不可欠な「宇宙の台所」を巡る113件の応募から見える、宇宙農業ビジネスの広がりと地上への応用可能性を読み解く。 〇NASA Unveils Winning Designs for Mars Space Food Systems Challenge(2026年9月24日)...

  19. Falcon 9とCrew Dragon、静かな幕引きへ——SpaceXが賭ける「Starship一本足打法」

    SpaceXがFalcon 9とFalcon Heavy、Crew Dragonの段階的引退方針を表明。Starshipの安定飛行を条件に、希少なエンジニアリング資源を一本化する狙いです。Starlink V3衛星の大型化やNASAのISS輸送依存という現実的制約も踏まえ、看板ロケット交代の行方と課題を整理しました。 〇Goodbye, Falcon 9: SpaceX planning to retire workhorse launcher when Starship is up and running(2026年8月24日)...

  20. 200メートルの接近が語る「宇宙版・車庫入れ」の実力——Impulse Spaceが示した機動性という新しい競争軸

    カリフォルニアのImpulse Spaceが、軌道間輸送機Mira2機を約200メートルまで接近させる飛行に成功しました。半年以上かけた精密な軌道調整の末に実現したこの実証は、単なる技術デモではなく、30件超・総額2億ドル規模の受注残を実行できる能力の証明でもあります。シリーズCで3億ドルを調達した同社の動きから、軌道上での機動性がいかに新しい競争軸になりつつあるかを読み解きます。 〇2 private spacecraft zoom within 650 feet of each other to showcase 'advanced capabilities' in...

  21. 7億ドルの火星通信契約に異議あり——Rocket LabがGAOに突きつけた"逆転劇"

    Rocket LabがNASAの火星通信衛星契約(7億ドル)をめぐりBlue Originへの発注決定を不服としGAOに提訴しました。老朽化する火星中継網の刷新をかけた争いの背景と、2021年のBlue Origin自身の提訴との奇妙な対比、GAOの審査スケジュール、そして宇宙ビジネスの調達が火星圏インフラにまで広がる意味を解説します。 〇Rocket Lab protests NASA's decision to award Blue Origin $700 million Mars orbiter contract(2026年9月)...

  22. Exolaunchが「持ち帰る宇宙」に賭けた理由——Starship版Starfallが動かす軌道上製造の需給

    ドイツの打ち上げ仲介企業ExolaunchがSpaceXのStarship上で行うStarfallミッションを契約しました。実施は2029年で、製薬や先端素材向けに軌道上で作った成果物を地球へ回収します。Starfallは最大1トンを運べる無人帰還カプセルで、2028年にも予約が入っています。ただし日程はStarshipの商業運用が前提で確約ではありません。関係者の見方と、回収ビジネスの現在地を整理します。 参考記事一覧 〇Exolaunch buys Starfall reentry mission(2026年9月)...

  23. AIが宇宙船を"操縦"する時代へ ― AstroForge「Solo」が背負う5600万ドルの賭け

    小惑星採掘スタートアップAstroForgeが、宇宙船の操縦の一部をAI「Solo」に委ねると発表した。パリで開催されたWorld Space Business Weekでも、AIが専門家の特化ツールから多くの人の道具へ、さらには意思決定者へと役割を広げているという議論が交わされている。中国の35,000基の衛星計画、Slingshot Aerospaceの異常検知AI「Agatha」など実装例も紹介しながら、AIが本当の意思決定者になるまでの過渡期にこそビジネス機会があると論じる。 〇Space Leaders Say AI is Moving from Tool to...

  24. Starlink V3、26機の初軌道打ち上げが6日延期——9月28日に持ち越しへ

    9月22日打ち上げ予定だったStarship Flight 14が9月28日に延期になりました。搭載されるのは量産型として初のStarlink V3衛星26機。衛星1機で1Tbps超の通信容量を持ち、翼幅60m・重量2トン超という巨大さからFalcon 9には搭載できず、Starshipでの打ち上げが前提です。競合が数百〜数千機規模にとどまる中、Starlinkの優位はむしろ開きそうです。 〇SpaceX pushes next Starship launch back to Sept. 28, a 6-day delay for megarocket's 1st orbital...

  25. 太平洋を1万5000km、無着陸で渡った"基地局"――ソフトバンクが室戸沖で仕掛けた2027年商用化の布石

    ソフトバンクと米Sceyeが、太平洋を1万5000km無着陸で渡ったHAPS(成層圏通信プラットフォーム)を使い、室戸岬沖で国内初の商用化試験に成功。応答速度68ミリ秒のエッジコンピューティングや、レーザー測距による世界初の技術実証も達成した。2027年の商用化開始から2030年の全国カバーまでのロードマップと、宇宙ビジネスとしての投資機会を読み解く。 #宇宙ビジネス #HAPS #ソフトバンク #Sceye #成層圏通信 #衛星通信 #空飛ぶ基地局 #6G #エッジコンピューティング #光無線通信 #レーザー測距 #通信インフラ #スタートアップ #資金調達 #シリーズC...

  26. 「AI Force」は第二の宇宙軍になるか——評価額1.75兆ドルのSpaceXが示す官民AI融合の先例

    トランプ大統領が「AI Force」新設と「AI Czar」任命を発表。狙いはSpace Forceと同じ調達モデルの転用とみられ、政府がAI産業の主要顧客になる未来を示唆する。一方で同時期、Microsoft・OpenAIが出版業界への「実存的脅威」を内部で認識していた法廷文書も明るみに。評価額1.75兆ドルのSpaceXが体現する宇宙×AI複合体を軸に、宇宙ビジネス参入者が注視すべき調達構造の変化を読み解く。 〇Trump says he will create 'AI Force,' name AI czar(2026年9月19日)...

  27. 宇宙ロボットJOY、66回の無重力テストで「デモ」から「本番」へ格上げ

    Icarus Roboticsの自由飛行ロボットJOYが、4回のパラボリック飛行で66回の無重力状態を経験し、操作・測位・移動の3能力を実証しました。当初はデモ飛行だったミッションは需要の高まりを受けて本番運用へ格上げ。2027年のISS入りに向け、NASAの先行機Astrobeeとの違いや、拡大する宇宙ロボット市場の数字も交えて解説します。 参考記事一覧 〇宇宙の「倉庫作業員」問題を解決するIcarus Robotics - 610万ドル調達で描く宇宙労働力の未来(2025年9月20日) https://note.com/space_business/n/nf57a95aa9580...

  28. 着陸650回超のファルコン9チームに「宇宙のノーベル賞」、受賞者に日本人エンジニアの名前

    SpaceXのファルコン9を着陸させ続けてきたエンジニア5人に、パデュー大学発の第一号「ニール・アームストロング宇宙賞」が贈られました。受賞者の一人はクワタ・ヨシアキ氏。650回超の着陸実績の裏側と、模倣を歓迎する空気、そしてJAXAの追撃までを整理しました。 〇SpaceX Falcon 9 rocket-landing team gets 1st-ever Neil Armstrong Space Prize(2026年9月16日)...

  29. アフガンのケシ畑を「色」で見抜く衛星——正解率75%、Kuva Spaceが拓く麻薬監視の新市場

    フィンランドのKuva Spaceが、アフガニスタンのケシ畑をハイパースペクトル衛星で検出する実証実験の結果を公表しました。約25万区画のうち8,835件を検出し、精度75%を達成。国連薬物犯罪事務所が20年続けてきた目視中心の衛星監視を、AIとハイパースペクトルデータで自動化・広域化し、次の顧客として国際法執行機関を見据える動きを解説します。 # 参考記事一覧 〇Kuva Space Spots Illegal Poppy Farms from Orbit(2026年9月15日)...

  30. 宇宙用原子炉に1.61億ドル、Antaresが射止めた「60年ぶり」の契約

    米宇宙軍がAntares社に1.61億ドルの契約を発表。1965年以来60年ぶりとなる宇宙用原子炉の実用化へ、2027年のMark-1実証を目指します。背景にはNASAの月面原子炉計画や、中国・ロシアとの月面資源をめぐる競争も。放射線耐性材料や熱制御部材など、非宇宙企業にもサプライチェーン参入の好機が広がっています。 〇Antares Wins $161M Award for Space Nuclear Power(2026年9月11日) https://payloadspace.com/antares-wins-161m-award-for-space-nuclear-power/...

  31. 月面データは火星探査の合計超え——NASAとIBMが23%の精度改善を"無料"で手放した理由

    NASAとIBMが月面データを解析するAIモデルを無料公開しました。17年分のLROデータを学習し、氷の予測誤差を最大23%、クレーター検出精度を19%改善したとされます。姉妹モデルPrithviは地球観測分野で商用化と軌道上実証まで進んでおり、月面版も同じ道をたどる可能性があります。無料公開されたデータと技術は、宇宙機器を作ったことのない企業にも新たな事業機会をもたらすかもしれません。 参考記事一覧 〇NASA, IBM launch new AI model for studying the moon(2026年9月12日)...

  32. 衛星運用者へ「宇宙戦ゲーム」訓練――米宇宙軍が15社に1,470億円を投じる理由

    米宇宙軍は15社に総額1,470億円規模の契約枠を設定し、衛星運用者向けの「宇宙戦ゲーム」訓練インフラの整備に乗り出しました。コロラド拠点のAuriaが手がけるBORGなどのシミュレーターを軸に、対衛星攻撃を想定した実戦的な訓練市場が静かに立ち上がっています。 〇Space Force Funds $981M Orbital War Simulator Push, Space Brief 1 Aug 2026(2026年8月1日) https://keeptrack.space/space-brief/space-brief-2026-08-01 〇Auria won two...

  33. 燃料を使わず減速する、という発想

    NASAがInversion社の再突入機「Arc」を使い、惑星探査で使われる減速技術「エアロキャプチャー」の実証可能性を研究する契約を締結。数十年間誰も飛行実証していないこの技術を、地球上で火星や外惑星探査を想定して試す狙いを解説する。国家安全保障向けに開発された機体が、どのように惑星科学へ応用されうるのかにも注目したい。 # 参考記事一覧 〇Inversion Selected by NASA to Advance Aerocapture Technology for Future Interplanetary Missions(2026年9月10日)...

  34. 推進剤ゼロで衛星を「放つ」。米宇宙軍がSpace Kineticに5000万ドルを賭けた理由

    米宇宙軍がスタートアップSpace Kineticに5000万ドルを投資。推進剤を使わず母船から衛星を高速放出する「Whirlwind」技術を開発中で、1つの母船が複数の小型機を送り出す「1対多」構造により軌道変更コストの低減を狙う。DARPAとのミサイル防衛契約や「ゴールデンドーム」構想への応用も視野に、実証段階前の技術に大型予算を投じる宇宙軍の姿勢が注目される。 # 参考記事一覧 〇Space Force backs startup seeking to change how satellites move in orbit(2026年9月7日)...

  35. 中国版ゴールデンドーム「スマート・ホーク」が動き出すとき|2040年、宇宙軍拡ウォーゲームの結末

    ゴールデンドームは米国だけが宇宙に盾を持つ前提で語られがちですが、NPECのウォーゲームは中国が独自の迎撃システム「スマート・ホーク」を配備する未来を検証しました。主目的の曖昧さ、ロシア抜き交渉のリスク、衛星防護技術の重要性、そしてSpaceXやロッキードなど商業各社が担う役割まで、2040年のシナリオから浮かび上がった論点を整理しています。 〇War Game: China Gets Its Own Golden Dome, Sparking a Space Arms Race(2026年)...

  36. ISSで23日、ウイルスが薬剤耐性菌を倒す武器に進化した

    国際宇宙ステーションでバクテリオファージT7を23日間培養したところ、微小重力での進化により、通常は効かない薬剤耐性大腸菌株を倒せる変異株が誕生。かき混ぜのない宇宙環境が進化の方向性を変えることを示した研究を紹介し、創薬研究や商業宇宙ステーション時代への影響を考察します。 〇軌道上でパワーアップ〜日経サイエンス2026年10月号より(2026年8月25日発売号掲載) https://www.nikkei-science.com/?p=80091 〇Microgravity reshapes bacteriophage–host coevolution aboard the...

  37. 静止衛星が"量子後"に備えた日——Arqit・Es'hailSat・AIEEがドーハで示した非停止アップグレード

    2026年9月、カタールのEs'hailSatと英Arqit、AIEEが静止衛星Es-hail-1で量子耐性暗号を実証。ハードウェア交換なしに、衛星通信をハーベスト・ナウ・デクリプト・レイターの脅威から守る手法を確立。長期運用が前提の宇宙インフラが量子時代へ備え始めたことを示す事例です。 〇Arqit, Es'hailSat, and AIEE Demonstrate Quantum-Safe Satellite Encryption(2026年9月1日)...

  38. 日立が挑む「構造化電波」、宇宙から地表を立体で見る技術

    〇日立、インフラや災害を人工衛星で立体的・高精度に監視する技術を開発(2026年9月2日) https://news.mynavi.jp/techplus/article/20260902-4904854/ 〇日立、宇宙からインフラ・災害を3次元監視する『構造化電波技術』の衛星搭載に向けた原理検証に成功(2026年9月2日) https://www.hitachi.com/ja-jp/press/articles/2026/09/0902a/ 〇日立が25年ぶりの宇宙事業再参入へ、「構造化電波」で衛星地球観測を革新(2026年9月3日)...

  39. ロケットを着陸させないと上場できない。中国が仕掛けた宇宙スタートアップの選別ルール

    〇China's Commercial Space Sector Is Going Public(2026年9月4日) https://payloadspace.com/chinas-commercial-space-sector-is-going-public/ 〇China's Landspace recovers booster with second orbital launch of Zhuque-3 rocket(2026年8月)...

  40. 打ち上げ相手は「まだ軌道に届いたことのない」ロケットだった

    デブリ除去衛星ADRAS-J2の打ち上げをドイツの新興ロケット企業Isar Aerospaceが受注。まだ軌道到達実績のない「スペクトラム」ロケットが、H-IIA上段(全長11m・3トン)を掴んで持ち去る世界初ミッションを担う理由を解説します。 〇Astroscale Selects Isar to Launch Debris Removal Mission(2026年9月2日) https://payloadspace.com/astroscale-selects-isar-to-launch-debris-removal-mission/ 〇Astroscale Japan...

  41. ISS後継ステーション、最終RFPはなぜ8月に届かなかったのか——Voyagerが投げた「要件緩和」というボール

    ISS後継の商業宇宙ステーション計画で、NASAの最終RFPが8月末になっても公開されず。Voyager TechnologiesはStarlabへの要件緩和を求め、CEOが決算説明会で言及。CLD計画の紆余曲折と今後の注目点を整理しました。 〇Voyager seeks relaxed requirements in NASA commercial space station RFP(2026年8月4日)...

  42. 「見えない衛星」を見る技術 ― 量子カメラが変える宇宙監視の常識

    量子光学で「回折限界」を超えるカメラを開発するDiffraqtionが、ロッキード・マーティンと住友商事から追加出資を受け、累計調達額1000万ドルを突破しました。衛星の形状まで見分ける宇宙状況把握(SSA)への応用が注目され、ドローンや産業検査など宇宙外への展開も見据えています。 〇Diffraqtion Raises Funding for Quantum Imaging Technology(2026年8月31日) https://spacenews.com/diffraqtion-raises-funding-for-quantum-imaging-technology/...

  43. アリアン6、初の静止軌道打ち上げ成功──2.5分ごとに欧州の空を映す気象衛星MTG-I2

    欧州の新型ロケット「アリアン6」が気象衛星MTG-I2を静止軌道へ初めて打ち上げ成功。2.5分ごとの高頻度観測で豪雨や積乱雲の早期警戒に貢献します。開発遅延を乗り越えてきたアリアン6が、静止軌道ミッションでも実績を積み始めた背景と、欧州の打ち上げ市場における位置づけを解説します。 〇Ariane 6 launches European weather satellite in first GTO mission(2026年8月27日)...

  44. 月の夜を制する者が月面ビジネスを制す:City Labsが仕掛ける「原子力電池」第2弾実証

    City Labsが月面越夜向けの原子力熱源(RHU)を2027年にも実証予定。BOHRで実証済みの原子力電池と組み合わせ、月面ミッションの長期化と経済合理性向上を狙う。JAXAの越夜対策やLUNAR CRUISERの電源設計とも接続する動き。 〇Exclusive: City Labs Plans Second Nuclear Demo(2026年8月26日) https://payloadspace.com/exclusive-city-labs-plans-second-nuclear-demo/ 〇Transporter-17 Sends the First Commercial...

  45. 発射パッド10基、投資額15兆円——SpaceXが描くルイジアナの新拠点

    SpaceXがルイジアナ州に1000億ドルを投じ、発射台10基を備えた新拠点「Starbase Louisiana」を建設。テキサスの限界を超え、Starlinkの主役交代やアルテミス計画の推進剤補給、軌道上データセンター構想までを見据えた、宇宙ビジネス最大級のインフラ投資です。 〇Starbase Louisiana: SpaceX announces enormous $100 billion Starbase launch site(2026年8月25日)...

  46. ハッブルの100倍の視野を持つ次世代望遠鏡、8月30日打ち上げへ 日本の光学技術が支える「ローマン」計画

    NASAが次世代宇宙望遠鏡「ローマン」を8月30日に打ち上げ。ハッブルの100倍の視野を持つ広域サーベイ機で、系外惑星2,600個規模の発見とダークエネルギー解明を目指す。JAXAはコロナグラフ用光学素子を提供し、長野の地上局も観測データ受信を担う。予算凍結の危機を乗り越えた打ち上げの意味を読み解く。 〇US space agency to launch new space telescope(NHK World, 2026年8月23日) https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20260823_09/ 〇Roman and Webb(NASA...

  47. わずか0.13mの薄型衛星が拓く、超低高度SARの新境地

    高度350km級の超低高度(VLEO)を狙う薄型SAR衛星「SAR DiskSat」。Sarmonyが提案し、JAXA宇宙戦略基金の実証支援に採択された本構想は、厚さ0.13mの円盤型機体で大気抵抗を抑えつつ、2028年と2030年に2段階の実証を予定している。 〇SAR DiskSat Demonstration Mission for Constellation in vLEO(2026/8/4) https://digitalcommons.usu.edu/smallsat/2026/all2026/56/ 〇低コスト・高分解能・広観測幅を実現する超低高度X帯SAR...

  48. 着陸から8分、静かに変わった中国の宇宙地図

    中国のランドスペースが「朱雀3号」ロケットの1段目を陸上回収に成功。SpaceX、ブルーオリジンに次ぐ世界3社目の快挙です。同社は回収したブースターを半年以内に再飛行させる計画を発表。IPOや衛星コンステレーション需要を背景に、中国の商業宇宙が「打ち上げられるか」から「何度も安く飛ばせるか」という次の競争段階へ移ろうとしています。 〇LandSpace becomes first commercial Chinese company to land an orbital-class booster(2026年8月19日)...

  49. 衛星スラスターとロケットエンジン、同じ技術で両方作るという賭

    北海道大学発のロケット推進スタートアップLetaraが26億円のプレシリーズAを完了しました。衛星用スラスターと打上げ用エンジンを同じハイブリッド燃焼技術から作るという戦略、資金使途の三本柱、そして日本の宇宙推進技術エコシステムにおける今回の調達の位置づけについて解説しています。 〇Letara Raises ¥2.6B to Build its Hybrid Rocket Engine Tech(2026-08-21)...

  50. SpaceXが170億ドルを投じた周波数争奪戦——携帯電話参入は「自前」か「借り物」か

    SpaceXがEchoStarから170億ドルで周波数を取得し、AT&T・Verizon・T-Mobileの携帯市場に参入を表明しました。地上網を自前で作るか、キャリアと組むか、あるいは買収するか——build・partner・buyの選択を、FCCの承認条件や競合AST SpaceMobileの戦略、日本のau Starlink Directの事例と合わせて読み解きます。 〇FCC approves SpaceX spectrum deal with $2.4 billion escrow condition(2026年5月12日)...

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