EPISODE · Aug 23, 2026 · 14 MIN
#009 シルバー民主主義は、人口のせいなのか
from 迂回する知性 · host Hallow
深夜の開票速報。「高齢者の数が多いのだから、政治が高齢者向けになるのは当然です」。コメンテーターの一言に、誰も異を唱えませんでした。 総務省のデータでは、今年2月の衆院選で20代の投票率は39.01%、全世代平均56.26%を大きく下回っています。一方で65歳以上の人口は日本人全体の29.79%。人口の偏りは確かにありますが、それだけで政治の重みは説明できるのでしょうか。 ゲーム理論の「加重投票ゲーム」と「バンザフ指数」を手がかりに、一人一票の建前と、実際の影響力の中身を測り直してみました。 ■ 今回の道順 ・割れた一票の重さ ― 年代別投票率と人口構成の実データ ・加重のゲーム ― 加重投票ゲーム・バンザフ指数から見た「一人一票」の中身 ・動かない分母 ― 人口比が動かなくても変えられるもの ■ 参考 ・総務省「国政選挙の年代別投票率の推移について」 ・総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和8年1月1日現在)」 ・ニッセイ基礎研究所「シルバー民主主義と若者世代」 ・バンザフ指数の計算方法に関する解説(経営工学ドットコム) ・Wikipedia「投票理論」 ■ こちらでも配信中 ・YouTube:https://www.youtube.com/@ukai_chisei ※本エピソードは、紹介した研究や概念をもとにした考察です。用いた比喩は独自の枠組みであり、特定の生き方や個人を否定・断罪する意図はありません。
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